六七質のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ普通の少女よりも小柄でひ弱な少女が、最終的には国のために化け物じみた某国の王子に対して弓を引く。
凄い物語でした(語彙力)
戦争ではなく武器を用いた競技会で国々のことを決めていく世界。
戦争がなくても、結局は、常識でも正義の心でもなく、力あるもの、強いものの意見が通ってしまう理不尽な世界。
その極みが前述した、暴虐の限りを尽くす某国の王子。
そんな王子を競技会で倒すための切り札として連れてこられた少女は、本当に小さくて、剣もまともに振れないほど弱い。
体力もないし、足も速くない。
ただ、短弓だけは、他の誰にも負けない正確性を持っていた。
彼女が非凡でなかったところは、そのただ一点。
但し、それ -
購入済み
7巻完結 イラストは星5
7巻まで済です。
タイトル通り『感謝』がパワーワードとなるストーリーになります。善意、善行、日本人としての在りかたや現代の倫理観を上手く書かれており内容が凄く綺麗です。感動させられるシーンもあり読みごたえもあります。本作の総合的な評価は平均以上であることは間違いない、けれど満点にはならない感じです。面白いではなくつまらなく無いと言うのが個人的感想です。何が足らないかは緩急でしょうか。良いことしか書いてないし主人公の性格も早い段階で把握出来るため、先のストーリーの先読みが出来てしまうこと。ちょっとした悪意的な部分があれば内容が映えたのではないでしょうか。しかしながら7巻完結のタイミングは良かっ -
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Posted by ブクログ
十二国記と似ている。とあったので読みました。
むしろ十二国記という言葉がなければ読まなかったのではないか――と思います。
似ていると言われれば似ているが、違うと言われれば違う。
ファンタジーって結局どれも根本は変わらないので、どのファンタジーも似たり寄ったりになってしまうものなのかなと思うので特に問題ないかな、と思います。雰囲気が似ている――だからなんなの?面白ければよくない。って思いました。
でも、読んでみて、パクリとは違うと思います。主人公は四巻ずっと変わらないし、一人が四つの国を見て回るという形なので、十二国記と言われると肩透かしを食らうと思います。
国があって、天があって、王がいる。そ -
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Posted by ブクログ
ネタバレギルドの新人研修.
強めの魔物がちょろっと出てきたけども
盗賊とかそういうのには遭遇しなかったので
卒業イベントは次回に持越しですね.
で,モテモテてるジン氏.
元ジジイなので
イキってる若者冒険者(ほぼ同期)を生暖かい目で見てしまう.
そしてなんだかお爺ちゃんっぽいとか言われてしまうナニカ.
「年を取ると説教臭くなっていかん」的な?
女の子,とりあえず3人に粉を掛けてるみたいだけど
本命は誰なのかな?
しかしイラストの書き込み細かいなぁ.
背景まできっちり描かれてるということは
ストーリーモノだな()
ストーリーモノということはハーレムハーレムしない可能性もあるのか. -
Posted by ブクログ
ネタバレ乙女ゲーム転生ものですが、魔法ファンタジー色の方が強いです。ヒロインが小さいので今後恋愛色も加わるかも。
内容にピッタリのイラストなので表紙の雰囲気です。
楽しく読める作品なのですが、どうも情景がうまく想像できない場面があったのです。それが美しいカラーで表現されていてネットよりも理解が深まりました。
ラスボスのザラタンにしても、表紙の迷宮仕様にゴーレム仕様、ちびザラタン(可愛いので今後の登場にも期待)と具体的になりました。
番外編『エドアルド・アウレリアの回想』ヒロインのエーリカ兄(暗黒微笑系)視点。自ら劣等生と言うエーリカ視点と違って、兄から見ると妹はぶっ飛んでるよ。