六七質のレビュー一覧

  • リーリエ国騎士団とシンデレラの弓音 ―翼に焦がれた金の海―
    前回のガンウェインの軍衣を持っていた事で喧嘩してしまったニナとリヒト。
    お互いちゃんと話し合えないままリヒトは領地での厄介事のためニナはベアトリスと競技大会に参加のため南方地域へ行く。
    そこでニナが出会ったのは不思議な少女メル。
    ニナの盾として一緒に競技大会へ参加するがなかなかお互いの連携が取れず悪...続きを読む
  • リーリエ国騎士団とシンデレラの弓音 ―鳥が遺した勲章―
    ガルム国での裁定競技会を行ったリーリエ国騎士団。
    勝敗もつきリーリエ国へ帰還しようとしたところニナがガウェインに連れ去られしまう。
    暴力シーンでは思わず顔を覆いたくなるくらい凄まじくよく10日も生き延びた。
    ニナの良い所は相手の事を深く考え分かろうとする所。
    その前のオドオド感はイラッとするけど、物...続きを読む
  • 異世界転生に感謝を (1)
    ひとつひとつがハートフルな内容でよても良かったです。
    異世界ものとしては、珍しい内容でした。
    ただ、それは、かつての老人の夢の世界だった事が重要だと思います。
    死後もこの様な世界に行きたい、そう思う事は、とても悲しい事だと思います。
    若い世代には伝わらないと思いますが、そんな価値観にならないでほしい...続きを読む
  • 異世界転生に感謝を (1)

    派手さはないけど深みのある物語

    老人が異世界に転生して始まる物語。
    心はそのままで年齢だけ若返った主人公が、積み重ねた経験を活かしながら丁寧に生きていく姿。
    流行りの駄目主人公がやり直す物語とは違ってなかなか深い。
    彼と関わっていく異世界の人間たちも描かれることによって、物語に厚みがある。
  • 異世界転生に感謝を (1)
    主人公の性格は非常に穏やかで、嫌味がない。物語の進行はゆっくりしているので、完結までは時間がかかりそうです。
    殺伐とした世界観が苦手で、こういった作品を探していました。
  • 異世界の名探偵 2 帰らずの地下迷宮 【電子特典付き】

    こういうの待ってた!

    一、二を続けて読みました。
    一作目はゆっくりと世界観に入っていく感覚だったのが、この二作目はテンポが良く通常の推理ものでは味わえない新鮮な面白さに浸れる傑作だと思います!
    異世界ものに抵抗がなく、推理、探偵ものが好きな方にお薦めします。

    今作の舞台はダンジョンです。
    異世界ものですが、主...続きを読む
  • 異世界転生に感謝を 4
    魅力的な男キャラも増えてきて面白さが戻ってきた。このままラブコメ要素と冒険要素をバランスよく続けてほしい。
  • 異世界転生に感謝を (1)

    驚いた

    異世界転生モノにはいい加減に食傷気味だったのだが、まだこんな良作が残っていたのか!
    セリフが説明臭くなくて、言葉の一つ一つに情がこもっていて正座して読んでしまった。
    原作者は恐らく40~50代だろう。
    20や30の若造に書ける内容じゃない。
    最終回まで付き合う事に決めました。
  • 死にやすい公爵令嬢 : 2 エーリカ・アウレリアと天使の玄室

    早く続きが読みたいです

    2巻も、短杖の見た目や素材が詳細に説明されていて、想像するのが楽しかったです。ゲームで素材を集めて、マジックアイテムを作る時のような、完成してその性能や説明を読む時のようなワクワクがあります。旅行や冒険の前、革鞄に短杖や道具を詰め込む時は、tRPGでセッション前に荷物を選んでいる時のような…。こうい...続きを読む
  • 死にやすい公爵令嬢 : 1 エーリカ・アウレリアと来航者の遺跡

    冒険は準備が大切

    面白かったです!転生令嬢が死亡フラグを折ろうとして、思わぬ冒険に巻き込まれるのですが、この令嬢は錬金術師の家系で、魔法を使うにはワンドなどを使う必要があるのです。この設定が面白い!使いたい魔法はワンドにチャージされていないといけないから、冒険に出るには、どのワンドを持っていくかなど、事前の準備が大切...続きを読む
  • 異世界転生に感謝を (1)

    優しい転生

    正直、こういった転生ものがあっても良いなと思わせられました。
    雰囲気ある絵柄と相まって、この優しい世界の表現が美しい。
    生きてくうえでの大切さが、じわりと節々にある、そんな作品
  • 異世界転生に感謝を (2)

    優しい異世界モノ

    世界が、空気が、優しい異世界のお話。
    でもそれは世界が、ではなく主人公ゆえにでしょうか。
    この空気感を読み物で感じられて好き。

    続編が無いのは寂しいです。
    待ってます。
  • リーリエ国騎士団とシンデレラの弓音 ―見える神の代理人―
    シリーズ第6弾!
    今巻の舞台は水上競技
    とても胸熱、そして白熱
    普段の土埃舞う大地の競技場とは異なる水上に浮かぶ競技は、船上のようにゆらゆらと揺れる
    初っ端から失敗続きのニナちゃん、海上の不安定さにも翻弄されて力を発揮出来ず
    リヒトさんの王子殿下という立場にも不安の要素
    でもリヒトさんの通常運転な姿...続きを読む
  • わが家は幽世の貸本屋さん―あやかしの娘と祓い屋の少年―【無料お試し版】

    怖いだけではない魅力

    幽霊やあやかしが出てくるので怖い作品かと思ったら、読んでみれば怖いだけではなく、人間の心の感情という深い話にも手が込んでいて魅力がある。現実にはあり得ない空間で起こる出来事が描かれており、読者も充分に楽しめる構成になっていると思う。
  • 華舞鬼町おばけ写真館 送り提灯とほっこり人形焼
    シリーズ3作目。「那由多と利根川の友だち」河童のお姉さんは、もうちょっと危機意識を持ったほうが……。「那由多と狭間堂の師」コミケという名の戦場帰りに水難被害。海といえば朱詩さん。狭間堂さんは同人誌と聞いて『白樺』とか連想しそうな人だから、同行を阻止したのは賢明な判断かと。「那由多と送り火」結果的に豪...続きを読む
  • 華舞鬼町おばけ写真館 祭りばやしと光の絆
    シリーズ最終巻。「那由多と目競の思惑」過労死予備軍な雑貨屋……。悪くいえばワンマン経営で、チーム体制もノウハウもない状態なのか。しばらくはよくても、現状維持だと町の寿命に不安を覚える。「那由多と混沌の主」かつてないピンチ発生。「那由多と華舞鬼町のみんな」玉さんの説得力。那由多をはじめ、全員の協力体制...続きを読む
  • 華舞鬼町おばけ写真館 消えた臨港線と缶入りドロップ
    シリーズ6作目。「那由多と貧乏神」不憫な……。「那由多と臨海線」思った以上に手ごわい能力で、福の神への道のりは長そう。本人の意思に反して発動しているところがまた気の毒だ。いい奴ならなおさら。那由多ともども応援したくなる貧乏神。「那由多と海の記憶」東京タワーに浮かぶ海獣。心霊写真と呼ぶには幻想的な一枚...続きを読む
  • 華舞鬼町おばけ写真館 灯り無し蕎麦とさくさく最中
    シリーズ4作目。「那由多と妖しい語り部」厄介そうなのが出てきた。「那由多と姥ヶ池の怪談」悲劇怪談のループ。那由多とポン助の組み合わせは、気の置けない友達同士という感じがして好きだ。「那由多と亡者の記憶」親切な紙芝居屋さん。狭間堂さんと円さんの関係が垣間見える回。私は身長のことよりも、家族になんと説明...続きを読む
  • 華舞鬼町おばけ写真館 夜の語り部とふっくらカルメ焼き
    シリーズ5作目。「那由多と送り拍子木」お姉ちゃんが無事でよかったけど、代償にカメラが……。「那由多と消える住民」そういう現象だから仕方ないかもしれないが、悪意なく弱い部分を突いてくるって嫌な感じだ。「那由多とふたりの絆」異能カメラなしでも心を動かせている。「狭間堂とかけがえのない友人」絆が深まって安...続きを読む
  • 華舞鬼町おばけ写真館 路面電車ともちもち塩大福
    シリーズ2作目。「那由多と旧き車両」ハナさんとお出かけ。たまに昭和の電車だということを忘れそうになる。「那由多と桜の森」坂口安吾の世界。元ネタと違って、妖艶ながらも優しい結末になっていた。「那由多と風鈴の街」風鈴が結ぶ縁。友だちというのは自然の成り行きでそうなるもので、無理して作るものでもないような...続きを読む