六七質のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
今巻はリヒトさんの過去に迫る物語
行方不明になったリヒトさん、リヒトさんの昔の友人
助からないことは分かっていたけれど、最後はとても切なさがあり大団円な終わり方ではなかった
けれどもリヒトさんにとっては過去への一区切り、そして未来への1歩でしょうね
今巻1人でめちゃくちゃ頑張ったニナちゃん
1人で旅して1人で戦って、すっごく強く成長した姿に親が子を見る視線で感動する
一応、第1部のシリーズとしては完結
ただ結構多くの謎を残した状態だな〜と
きっと第2部で全て回収してくれると期待!
出来れば電子書籍のみはやめて紙書籍派なので紙でお願いします! -
購入済み
ホラーではない
すでに設定が怪しいような感じさえ覚えてしまいますが、少なくとも第一話付近ではそこまで核心じみた恐怖は出てきません。そのうちじわりじわりと妖やら怪奇っぽい現象やらが出てきそうな感じはありますが、完全なるホラー作品というわけでもなさそうなので、そこまで構えず読めると思います。
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Posted by ブクログ
ネタバレTさんのお勧め。
薄くて軽いのは良いのだが、
ちょっとどこが山場なのかわからなかった。
悩みを解決するまじないを教えてくれる本、
という設定が良く理解できていなかったというか。
主人公の友達が二年も目を覚ましていない事態が、
その本につながるのも唐突だったし、
それを言えば後輩が取り込まれてしまうのも、
いきなり本を「退治」してしまうのも、
主人公にオカルト解決室のスカウトが来たのかも納得いかなかった。
吸血鬼の能力も、お役立ちポイントも、
キャラクターも不明のまま
もうちょっと詳細を語ってくれないと、
何が起こっているのかよく分からない。
いや、これから起こるのだろうか。
言わせてもら -
購入済み
貸本屋さんっていうけれど、第1話では、貸本屋さんっていう特長が生かされている感じはしないです。これから貸本屋とう立場で妖とどう関わっていくのか、楽しみです。
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Posted by ブクログ
妖たちの住む世界幽世。香織はそこで貸本屋を営む養父の東雲と暮らす人間。幼少期に幽世に迷い込み東雲に保護され育てられた香織は幽世の住人として日々を過ごしていた。ある日、妖しかいない世界に傷つき倒れた人間の少年が現れる。
文章は読みやすくスイスイ読めるが、ストーリーとしては微妙だった。主人公は幽世の住人で身体は人間、中身は妖と自称しているが現実は中身も人間ということに悩んでいる。悩んではすぐ吹っ切れて、悩んでは吹っ切れての繰り返しで悩みの重さが感じられない。そして、甘やかされて育ったせいか二十歳なのに言動が子どもっぽく浅はかなのだが、稀人として特別扱いされていて許されているので共感出来ない。それな