六七質のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
最後は嫌な後味が残りつつ、終わった。
細蟹を抜け出しても、二人は抜け出せない閉鎖された世界、細蟹の糸からは逃れられるのかは疑問。
夜宵、宵鳴、鳴夜、そしてまた夜宵といった
タイトルの無限ループもその不安を強くする。
しかし、何にとらわれていても
最期まで二人が寄り添っていることは
きっと確かであり、それが二人にとっては
一番幸せなのかなと思う。
そう思えば、二人にとっては最高の終わり方だったのかも。
あさなさなとゆうなゆなも朽ちる代わりに呪いから解放されたかと思うと(そうあってほしい)、良かったね…と思わずにはいられない。
ただ、細蟹を崩壊させるにしても、ここまで人が殺されたり狂ったりする必要あったのか。
前作のおぞましさに美を感じた分、狂った登場人物の描写やセリフの描写が直接的で、時々興醒めしてしまいそうな時もあった。 -
Posted by ブクログ
金髪に染めカラコンを入れたムラケンこと村田と真夏の海でアルバイト中に、ビキニを流されてしまった女性のビキニを救出すべく海に入ったら、いつものごとくトリップ…と思いきや、ムラケンまでトリップしてきた!
いつもと違って眞魔国王宮付近ではなく、なんだか剣呑な雰囲気と、ムラケンへの説明に戸惑うユーリ。そんな中突如襲撃され、ギュンターは毒矢にうたれ、コンラッドは片腕を失う。
絶対絶命の中、よくわかってないムラケンを連れ、黒髪黒目を隠して進むのは人間の国カロリア国の領主館。ユーリはジュリアの血縁と誤解されて人間達がなにか企む本拠地に移送されることに。
途中のムラケンの様子もなんだかおかしいし、彼も訳ありか!?と思ってしまう。物語の途中なので、パンドラの箱とされる4つのうち、2つが人間が保有し、あまつさえ敵国の捕虜に試そうとすることにユーリがキレるが、彼の深層に働きかける人物の正体も次で出てきそう。
個人的に、ユーリの義娘グレタの独白が胸をついた。ユーリがいたら、なんて言うと思う?
子どもにそうあるべき見本にされる人って、頭がいいとかじゃなくてもスゴいと思う。