六七質のレビュー一覧

  • 天空の翼 地上の星

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    面白いです。架空の中国のような世界観、まるで十二国記のようなファンタジーです(ホワイトハートだし!)。六七質さんのイラストも美麗でキャラクターの魅力にどっぷり浸りました。またしても一歩間違えればBLです(笑)。練り上げられた設定も読みやすい文章も潔いラストも、全て満足の読後感です。どうやら物語は続くようです。どうか十二国記のように終わらない傑作になりませんように(汗)。シリーズ次巻にも期待大です。

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    2017年06月01日
  • 天空の翼 地上の星

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    おんもしろかった~~~!!!w
    ラノベ的?とか思って、ナメてかかってスミマセン(^_^;)
    いやー、よかった!よかった!一気読みでした!!
    飛牙と那兪の会話にププッと笑っちゃったり、
    裏雲が魅力的だったり♡w
    人気の「裏閻魔」よりサクサクとしてて、好みだったかもーw
    天から堕ちた那兪ちゃ~ん!
    きっと人間界の方が楽しいよ~~~ww

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    2017年05月24日
  • 宵鳴

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    前作に引き続き、ワールド全開でした。

    あれだけ死人が出るようなおぞましい市が舞台であるにも関わらず、グロさの他にどこかその世界に美を感じるのは細蟹含め、登場人物が不安定な存在だからなのでしょうか?
    怨みだけでなく、愛や情も呪いと紙一重なのですね…。

    読み進めて行くほど、細蟹の綻びが進んでいくのがわかります。サザは細蟹の一部でありそれゆえ飲み込まれてしまいそうで不安です。
    とはいえ次回のサザの活躍も早くみたいので、ぜひ続きも読んで見たいと思います。

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    2017年05月14日
  • 異世界転生に感謝を 1

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    ゲームのような異世界に転生.
    といってもやりこんだキャラと装備で,というのじゃなくて
    チュートリアル直後からなんだけど.
    チュートリアル後に寝た時に本体は死んだようですね.
    おそらく.
    あのチュートリアル担当さんがなんだか怪しいけど
    そのへんは明らかにならない気がするなぁ.
    犯人探しはせずに
    なんかよく分からないけど体も健康になって若返ったんで
    こっちに来たことを感謝しつつ楽しく過ごそう,的な.

    ギルドの受付嬢は美人さんで
    訓練所の親父だと思ってたら実はギルドマスターでした.
    って所はもう新鮮味は無いねぇ.

    彼の能力はゲームじみたメニュー画面と
    同じくゲームじみた非破壊オブジェクトな肉体.

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    2017年02月25日
  • 宵鳴

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    間違えてレビューを消してしまったので、改めて。なんと書いていたか忘れてしまった…。

    夜宵の続編。今回も装丁が素敵。細蟹の市をめぐるお話。
    今回はうろくづという謎の妖刀?に振り回される人々を描く。この独特な世界に、新たな登場人物が加わっていく。いとちゃんについては、なるほど、と思わされた。カラカラが操るからくり魚がとっても綺麗で、実物を見てみたい。
    だんだんと崩壊へと近づいていく細蟹の市…。サザの心情が複雑。物語も難解になってきたような気がする。どう続くのか、次作を読み進めたいと思う。

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    2015年08月11日
  • 鳴夜

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    ついに訪れる、市の破滅と終焉。

    こんな終焉は、望んでいなかった。
    しかし、ではどんな終焉なら望んでいたというの?ともうひとりのわたしが問いかける。

    こうなるしかなかった、とも思う。

    死にたがりの奇蹄目、夜宵さんも食べない悪夢をさまよいながら、世界の果てまでただ二人。

    怖ろしくて、
    哀しい、
    誰か二人を救ってはくれまいか。

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    2015年04月10日
  • 宵鳴

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    ネタバレ

    ”今年も来てくれたのね”
    また細蟹の市の雰囲気に浸かれるのが嬉しい。
    ぽこぽこ焼き美味しそう…て所から始まり、「うろくづ」を探しにきた大道芸人カラカラ、目を布で隠した少女メトメ、足が鳥のこえよしなどが新たに登場し物語の中に入り込む。
    哀しい男の話だなあ…あれだけ全てを賭してうろくづを求めたのに。
    冒頭、末尾の台詞は誰の言葉?まことからサザへ?作者から読者へ?
    また次の市も見られますように。

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    2014年08月09日
  • 宵鳴

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    夜宵の続編。
    「うろくづ」を巡る物語。

    またサザに逢えて嬉しい、だけどまだ囚われて呪われて愛されているのかと思うと哀しい。

    たくさん人が死んだ今回の細蟹の市。
    色んなものを失って、
    市の「終わり」の予感がする。
    終わりのはじまり。

    次の市も来てくれる?
    きっとまたサザは来てくれる。

    ところで夜宵さん、口悪いな…

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    2014年06月10日
  • 異世界転生に感謝を 1

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    主人公のジンが真面目な性格な所に好感があり、心理描写が多い所も読んでいて楽しい。
    ただ、その説明そんなにいる?というような、今すぐ使わない知識に対しての枝葉の説明が長いところが気になった。

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    2025年09月28日
  • わが家は幽世の貸本屋さん-胡蝶の夢-

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    シリーズ短編集

    「第一話」 春暁
    「第二話」 玄鳥至る
    「第三話」 男たちの晩夏
    「第四話」 親子談義
    「第五話」 初めてのお手伝い
    「閑 話」 陰日向に笑う
    「第六話」 最後の日
    【書籍未収録短編集】

    本編の隙間を補う数々の短編エピソード
    幽世の春だけでなく夏織と水明に訪れた幸せな春の話を
    筆頭に、夏織が母となり、店を譲る時までと、笑える話を
    混ぜ込んだ短編集。
    幽世の貸本屋の関係者たちは、人もあやかしも、みんなが優しさに溢れていた。

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    2025年07月20日
  • わが家は幽世の貸本屋さん-無二の親子と永遠の約束-

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    シリーズ第5弾。完結編

    「序 章」 運命の日に
    「第一章」 養父の背中
    「第二章」 薄玻璃の幸福
    「閑 話」 真贋問答
    「第三章」 永遠に語り継がれる物語
    「最終章」 わが家は幽世の貸本屋さん

    今回の小ネタは背景が興味深すぎて
    気持ちも脳みそもいっぱいいっぱいですよ。
    東雲が東雲になるまでの話が興味深かった。
    語り継がれる物語も、粋な演出にグッときました。
    なにより、最終章がよかった。

    ※ ルネサンス三大発明
    1450年ごろ、ドイツのヨハネス・グーテンベルクが活版印刷技術を開発。
    「火薬」、「羅針盤」とともにルネサンス三大発明の一つと位置付けられています。

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    2025年07月20日
  • わが家は幽世の貸本屋さん-残月の告白と妖しい秘めごと-

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    シリーズ第5弾。

    「序 章」 告白の行方は甘酸っぱさと共に
    「第一章」 屋島寺の善行狸
    「第二章」 二ツ岩の出家狸
    「閑 話」 優しい人、厳しい人、愛おしい人
    「第三章」 異類婚姻譚のその後は
    「第四章」 絵島の浦で“秘めごと”を解く
    「終 章」 残月の下で告白を
    「続 章」 とある彼の“秘めごと”

    夏織のどさくさ紛れの告白で、どうなる?と思いきや
    娘の為にと化け狐の白蔵主が、怒鳴り込んできた。
    それを止めるために日本三大狸が結束!?
    ナナシと玉樹さんの正体もわかる。
    ナナシとの意外な過去も!読みどころ満載です。

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    2025年07月20日
  • わが家は幽世の貸本屋さん―春風の想いと狐面の願い―

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    シリーズ第4弾。

    「序 章」 瑠璃色の春
    「第一章」 麗らかな季節に戯れ遊ぶは山の神
    「第二章」 北の外れで、終わりの続きを
    「幕 間」 瞬間、交錯する
    「閑 話」 切り取られた世界で僕たちは
    「幕 間」 いつまでも狭い世界に沈む僕は
    「第三章」 貸本屋ゆうれい
    「第四章」 偽りの想いを花水木の願いに込めて
    「終 章」 君だけの“居場所”
    「余 談」 忠犬、ふたり

    最重要顧客である山万加加智への水明の俺様接待がツボ!!
    津軽海峡に住まう黒髪や太宰ネタも楽しかった。
    何より水明の父親の歪みっぷりがスゴクって唖然。
    でも、水明の髪が白くなった原因を作ったのは父親だからね。
    水明の父親の犬神;赤

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    2025年07月20日
  • わが家は幽世の貸本屋さん―黒猫の親友と宝石の涙―

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    シリーズ第3弾。

    「序 章」 橄欖石の涙、黒猫の見る夢
    「第一章」 神遊びの庭で
    「第二章」 貸本屋の恋愛事情
    「第三章」 幽世のメリークリスマス
    「閑 話」 幸せの定義、幸せのありか
    「幕 間」 狐面の男はひとり酔いしれる
    「第四章」 安達ヶ原の母子
    「終 章」 雪解けの日に

    水明の母親、お豊さんの母親、夏織の母親の事。
    血の繋がらずとも愛の深さは親と変わらない東雲やナナシ。

    そして夏織が何故、幽世で暮らすことになったのか?
    黒猫にゃあから聞かされた真実が衝撃的過ぎました。

    あやかし流の愛は、十二国記の折伏した妖魔と麒麟のようで
    妖しくて切ないです。

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    2025年07月20日
  • わが家は幽世の貸本屋さん―偽りの親子と星空の約束―

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    シリーズ第2弾。

    「序 章」  義理の父と娘の約束。
    「第一章」  ガンガラーの谷の怪異。
    「第二章」  鞍馬産の大天狗様。
    「閑 話」  蝶と戯れ人と成る。
    「第三章」  遠野の山の隠れ家。
    「第四章」  若狭国の入定洞。
    「終 章」  父と娘の約束。
    「余 談」  知りたい犬、素直じゃない猫。

    今作は、タイトル通り「親と子」の話。
    すれ違ったり、思い違いをしていたり、隠していたり、
    積み重なったそれぞれの想いがここにきて解放される。
    これは涙なくしては読めません。
    電車ではキツカッタぁ~
    そして夏織と水明は・・・о(ж>▽<)y ☆

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    2025年07月20日
  • リーリエ国騎士団とシンデレラの弓音 4

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    ニナとお兄さんの重い過去事情。お兄さんの真意ってどうなのだろうか・・。
    この世界の決まり事、過去の偉大な皇帝によるものなのですね。

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    2025年06月15日
  • 亡き王女のオペラシオン 1

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    ネタバレ

    オペラと失われた王女。
    オペラ大好きな私を誘っているようなテーマですね。(私はドイツロマン派音楽が専門ですけど)
    面白かったですが、作家さんの後書きが……。

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    2025年05月24日
  • 天空の翼 地上の星

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    ファンタジー要素満載のストーリーが面白かったです!ショックなシーンも多々あるのですが文体のおかげかそこまでの悲壮感がなく、全体を通して楽しく読めました。まだ序章という感じなので、続きが楽しみです。

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    2025年04月02日
  • リーリエ国騎士団とシンデレラの弓音 3

    匿名

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    ニナの兄が現れた途端体調が悪くなるし会いたくなさそうだったし、
    ニナは優秀な兄に対するコンプレックスがすごそう。

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    2025年01月31日
  • リーリエ国騎士団とシンデレラの弓音 1

    匿名

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    主人公は弓の才能があるのに本人も周囲もそれに気がついていなくて見下され馬鹿にされてしまっている。でもこれからいい方向に向かいそう。

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    2025年01月31日