六七質のレビュー一覧

  • リーリエ国騎士団とシンデレラの弓音

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    ネタバレ

    普通の少女よりも小柄でひ弱な少女が、最終的には国のために化け物じみた某国の王子に対して弓を引く。
    凄い物語でした(語彙力)
    戦争ではなく武器を用いた競技会で国々のことを決めていく世界。
    戦争がなくても、結局は、常識でも正義の心でもなく、力あるもの、強いものの意見が通ってしまう理不尽な世界。
    その極みが前述した、暴虐の限りを尽くす某国の王子。
    そんな王子を競技会で倒すための切り札として連れてこられた少女は、本当に小さくて、剣もまともに振れないほど弱い。
    体力もないし、足も速くない。
    ただ、短弓だけは、他の誰にも負けない正確性を持っていた。
    彼女が非凡でなかったところは、そのただ一点。
    但し、それも彼女の兄で優秀な騎士から見れば、長年短弓しか扱えず、それだけを練習してきた努力の結果。
    つまりは、天才という訳でもない。
    防御力は人並み以下、短弓では距離も稼げないし、剣ほどの速攻性もない。
    それでも、彼女の才能を信じ、彼女の盾になろうとした青年との出会いで、彼女は変わっていく。
    彼女が背負ってきたコンプレックスや弱みというのは、想像以上に大きくて深い。
    優秀な兄と比べられるし、そんな兄の片目を潰してしまった罪の意識も強い。
    自分の意志も弱いし、自信がもてない。
    途中、盾になろうとしてくれた彼への気持ちや、彼の想い人(?)の件で心が揺れて、弓が引けなくなったこともあった。
    それでも、彼女は最終的に自分の意志で、某国の王子に戦うことを決めた。
    これまでの彼女のことを見てきた読者としては、彼女のこの決断が、どんなに勇気のいることで、尊いことで、そして成長の証だったのか分かる筈。
    だからこそ、あの兄も彼女を止めなかった。
    この兄、堅物で妹想いの不器用ないいお兄ちゃんだったんですけどね。
    それはさておき。
    最後の最後まで諦めず、彼のため、仲間のため、国のために立ち上がった彼女の一撃が何を射抜いたか。
    それは是非実際に読んで体感していただきたい。
    その最後には、シンデレラな結末も待っている。
    盾の青年の正体、そして打ち明けられた想い。
    それも是非実際に読んでニヤニヤしていただければ幸い。
    いい結末でした。
    最後のお兄ちゃんの台詞が特によかった。
    つまりは、そういうことだ。

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    2019年06月01日
  • 異世界転生に感謝を 1

    購入済み

    7巻完結 イラストは星5

    7巻まで済です。
    タイトル通り『感謝』がパワーワードとなるストーリーになります。善意、善行、日本人としての在りかたや現代の倫理観を上手く書かれており内容が凄く綺麗です。感動させられるシーンもあり読みごたえもあります。本作の総合的な評価は平均以上であることは間違いない、けれど満点にはならない感じです。面白いではなくつまらなく無いと言うのが個人的感想です。何が足らないかは緩急でしょうか。良いことしか書いてないし主人公の性格も早い段階で把握出来るため、先のストーリーの先読みが出来てしまうこと。ちょっとした悪意的な部分があれば内容が映えたのではないでしょうか。しかしながら7巻完結のタイミングは良かったと思います。区切りも良かったし、良いとこストーリーの質が落ちる前に完結出来ているため良作品と言える。あと、表紙や挿し絵が半端なく魅力的である。挿し絵のタイミングも良いしイメージを確立しやすくより読みやすくしていたと思う。

    1
    2019年05月10日
  • 異世界転生に感謝を 3

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    ネタバレ

    ジン,家を借りる.
    ジン,おせっかいを焼く.
    ジン,昇級試験を受ける.
    ジン,病気の治療法を発見する.
    ジン,盗賊を退治する.

    そんな感じで.
    どうやらこの世界にはマヨネーズは先にあったようです.
    王都のレストランの秘伝ソースとして.
    なのでマヨネーズ無双は出来ないみたいですね.

    ただでさえ現在美女や美少女2人と同棲しているのに
    更にクール系美人さんも仲間になりたそうに見ている….
    このハーレム野郎め.

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    2019年04月13日
  • 華舞鬼町おばけ写真館 灯り無し蕎麦とさくさく最中

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    今回はユーチューバーの話から始まります。
    でも、話としては、一番怖い内容でした。
    本所七不思議を題材にしています。確かに、昔の本所近辺は怖い話がたくさんありますよね。
    シリーズのファンとしては、百代円の誕生秘話があるので、欠かせない一冊になります。
    自作も出たので、楽しみです。

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    2019年03月05日
  • 天空の翼 地上の星

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    十二国記と似ている。とあったので読みました。
    むしろ十二国記という言葉がなければ読まなかったのではないか――と思います。
    似ていると言われれば似ているが、違うと言われれば違う。
    ファンタジーって結局どれも根本は変わらないので、どのファンタジーも似たり寄ったりになってしまうものなのかなと思うので特に問題ないかな、と思います。雰囲気が似ている――だからなんなの?面白ければよくない。って思いました。
    でも、読んでみて、パクリとは違うと思います。主人公は四巻ずっと変わらないし、一人が四つの国を見て回るという形なので、十二国記と言われると肩透かしを食らうと思います。
    国があって、天があって、王がいる。そして地図。作り込まれていれば何でも十二国記かと言われると、ちょっと違うかな、と。これはこれで面白かったです。最後の決断が個人的に気に食わなかったので★4です。実際には3.8といったところかな。

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    2019年02月26日
  • 華舞鬼町おばけ写真館 送り提灯とほっこり人形焼

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    今回のおやつは人形焼。
    山田屋さんは知りませんでしたので、HPでみるとおいしそうな狸の人形焼が。詳細は本にて。
    懐かしい人も登場します。
    秘密を残して次へ続きます。

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    2018年10月08日
  • 異世界転生に感謝を 2

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    ネタバレ

    おじいちゃん強い。

    変異種のイラストをみると、かなり禍々しいですね。

    それを木剣です殴り殺す主人公さすがです。

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    2018年10月01日
  • 華舞鬼町おばけ写真館 路面電車ともちもち塩大福

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    この作者のおばけシリーズは安定した構成と少しのドッキリ、そして読んだ後には温かい気持ちになる。
    今回は主に王子が舞台。
    東京にもこんな場所があったんだなと行きたくなります。特に、この本で紹介されている季節には。
    また、おいしそうなおやつが今回も登場。塩大福ですか。巣鴨に行って買いたくなります。銚子のぬれせんべいは有名ですね。
    だんだん登場人物の人間像が明らかになっていくので、次作にも期待しています。

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    2018年09月01日
  • 雪の王 光の剣 電子書籍特典付き

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    天下四国を一巡り、シリーズ完結。
    どう纏めるのかと思っていたが、上手く着陸したかな。
    1冊毎、国を巡っているので、過去に出てきた登場人物たちとの後日談を外伝とかで読んでみたいと思った。

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    2018年06月08日
  • 雪の王 光の剣 電子書籍特典付き

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    一応完結かな?
    個人的には最後があっさりしすぎているのはちょっと残念。
    悪役あっさり引きすぎじゃない?
    結局天は何がしたいの?
    というのはもやもや。

    でもシリーズ通して久しぶりに楽しかったので星4で。

    奥さんが可愛くて好きだったので、もうちょっと掘り下げてくれないかなー
    結局2巻でしか出てこなくて…残念。

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    2018年04月06日
  • 死にやすい公爵令嬢 : 2 エーリカ・アウレリアと天使の玄室

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    やはりネット連載より読みやすくて楽しめます。

    こんかいの攻略対象はオーギュスト王子。竜に騎乗できないというトラウマに…。

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    2018年03月28日
  • 月の都 海の果て

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    前巻ではちょっと影が薄かった裏雲もがっつり登場。
    歪んだ愛情がまた素敵。

    なんとなくの結論は目に見えていたけど、二の宮様もいい人で嬉しかった。

    ただ、那兪はちょっと心配ですね。
    次巻で物語は大きく動きそう。
    早く読みたい。

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    2018年03月15日
  • 砂の城 風の姫

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    すごく良かった!
    まず女の子が可愛い。これは嫁にしたくなる(笑)

    そして、黒幕もまあまあ見えなかった。
    女王様も素敵だし、またここの登場人物たちの話は深堀りしてほしいなー

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    2018年03月15日
  • 天空の翼 地上の星

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    色々と意見はあるけど、読んでみて損はないと思う。

    確かに最初の地図はちょっといただけない。王と天令っていうのもたしかに某小説を想起させる。

    けれども既刊の本3冊を読んだ感想としては途中からは全く気にならず別の小説として楽しめました。
    一巻を読んでもういいや、っていうのは勿体無いかと。1巻よりも2・3巻が面白かったので。

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    2018年03月15日
  • 月の都 海の果て

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    天下四国シリーズ第3弾。

    飛牙は落ちた天令・那兪と黒翼仙・裏雲を救えるのか。
    次作のシリーズ最終巻となる最後の王国「駕」の存在や、怪しげな人物が見え隠れする本作。
    ツンデレな裏雲と生来のタラシ・飛牙との絡みがツボ。

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    2018年03月07日
  • 異世界転生に感謝を 2

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    ネタバレ

    ギルドの新人研修.
    強めの魔物がちょろっと出てきたけども
    盗賊とかそういうのには遭遇しなかったので
    卒業イベントは次回に持越しですね.
    で,モテモテてるジン氏.
    元ジジイなので
    イキってる若者冒険者(ほぼ同期)を生暖かい目で見てしまう.
    そしてなんだかお爺ちゃんっぽいとか言われてしまうナニカ.
    「年を取ると説教臭くなっていかん」的な?

    女の子,とりあえず3人に粉を掛けてるみたいだけど
    本命は誰なのかな?

    しかしイラストの書き込み細かいなぁ.
    背景まできっちり描かれてるということは
    ストーリーモノだな()

    ストーリーモノということはハーレムハーレムしない可能性もあるのか.

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    2017年11月26日
  • 死にやすい公爵令嬢 : 1 エーリカ・アウレリアと来航者の遺跡

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    ネタバレ

    乙女ゲーム転生ものですが、魔法ファンタジー色の方が強いです。ヒロインが小さいので今後恋愛色も加わるかも。
    内容にピッタリのイラストなので表紙の雰囲気です。
    楽しく読める作品なのですが、どうも情景がうまく想像できない場面があったのです。それが美しいカラーで表現されていてネットよりも理解が深まりました。
    ラスボスのザラタンにしても、表紙の迷宮仕様にゴーレム仕様、ちびザラタン(可愛いので今後の登場にも期待)と具体的になりました。
    番外編『エドアルド・アウレリアの回想』ヒロインのエーリカ兄(暗黒微笑系)視点。自ら劣等生と言うエーリカ視点と違って、兄から見ると妹はぶっ飛んでるよ。

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    2017年10月22日
  • かぐら文具店の不可思議な日常

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    ネタバレ

    父が行方不明になり、就職活動も失敗し、すっかり自信をなくしていた璃子の再生の物語。
    二人の関係にじれじれしたり、もののけがらみの事件とさらっと読めました。

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    2017年07月04日
  • 天空の翼 地上の星

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    面白いです。架空の中国のような世界観、まるで十二国記のようなファンタジーです(ホワイトハートだし!)。六七質さんのイラストも美麗でキャラクターの魅力にどっぷり浸りました。またしても一歩間違えればBLです(笑)。練り上げられた設定も読みやすい文章も潔いラストも、全て満足の読後感です。どうやら物語は続くようです。どうか十二国記のように終わらない傑作になりませんように(汗)。シリーズ次巻にも期待大です。

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    2017年06月01日
  • 天空の翼 地上の星

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    おんもしろかった~~~!!!w
    ラノベ的?とか思って、ナメてかかってスミマセン(^_^;)
    いやー、よかった!よかった!一気読みでした!!
    飛牙と那兪の会話にププッと笑っちゃったり、
    裏雲が魅力的だったり♡w
    人気の「裏閻魔」よりサクサクとしてて、好みだったかもーw
    天から堕ちた那兪ちゃ~ん!
    きっと人間界の方が楽しいよ~~~ww

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    2017年05月24日