あらすじ
「虚路は人から忘れられそうになったら、姿を現す」それは人に忘れられてしまったらその概念は消えてしまうからだ、と狭間堂から説明を受ける那由多。一方、浮世と華舞鬼町では拍子木の怪談と神隠しの事件が増えているという。「火の用心」のような声かけの後、聞こえる拍子木を打つ音。それを聞いた人が消えてしまうという話だ。しかし、那由多の姉・茜が行方不明になってしまう! 境界に閉じ込められたのか?那由多は狭間堂とともに、境界の中にある映画館を探す。そこで虚路の故意により祖父の形見だったカメラを壊してしまう!
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Posted by ブクログ
シリーズ5作目。「那由多と送り拍子木」お姉ちゃんが無事でよかったけど、代償にカメラが……。「那由多と消える住民」そういう現象だから仕方ないかもしれないが、悪意なく弱い部分を突いてくるって嫌な感じだ。「那由多とふたりの絆」異能カメラなしでも心を動かせている。「狭間堂とかけがえのない友人」絆が深まって安心した。でも実家より円さんが優先されているように見えるので、親側に立つと少々寂しいかもしれない。
Posted by ブクログ
狭間堂vs虚路。軍配は狭間堂に上がったけれども虚路は姿をくらましただけで消えたわけではない。
また次巻でも出てくるのだろうか・・
円さんの核を奪われた時の狭間堂の怒りっぷりがなんとも珍しいし、弱る円さんもまた珍しい
異能カメラの力を失った那由多くんも新たに自分の力でできることを見つけて一歩前進。
次で最終巻だと聞いたけどほんとに・・?
Posted by ブクログ
幽霊の正体見たり枯れ尾花
確かにその通りで蓋を開けてみたら大したことなかったりするんだよね。
次で最終巻らしいけどだんだん終わりに近づいてる…
そして狭間堂と円さんの関係もどうなっていくのかきになる
Posted by ブクログ
那由多の姉、茜だけでなく、キーとなる登場人物がピンチ!
前作からの虚路-ウツロ-が大暴れ。
裏カバーで書かれているように、那由多のお祖父さんの形見で、今まで事件を解決してきたカメラが壊されてしまいます。どうする、那由多。
かなり物語が動く回でした。
次作も楽しみです。
Posted by ブクログ
祖父のカメラが壊れてしまって過去の情景が撮れなくなってしまった那由多くん。カメラがなくても自分のやりたいことできることをみつけてちょっと成長。うつろはまた出てくるのでしょうか。現象側の方なので相互理解は難しいですね。。