平澤朋子のレビュー一覧

  • ウンム・アーザルのキッチン(たくさんのふしぎ2024年6月号)

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    昨年発行の月刊誌だけれど、先日新聞で紹介されていたので購入

    ウンム・アーザル(アーザルのお母さん)はイスラエルのハイファに住むキリスト教徒のアラブ人
    まず、イスラエルに住むアラブ人にもキリスト教徒がいることは知らなかった
    それもユダヤ教ではなくキリスト教徒なのだ
    イスラエルに住むアラブ人は人口の21%(約209万人)、そのうちキリスト教徒は9%
    イスラエル全体ではわずか1.4%のマイノリティ

    そんな少数派の彼女は、教会の修道院のために様々な伝統料理を作り、子どもや孫たちに囲まれて暮らしている
    けれども若い頃は、ムスリムでもなくユダヤ人でもない彼女は出稼ぎに出るしかなく、好きな勉強を続けるこ

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    2025年08月03日
  • アンネ・フランク物語

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    『アンネの日記完全版』と並行して読んでいた本。児童書だからとても読みやすい。アンネの日記だけでは分からないアンネの産まれた頃の話や、家政婦さんとの話、収容所での生活などが知れる。アンネ・フランクの入門編にはいい本。

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    2025年06月14日
  • ウンム・アーザルのキッチン(たくさんのふしぎ2024年6月号)

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    「日本人の女性で、イスラエルに住むアラブ人のキリスト教徒を研究している人がいるんだー、へー、えーっと…なんのためにそれを研究?」というボヘーっとした感想しか持てない私。しかも、イスラエルというと「常に紛争」というイメージしかなく、ハイファという街も知らなかったし、普通に生活している人がいるという発想もなかった。
    イスラエルで子だくさんの母親というと、オルナ・ドーナトの『母親になって後悔してる』を思い出すけど、あの本はユダヤ教徒だったか、キリスト教徒だったか…。

    イスラエルで少数のアラブ人でキリスト教徒、ウンム・アーザル。私には、彼女の修道院での食事作りの仕事よりも、日々の家族の食事作りのシー

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    2024年08月04日
  • 唐木田さんち物語

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    五男三女の八人兄弟、十人家族の唐木田家。四男の志朗はそんな家を他の家とはちょっと違うと感じている。
    ある日長女が結婚すると言い出した。でもすんなりおめでとうとはいかない事情があって、それを解消する為に兄弟達が動き出す。
    大家族の楽しい暮らしを描いた作品。
    仲のいい家族で読んでいて気持ちがいい。

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    2024年07月17日
  • ウンム・アーザルのキッチン(たくさんのふしぎ2024年6月号)

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    イスラエルに住むキリスト教徒のアラブ人のウンム・アーザルさん。イスラエルの肝っ玉母さんといった感じ。ウンム・アーザルさんの人生から、イスラエルの紛争の深みが見えてくる。なかなか理解しにくいイスラエル問題が、わかり易い。でも、溝は深い。

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    2024年06月16日
  • 紅の魔女

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    前作同様、小学生高学年~中学生向けのファンタジー作品という印象です。

    まだ、「なぜノアが「青の読み手」として選ばれたのか」という謎は明らかにされませんし、(もしあるとしても)ノアの魔法の才能/能力はまだ十分に開花していません。

    少しずつ、物語は宗教や国家間の対立も含みながら壮大になっているようにも感じます。

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    2024年05月27日
  • 青の読み手

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    小学生高学年から中学生向けのファンタジー作品です。
    イメージ的には、革命直前のフランス・パリのような街並みを舞台としているのでしょうか。貧富の差や政争、貧しくもたくましく生きる少年たち、そして黒魔術と白魔術の戦いなど、大人の物語への架け橋として、良い出来の作品だと思います。

    本巻だけでも楽しめますが、シリーズ本とのことで、続刊も手に取ってみようかと思います。

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    2024年05月18日
  • 紫の女王

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    楽しみにしていた最終巻。初巻に比べて、あっという間に終わった感じのするラスト。ストーリーの中心で動いている人物に、それぞれ思惑があり、ストーリーの結末への願いもまた、それぞれだった気がする。
    中心となったラベンヌ王国のセシル王女と、ノアの絆の因縁の理由やロゼの登場が、唐突に思えたけれど、ラストのどんでん返しもびっくりでした。登場人物の中では、主人公のノアよりサンドラとシドがすきかな。

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    2024年04月30日
  • 紫の女王

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    そうだったのかぁ、と結末に一応納得するも、ロゼの使い道はもう少し何かあったのでは?と思わずにはいられない。

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    2024年03月18日
  • トムと3時の小人

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    読書が苦手な子向けのシリーズより。横書き&挿絵たっぷり。物語の続きは主人公と一緒に読者が紡いでいけばいい。

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    2022年07月15日
  • 青の読み手

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    子どもなら夢中になるのかも。
    大人だとどうしてもディテールが気になるかな。
    架空の国を舞台にしたファンタジーで、地名や登場人物の名前はフランス語っぽいし、登場人物の見た目は白人である。時代的には中世、場所もヨーロッパのようではある。
    しかし、修道院はあるがキリスト教はないようで、火の神や太陽神を信仰している。
    「下町ネズミ」という町の何でも屋を請け負っている孤児の集団がでてくるので、彼らがもっと活躍するかと思ったらそうでもなく、ネズミたちを支配している猫の親方というのが、オリバー・ツイストのフェイギンみたいな悪いけど魅了ある人物かと思ったがあまり出番はなく、悪者のコクトー男爵との対決とサロモン

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    2022年02月06日
  • トムと3時の小人

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    本の中に本が挿入されている、という趣向はなかなかかと思いますが、話の内容は、たかどのほうこさんにしては薄っぺらい印象。

    横書きだし、読書の苦手な子を想定しているのかなあと思いました。

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    2021年08月27日
  • 青の読み手

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    黒魔術白魔術,孤児少年,双子の王女,ファンタジー要素いっぱいの少年の成長物語.ノア少年と行動を共にする言葉を喋る白ネズミのパルメザンことパルが意外と頼りになってかわいい.

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    2021年04月06日
  • 名探偵カッレ 城跡の謎

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    「カッレ君は面白い」という記憶は間違っていなかった。伏線の回収とかうまいなぁと思う。登場人物が魅力的というのは大人になっての発見。挿絵も素敵。

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    2020年06月15日
  • 赤い髪のミウ

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    神様や見えないものの存在を信じる人々が住む島の雰囲気がとてもよかったけど、子どもがタバコを吸ったり無免許運転するっていう描写にはびっくりしました。しかも小学生。
    神秘的な感じは素敵だし、子どもにも感じてもらいたい部分はあったけど、いくら主人公が問題児とはいえタバコや運転の描写は子どもが読むのにどうなのだろう…とちょっと迷います。
    私が知らないだけで、小学生ってこんな事もしちゃうのか〜とびっくりの方が印象に残りました。

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    2016年09月07日
  • 赤い髪のミウ

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    いじめによる不登校の男の子が沖縄の離島に留学し、そこで生活していくことで変わっていくお話。沖縄にはキジムナーという赤髪の精霊がいる。キジムナーのような赤い髪をした少女ミウとの交流で変わっていく航の成長譚。ファンタジーかな。フィクションとはいえ小学生がタバコ、無免許運転にはびっくりを通り越してなんだか悲しい。2012/605

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    2015年04月14日
  • まぼろしの町 ニルスが出会った物語 1

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    ニルスを子どもに紹介したいけど、本編はちょっとハードすぎて、こちらはどうかと思って読んでみました。本編のことは最初に小さな字でちらっとしかかかれていないので、ほとんど意識されないまま読まれることを前提としているようです。そう思うと、ちょっとニルスの立ち位置がわかりずらいかもしれませんが、まああまりその辺は気にしなくても子どもは大丈夫だと思います。ただ情景描写がとても美しい、と同時にかなり長く、長い描写に馴れない子は途中で放り出しそうな気がします。この描写をものともしない読者を育てたいのはやまやまなのですが・・・ 最後まで読めば余韻を残す、とても不思議なお話しです。

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    2013年11月08日
  • 世界の果ての魔女学校

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    ちょっと想像していたのと違ったので、点が辛くなってしまったかな。もう少しひとりひとりのエピソードを掘り下げてほしかったなと思う。

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    2013年07月25日
  • 世界の果ての魔女学校

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    うーん

    ちょっと面白かったような

    魔女学校に関係ある女の子たちの短編集

    みんな普通の世界になじめてなかったり魔女狩りにあったりする

    本屋の話が面白かったけど
    後味びみょう

    1こめの
    annがunになる話が面白かったかな

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    2012年09月20日
  • 赤い髪のミウ

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    小6にして不登校1年
    お母さんの車で無免許運転したり万引きしたり、けっこうひとりでワルやってるたくましい男の子が沖縄の離島の留学センターで過ごす話

    キジムナーって妖怪のような女の子が出てくる

    沖縄行きたくなる
    泣けた

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    2011年10月05日