平澤朋子のレビュー一覧

  • ドン・キホーテ クラシックバレエおひめさま物語

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    ネタバレ

    今度のバレエの発表会は「ドン・キホーテ」とのことなので絵本を探していたら、タイムリーにもこのシリーズから出た。即購入!
    絵も可愛くて、ドン・キホーテも悲壮にならない程度にコミカル。
    ドン・キホーテというとキトリは出てこない絵本が多いのでこれは本当に嬉しい!
    バレエの舞台を想像しつつ、絵本の物語も楽しい。
    街の活気のある様子。森のロマたち。銀色に輝く妖精たち。
    ドン・キホーテって痛々しくなって読むのが辛かったけど、この本では最後はカッコいいくらい。

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    2015年02月18日
  • 赤い髪のミウ

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    虐待やいじめ、いろんな事情をかかえて島に留学にきた子どもたちの姿が素直な姿と展開で書かれている。それは大人の小説とは違う児童文学ならではの良さなのかな。図書室で読んでいたら、『何読んでるの?』と聞いてくれた子にさっそくお勧めした。

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    2015年01月14日
  • ねこじゃら商店 世界一のプレゼント

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    やっぱり富安陽子さんはいいなあ。

    「ねこじゃら商店/世界一のプレゼント」。偶然その前に読んでいた広嶋玲子「ふしぎ駄菓子屋 銭天堂」も酷似した設定の童話で、ちょっとしたシンクロニシティとなった。

    双方とも、特別に招ばれない限り、普通の人間では辿り着けないあやかしの店が舞台だ。野良猫や妖怪のための裏通りにある、古式ゆかしい昭和駄菓子屋の風情。たっぷりと怪しい化け猫的な店主が鎮座し、揃っているのは、夢のような魔法の商品。

    廣嶋さんの方の魔法駄菓子屋で扱っているのは、食べるとすいすい泳げるようになる「型ぬき人魚グミ」、猛獣を操れるようになる「猛獣ビスケット」、真夏でも涼しくなっちゃう「ホーンテッ

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    2013年11月12日
  • ストックホルム ニルスが出会った物語 4

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    「ニルスのふしぎな旅」を分冊化したものだと思っていたが、全く違った。
    1冊1冊が、楽しめるようになっねいてよかった。挿絵もあっている。
    海の乙女の話は、スウェーデンに実際に伝わる昔話なのかなぁと思った。もし、あるならそれも読んでみたいと思った。

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    2013年08月24日
  • 世界の果ての魔女学校

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    魔女と関わる女の子たちの話をまとめたぞわりとくる短編四編です。
    希望があるかも、と思わせておいて最後の最後に叩き落とします(苦笑)
    けど、登場する女の子達が、魔女に叶えて欲しいと願うものは、思春期?の女の子らしい悩みばかり。『人魚姫』を彷彿とさせます。
    悩んでるときに、もし優しく差し伸べられたら、誰だって良心に背いてしまうもの。恐い話ではあるのですが、どこか切なさも漂う、そんなお話です。子供に読ませるにはちょっと辛いかも?

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    2013年04月30日
  • 世界の果ての魔女学校

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    ネタバレ

    「黒魔女さん」の作者の本だ!・・・と、安易に読むべからず。明るく楽しい魔女の話ではありません。

    しっかり、暗く、魔女らしい魔女の話です。
    人間を呪う、りっぱな魔女になるための この世の果てにある学校。
    そこにたどり着いた、四人の少女達の 四つの物語。


    物語の入り方も上手い。
    ピーターパンに出てくる、ネバーランドへの行き道の説明を ちょっと間違って・・・
    3月21日春分の日。エオストラ。:なにもかも上手くいかない少女アン(綴りはAnneではなく、Un,フランス語の1、の筈が、「不」のUn)


    恋人の過去の姿が見えてしまう少女ジゼル。記憶の森に思い出を捨てらたら・・・


    7月最後の新月の

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    2013年02月15日
  • 風の魔女カイサ ニルスが出会った物語 2

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    挿絵の色使いがきれいで、お話の雰囲気とぴったり合っています。1とは違い、やさしい結末で安心して読めました。親子で考え方が違うのは当たり前なのに、同じでないといけないと思ってしまうのはよくある事です。親が違っていいと子どもの背中を押してやる事の大切さを、大人として感じました。
    小学校中学年から。しみじみとした深い味わいは、なかなかわかってもらえないかも。大人にもオススメです(^-^)

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    2012年11月08日
  • 赤い髪のミウ

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    YAコーナーで出会ったけど、児童書って感じはしなかったなぁ。
    とっても、今の自分に旬な内容だった。

    …どっちが異端なんだろう。
    わたしは、そ~ゆ~ことがスタンダードな世界に生きたい。

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    2012年09月07日
  • 世界の果ての魔女学校

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    ネタバレ

    魔女本好きな私としては素通りできない題名。
    表紙も魔女っぽい色合いで雰囲気があったので手にとる。

    魔女学校を舞台とした物語というより、そこに関わった女の子
    1人1人の物語。
    そーいや魔女はいるけど魔男ってないよな。魔人とか魔法使い、とかになるのか?

    ひとつひとつのお話は殆ど関係ないように思う。
    結構、えっ、それからどーなるの?というところで終わってしまうお話も多く、彼女たちのその後が気になる。
    アンは先生のいうとおり、その名を体現するようになるのかしら?
    ジゼルと死者の女の子の姉は?
    そしてシボーンはどの道をゆくのだろう?
    アリーシアのお話はくるりとまるまってる感じ。
    しかし、最初から魔女

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    2012年08月20日
  • まぼろしの町 ニルスが出会った物語 1

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    「ニルスのふしぎな旅」の中の一つの物語を絵童話にした本。絵がとても綺麗で、物語と合っていて素敵です。使われている言葉はちょっと難しいかも。物語の結末が少し悲しい所が意外でした。
    小学校中学年から。夏休みの読書にもオススメ。

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    2012年07月20日
  • おしゃべりねずみゴル・ゴーン・ゾラ

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    三匹のねずみの兄弟ゴル、ゴーン、ゾラ。
    人間の言葉を話すことができる。その力を使ってさまざまな活躍をする。
    可愛く賢いねずみたちの活躍を描いた作品。
    ラストの話しがちょっと不思議で面白かった。

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    2025年12月30日
  • 巨人と勇士トール ニルスが出会った物語 6

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    ネタバレ

    “ニルスが出会った物語”シリーズ最終巻。
    …なのにニルスは出てこない。
    旅の途中でニルスが耳にした昔話。

    巨人族がわざと荒れ地にして人間が踏み込めないようにしてきた土地。そこへやってきた人間の戦士に、難題をふっかけて追い払おうとする巨人の女房。
    完璧とはいえないまでも、なんとかクリアしていく。そのおかげで荒れた大地が美しく力強くよみがえる。
    国の始まりの神話。この場所はこんな風にして出来たんだよ~ってヤツ。

    そういえば子どもが中等部でやった英語劇でも、アイルランドの巨人の話で、女将さんが賢かった(ウチの子が演じた)のを思い出した。

    本編がラストへ向けてどうなっていくのかが解説に少し書かれ

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    2025年09月28日
  • ワシのゴルゴ ニルスが出会った物語 5

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    ネタバレ

    ガンの群れの隊長アッカと、アッカが育てたワシのゴルゴのお話。
    ニルスの旅が始まる3年前のこと。

    ガンはワシを「強盗」と呼びつつも、夏の間に過ごす谷では、両者は上手く共生していた。
    そんな中親が戻ってこないワシのヒナを、ガンとして育てることにするアッカ。
    とはいえ子育ての中でお互いの小さな違和感が、結果的に大きく隔てる原因となり、それぞれの道を行くことになる。

    親子としての愛情と、譲ることのできないアイデンティティ。子どもが成長して自分を見極め出した時、まさにこういったすれ違いや別離は起きるもんだよね。
    そこからが子が自分としての人生の選択をしていくことになる。

    ケンカ別れみたいな2匹だけ

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    2025年09月28日
  • ストックホルム ニルスが出会った物語 4

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    ネタバレ

    前作で熊に食べられる寸前だったけど、今作では人間に捕まっている。ピンチがピンチ過ぎて心臓に悪い。

    ストックホルムでバイオリン弾きをしている老人が、故郷を思い憂いている。
    この老人が、捕らえられたニルスを買って助けることになる(子どもの頃母親から聞かされていた“小人に親切にしなければいけない”という教えのため)。

    そんな老人の前に突如現れる紳士、実は正体はいい意味でトンデモナイ人。紳士が老人にしたストックホルムの成り立ちのおとぎ話(人魚姫と、天女の羽衣が混ざったような話)も、正直言うと「で?」ってなっちゃう。

    “ストックホルムのことも、誰でもが故郷だと思っていいんだよ”という考え方は、“三

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    2025年09月10日
  • ウンム・アーザルのキッチン(たくさんのふしぎ2024年6月号)

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    ネタバレ

    イスラエル第3の都市ハイファではイスラム教アラブ人、キリスト教徒のウンム・アーザルも共存する。もちろん建国前から住んでいた人の子孫。15年親交する著者の、彼女の生活の報告。仕事修道院での食事作り、さらに日々の家族の食事も作る。子どもはすでに手元を離れているが、共働きの娘や息子を支えるために、大量の夕食を作る。肉料理はユダヤ教やイスラム教でタブーでない鶏肉を使い、「鱗のない海産物」は使わないようだ/子供の時からなじんでいる「お母さんの伝統的手料理」にまさるものはない。楽しそうに食べているが、アザールは疲れ切った

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    2025年08月16日
  • ウンム・アーザルのキッチン(たくさんのふしぎ2024年6月号)

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    昨年発行の月刊誌だけれど、先日新聞で紹介されていたので購入

    ウンム・アーザル(アーザルのお母さん)はイスラエルのハイファに住むキリスト教徒のアラブ人
    まず、イスラエルに住むアラブ人にもキリスト教徒がいることは知らなかった
    それもユダヤ教ではなくキリスト教徒なのだ
    イスラエルに住むアラブ人は人口の21%(約209万人)、そのうちキリスト教徒は9%
    イスラエル全体ではわずか1.4%のマイノリティ

    そんな少数派の彼女は、教会の修道院のために様々な伝統料理を作り、子どもや孫たちに囲まれて暮らしている
    けれども若い頃は、ムスリムでもなくユダヤ人でもない彼女は出稼ぎに出るしかなく、好きな勉強を続けるこ

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    2025年08月03日
  • アンネ・フランク物語

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    『アンネの日記完全版』と並行して読んでいた本。児童書だからとても読みやすい。アンネの日記だけでは分からないアンネの産まれた頃の話や、家政婦さんとの話、収容所での生活などが知れる。アンネ・フランクの入門編にはいい本。

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    2025年06月14日
  • ウンム・アーザルのキッチン(たくさんのふしぎ2024年6月号)

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    「日本人の女性で、イスラエルに住むアラブ人のキリスト教徒を研究している人がいるんだー、へー、えーっと…なんのためにそれを研究?」というボヘーっとした感想しか持てない私。しかも、イスラエルというと「常に紛争」というイメージしかなく、ハイファという街も知らなかったし、普通に生活している人がいるという発想もなかった。
    イスラエルで子だくさんの母親というと、オルナ・ドーナトの『母親になって後悔してる』を思い出すけど、あの本はユダヤ教徒だったか、キリスト教徒だったか…。

    イスラエルで少数のアラブ人でキリスト教徒、ウンム・アーザル。私には、彼女の修道院での食事作りの仕事よりも、日々の家族の食事作りのシー

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    2024年08月04日
  • 唐木田さんち物語

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    五男三女の八人兄弟、十人家族の唐木田家。四男の志朗はそんな家を他の家とはちょっと違うと感じている。
    ある日長女が結婚すると言い出した。でもすんなりおめでとうとはいかない事情があって、それを解消する為に兄弟達が動き出す。
    大家族の楽しい暮らしを描いた作品。
    仲のいい家族で読んでいて気持ちがいい。

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    2024年07月17日
  • ウンム・アーザルのキッチン(たくさんのふしぎ2024年6月号)

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    イスラエルに住むキリスト教徒のアラブ人のウンム・アーザルさん。イスラエルの肝っ玉母さんといった感じ。ウンム・アーザルさんの人生から、イスラエルの紛争の深みが見えてくる。なかなか理解しにくいイスラエル問題が、わかり易い。でも、溝は深い。

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    2024年06月16日