平澤朋子のレビュー一覧

  • まぼろしの町 ニルスが出会った物語 1

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    古典童話シリーズの「ニルスのふしぎな旅」は、ずっしりと重く、あまり分厚い本に慣れていない読者は、見ただけで腰がひけてしまうかもしれない、とのことで、より多くの人にニルスのおはなしに触れてもらえるように企画されたのがこの「ニルスが出会った物語」シリーズ。
    美しい挿し絵にひかれて、どんどん先に読み進むことができた。

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    2022年02月25日
  • トムと3時の小人

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    期待を裏切らない高楼方子さんのファンタジー。
    わくわくする展開とラストの爽快感が素晴らしい。
    挿し絵・装丁もすごく内容にあっていて申し分ない一冊だった。

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    2021年08月24日
  • 青の読み手

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    これぞ正しいファンタジー。
    きっちりとセオリー通りで文句のつけようがない。
    ドキドキもハラハラも、最後の爽快感とそれに続く今後の展開へのワクワクと。
    続編が待ち遠しい。

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    2021年07月28日
  • 青の読み手

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    こんな話しが読みたかったのよ!
    とすぐに思える本でした。
    続編は ないのかな?
    あったら すぐに読みたいくらいです。

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    2021年07月17日
  • 名探偵カッレ 危険な夏の島

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    名作だけどなかなか読んでもらえないカッレくん。
    この新訳なら今の子も読んでくれそう。
    いや、絶対読んでほしい。

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    2021年05月17日
  • 名探偵カッレ 地主館の罠

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    前回は、どこか気の優しい泥棒たちに城跡に閉じ込められる程度で済みましたけどね、
    いやぁ、今回はおだやかでないわあー!びっくりしちゃいました。

    白バラ団と赤バラ団は、長い長い夏休み、聖像をかけたバラ戦争とプレーリーを駆け回ることに費やしていたっていうのに…

    それにしても、エヴァロッタ、カッレったらいつも本当に素敵ね〜
    二人がシックステンによって地主館の小部屋に閉じ込められた時も、見事な探偵の仕事っぷりだったわよねー。
    それから、白バラ団の身につけた、山賊言葉も最高だった!

    まさかあなたがあんな事件に巻き込まれるとは思わなかったけど…

    おだやかでない事件はあれど、白バラ団と赤バラ団は、何よ

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    2021年05月16日
  • 名探偵カッレ 城跡の謎

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    カッレ・ブロムクヴィストと自ら私立探偵を名乗るも、仲間のアンデッシユとエヴァロッタからは、探偵ごっこと小馬鹿にされてる。
    だからカッレは2人と遊ぶ合間を縫って探偵業をしているところが何とも健気で☺️
    カッレもアンデッシユもパン屋のお嬢さん、エヴァロッタに夢中なところも可愛い

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    2021年05月07日
  • 名探偵カッレ 危険な夏の島

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    菱木さん改訳の名探偵カッレくんシリーズの最後の冒険です。最初に読んだ時と同じくらいドキドキしながら読み終えました。
    確かに今の時代の子どもなら、携帯電話があればすぐになんとかなるかもしれないけど、もしなかったら彼らと同じような機転が働くのだろうか・・・
    ニッケを本当の悪者に書かないところが今回心にしみました。ラスムスのお友達ですもんね。白バラ軍に加えてもらって早速大活躍のラスムスくん、良かったね。

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    2021年03月26日
  • 名探偵カッレ 危険な夏の島

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    カッレ、エヴァロッタ、アンデッシュの3人は白バラ軍として赤バラ軍のシックステンたち3人と「聖像」をめぐる戦争をしていた。6人ともこのバラ戦争が気に入って、夏の間の定番の遊びとなっていた。ある夜、古城で赤バラと対決した帰り道、白バラ軍は怪しい車を目撃する。「名探偵」として事件を解決したことのあるカッレたちがその車を見張っていると、なんと悪党たちは有名な科学者とその息子のラスムスを誘拐しようとしていた!
    手に汗握る誘拐犯との攻防!カッレたちは無事に悪党たちを出し抜いて人質を救出できるのか、ハラハラしながら最後まで目が離せない物語。スウェーデンの国民的作家リンドグレーンの大人気探偵小説の新訳。

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    2021年01月29日
  • ねこじゃら商店 世界一のプレゼント

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    ネタバレ

    ねこじゃら商店の店主は、たくさんの人を好みのものを見つけてあげる、心優しいねこです。サンタさんがお店に来て、子供からの手紙を見せたら、とても難しいプレゼントでしたが、何とか解決をしました。

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    2021年01月19日
  • ねこじゃら商店へいらっしゃい

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    主人公は猫で細い路地でなんでも売っている店を開いていました。色々困っている動物や人間に助けていくお話です。この続きの話があるようなので、読みたいと思います。

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    2021年01月14日
  • 名探偵カッレ 城跡の謎

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    カッレ君を改訳した菱木さんの講演会に行って、是非読んでみたくなり読み返しました。
    私が読んできた尾崎義さんの訳は、もう50年も前とのこと。このままでは、リンドグレーンが子どもたちの手に取られなくなってしまう、という危機感を抱いていたそうです。
    私自身は尾崎訳でも問題ないのですが、やはり今の風を感じました。
    挿絵も躍動感があるし、カッレやエヴァロッタがお話に合ってると思いました!

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    2021年01月09日
  • 名探偵カッレ 地主館の罠

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    あー、これまたあらためてすばらしい。子どものころさんざん読んであこがれたけど、今回は大人目線で。

    事件は、1巻の宝石泥棒から殺人へと深刻さを増し、3人の直面する危機もさらに大きくなる。
    そして、前回は現行犯逮捕だったのが、今回は、容疑者として逮捕→否認→動かぬ証拠を突きつけられて自白、というステップを踏んでおり、そのすべての過程にカッレたち(+赤バラ軍の友達)ががっつりからんでいる。聖像さまも。

    カッレたちが全身全霊で遊び、その遊びが事件を解く鍵につながる。これがおもしろくないわけがありましょうか。しかも今回は、敵方の赤バラ軍とも協力しあっているところがいいんだよね。シックステンの愛犬ベッ

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    2020年05月27日
  • 名探偵カッレ 城跡の謎

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    新訳カッレくん。やっぱりすばらしい。彩度が増している気がするのだけど、旧訳と比較していないので、具体的にどこがどうとはわからず。こんどやってみよう。

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    2020年01月22日
  • 赤い髪のミウ

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    不登校だった僕はある日親の元を離れ、『神が宿る島』で集団生活をすることに決めた。
    そこは留学生を受け入れているという沖縄の離島だった。
     
     そこで赤い髪の少女ミウと出会う。
     
     ミウに翻ろうされたり、集団生活にも悩んだりする中、今までの生活とは違った素晴らしい自然から、またミウや仲間からも影響を受けながら成長していく姿が、ふるき沖縄の民話とあいまって物語は思わぬ展開に進んでゆく

    (ウィード)

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    2017年08月01日
  • ねこじゃら商店 世界一のプレゼント

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    「ねこ」じゃら商店なのに、ねこが店には入ってこない。しかも「のらねこの後ろについていけば、行けるかもしれない」というところの文章がおもしろくて、わくわくしました。「なんでも」という言葉にドキッとして次のページを開くと「はいはい、雨ですか。うちはなんでも屋です。おまかせください」とお店の主人、白ぎく丸がいって、雲をとってことにビックリしたので、他のシリーズも読んでみたいです。

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    2014年02月07日
  • 世界の果ての魔女学校

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    夢中になって読んだ。基本ファンタジーもカタカナ名前も苦手な私が、最初から引き込まれました。日常のすぐ隣にある、不思議で少しだけ怖い世界。この本に出てくる魔女は、子供の頃想像していた恐ろしいだけの存在じゃない。もしかしたら魔女は私かもしれない、と思うと違う意味で怖い。読み終えてもまた読み返したいと思う。味わい深い作品。

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    2013年05月23日
  • 世界の果ての魔女学校

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    不安、嘘、妬み―いろいろな負の感情が重なりあっています。
    読んでいてモヤモヤしたり居心地が悪くなったりしますが、それでも目がはなせません。
    「魔女」や「キリスト教」の実感は、日本人の、特に子どもたちにはあまりないかもしれませんが、その程度の認知くらいで大丈夫、というか丁度いいのね。
    だって、典型的な今時の日本人の女の子が主人公とか、読み手に近い設定だったら…かなり怖いです。怪談レベルです。
    何しろそれくらい、闇が濃い話じゃないかなと思うから。
    ファンタジーの世界の善き「魔女」ではなく、悪意の象徴としての「魔女」の活躍?はいっそ清々しく感じました。

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    2012年11月22日
  • きんいろのさかな・たち

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    現代の家族の問題。小6の女の子たちがでてくる短編集。
    あまり本を読まない、背伸びをしてる子にすすめたいかな。

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    2011年11月08日
  • 名探偵カッレ 城跡の謎

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    ネタバレ

    昔に書かれた話なので、導入部分がある。おもしろくなるまで頑張って読んでほしい話。
    最近の本はいきなり本題に入ったり、導入で掴みにかかる話が増えている気がする。昔の話は導入でおだやかな(?)日常を延々描くので、最近の話を読み慣れるととっつきにくいかもしれない。これもタイパなのかな?

    主人公カッレくんは、名探偵に憧れる14歳の少年です。自身も名探偵らしい行動をしようと、日々気になる事があると、よく観察し、メモしています。仲良しのエヴァロッタやアンデッシュには、時々冷やかされることもありますが、毎日楽しく遊んでいます。そんなある日、エヴァロッタの家に母親のいとこだという男、エイナルがやってきます。

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    2025年10月15日