菅瀬晶子の作品一覧
「菅瀬晶子」の「ウンム・アーザルのキッチン(たくさんのふしぎ2024年6月号)」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「菅瀬晶子」の「ウンム・アーザルのキッチン(たくさんのふしぎ2024年6月号)」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
イスラエルに住むキリスト教徒のアラブ人女性ウンム・アーザルの1週間を描いた本。著者は日本人の文化人類学者で、アーザルの家に合計で三年ほど住んだ経験がある。コロナ禍などで現地に滞在できなくなった著者が住んでいた思い出や資料をもとに書いた本。彼女は料理が得意でさまざまな料理が紹介される。それらはアラブ料理でありトルコ料理にも近いことを知った。
紛争下にあるイスラエルでのアラブ人の生活というとなかなか想像することが難しいが、この本は普通の人が普通に暮らしていることを伝えてくれる。
長女のヴェラの長男がウクライナで医学を学んでいることは、ガザ地区のパレスチナ人イシアブハーエシュを描いた映画「私は憎まな
Posted by ブクログ
年末の新聞で、どなたかが今年の3冊の1冊に選んでいた。
イスラエル第三の都市ハイファに住む、ウンム・アーザルは修道院のまかないを仕事としている。
ウンム・アーザルはアラブ人でキリスト教。
イスラエルはユダヤ教の国で、キリスト教徒は1.4パーセント。アラブ人が差別される国で、キリスト教徒って、いろいろ苦労してきた模様。
知らない世界の話が、小学生も読めるように書かれている。イラストも豊富で読みやすい。
「自分でかせいだお金で生活していたい。」「本当は学校をやめたくはなかったの」「あの子にも勉強をつづけさせてあげたかった」
作者のことばで、その後の一家のことを知れたのも良かった。
菅瀬さん、病気が