カレル・チャペックのレビュー一覧

  • 長い長いお医者さんの話

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    カレルチャペックは犬モノと園芸モノしか読んだことがありませんでした。実は「ロボット」という単語の生みの親であり、SF小説の開拓者だったってことすら、後で知りました。
    ある日たまたま行った鎌倉の美術館で、彼の作品と挿絵の展示会がありまして、そこでこの本のような童話も手がけていることを知りまして。帰宅後早速さがし求めたわけです。
    表題作は、弟子を怒鳴る最中にウメの実が喉につまり、呼吸困難に陥った魔法使いと、その治療に駆けつけるお医者さんたちの物語。治療に長い時間がかかっているわけではなく、医者の応援を次々に呼んでいる間、手持ち無沙汰になったお医者さんたちが順々に語りだす世間話が「長い長い」のです。

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    2020年02月03日
  • スペイン旅行記 ――カレル・チャペック旅行記コレクション

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    故郷をこよなく愛するとともに、世界の多様な風景・風俗を愛したチャペックは多くの旅行記を遺している。その優しくユーモラスな筆致は、深い悲しみと叡智を底に秘め、世界中に今もなおファンが多い。本書は1929年スペイン周遊の際に書かれた旅行記。ラテン、イスラム、ユダヤ、ジプシー、バスク、そして闘牛やフラメンコ…様々な民族や風物の混交する面白さ美しさに魅せられた心躍るエッセイ。

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    2009年10月07日
  • チェコスロヴァキアめぐり ――カレル・チャペック旅行記コレクション

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    故郷をこよなく愛するとともに、世界各地の多様な風景・風俗を愛したチャペックは多くの旅行記を遺している。その巧妙でユーモラスな筆致は、深い人間愛と洞察を底に秘め、世界中に今もなおファンが多い。本書は故郷チェコスロヴァキアの国内見聞記。子どもの頃から親しみ、童話の舞台にもなった風景や人々の暮らしを丁寧にあたたかく描くなかに、鋭い社会批評が挟まれる名エッセイ。イラスト多数。

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    2009年10月07日
  • イギリスだより ――カレル・チャペック旅行記コレクション

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    故郷をこよなく愛するとともに、世界各地の多様な風景・風俗を愛したチャペックは多くの旅行記を遺している。その巧妙でユーモラスな筆致は、深い人間愛と洞察を底に秘め、世界中に今もなおファンが多い。本書は中でも特に評価が高いイギリス滞在記で、1924年にペンクラブ大会参加と大英博覧会取材のため訪れたときのもの。チャペックの「イギリスびいき」ぶりがうかがえる名著。自筆イラスト多数。

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    2009年10月07日
  • スペイン旅行記 ――カレル・チャペック旅行記コレクション

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    挿絵も雰囲気あり、ちょっと人を喰ったようなカレル・チャペックのとぼけ文章がいい具合で、楽しい本でした。

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    2009年10月07日
  • いろいろな人たち チャペック・エッセイ集

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    「灰色のスーツを白のスーツと黒のスーツの妥協と呼ぶ人たちがいるのだ。一部の人たちにとって音符dはcとeの間の妥協なのである。政治的な中央とは、その人たちにとって狂った革命主義と中世的な反動の妥協なのである。朝はたんに朝ではなくて、真夜中と真昼の間の妥協である。渇きの事実は水と火の間の妥協である。」

    「『われらがため』氏は三回も燃えさかる坑内に足を踏み入れた。そして『われらがため』はこの世を去った。『われらがため』は生き埋めにされた人たちに救助をもたらした。(プロノビス)」

    チャペックは「園芸家12か月」もオススメ。面白いよ。

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    2009年10月07日
  • 北欧の旅 ──カレル・チャペック旅行記コレクション

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    故郷をこよなく愛するとともに、世界の多様な風景・風俗を愛したチャベックは多くの旅行記を遺している。その優しくユーモラスな筆致は、深い悲しみと叡智を底に秘め、世界中に今もなおファンが多い。本書は1936年、デンマーク、スウェーデン、ノルウェーを巡った記録。船と鉄道と車で、原始の面影を残す森やフィヨルドをたどり、壮大な自然と素朴な人間の暮しを感動いっぱいに描く。イラスト多数

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    2009年10月07日
  • 長い長いお医者さんの話

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    【11/8】近図。季節の本(=しごと)展示。中学年〜。ことばの遣われ方に時代を感じるけど、手紙の等級や、犬の王国のくだりは新鮮だった。アレンジを加えれば、お気に入りの部類に入るかも。

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    2012年12月23日
  • スペイン旅行記 ――カレル・チャペック旅行記コレクション

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    どうせ出すなら全部出せちくま!と言いたくなるけれど、とりあえず文庫はありがたい。チャペックの独特の語り口がいい。

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    2009年10月04日
  • こまった人たち チャペック小品集

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    またまた入院中に読みました。
    作者によって観察された人間たちの姿を描いた短編集。共感したり、ハッとさせられたり、とにかく幅が広いのです。
    「ロボット」ということばを生み出したのはこの作者だそうです。本人はあまり気に入ってなかったようですが。

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    2009年10月04日
  • こまった人たち チャペック小品集

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    小さなアイディアやSF手前のちょっとした小品のよせあつめ。もう言い古されてしまったような教訓もあるけれど。

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    2009年10月04日
  • 長い長いお医者さんの話

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    不思議な感じ。遠い世界なのにそこにいれる。眠い時に読んだりする。
    ぼやーっとしてるとそのへんにこびととかあらわれそう。

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    2009年10月04日
  • ロボット RUR

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    単語「ロボット」の語源作品
    はあ、奴隷って意味なんですね
    先日札幌駅から大通り公園の地下歩行空間を歩いていたんですけど向かいから
    「歩きスマホはやめましょう」
    みたいな注意しながらノロノロとロボットが移動してきたんです
    顔(?)に当たる部分には警備中って表示
    いや、これがものすごく移動スピード遅いんですよ
    けっこう人がすれ違う場所なんですけどもはやこのロボットが移動を妨げてるんでないかと
    押し車押して歩いてるおばあちゃんが
    「ひえええ…」とよけていて思わず笑っちゃいました
    これなんの意味があるんですかね
    東京の方ではウーバーをロボットが持ってきてくれる地域あるのでしょう?すごいです
    ピンポーン

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    2025年08月11日
  • 園芸家12カ月 新装版

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    今でこそ園芸店で見かける草木の名前が
    たくさん出てました。
    イギリス園芸で一般的な植物がやっと100年程
    かけて日本にやって来たんだなぁと感慨深く思いました。
    今も昔も、園芸は裕福な人達の趣味で、庭の無い
    自分にはただ憧れるのみです。
    本の中に出てきた白いリンドウは、当時は存在してなかったけど技術革新の結果、今は存在してますよ〜とカレルチャペック氏に教えたい。

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    2025年06月29日
  • 白い病

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    白い病、と聞いて、ハンセン病の話なのかな? と思ったけど架空の病気だった。ストーリーはどことなく芥川龍之介の『蜘蛛の糸』を思い出す感じ…

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    2025年02月21日
  • 白い病

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    カレル・チャペックが1937年に書いた戯曲。
     隣国の小国に威信を示すため攻め込もうとする軍事国家。アラフィフ以上が発症する白い病が世界的に大流行。そんな中一人の町医者が治療法を発見するが、その治療に際し、一つの条件をつけた。
     世代対立、戦争主義者と平和主義者、扇動者と扇動される群衆、と様々な切り口を見せつつ、皆「正しい」行動をしているとは言えない。平和主義者でさえ、その行動は首をかしげる。「正しい」とは何かを考えさせられる作品。
     また、90年近く前の作品なのに、戦争、世代対立、貧富の格差、パンデミックと現代と同じ状況が描かれる。未来をも予知したカレル・チャペックすげぇ、のではない、人類が

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    2025年02月21日
  • 園芸家の一年

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    昔に書かれた本を読んだことないし、植物の羅列をみて「?」という感じもあった。私も庭のある家で庭弄りに熱中してみたいなぁ。

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    2025年01月10日
  • 園芸家の一年

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    自分も細やかな程度に土いじりをすることがあり、その点において共感することやそんなことまで!と大変さを知った一冊。やはり命を育てるって、大変だと思いました。

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    2024年04月21日
  • イギリスだより ――カレル・チャペック旅行記コレクション

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    イラストが可愛いカレル・チャペック。
    「長い長いお医者さんの話」「園芸家の12ヶ月」「ダーシェンカ」の著者としてしか知りませんでした。
    ジャーナリストでもあり、旅行記も6点ほど出版されていて「イギリスだより」は2作目にあたります。
    イギリスびいきということですが、独自のユーモアを交えながら行く先々で感じたイギリス(人)の長所・短所を率直に綴っています。
    辛口批評のところもしばしばですが、旅の終わりに「イギリスにいたときはいつも、故郷はなんと美しいものかと考えていた。故郷へ帰ったら、たぶん、イギリスには他のどこよりも上等でよいものがあると考えるようになるだう。」と書いています。
    日本の根付けにも

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    2024年03月15日
  • 絶対製造工場

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    カレルチャペックは現代からタイムスリップした人なんじゃないかなぁと思ってしまうくらい、先読み能力がすごいですよねぇ。Chat GPTの登場によってにわかに現実味を帯びてきた「AIによって仕事がなくなる」感じ。。まぁそんなのはETCや自動改札の登場、PCの登場の度にあったことなのかもしれませんが。うーんでも、”絶対”の登場を前に神格化したりするのはまだ宗教が大きな力を持っていた時代っぽい。現代においてはもっと自然に”全知全能の存在”が神とは別に、受け入れられてしまうかもしれないですね。農民が絶対の影響を受けずに、生きるすべを持っているという示唆は面白い。

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    2023年04月16日