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Posted by ブクログ
チェコ人である作家、カレル・チャペックのスペイン旅。
1929年のドイツ→ベルギー→フランス→スペインに入る列車旅である。
カレル・チャペックは本書でスペイン絵画と巨匠、スペインの風景、料理、建築、庭、フラメンコ、闘牛、ペロタ(犬の皮を張ったボールを追う球技)について、ユーモラスなイラストと共に言及している。
今ではおよそ考えられないぐらいの、のどかで美しいスペイン。
カレル・チャペックはスペインにおいてスペインらしきものを貪欲に欲する。貪欲に見、貪欲に触れようとする。
「諸民族が、それぞれに属するものをそのままに、それぞれが異なる髪と言葉を、それぞれの習慣と文化を、そのまま持つようにしておこう」
「相違のそれぞれは、愛する価値があるからで、それは人生を何倍もゆたかにする」
「わたしたちを分かつすべてのものに、わたしたちを結びつけさせよ!」カレル・チャペックの言葉に、まさにそう!と思う。
他との違いを味わい、知見を広め、堪能することが「旅行」の本質なのだろうなあ。
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小説・文芸
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