カレル・チャペックのレビュー一覧

  • ロボット RUR

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    ロボット:
    1. 電気・磁気などを動力源とし、精巧な機械装置によって人間に似た動作をする人形。人造人間。
    2.目的の作業・操作をコンピューターの制御で自動的に行う機械や装置。人間の姿に似るものに限らない。自動機械。「産業ロボット」
    3.自分の意志でなく、他人に操られて動く人間。傀儡 (かいらい) 。「軍部のロボットである大統領」
    [補説]チェコの作家チャペックが作品中でチェコ語の働くの意のrobotaから作った造語。

    この”ロボット”という言葉がカレル・チャペックにより作られて100周年ということで出た新訳。
    あとがきでカレル・チャペックは「部分的には科学についての喜劇、また部分的には真実に

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    2021年03月08日
  • いろいろな人たち チャペック・エッセイ集

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    同じ誕生日の作家ということでたまたま手に取った本。100年近く昔のエッセイなのに、すごく面白い!チャペックの時代から現代まで世の中は全く変わっていないかのようだ。文体の読み易さやユーモアのセンスが個人的にどストライクで、他の作品も読んでみたくなった。

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    2021年02月20日
  • 白い病

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    1937年の作品ということだが,今の世の中にも変わらぬ問題定義をしている.医師としてのガレーン博士と人間としての戦争を止めたいというガレーンの葛藤が心に突き刺さる.そして恐ろしいのは,煽られた群衆だということが今も昔も真実だ.またコロナの薬がガレーンのような人に発見されたら世界はどう変わるのだろうとふと思ってしまった.

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    2021年01月03日
  • 白い病

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    カレルチャペックという推し作家の戯曲です。
    戦争を目前にし、全世界に突如と広まった「白い病」と聞けばまぁ今の情勢を思い浮かべる人が9割でしょう。

    唯一治療法を知る医者、軍需産業に携わる経営者、
    枢密院顧問、戦争を指揮する元帥閣下、民衆。

    なんでもない一家のやりとりが一番リアルでフィクションめいている。エッセイもとても面白い作家なので、もっと知られたらいいのになあ。紅茶ばかりでなく。


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    2020年12月01日
  • いろいろな人たち チャペック・エッセイ集

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    日常のささいなできごとを見守るチャペックは、からかいまじりのユーモアを発揮する。鼻かぜや、女について、男について、家にまつわるあれこれ、買い物について・・・。上機嫌の底にあるのは、それほど偉くも立派でもない、人間に対する愛情だろう。その愛情が政治に向かうと、人間らしい生き方を求めての、熱い呼びかけとなる。チャペックは偏ったものの見方を嫌う。人間をひとつの鋳型に押し込めるのではなく、多様性を認めたうえで、人としての共通項に目を向ける。チャペックは、肯定の人だ。否定を重ねて唯一のものを求めたりはしない。雑然として、非効率かもしれないが、豊かだ。

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    2013年04月11日
  • イギリスだより ――カレル・チャペック旅行記コレクション

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    チェペックが行く、豊かな旅の記録・イギリス編。

    これはチャペックの温かみあふれるまなざしと、ウィットに富んだユーモアが素晴らしい旅行記。
    豊かな人間愛・郷土愛から、チャペックの人柄が透けて見える。

    内容的には、歴史とかその土地の風土とかよりむしろ、著者が見たこと、感じたことに重きが置かれているかんじ。
    でも、それだけで十分面白い!
    結構前に書かれた本なのだが、全く古臭さを感じない。チャペックが頭の柔らかい人だったんだな、とよくわかる。
    著者の自筆イラストも多数。

    このシリーズは他にもチェコスロバキア編(チャペックはチェコスロバキア出身)、スペイン編、北欧編とある。
    私は今のところ、イギリ

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    2011年07月03日
  • 長い長いお医者さんの話

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    表題作と郵便屋さんのお話は有名。
    そしてどちらもものすごく楽しい。
    えほんで読んでも楽しいけど、短編集なのでまだ長い物語の読めない子にもおすすめできる。

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    2010年01月25日
  • 長い長いお医者さんの話

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    郵便局に住む妖精たちが手紙に込められた気持ちの重さでトランプする、という話が好きだった。手元にあるのはハードカバーの岩波愛蔵版。

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    2009年10月08日
  • イギリスだより ――カレル・チャペック旅行記コレクション

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    カレル・チャペックのイギリス見聞録。挿絵も本人によるもの(なんと、絵も描けるのだ!)。ハイドパークの演説家に感心し、お巡りさんの大きさに驚き、変化のない街路に退屈する。心に響いたものを、その場所や事柄の知名度に関わりなく綴る文章は、ごく私的でだからこそ普遍的な、チャペックならではのものである。そして著者の目を通すことで、自分の知っているイギリスという国(もっとも、行ったことはない)が、とても新鮮に見えてくる。

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    2009年10月04日
  • 長い長いお医者さんの話

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    小学生のころの愛読書。今回検索して初めてカレル・チャッペックの作品だったことを知りました。感激!それはそうと題名どおりお医者様のお話はしつこいほど長いけど、みんな楽しいです。木こりのおじさんの昼食、チーズをはさんだパンのサンドウィッチが、子供心に、すごくおいしそうに見えました。

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    2009年10月04日
  • いろいろな人たち チャペック・エッセイ集

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    作家であり、ジャーナリストでもあるチャペック。その真骨頂−エッセイ。
    是非是非、ご一読を。
    ※ネタバレの恐れのため、以下自粛※

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    2009年10月04日
  • 長い長いお医者さんの話

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    郵便屋さんのお話がとーっても素敵でした*
    対象年齢は小3・4などと書いてありますが、おとなになっても十分楽しめる作品だと思います。冗談交じりなところもお気に入り。

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    2009年10月04日
  • 園芸家12カ月 新装版

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    1年を通して園芸家の生態を紹介している本。
    文体にちょっと皮肉っぽいところとか自虐ネタみたいなのもありそれがユーモラスで面白かった。
    私は本が好きだけど買うだけ買ってなかなか読む時間が取れず積読になってしまったり、そういう本たちが増えて部屋のスペースが圧迫されてたりするので、作中に出てくる育てたい植物の種をあれもこれもと買った後に庭にスペースがないことに気づくっていうエピソードにすごく共感した笑
    私はあんまりガーデニングには関心がないんだけど自分の知らない分野の趣味を楽しんでる人の話を聞くのが好きだから、この本からは園芸への情熱や愛が伝わってきてすごく楽しめた

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    2025年09月28日
  • 長い長いお医者さんの話

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    ほとんど全部お医者さんがしゃべっていたので魔法使いがかわいそうだと思いました。あと、お医者さんが色々なことを知っていてびっくりしました。

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    2025年09月01日
  • ロボット RUR

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    ネタバレ

    ロボットの語源となった話。
    AIに人類が滅ぼされるという内容は、今やSFではよくある話ではあるが、カレル・チャペックはその発想に至った最初の人物なのではないだろうか。
    これが大昔に書かれたとは思えない内容だった。

    まず読み終わった感想として、ヘレンが余計なことをしたから…と考えてしまった。
    読者は大体同様に思うのではないだろうか。
    ロボットに人間的な仕組みを組み込むように企てたこと、設計図を独断で燃やしてしまったこと、色々引っかかるところはある。

    そもそもヘレンが工場に来た時から開発陣はヘレンの虜になってしまった。
    開発陣はヘレンのわがままを聞くようになった。
    度々ヘレンの影響力が大きすぎ

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    2025年06月23日
  • 園芸家の一年

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    庭はいつになっても完成しない点で、人間の社会および人間の営みの全てに似ている、らしい。確かに外部世界や天変地異との付き合いを強いられながら、絶えず過ぎ去って行くものを見送り新たなものを導入し続けているね。
    読みながら私にも庭があったら、と思ったけど、あってもピーマン畑にしてしまうだろう。そして毎日毎日飽きもせずピーマンばかり食べて暮らすだろう。カレルの言う通り、野菜と庭づくりは似て異なるもの。野菜は園芸家よりも敵が多い。それはそう。鳥も虫もみんな敵だわ

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    2025年04月01日
  • ロボット RUR

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    この作品によって、ロボットと言う名称が世に広まったのは有名な話。
    ただし、ロボットと言う名称を唱えたのは、作者のチャペックの兄のヨゼフである。これも既に有名な話か。
    ただ、この作品のロボットは、私達がイメージする機械や鋼鉄で出来ている機械人形と言うより、人造人間(アンドロイド)的なイメージ。生きた物質を発見して、人間の臓器を大量に作り出して、人型に組み上げると言う、非常にグロテスクなものだ。
    ヴィリエ・ド・リラダンは「未来のイブ」でアンドロイドと言う名称を作ったが、こちらの造られたイブの方が機械人間的のなのが面白い。
    内容は、既に古典的とも言える。ロボット(奴隷)の人間としての権利を与えるべき

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    2024年12月27日
  • ロボット RUR

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    舞台を観てから読んだので読みやすかったが、
    舞台で演じてこその 行間の恐ろしさ、哀しさを感じるのだろうな と感じた。

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    2024年12月05日
  • 園芸家12カ月 新装版

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    固有名詞がたっくさん、ほんとたっっっくさん出てくるので、もっと植物に詳しくなってから読みたい!でもそんなん言ってたら一生読めんかもしれんから読んだよ。
    マニア特有の熱中を通り越した狂気がユーモラスに書かれてて楽しい。

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    2024年06月16日
  • ロボット RUR

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    こんど芝居をやると言うので原作を読んだが、ロボット、という造語が普及したのこの本きっかけだったの知らなかった。すごい影響力だ。
    今となってはよく目にするようなロボット/AI SFの原型のようなお話なのかな。休憩挟んだらヘレナがナチュラルに妻にされてた流れが一番ホラーだったけど。

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    2024年05月07日