カレル・チャペックのレビュー一覧

  • ロボット RUR

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    思ってたロボットと違った。クローンとかゲノム編集とか技術の進歩した今の方が、リアリティがあるのではないか。

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    2021年09月02日
  • 白い病

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    前半は伝染病と世間の恐怖。
    (これが、コロナ予言といわれる個所)
    後半は、人と力の恐怖。
    岩波にしては、訳が読みやすくうれしい。

    この作者も未来を見てたのでは。。。

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    2021年07月23日
  • イギリスだより ――カレル・チャペック旅行記コレクション

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    チェコ語で書かれた原典など読むことはできないが、本書の訳文の多彩な文体を見ていると、翻訳大変そうだなあ、と想像できる。

    飄々とした味わい、ちょっぴりの皮肉。
    ペンクラブの招きでのロンドン行きだったそうで、当時のイギリス文人の錚々たる顔ぶれの戯画もある。
    何でも、チャペックをそれまで高く評価していたチェスタートンは、本書p.206の戯画でかなり不愉快になったとか。

    約100年前のイギリス。
    ロンドンの様子は変わったに違いないけれど。
    郊外や地方の町はどれくらい変わったのだろう。
    そして、イングランドの人々が「私たちが行かない所」と言ったアイルランドは。
    チャペックがアイルランドに執心したこと

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    2021年07月04日
  • ロボット RUR

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    ロボット=機械だと思ってたら元祖は神をも恐れぬウェットウエアだったのね!

    人間の欲望の深さとそれを満たすための非人間性が怖い。
    相手は人間じゃないからその非難には当たらない、というけど
    かつてインディアンもアボリジニもイヌイットも
    黄色人種も黒人も女性も人間ではなかった。

    ロボットたちが団結して反抗してくるようになると
    「異民族ロボットを作ろう、そうすればお互い憎み合い団結しないから」
    には降参。

    それでも作者は人間の側に立って書いた、というから驚きです…

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    2021年06月15日
  • 園芸家12カ月 新装版

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    面白い!
    まさかこれほどユーモア溢れ、小気味良い寄席のような面白い本たど思ってもみなかった!

    現在の我が家は庭もなく、園芸と言えば4個のサボテンを何年も愛おしく育てている(サボテンの花は本当に美しいのです!)以外、何もしていないのだが…
    そんなの全く関係なく楽しめる

    熱心でマニアックで、少々偏屈オヤジの園芸エッセイだ
    サブタイトルでも付けることを許されるのであれば、「頑固親父の園芸生活12ヶ月」…みたいな感じだ
    間違ってもインスタに投稿されそうなオサレ女子の園芸生活とは全く違う!
    また、憧れのイングリッシュガーデン手引書みたいなのとも全く違う!
    とにかく表に出てくる花のビジュアルだけを大

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    2021年02月24日
  • 白い病

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    重いテーマの割にそこかしこにユーモアが漂っているので、どこか楽観視しながら読み進めたら結末はとんでもなかった。疫病の話ではあるけれど、どちらかと言うとテーマとしては反戦の方に重きが置かれているように感じる。

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    2021年02月24日
  • 園芸家の一年

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    24時間365日、頭にあるのは庭のことばかり、気になって気になって来客中も旅行中もうわのそら、自慢の草木の名前を尋ねられれば聞かれてないことまで早口で語り倒し、間違えられようものなら大激怒…。弟カレルのユーモラスな筆致と兄ヨゼフの可愛らしい挿絵で活写されるアマチュア園芸家たちの生態があまりにも「オタク」そのもので腹がよじれるほど笑ったが、この牧歌的なエッセイがどのような時勢を背景に書かれたかを知って愕然とした。

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    2021年02月09日
  • 白い病

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    白い病は、今年のコロナが世界中に広がる中
    ぜひ一度は読むべき小説だと思う。
    戦争と疫病が蔓延する世界。
    コロナが流行している今も何処かで戦争
    は起きている。
    コロナを引き金に暴動が、世界各地で現実に
    起きているし病気が終息しても、紛争は無くならず
    また新たな病が世界で起こるかも知れない。
    貧富の差も問題だ、薬が買えないとしたら
    また紛争の引き金になる。
    ガーレン医師の求める理想的な平和と元師の戦争で
    国の求心力を求める事は表裏一体で、どちらの選択も難しい事なのかも知れない。

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    2020年12月01日
  • 園芸家12カ月 新装版

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    園芸家のつぶやき&心の中だろうか。
    いやいやあるある。ちょいとでも植物を育てたら、痛い程わかるなぁ。
    ここまで、私はマニアックではないけど。
    フレーズが詩的だなと思ったら、著者は本業は劇作家でした。

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    2020年10月24日
  • 園芸家12カ月 新装版

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    「ロボット」という言葉を生んだカレル・チャペック生誕130周年。北海道より北に位置するチェコで晩秋来春の庭計画を夢見、牛糞堆肥を愛し、クロッカスに狂喜し、雑草と水撒きに格闘し、いつかはダリア、薔薇の新種を求め。酒も煙草もやらずガタイが良く品行方正なガーディナーの12カ月。植物を愛する姿が愛しすぎと園芸王子三上さんも大絶賛。

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    2020年09月02日
  • 園芸家の一年

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    本書をのんびりとと、時折吹き出しながら読み終えた。巻末のいとうせいこう氏の解説を読むとこのエッセイの書かれた時代背景が書かれていて、そのことを思いながらまた振り返ると文章に、それまでと異なったライトの当たり方がされてしまった。面白かった。サボテン人間。サボテンダー。

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    2017年03月18日
  • 北欧の旅 ──カレル・チャペック旅行記コレクション

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    80年くらいの前の北欧旅行記。船旅がメインのこの本、今は何となくオシャレで素敵なイメージしかない北欧の国々は、厳しい自然の中で様々な歴史を経てきたのだ、という当たり前のことに気づかせてくれる。とりわけ海からむき出しの岩、時には荒れる広い広い海、とりまくたくさんの木々や森。自然について執拗なほどしつこく、ありったけの比喩で書かれているのでちょっと読みづらいけど、イラストが添えられていてなんともかわいい。
    旅であるがゆえの一過性物悲しさの切り取り方が響く。
    「何でもない、申し上げるが、何でもないのだ。しかし美しい。描くというよりもむしろ愛撫したいような美しさ。」

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    2014年09月13日
  • オランダ絵図 ──カレル・チャペック旅行記コレクション

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    ネタバレ

    著者が1931年にオランダを訪れたときの観察記。80年以上前に書かれたとは思えないほど現在のオランダ風景と重なる。運河、自転車、風車、犬。オランダの光は本当に透明でものの輪郭が細部まで見える。その色彩はクリーンで涼やか。こういう風土からレンブラントやフェルメール、ヴァン・ゴッホが出てくるんだなあという感じ。チャペックの旅行記はウィットがあって面白い。

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    2014年08月27日
  • イギリスだより ――カレル・チャペック旅行記コレクション

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    チェコの作家カレル・チャペックの
    イギリス旅行記。

    現在でも多くの外国人が集まるような
    観光スポットを訪れているが、
    「外国人ジャーナリスト」である
    彼独自の目のつけどころがあったり、
    ユーモア溢れる文体で(私は偉大なる
    作家に向かって失礼かと思うが、
    「チャーミングな文体」だなぁと
    感じる。)綴るイギリスは
    欠点もあるが愛すべき国であると、
    約十年以上も前に旅した時のことを
    思い出しながら読んだ。

    文頭につけられた「あいさつ」と
    いう文、「旅に出て、私にとって
    心に残るのは有名な観光地ではなく、
    そこで生活を営む人々である。」と
    いった内容の言葉が私の心に刻まれた。

    私達は、
    その人の

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    2013年05月03日
  • スペイン旅行記 ――カレル・チャペック旅行記コレクション

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    マチスのダンスにも似た、躍動感のある自由な線画が楽しい。靴みがきの恍惚のダンス、ろばにまたがった農民、格子窓のちっちゃな楽園、魔術的な装飾、闘牛、愛しあう男女、束縛されない率直な歌、フラメンコ、等等。
    「世界が千もの違う顔を持ちどこへ行っても異なるという理由で、全世界を愛するということのほうが喜ばしい」

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    2013年03月31日
  • 北欧の旅 ──カレル・チャペック旅行記コレクション

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    ネタバレ

    1936年にデンマーク、スウェーデン、ノルウェーを巡った旅行記です。鋭い描写とユーモアラスで温かみのある表現と多数のイラストで、旅行で出会った北欧の自然・民族・文化を描いています。

    今夏の旅行中に読んでました。オスロからベルゲンを経由してトロンハイムまでの鉄道と船の旅の風景が、ほとんど変わっていないように見えて驚きました。また、著者は船旅の最中にアメリカの宣教師の布教集団の騒がしさに殺意を感じるほど辟易していますが、ヘルシンキ-オスロで乗った飛行機の2つ後ろの列でアメリカ人女性2人がずっと大声で話し続けているという状況に出くわして苦笑してしまいました。
    フィヨルドはこんな↓感じでした。

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    2012年08月17日
  • スペイン旅行記 ――カレル・チャペック旅行記コレクション

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    スペインに興味が湧いていたので読んでみたが面白かった。カレル・チャペック。『ロボット』という言葉の考案者であることは何となく知っていたが、著書を読んだ事なかったので自分としては思いがけない発見だった。80年程前の旅行記だけど特に気にならず(現在のスペインもリーガ・エスパニョーラぐらいしか知りませんが…)街並み・人々の生活が詩的に表現されていてとてもいい。旅行でこれ程感動的になり美しく表現できるのはとても羨ましい。『アルハンブラ物語』もそうでしたがオリエント風の建築物に魅かれますね~。

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    2012年04月22日
  • 長い長いお医者さんの話

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    夜空の彗星はしっぽをふって空中かけまわる犬のお星さま!なんて素敵なんだ。とくに素敵だなと思ったのは、あて名のない愛の手紙を送り主に届けるために国中探しまわるゆうびんやさんのお話。

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    2011年06月28日
  • 長い長いお医者さんの話

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    なんとも妙なお話が詰まってました。楽しいホラ話という感じでしょうか。ホラにホラを重ねて、話自体もあっちに行ったりこっちに行ったり、子どもを前にしてお話を考えながら語っているような雰囲気が面白かったです。それでいてちょいと風刺を含ませたりするから、油断出来ませんな。

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    2010年08月09日
  • 長い長いお医者さんの話

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    あーー面白いわー!
    タイトルもきいたことなかった岩波少年文庫(知らないのだらけ!)
    チェコの作家さんの、童話がたくさん入ってます。
    お話の中でお話をするお話がたくさん(何これわかりにくい)

    宮崎さんおすすめの本です。

    「長い長いおまわりさんの話」の挿絵だけ見たことあって
    びっくりしました。

    お話の中で、いろんなひとがお話をしていく形態が多くて、
    元は(出だしは)どんな話だったのか読んでるうちに忘れちゃいます。笑

    宛名と差出人が不明の手紙を1年かけて届ける「郵便屋さんの話」や
    大金の入ったカバンをいきなり預けられて誤解で投獄されて死刑にまでなりそうになる「宿なしルンペンくんの話」や
    最後

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    2012年10月03日