石田スイのレビュー一覧
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今回は三つ巴となった金木・アオギリ・CCGの前哨戦と言ったところだろうか。巻の終わりは金木とアオギリの直接対決である。
嘉納追跡編はひとまず完了と言ったところだろうか。その中で現れた彼の言葉は、これからの金木君の行き道を指し示すようで非常に印象的なところだ。
物語もだいぶ進行しているが、そのつど謎も増えていくので(たとえばアオギリ側で双子をそそのかしていたエトは何者なのか、だとか)、ちょっと頭がこんがらがりつつある。
その辺、すっきりする流れではないので星四つとなっている。
アイコントークなんか見てると、これだけでもう星五つでもいい気がするけども。 -
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東京を舞台に、人の姿をしながら人肉を喰らって生きる怪人・喰種(グール)となってしまった少年の苦悩と恐怖を描くダークファンタジー。再び幕間となる今巻。少しずつ明らかになってゆく喰種たちの過去と素顔。一方“梟”の謎に迫るCCGはある情報を掴むとともにヒロイン・トーコの働く喫茶店「あんていく」に注目し…。悩みに悩む主人公・金木がようやくちょっと笑顔を見せてくれてホッとしましたわ。でもすぐ暗雲立ち込めそうでホント救いがない…。次巻が気になります。そりゃそうと東京喰種って寄生獣と設定似てるよね。いや、別に二番煎じとかそういうことじゃなくてケチつける気もないしどっちも面白い作品だけど、設定とかさ。
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Posted by ブクログ
東京を舞台に、人の姿をしながら人肉を喰らって生きる怪人・喰種(グール)となってしまった少年の苦悩と恐怖を描くダークファンタジー。果てしない拷問の果てに喰種として覚醒した主人公・金木は圧倒的な力で敵の喰種を屠り、苦戦していたヒロイン・トーコらを救援。一方、突如姿を現した伝説の喰種“梟”と対峙するCCGは…。「半殺しだ」と言いながら人体206本中103本をなぶるように折っていく金木クンは狂気とスレスレどころじゃなくもはや完全に狂気の人だけど、それでもほんのかすかな希望へ縋り、悩み苦悩する姿には心揺さぶられます。金木くんがとにかくカッケエわけ。