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『進撃の巨人』、『彼岸島』、『寄生獣』…。ご多分に漏れず『東京喰種』も「人喰い」マンガなのだが、人肉無しには生きられない喰種(グール)を、現代社会のマイノリティに重ねて描いている点では、他の「人喰い」マンガとは一線を画すように感じる。
ある事件をきっかけに、人間と喰種の両性質を持つこととなった、主人公の金木をはじめとして、彼が働く“あんていく”と呼ばれる喫茶店の従業員たちも、人間と喰種の共存を願っており、マイノリティであることの葛藤と、やり場の無い気持ちを抱えて生きている。金木にとっての英良、董香にとっての依子、西尾にとっての貴未、リョーコにとっての雛実など、親友や恋人、家族など、かけがえのない存在の為に闘う彼等の強さ、美しさを目の前に、心を動かされること必至だ。
これは!
私のお気に入りのシーンがこの巻につまっています。
ヤモリとの戦闘シーンが一番良かったです。白カネキ君が好きな方は見るべき巻ですね。おすすめです!
Posted by ブクログ
酷い虐待を受けて、その苦痛から逃れる為に自分が虐待側に回る、と言う、今では世に広く知れ渡った被虐待者の末路…人の心が解らないから無邪気に傍若無人に振る舞える…こういうキャラも出尽くしている、アニメや漫画の世界では、冷酷に敵→秒殺できるものの特異性をあまりにも賛美する傾向が強い。後々登場するヤモリもそうだが、殺戮者にあり得るのにはその人間もかつては虐げられた者なのだ…これは現実に起こっている事であるので、キャラ造りとして使われやすいのはよく解る。DVの被害者が大人になって自分の子供を虐待する様に…
だが、それで納得できるものだろうか。凄まじい虐待から現実逃避するために第二の人格を作り、自分の精神世界を守る、これはとても理に適っている。だが、それがひっくり返る瞬間、虐待者を撃退した時、撃退出来た時、憎しみを相殺出来なければ悲劇しか生まない。虐待者を虐待できた力を持て余し、他の人間に力を放出し続ける者はかつての被害者であった自分の絶望感に目を瞑れるものなのだろうか、自分の与えているものに怯える人間を目にし、思い出さないのだろうか。
ヤモリでさえ、「お母さん」に縋っている…
「傷つける人より傷つけられる」人になるのは、傷つける人間の何倍もの精神力が要る。選んでいるようでどちらも選んでない、リゼの言葉は正しいのだ…あまりに正しい事は時に「悪」とされる。いい子ほど不幸な目に遭う。自分を守る為にはどこかで自己中心的でなければならない。過剰防衛になる必要は全くないが、我を通すことも必要なのだ。ひたすら優しいだけでは自分の他者も救えない。怒りが自分を守る時もある…
カネキ覚眼!!!!!違うか、グール風に言うと赫眼!!!!!
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