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『進撃の巨人』、『彼岸島』、『寄生獣』…。ご多分に漏れず『東京喰種』も「人喰い」マンガなのだが、人肉無しには生きられない喰種(グール)を、現代社会のマイノリティに重ねて描いている点では、他の「人喰い」マンガとは一線を画すように感じる。
ある事件をきっかけに、人間と喰種の両性質を持つこととなった、主人公の金木をはじめとして、彼が働く“あんていく”と呼ばれる喫茶店の従業員たちも、人間と喰種の共存を願っており、マイノリティであることの葛藤と、やり場の無い気持ちを抱えて生きている。金木にとっての英良、董香にとっての依子、西尾にとっての貴未、リョーコにとっての雛実など、親友や恋人、家族など、かけがえのない存在の為に闘う彼等の強さ、美しさを目の前に、心を動かされること必至だ。
これは!
アヤトが結構出てくるのでアヤト好きにはこの巻がおすすめです。
過去の所も感動しましたし半殺しするシーンが私は面白かったですね。
でもアヤトが可哀想…ってなりましたけどトーカちゃんを思う金木君も良かったです。
Posted by ブクログ
カネキくんが「半殺し」の講釈をアヤトに垂れているところ…こういう理屈をこねくり回す感覚、凄く解る。文系人間の性(笑)。一見「理系」のものの考え方の様に見えるが、心底文系の人間もやる。想像と現実の限界を天秤に計るやり方。
アヤト半殺しで、骨206本の半分で103本、と言う下り、作者がカネキの気持ちになって考えた挙句出した結論、って感じが凄くして、登場人物の思考回路を自分の頭の中でシュミレーションしてる様が目に浮かぶようだ…自分の世界観からズレない事も無論だが、自分だったら、を考えるんだろうなぁ。
人間の感情なんてものは物では測れないと言うが、押し引きは確かに存在する。プラスとマイナスの様に反発し、凹凸の様に噛み合う。感情を論理的に思考しようとするのが本読みの性だと思う。読書家のカネキくんの中にもそう言う思考回路が存在する…つまり、読書家であった人間のカネキくんは人間とグールの中間的な存在になったモノの中に根付いている。彼にはグールとして生まれ育った記憶がない。彼の精神世界を形作ったのはあくまでも人間として生まれ育った人間としてのもの。グールとして生まれたものには容易に理解しがたい考え方の持ち主、と言う事だ。
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