『進撃の巨人』、『彼岸島』、『寄生獣』…。ご多分に漏れず『東京喰種』も「人喰い」マンガなのだが、人肉無しには生きられない喰種(グール)を、現代社会のマイノリティに重ねて描いている点では、他の「人喰い」マンガとは一線を画すように感じる。
ある事件をきっかけに、人間と喰種の両性質を持つこととなった、主人公の金木をはじめとして、彼が働く“あんていく”と呼ばれる喫茶店の従業員たちも、人間と喰種の共存を願っており、マイノリティであることの葛藤と、やり場の無い気持ちを抱えて生きている。金木にとっての英良、董香にとっての依子、西尾にとっての貴未、リョーコにとっての雛実など、親友や恋人、家族など、かけがえのない存在の為に闘う彼等の強さ、美しさを目の前に、心を動かされること必至だ。
感情タグBEST3
これは!
色々なキャラの背景なのが見れて少し悲しい気分になります。
殺さたから殺す。人間と喰種の共存。
狂気にみちたキャラの描き方などとても引き込まれます。
面白い
面白いです。この漫画は巻をますごとに面白くなっていっていると思います。序盤では設定だの世界観だのの構築的な面白さがありますが、この巻あたりではだいぶ中身が面白くなっていってるなと感じました。
5巻も面白すぎる!
トーカちゃんと月島の境界での戦闘シーンにおけるトーカちゃんがかっこいいし、美しいし。まじでよかったです!
匿名
VS美食家・月山習。緊迫した展開の中、駄々っ子みたいな台詞を吐く月山さんに思わず噴き出しちゃいました(笑)トーカちゃんが格好良かったです。新キャラも登場し、どんどん面白くなってます。
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【あらすじ】
「未知なる味」を探求する“美食家”喰種・月山の執念。「晩餐」は終わっていなかった。迫り来る月山と対峙するカネキ、ニシキ、そしてトーカ。自らの欲を最優先し、牙を剥く怪人に大苦戦する中、カネキに舞い降りた“閃き”とは…? そして、〔CCG〕(喰種対策局)にも新たなる動きが…!?
【感想】
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今回は美食家の決着+リゼの番外編。リゼが良いなあ。自分以外を見下しきった性格はもう逆に爽快なほどだ。
美食家との対決は熱かった。トーカさん、イケメンなヒロインをしてるなあ。#44の最後なんかかっこよすぎ。
なお、余談であるが、表紙のリゼが美人過ぎる。この作品に関心を持ったきっかけなのだから、やはり表紙は大切なんだなと思う。
Posted by ブクログ
月山さん、貴未を誘拐するのはやめてほしい。
西尾さんと彼女がお互い思いやっているのを
邪魔しないであげて欲しいと思ってしまい、
読んでいて辛い。
トーカちゃんが気づいて助けに来てくれたシーンが最高に恰好良かった。
人間と違って喰種は人間しか殺さないという月山の台詞は確かにその通りで、人間は様々な種類を犠牲にしている。
西尾さんの過去は悲しく、そんな目に遭ってきた彼が
お前になら裏切られてもいいかも、
と思えるまでに貴未さんのことを愛しているというのが切ない。
始めは非常食のつもりだったとしても。
貴未さんの方も、食べてもいいよと瞬時に思えるところが凄まじい。
一生懸命食べた依子ちゃんの料理がここに来て効いている、という皮肉が悲しかった。
そんな状況でも、あんたが死んだら休みが一日減るという言い方で金木を思ってくれるトーカちゃんが素敵。
西尾さんの「貴未以外何もない」という言葉も
トーカちゃんに自分を食わせるという金木くんの決意も、
ここにテメェのものなんかひとつもねぇと言うトーカちゃんも全てが凄まじい。
ぼろぼろの錦くんにも泣けるし、トーカちゃんがリスクを嫌うことも分かる。
その人は自分達のヒデや依子だという金木くんのことばも響くが、何より思わず溢れた貴未の「綺麗」という言葉と、それを聞いたトーカちゃんの表情が堪らない。
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ニシキにも、トーカにも、月山にでさえ(?)なんかしらの「人間との葛藤」があり、誰にも過去があり、自分にとって譲れないものが掴めている…それはまるで人間の在り様と同じではないか。
演出にこだわる余りに詰めが甘い月山…なんだろう、ザマーミロと思ってしまう(笑)。「僕のだぞッッッ!!!」って怒るんなら趣向にこだわんなよ、ってツッコミどころ満載のキャラだなぁ。
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第五巻。
美食家編はとりあえず終了?
リゼが意外とキーパーソンだったような展開。さらに新たなハトも登場しさらに激化していくのかな?
続き楽しみです。
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美食家月山との対決。錦の恋人貴未を人質に取った月山に、金木が挑む。
11区での利世のエピソード。そしてCCGにも新たな動きが。新捜査官の鈴屋什造が真戸以上に危険そう。
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東京を舞台に、人の姿をしながら人肉を喰らって生きる怪人・喰種(グール)となってしまった少年の苦悩と成長を描くダークファンタジー。狂気の晩餐をかろうじて生き延びた金木だが、“美食家”月山は主人公・金木に執着し付け狙う。「カネキくんが喰べながらカネキくんを喰べたい」とか、クレイジーなワードで楽しませてくれる月山さんがとても魅力的。一方、喰種捜査官が所属するCCGに現れた新人・什造の基地外っぷりも期待が持てそう…。あの耳パン(←本編読めば意味がわかります)て本当にできるのか???役者も増え、ますます世界観が広がってきましたわー。
Posted by ブクログ
美食家・月山の壊れっぷりがいいですね。アニメでも今丁度月山のあたりをやっているけれど、こういうキレた食えないキャラがいると、グール側も面白くなってくる。そして表紙のリゼさん。1巻であっさり死んで「!?」と思ったけれど、ここへ来てなにやら伏線が出てきました。
Posted by ブクログ
「僕のだぞッッッ!!!」は流石に笑った.
カネキではなくトーカが活躍する巻,というかカネキはまだ全然...
登場人物がわっと増えた回でもある.こういう「間」のような話は,読んでるうちはつまらないんだけど,この後に盛り上がるのかな?みたいなワクワク感もある.