あらすじ
【雑誌掲載時の著者カラー原画を収録したリマスター版!】「僕の邪魔をするやつはみんな…摘まなきゃ」 人間を捨て、「アオギリの樹」への協力を宣言した、元〔CCG〕解剖医・嘉納。そして、四方に攫われた、リゼ。理解不能の現実の連鎖に、我を失ったカネキは“半赫者”へと姿を変える。暴虐の限りを尽くすカネキを前に、善戦する篠原特等捜査官と〔CCG〕は、ついに「SS級配置」を取る。“喰種”×〔CCG〕、頂上決戦の行方は…!?
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『進撃の巨人』、『彼岸島』、『寄生獣』…。ご多分に漏れず『東京喰種』も「人喰い」マンガなのだが、人肉無しには生きられない喰種(グール)を、現代社会のマイノリティに重ねて描いている点では、他の「人喰い」マンガとは一線を画すように感じる。
ある事件をきっかけに、人間と喰種の両性質を持つこととなった、主人公の金木をはじめとして、彼が働く“あんていく”と呼ばれる喫茶店の従業員たちも、人間と喰種の共存を願っており、マイノリティであることの葛藤と、やり場の無い気持ちを抱えて生きている。金木にとっての英良、董香にとっての依子、西尾にとっての貴未、リョーコにとっての雛実など、親友や恋人、家族など、かけがえのない存在の為に闘う彼等の強さ、美しさを目の前に、心を動かされること必至だ。
感情タグBEST3
11巻も面白い
カネキの戦闘シーンの描写といい戦い方が今までと一風変わりすぎて鳥肌ものだった。
亜門さんの筋トレシーン素直に笑いました。
※これはお気持ち感想文です
〜お気持ち感想コメントです〜
突発的に書きたいことを書いただけの駄文です。
長い上に読みにくいです(語彙力消失)
まとまっていません
外でも気軽に読めたらなと思い購入😊
人間と喰種との間で揺れながらも、仲間を守るために必死に生きてるカネキくんがとても良い…
半喰種っていう特殊な存在になってしまったけれど、探そうと思えば平穏な世界に少しは身を置けたのでは…?と読む度思うけれど、
皮肉な事に、人間達から嫌われている喰種になってしまってから、大切な人たちが増えていくっていう…
過酷な環境だけれど、沢山仲間が居て頼られて、結果的に人間の世界よりも喰種の世界の方がカネキくんにとって優しい世界になってしまったんだろうなって。
東京喰種の世界では、喰種は完全悪で排斥されるべき存在で、実際ヤバい奴も多いけれど、
人間と大して変わらない、戦えない・生きた人間を食べない喰種もいる訳で…
うまい言葉が見つからないけれど、本当の敵は何なのか、協力し合うことは出来ないのか?とか毎回考えてしまう
人に危害を加えない喰種と、復讐する喰種、遊びで危害を加える喰種。
人間と同じで色んな喰種がいるけれど、全て「同じ」ものとして扱われるから、結果力のない喰種に1番しわ寄せがいってしまう。
喰種に対して行ってるこれは多分「差別」なんだろうなって。
せめて危害を加える喰種とそうでない喰種を「区別」出来たらなと思う(?)
割と現実世界でも、東京喰種の世界の人間と喰種みたいな関係とか考え方(多いから自分は気をつけようと思う(?)
何を書いたか覚えてないのでオチはありません!
Posted by ブクログ
【あらすじ】
「僕の邪魔をするやつはみんな…摘まなきゃ」 人間を捨て、「アオギリの樹」への協力を宣言した、元〔CCG〕解剖医・嘉納。そして、四方に攫われた、リゼ。理解不能の現実の連鎖に、我を失ったカネキは“半赫者”へと姿を変える。暴虐の限りを尽くすカネキを前に、善戦する篠原特等捜査官と〔CCG〕は、ついに「SS級配置」を取る。“喰種”×〔CCG〕、頂上決戦の行方は…!?
【感想】
Posted by ブクログ
根が真面目で優しい子ほど神経症を発症すると言う…人間のカネキくんは天涯孤独な身の上の孤独さを内に秘め、順応しようとしていただろうに、グールに絶望から救い上げられ、仲間を得た事で、自分は一人ではない、と思ってしまった。故に、異常なまでの責任感、自分を孤独のどん底から救ってくれた仲間を絶対に失いたくないと言う強迫観念に捕らわれてしまった。
思い返すと、誰もカネキに「強くなれ」と促したわけではない、そう言う場面はヤモリに拷問されている間に自分の内なるリゼと会話していた間にそそのかされただけだ、そのリゼももしかしたらカネキの崩壊寸前な精神が作り出したものかもしれない。カネキは自分で自分の行く道を決めた。自分の決めたことにあまりにもひたすら正直に進んで行こうとした。
と本編は非常にシリアスな状況なのだが、不覚にも巻末の世界の童話パロで爆笑だ…
Posted by ブクログ
今更のように思ったけど,2巻の亜門はやっぱ極端すぎだった気が.3〜4巻あたりから亜門の性格が『漢』っぽい感じになってきてる.
ナシロ・クロナがアカデミー候補生時代の亜門を見ていると,途中で性格変えたんだろうな...という感じがする.
その亜門が発した『「ただの喰種で」いいんだなッ!!??』からのカネキの一言は,7巻で傾いたはずの天秤がまた揺れ動くような出来事だった.
結局のところ,まだカネキは捨てきれていないということだろうか.
あとバンジョイの羽赫はウケる.
Posted by ブクログ
嘉納研究施設編後編。
ムカデの半赫者として認識された金木だが、共食いによりその精神が蝕まれていることがわかる。
金木は自分の暴走を抑えることができずに万丈を攻撃してしまう。
Posted by ブクログ
亜門と金木の遭遇戦は、今回はひとまず見逃す形で終結。二人のドラマがメインディッシュであることを改めて示す方になったかな。
ところで、この巻の後半は笑い話ばかりで、ただでさえアイコントークでお腹痛いのに勘弁してもらいたいものである。結構大事そうな高槻さんとの邂逅がすっ飛んだよ。亜門さん迫真の表情で何やってんの。(笑)
物語的には星四つ半だけど、そのギャグのキレと巻末のトーカの麗しさに敬意を表して星五つと評価したい。トーカちゃん、リゼさんの表紙以来のスマッシュヒットだったよ。
Posted by ブクログ
東京を舞台に、人の姿をしながら人肉を喰らって生きる怪人・喰種(グール)となってしまった少年の苦悩と恐怖を描くダークファンタジー。執刀医・嘉納の言葉に混乱し、激昂した主人公・金木は喰種の高み“半赫者”に姿を変える。巨大なムカデのような赫子を操り暴虐の限りを尽くす金木に苦戦する喰種捜査官・篠原だが…。再び狂気の向こう側へいってしまう金木と、人の心へ戻ろうとする金木の葛藤が苦しすぎる今巻。もういい加減燃え尽きてしまっても全然おかしくないのに金木くんスゴイなぁと。ここまで強くてトチ狂っているのに、いまだに線の細さというか、ただの文学青年だったころの繊細さを表現できる著者もスゴイ。画力だいぶアップしてますよねー。
Posted by ブクログ
喰種としての強さを手に入れる代わりに理性を失い暴走するカネキ。対する亜門との戦いで見せた本音に心震えました。喰種側、人間側と簡単には句切れないほど多種多様、そしてどちら側が悪で正義とも言えない関係。個性溢れるキャラがどちら側も魅力的。什造の強さはどこから来るのか。アキラに翻弄される亜門さん今回も可愛かった(*´ч`*)そしてついに四方とウタの過去が次回明かされる。若き日の有馬さんも登場するみたいで非常に楽しみ!
Posted by ブクログ
亜門さん良いキャラしてるなぁ。頼むからカネキくんはもうヒナミちゃんと一緒にトーカちゃんとこに戻って日常を過ごしてくれ。お労しすぎる。
Posted by ブクログ
感想
「誰かを救う前にお前が救われてくれ」これに尽きる。まじで可哀想な人しかいなくて辛い。みんな救われて欲しいけどそんなにうまくはいかないよな…
Posted by ブクログ
ナシロとクロナと什造の過去の話を絡めての
戦いは壮絶。
カネキたちも、どこをみても壮絶な戦いしかない。
亜門も喰種に育てられて、情も湧いてしまっているところがあるのは什造と共通しているのだ。
金木と亜門の戦いのシーンは切ない。
金木がもう少し普通に話せる状態だったら何かまた違っただろうか。
守りたいと言いながらその相手を傷つけ、それに気がついて錯乱する様子は見ていられない。
万丈さんは本当にいい人だ。
「誰かを救う前にお前が救われてくれ」
という言葉を、傷つけられた直後にもかけられる。
篠原が死んでも後悔しないという什造、
シロナを置いていけとあっさり言う嘉納。
そして、混乱しながら戦っている中でも
篠原を必死で食べないように抵抗していた金木。
誰が一番、”人間らしい”のか。
小説を読んで普通に楽しめている金木にほっとするし、サイン会に出かける気になってくれて良かった。
高槻先生のサイン会のやり方、かなり時間はかかると思うが、これだけのファンサービスをしてもらえるのは羨ましい。
ヒデが金木の名前でサインをもらいに来たことがとても気になる。
Posted by ブクログ
「生む原因を作った」と「生んだ」では結構ニュアンスが違うんだけどその辺、カネキが勘違いしているだけなのか?
まぁ、目の前の敵を倒せば済むと思ってるぐらいだからそうなのかもしらん。
Posted by ブクログ
強くなるため共喰いを続けたカネキが手にしたのは制御できない力。「ただの喰種でいいのか」と問う亜門に「もう喰べたくない」と答えるカネキが印象的。そしてカネキを正気に戻すのが万丈っていうのがびっくりで、とてもいいなと思った。
Posted by ブクログ
表紙でもぶっ壊れてるカネキくんですが、同種の食い過ぎで変な赫子出し始めちゃってます。キモい。お前はどこまで覚醒していくんだ。
今は穏やかなMASK職人のウタさんですが、若いころはヤンチャだったようで、ヨモさんとの昔話がなんだか微笑ましい。
Posted by ブクログ
生きることは喰らうということ。
耐え難い飢えか、共喰いの罪悪感か、強さへの狂おしい渇望か。精神を蝕まれる狂乱の『半赫者』カネキ。強者でなければ救うことは出来ないのか?…鬱です。
でも亜門&アキラコンビのどきどきハプニング♡に癒されました。亜門は完全に弄られキャラ化してるなぁ。