あらすじ
【雑誌掲載時の著者カラー原画を収録したリマスター版!】“聞きたいんだ、お前の物語を。” 熾烈を極める、〔CCG〕による、20区「隻眼の梟討伐戦」。「あんていく」へ急ぐカネキの前に、立ちはだかる亜門鋼太郎。因縁にも似た宿命の対峙の結末は…? 同時刻、各所で勃発する「悲劇」の連鎖。己と、かけがえのないものを失いながら、貫こうとする、それぞれの正義。止むことのない雨が、悲しみの螺旋を描き続ける。まるで、すべてを放擲した涙のように。
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『進撃の巨人』、『彼岸島』、『寄生獣』…。ご多分に漏れず『東京喰種』も「人喰い」マンガなのだが、人肉無しには生きられない喰種(グール)を、現代社会のマイノリティに重ねて描いている点では、他の「人喰い」マンガとは一線を画すように感じる。
ある事件をきっかけに、人間と喰種の両性質を持つこととなった、主人公の金木をはじめとして、彼が働く“あんていく”と呼ばれる喫茶店の従業員たちも、人間と喰種の共存を願っており、マイノリティであることの葛藤と、やり場の無い気持ちを抱えて生きている。金木にとっての英良、董香にとっての依子、西尾にとっての貴未、リョーコにとっての雛実など、親友や恋人、家族など、かけがえのない存在の為に闘う彼等の強さ、美しさを目の前に、心を動かされること必至だ。
感情タグBEST3
今更読みました。やはりあんだけ盛り上がっていたマンガだけに面白かったです。一気に読みたくなるのを我慢しつつ、クーポンを使って買いました。「re」も読みます。
Posted by ブクログ
とんでもない展開すぎて、うわ~~~!って声出た。
亜門~~~!!!金木~~!!!!!死人多すぎて辛い。
謎もまだまだ多いのでReでどうなっていくかが
楽しみすぎる。はやく読みたいと思う。
高槻泉を好きになってしまうかもしれない。
これは!
表紙が怖すぎますが、今回はまだ有馬さんの出番はありませんでした。
CCGが最大の敵に対して、人間側の最強戦力をまだ温存している状況が恐ろしい・・・。
あんていく店員の意外な強さも明らかになりましたが、10月下旬の次巻、嫌な予感しかしません。
あとは、死地に向かうカネキと、それを止める月山のセリフの対比がいいなと思いました。
心境の変化をうかがわせる月山の懇願に対し、以前と変わらない答えで返すカネキが良かったです。
Posted by ブクログ
うわぁ〜‼︎面白い!面白すぎる‼︎感動的な面白さです☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆ヤバイです‼︎凄いなコレ!切ない余韻を文学的に締めくくっていて……驚きでした!
Posted by ブクログ
【あらすじ】
“聞きたいんだ、お前の物語を。” 熾烈を極める、〔CCG〕による、20区「隻眼の梟討伐戦」。「あんていく」へ急ぐカネキの前に、立ちはだかる亜門鋼太郎。因縁にも似た宿命の対峙の結末は…? 同時刻、各所で勃発する「悲劇」の連鎖。己と、かけがえのないものを失いながら、貫こうとする、それぞれの正義。止むことのない雨が、悲しみの螺旋を描き続ける。まるで、すべてを放擲した涙のように。
【感想】
とてもよかった
いろいろ謎のままだけど、金木研の(悲劇)という物語は綺麗に完結した作品だと思う。
Reはトーキョーグールとしての物語の完結をみたい人のための作品だと思う。
そして、新たな、re、王、としてのカネキケンの物語。
Posted by ブクログ
カネキの死で終わる最後だけど,まだまだ伏線も回収されていないし,:reに期待.
JACKでもそうだったけど,有馬が強すぎて話にならんけど,これいったいどうするんだろうな.
Posted by ブクログ
とにかくつらかった。敵も味方もそれぞれなにかを失って、この世界は間違っているかもしれないけど、どっちかだけが悪かったってことは絶対になくて、なんというか、そういう諸々が伝わってきてつらかった。これはカネキくんにしか分からないんだと思ってたのに、ひとまず幕引きしてしまったわけで、これからどうなっていくのかますます気になるところ……
Posted by ブクログ
凄絶な結末である。主人公格二人の退場とともに、物語はクローズした。
それにしても謎が多すぎて、暗示が多すぎる。彼の方は明らかに死んだ。だが、あちらは、親友の彼との会話を考えると、ただただ単純に退場と見ていいのか非常に難しい。リゼについてもなんら解決していないのだし。
これで本当に終了していたら、さすがジャンプえげつない打ち切りだぜ、と言いたいところである。いや、さすがにそれは有り得ない話だが。
第二部も最近始まったそうだし、単行本派としては楽しみに待ちたいところだ。
Posted by ブクログ
最終巻。カネキくんの「悲劇」はこれにて終わり。疾走感と絶望感に良い具合に混ざったカタルシスのバランスは何度も読み返したくなる。次のreも俄然期待。
Posted by ブクログ
この最終巻だけでどれだけのことが起こったのか…まだ頭を整理できずにいます。
普通なら4~5巻をかけて語るような、かねてからの因縁や伏線を、こんな使い方をするなんて…!とページをめくるたびに驚きが続きすぎて、放心状態です。
幸いにも、続編?にあたる:reが再会されたので、この衝撃とモヤモヤがちゃんと解消されることを願います。
読んだあとに、こんなに頭を離れない作品は久しぶりです…。
Posted by ブクログ
東京を舞台に、人の姿をしながら人肉を喰らって生きる怪人・喰種(グール)となってしまった少年の苦悩と恐怖を描くダークファンタジー。主人公・金木の悲劇ここに極まれり的なバッドエンド。クライマックス感ハンパない最終巻ですなぁ。いくつかの伏線は回収されましたが、謎はまだまだテンコもり。新章が楽しみです。ちなみに本の帯にはその新章「東京喰種:re」連載スタートの特報と、アニメ2期のお知らせ。さらにカバー折り返しにはあの人物のネタバレもあるので、読む際はくれぐれも気を付けてください!
Posted by ブクログ
足下に咲き乱れるは一面の"死"。V14に独り佇む、死神・有馬貴将。見る者すべてを畏怖させる圧倒的強者。
易々と貫かれるカネキ。垂れる脳漿。こぼれ落ちる記憶。「みんなを守りたいわけじゃない。自分が独りになりたくなかっただけだ…」
どこまでも自虐的なカネキくんです。少し休むって永眠するわけじゃないよね?巻末のプリン頭はカネキだよね⁈
『この続きがYJで読める!』に危うくのりそうになる。しかしYJ表紙の楽しげな絵を見て「なんか違う⁇ 」そっと元の場所に戻したのでした…。続編どうなんだろう?
Posted by ブクログ
圧巻の完結編。といってもこれは東京喰種という大きなストーリーの一部が完結したに過ぎない。また新たな戦いは続くという終わり方だがまさかの展開…!衝撃的でまだ謎は残るけれどちゃんと一部は完結されているから凄い。有馬貴将の佇まいと戦闘シーンの美しさに全て持っていかれた。あと什造や捜査官の皆…ネタバレはしませんが泣きました!! 石田スイさんの渾身の画力と顛末が素晴らしい!Re:が楽しみでなりません。
Posted by ブクログ
☆完(全14巻)
〜序章〜
・カネキはリゼに襲われ病院へ
・病院でグールのリゼの臓器を移植され半グールに
・あんていくで働く
・グールを追うCCGとトーカが対峙
・真戸vsトーカ トーカ勝利し真戸死亡
・カネキvs亜門 カネキ勝利
・美食家月山に狙われる
・トーカカネキvs月山 トーカカネキ勝利
〜アオギリの樹編〜
・グール集団アオギリの樹に拉致されるカネキ
・ヤモリが拷問
・アジトにCCGとあんていくが同時に突撃
・カネキvsヤモリ カネキ覚醒し勝利
・梟vs篠原 梟勝利
・カネキ救出
・アオギリのボスは隻眼の王
〜嘉納追跡編〜
・永近がCCGに協力
・亜門は新たに真戸の娘暁と組む
・カネキはマダムAを追いクロナナシロと出会う
・嘉納はリゼから実験体を造っていた
・CCGもカネキたちも嘉納を探す
・クロナナシロvs鈴屋 鈴屋勝利
・梟の正体は芳村
・隻眼の王は芳村の娘
・嘉納はアオギリの樹と行動をともにする
〜梟討伐編〜
・特等クラスのCCGが大量に動員
・芳村が対峙
・カネキ途中参戦
・カネキvs亜門 引き分け
・瀕死のカネキを永近が助ける
・梟討伐
・直後隻眼の梟襲来
・特等全滅
・カネキvs有馬 有馬勝利
[総評]
終盤の闘いすごいな
おもしろ
絵もどんどんうまくなってる
Posted by ブクログ
完結作品との事で読み始めたけど、あれ…これ終わるのかな…と終盤思っていたらやっぱり続いた。
キャラクターが魅力的でストーリーも読みごたえ有りで、どんどん先が読みたくなります。
オマケマンガも面白いです。
14巻はそこそこ
東京喰種の第一部の幕引きはこんな感じになるのかと少し物足りない感じはあります。
詳細に描かれたり、謎解きがされるのは第二部になるのかな。
Posted by ブクログ
1~14巻まで読み終わったので、こちらに感想をまとめます。
まず初めに。これ、完結してなかったんですね!! 続編らしきものが出ているのは知っていたけれど、そちらは外伝みたいなものかなとしか思っていなかったので…、ここまで中途半端に終わるなんて思っていなかった。かなりガッカリです。どう終わらせるのか、ずっと楽しみにしながら読んでいたのに…。
いえ、まあ、それでも充分に面白かったです。こういう重すぎるくらい重いテーマを扱った作品はかなり好み。人間側も、喰種側も、共に可哀想でなりませんでした。現実の人間同士での争い事にも同じことが言えるけれど、どちらかだけが一方的に悪い、ということはない。どちらも共に、大切な人を失いたくなくて、大切な人を奪われたことが悲しくて、憎みあわずにはいられない。失いたくないのは同じなのに、互いに奪いあわなければ、誰も何も失わずに済むのに、戦いあって傷つけあって、互いの大事なものを奪いあわずにはいられない。なんて空しい…。そして、その両方の気持ちを理解できたはずのカネキは、結局序盤で触れられていたような橋渡し役になることもできず、仕方のないことではあったけれど、結果的に、守るために戦うようになってしまった。そして…、続編に続くんですね。うーん、どうなるんだろう。気になります。とりあえず、カネキが生きているなら、亜門もどうにかして生きているんじゃないか…とか思っているんですが…。
また、喰種の矛盾は、捕食の対象である人間が、姿形も知能の程度も感情的な面も全てがあまりにも自分たちとそっくりである、という点なんでしょう。友人となりうる存在を、食べなければ生きていけない。それがどんなに辛くても…それでも生きていたい。「生への欲求」と「罪の意識」が、常に彼らにつきまとう。かなり不自然で、苦しい立場です。こちらも、どのように解決されるのか、せめてなにか救いがあるのか、それともどうにもならないのか、注目していたのですが…。
これだけでは、とても評価なんかできそうにないですね。ひとまず続編に期待しておきます。
Posted by ブクログ
自分の事しか考えないのは人間として極当たり前のことだ。人のための言いつつ、本当は自分のためでしかない事を、人のためと信じてやっているのも人間だからこそだ。
物語の中に、小さかった頃の自分を救いたがっている人間の描写が繰り返される。子供の頃、この悲しみを味合わなければ、この痛みを知らなければ、この孤独を知らなければ、今の自分はもっと強く生きれるんじゃないか、と。痛みを知らなければ自分の事は解らないものなんだ…
有馬VS梟の図式が濃くなって来て、ますます混迷を極める…主人公カネキそっちのけで風呂敷広げまくりになりませんように…。
初読時の読後感を経て、アニメ2期、re:を3巻まで読んで、色々思う事が増えた。
Posted by ブクログ
総括。
バトル化するよりも人食いの化物になってしまった主人公の葛藤を描く方が好きだった。
笑ったのが1話に出てきたリゼと医者が物語の根幹に関わる人物だということ。お前ら四皇かよ。
いつかアンティークに帰ってくるよね!はネタに使える。
Posted by ブクログ
最後まで失速せず面白い展開でした
ただ主人公の狂い方が悲しい
読み終わったときは ??? という感じでしたが続編があるとのことなのでそちらを読みたいです
絵が繊細で一コマ一コマ魅入ってしまいます
Posted by ブクログ
ええええっちょっと待って、え?終わり?こんなモヤモヤで!?新章ってそんなーーー。なんだか不完全燃焼。新章ねぇ…。ホントの終わりが納得のいく最終回ならいいんデスケド…。
あとは、有馬特等、人間か!?スゴすぎて笑った。
Posted by ブクログ
Reのほうは続編だけど、こちらはこちらでキリがいいところで完結するのかと思っていたからほとんど解決されないままでガックリ。アニメも見てたけど、アニメのラストはだいぶ変えていたんですね~。
Posted by ブクログ
鬱展開の予感はしてたけどやはり哀しいラストだった。
「それだけ強くならないといけなかったのね 傷付けられてきたのね」「強い人って可哀想ね」って作中のことばが頭に響いている。
喰種側もCCG側もキャラクターが魅力的で、双方に共感できるように描かれてたのが切なさを倍増させる。
交わらない思想、理解されない正義こそがこの世の何よりの悲劇だと改めて思う。
そして回収されないままの伏線はRe:に続くってことなのね。