あらすじ
【雑誌掲載時の著者カラー原画を収録したリマスター版!】天敵“白鳩”に両親を殺害された少女・ヒナミ。悲劇の少女の為に、“白鳩”の本拠地〔CCG〕へカネキとトーカは足を踏み入れる。そこには、受け入れざるを得ない悲しみの螺旋階段が待ち受けていた──!
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『進撃の巨人』、『彼岸島』、『寄生獣』…。ご多分に漏れず『東京喰種』も「人喰い」マンガなのだが、人肉無しには生きられない喰種(グール)を、現代社会のマイノリティに重ねて描いている点では、他の「人喰い」マンガとは一線を画すように感じる。
ある事件をきっかけに、人間と喰種の両性質を持つこととなった、主人公の金木をはじめとして、彼が働く“あんていく”と呼ばれる喫茶店の従業員たちも、人間と喰種の共存を願っており、マイノリティであることの葛藤と、やり場の無い気持ちを抱えて生きている。金木にとっての英良、董香にとっての依子、西尾にとっての貴未、リョーコにとっての雛実など、親友や恋人、家族など、かけがえのない存在の為に闘う彼等の強さ、美しさを目の前に、心を動かされること必至だ。
感情タグBEST3
匿名
喰種は人間じゃないから駆逐しても大丈夫♪
っていう笑顔のCCGのお姉さん…こわ!少女でもなんでも喰種なら駆逐OKな人しかいないのか…サイコ集団に見えるけど人間側からすると有難いんだろう
匿名
トーカちゃんとカネキくんが変装してCCGに行く話とかすき。真戸さんに見つかって、更にゲートに連れていかれてもうバクバク(;;´oωo`;;)真戸さんの勘すごすぎる
円環
前話から始まった喰種捜査官編の完結巻。
あれほど残忍に思えた喰種捜査官にも家族がいて、その家族にとってトーカたちは家族の仇で、という悲劇の連なりを指して円環と題したのかと気づいた時には鳥肌が立ってしまった。
早く続きを読みます。
Posted by ブクログ
闘い方をトーカちゃんに教わり続ける金木君。一方母、リョウコさんが亡くなってしまったヒナミちゃんはしばらく眠れない夜を過ごしていた。ある日の夜、ヒナミちゃんがいる部屋に行くとヒナミちゃんが居なくなっていた。ヒナミちゃんを探しにトーカちゃんと金木君は夜の街を走る。重原にいたヒナミちゃんを見つけたトーカちゃんの前に現れたのはリョウコさんを殺した張本人、真戸。そんな中金木君は、真戸の後輩、亜門と出くわす、、、。
・最終的に真戸さんを倒したけどヒナミちゃんは笑顔になれるかな?少しずつトーカちゃんが金木君に心を開いて言ってるのを見るのが好き笑
・亜門さんや真戸さんにもちゃんとそれぞれ生き方、日常があると思うと少し悲しくなってくる。
・好きなセリフはトーカちゃんの「私だって、、、アンタらみたいに生きたいよ、、、!!」というセリフ。
グールだって、人間と同じような感情があって人間らしく生きたい。そんな気持ちが切実に受け取れるセリフだったから。
これは!
色々なキャラの背景なのが見れて少し悲しい気分になります。
殺さたから殺す。人間と喰種の共存。
狂気にみちたキャラの描き方などとても引き込まれます。
ヒナミちゃん
目の前で親を殺されても、親を殺した人間を殺さないヒナミちゃんが印象的でした。新しいハトも登場するみたいなので、これからの展開に目が離せません。
泣いちゃった
悲しい、惨い。何が正義で誰が正しいのか分からなくなる。共存って無理なのかな、わかり合うことはできないのかな。切ねえなあ
3巻もよかったです
ぐいぐい引き込まれていく世界観がとても魅力的な作品です!
今回のひなみの件を通してより一層まとまりが見られるようになったあんていくの今後が気になります!
匿名
どっちが悪い悪くないではないんだけど、真戸さんがやったことはヒナミちゃんにとって余りに惨い仕打ちだったと思います。捜査官としての使命感というよりも、喰種への憎悪に駆られて必要以上に相手を甚振り、復讐心を満たしているように見えました。カネキくんの表情、ヒナミちゃんの言葉が胸にきます。
Posted by ブクログ
ぐいぐい引き込まれる。
復讐がしたい。この世は間違っているから。
復讐がしたいわけではない、幸せになりたかっただけ。
これからどうなるのか。
生きていていいのか。
目の前で親を殺されてなおその張本人である人間ですら殺すことを是としないヒナミは本当に強いと思う。反対にここまで迷いなく全てのグールを憎み切る真戸…何があったんだ。
Posted by ブクログ
【あらすじ】
天敵“白鳩”に両親を殺害された少女・ヒナミ。悲劇の少女の為に、“白鳩”の本拠地〔CCG〕へカネキとトーカは足を踏み入れる。そこには、受け入れざるを得ない悲しみの螺旋階段が待ち受けていた──!
【感想】
Posted by ブクログ
第三巻。
カネキが遂に戦闘開始。
ヒナミが現状一番強いのではないか。あとは四方さんや店長の動向が気になる。
真戸退場に合わせて新たなハト登場のふりもあり続きが楽しみです。
Posted by ブクログ
董香は雛実の情報をCCGがどこまで掴んでいるかを調べるために内偵するが、真戸によって見破られる。
真戸は雛実を誘き出す罠を仕掛け、董香がこれに当たる。
金木は亜門と対峙するうちに覚醒する。
Posted by ブクログ
復讐の連環が描かれ始めた第三巻である。
ヒナミの叫びは真理だ。親しい人が死ねば、悲しい。寂しい。だからこそ殺し合う、という歪さがシンプルに描かれている。
この作者さんはキャラの殺し方を心得ているな、と感心させられる。
この手の悲話において、キャラを消費する手際というのは極めて重要である。要らぬキャラを生かし続け、しつこくストーリーに絡み続ける展開は、最も避けるべきところだ。
いや、別に11区編でのジャンプ的な展開を非難している訳ではなくてね。
匿名
人しか食べれないことにはグールも葛藤があるのかなと思いました。自分たちも生きるために動物の肉を食べるのにグールを悪みたいにするのは少し傲慢な気がしました。
Posted by ブクログ
感想
夫、また母と父を共に作ったクインケで殺す。さすがに外道すぎる。真戸を泣くほどしたってくれている人や家族がいるようだから喰種以外にはいい人なのかな。喰種と人間は相容れない存在だが、金木くんが架け橋となることで今の関係が変わっていくことを願う。
引き込まれる
色々なキャラの背景なのが見れて少し悲しい気分になります。殺さたから殺す。人間と喰種の共存。狂気にみちたキャラの描き方などとても引き込まれます。
戦闘シーンの迫力がすごかった
いままでは主人公達の苦労や葛藤の描写が多く描かれており、戦闘シーンは少なかったと思いますが、今回は戦闘シーンが多く、そして相手も強いという状態だったので満足出来ました。
Posted by ブクログ
真戸さんのやることはいちいちえげつないが、
それも喰種に人間並の感情が無いと思っていて
人間ごっこをする姿にもヘドが出ると思っているからで、
ここに至るまでの恨みもあると思うと
一方的に真戸さんが悪人とも言い切れない。
「僕を人殺しにしないでくれ」という金木の言葉が
亜門に少しでも響くことが一縷の望みに感じる。
Posted by ブクログ
僕を人殺しにしないでくれ
って本来効果のないセリフだよな。
そして子どもは子どもで…。
対象は対象で、理解しなきゃいけない相手じゃないんだよな。
だって、理解してくれるなら、そもそも最初に殺されてないもんな。それをグール側から描いている。
答えはでないだろうなぁ
Posted by ブクログ
2巻まで読んでもういいかな‥と思っていたのだけど期間限定無料になっていたので3巻読んでみた。
やっとここから主人公の目的ができて面白くなってきた。
グールが人間と共存できる道なんてあるのか?と思うけどどの辺に落としどころつけるのか気になる。
Posted by ブクログ
アニメ観てたけど、漫画とストーリーが違う展開だったらしいのでずっと読みたかった。とりあえず3巻まで無料キャンペーンで読めたけど、漫画とアニメの分岐点まではまだまだ先っぽい。続き読みたい。
Posted by ブクログ
人間を食いたいと思った事はないが、この作品を読んでいると「食欲」についてどうしても考えてしまう。ストレス食いと言うのを持っているので、このストレス食いが起こる時の、食べたら太ると解っていながら目の端にジャンクフードが見えている状態の時に、殆どの場合、その誘惑に勝てない、と言う経験を日々味わっているからだ。食べた時の満腹感・充足感がストレスを和らげる(忘れさせる)と言う事なので、止めるわけにはいかない、と言うのがある。食べなければストレスが脳内を支配してしまうからだ。そうなると精神的に辛い、だから食べる…豊潤に食べ物が手に入る日本にいるからこそ出来る訳で、「飢餓感」で食べている訳ではない。そのストレス食いが全く起こらない時がある。ストレスが「ない」からではなく、ストレス以上に興味のあるものに自分の意識が集中している時だ。要するに、食べるのを忘れてしまえる、と言う事。
亜門と対峙したカネキがは、人を殺したくない・食べたくないと言う心が命ずる精神力でグールとしての本能と闘って勝とうとしているのだ…単に、人間でもありグールでもあるどちらにとっても「半端者」である「葛藤」を描いているのではなく、彼の「たった孤独(ひとり)」と言う孤独さが生んでいる彼だけの闘いだ…
Posted by ブクログ
読み返してみると,真戸さんって結構あっけなく退場してるんだなあ.
この時点でのカネキは人と喰種の架け橋になろうとしているのがよく分かる.戻れるものなら人に戻りたいという欲望と,その一方で喰種の生き方を受け入れようとする諦めとが中途半端に混ざり合って,かっこ良くみえなくも無いけれどどちらかと言えば弱くてワガママな人間が取る「全部欲しい」という情けない願いのようにも見える.
Posted by ブクログ
グールに対するラスボス感があったハトの真戸がまさかこんなに初期の巻で散るとは…。その意志は弟子の亜門がついでいくのでしょうが、それにしてもあっけない。進撃の巨人のように、このマンガもいつ誰が死ぬのやら、うかうかできません。
わかるようでよくわからない「クインケ」。赫子もそうだけど、まだまだ本当の姿が見えてきません。
Posted by ブクログ
両親を殺されたグールの少女ヒナミのために、白鳩の本拠地であるグール対策局(CCG)へ潜入する主人公カネキたち。グール同志の不協和音も見えてきてドキドキしますぅ。来Qからアニメも始まるし、盛り上がってますなぁ☆
Posted by ブクログ
敵キャラも結構キャラが立ってるし、良いね!
設定も色々と凝ってるというかストーリーに絡むように上手くまとめてて良い感じ!
まあ正直この時点で12巻ぐらいまで読んだ上でのレビューなんですけどまあこの時点ではほんと面白いっすわ!
Posted by ブクログ
真戸がこんな早くいなくなるとはびっくり
個々の願いがすべて満たされる世の中はない
狩る側は相手の背景なんて気にしない
ハーフは架け橋にもなれるし、
両者の世界からのけ者にもなりえる
世界の道理だね
Posted by ブクログ
1~3巻貸してもらって読みました!
見た目は人と変わらないが、人を食って生きる
グールたち。その臓器を移植された主人公は
人でもない、グールでもない、ふたつの性質を
あわせもつ生き物になってしまった・・・!
人とグールの闘い・・・わかりあうことはできるのか・・・!?
という超絶男の子漫画。
ふだんあんまり男の子漫画読まないので、
この作品がどうっていうほかに、
男の子と女の子ってこうも興味関心が違うものなのだよな~
という俯瞰的なことを考えてしまった。笑
面白かったです!