奈良千春のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
建設会社社長×ボディガード
主人公はマルタイ(ガード対象)に惚れられることも多い怜悧な美貌と冷静な頭脳をもった、優秀な警備員(ガード)。
容姿・能力に恵まれたガード対象者は、大げさだと警備を断るが、交換条件に主人公一人がつくなら、とガードを了承する。
秘書として入り込むことになった主人公だが、ガード対象は何かにつけて挑発・誘惑してくるが…。
藤代さんのデビュー作だということです。
中身はクオリティが若干低い、というより練れてないという感があるものの、緊迫感はあるし、なかなか落ちないメンズラブのだいご味はしっかりありました。
ラストがもうちょっと頑張って拒否しながら、を望んでましたが(笑) -
Posted by ブクログ
橘さん初読み。若いカプなのに爽やかさはカケラもなくずっと夜の中をゆらゆらと流されているような雰囲気。心に負う傷故に恋に一歩を踏み出せない二人だけど、心が捩れている原因は攻めのチカの方が根深い。当て馬の少女の正体がわかると釈然としないものを感じるので少女ではなく司を当て馬としてもっと表に出して攻めの心情を掘り下げて欲しかったかも。若い二人からは引いた位置から読んでいたので焦れたりはしなかったけど「言葉は心を伝えるためにあるもの。二人とも単文喋りはやめて、ちゃんと喋りなさい」とは思いました(笑)
司の背景を知ると、もしかしらた司は柚槻を愛しく想っていたのかもしれないと思った。自分の背負うものを考え -
Posted by ブクログ
893の跡取り坊ちゃん、といっても27歳の鳴海は家業を嫌って探偵業を営んでいます。美形だけど、女々しくない受。
子供だった時に母親を亡くした鳴海を陰日なたになって支えてくれた若頭の甲斐に恋心を持っているのに、一度拒絶された過去があるため、諦められずとも素直になれない。
正統派?昭和の香り漂う任侠893の主従モノで、克上あり、敬語責めありのマニア垂涎の内容です。
文章力のある作家さんの作品なので、先の読める話でも楽しくスリリングな展開に、いつの間にかのめり込むことができます。
鳴海は今時の軽さも備えていて、893の家に生まれた理不尽さに悩みつつも、前向きな姿勢がたくましくもあり、けなげでもあ