奈良千春のレビュー一覧
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高柳は今、一世一代の決心を胸に香港の超高級マンションの前に立っていた。
目的の相手は、大学時代の同級生、ティエン・ライ。
香港での仕事をマフィアに邪魔され、失敗しそうな高柳は、最後の手段にティエンに交渉を持ちかけに来たのだ。
交渉金のない高柳は、自分自身の身体をティエンに売るから、それでマフィアをなんとかしてほしいと頼む。
必死な高柳に、香港でも有名なマフィアの血を引くティエンは、妖しい取り引きを持ちかけてきた。
「お前の身体だけで報酬が足りない場合は、俺に一生飼われる覚悟はあるか」危険な魅力を放つティエンの目の中に茫然と頷く自分の姿を高柳は見た…。 -
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ネタバレタイトルから何か淫靡なものを連想していたのけど、全く違った。最近流行の攻×攻です。
草間柊一は、『久世義嗣』という架空の人物になりすまし、代議士秘書見習いとして代議士のパーティに参加して、今をときめく青年実業家の深澤泰久に近づく機会を抜け目なくねらっていた。
なぜなら彼は公安の捜査員で、右翼とのトラブルが原因で謎の死を遂げた深澤の個人秘書の秘密を探るためだ。
予定どおり深澤に近づき、まんまと個人秘書の座の収まった草間。
早いところ任務を終わらせて深澤ともおさらばしたいと願っているが、何を思ってか自分への個人的興味を隠そうとしない深澤。
あからさまにアプローチしてくる深澤に、疑心暗鬼にすらなっていく。
草間は常に『久世』を演じているはずの自分が時折その仮面をはがされて素で反応してしまうことに戸惑いを隠せない。
どちらもトップしか張らないとプライドを持った男同士が、腹を探り合い、ばかし合いながら引き寄せられていくスリル。
有能な深澤が実は生活能力皆無のダメっ子で、ついつい世話を焼いてしまう草間のおかん気質も何気に笑える。
負けん気が強い草間と天性のたらし深澤のガチンコ対決。
焦らされて焦らされて弱音を吐く草間は男前なのに壮絶に色っぽかった。 -
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ネタバレ過去23年間、地味でずっと冴えない人生を送ってきた圭司。
そんな圭司を過去最悪の事態が襲った。
勤めていた会社を突然、リストラされた上に、アパートが火事になってしまい、家まで失ってしまったのだった。
頼れる実家もなく、友人もいない圭司は、行く宛てもなく途方に暮れてしまう。
ついつい酒に逃げ、酔いつぶれた圭司が目覚めたのは、とあるバーであった。
そのバーは、雰囲気もよく落ち着いた店だったのだが、ちょうど従業員が辞めたばかり、ということもあり、美形なオーナーとクールなマスターに気に入られ、そこでバイトさせてもらえることになる。
ついでに、バーで寝泊まりしても構わないと言われた圭司は、自分の今までの境遇から考えられないくらいのラッキーに二人に深く感謝の念を抱き、真面目に勤める圭司だったが、実はこのバー、「男が好きな男」が通うバーだった。
ノーマルだけれど、彼女いない歴23年の圭司は困惑するけれど、どういうわけだか、バーに通う客からはモテモテで……
おまけに、オーナーからも手を出されてしまい……
という話でした。
元はいいのに、自分の見た目にお金をかける余裕もなく、興味もなかった圭司は、生育歴もあって、なるべく一目につかないような生き方をしてきた。
けれど、そのことが仇となって、今まで散々な扱いしかされてこなかったけれど、自分に自信もないから、それに不満や怒りを覚えることもなく、最低限の生活をしていた。
けれど、会社をクビになった上に、家も火事で燃えてしまい、その最低限の生活さえも脅かされて、行き場を失った圭司を救ってくれたのが、とあるバーのマスターの櫻崎。
見るに見兼ねた櫻崎に洋服を与えられ、髪型も整えられた圭司は次第に変わり始めていく。
というシンデレラストーリー要素もありのお話。
櫻崎が最初、圭司に手を出したのは、ほんのつまみ食い的な感じだったけれど、次第に櫻崎の気持ちの方が、冗談にならなくなってきて。
自分がモテるなんて考えたこともない圭司が、ほいほいと店の客と飲みに行ってしまったことに怒って、ついつい手荒な扱いをしてしまったり。
ペースを乱されたのは櫻崎のほう。
最後には、母親の借金のカタに、ヤクザに捕まった圭司を櫻崎が助けてハッピーエンド、でした。
受け視点で、ちょっとSっけのある攻めが、なんとなく振り回されてるのが伺えてなかなか面白かったです。
ちょっとハードめなので、そういうのが好きな人にも十分、楽しんでもらえるように思います。 -
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「蛇淫の血」シリーズラスト。
前作では凪人とは敵対組織で拉致った張本人の若頭×企業社長。
前作のイメージがあったからどうかな〜と思ってましたが読んでみたら何だろう…人間臭い所もあるじゃないかw
逆に一番すらすら読めたかもしれない。
臣の呼び方がコウちゃん→洸ちゃんにスライドしていくとことか、洸己が臣に来るなと言うとことか私的に萌えポイントも多々あり♡
スパンキング描写もありますがそこまで酷い描写ではないので問題なく読めるかと。
ラストとあって凪人らいつものメンバーも登場しますが…凪人成長してましたww久隅に報復を許可するとことかスゴイ様になってるww
ラストなんだけど続き読みたいよ〜! -
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BLCD先行で聴いてからの読破。
天涯孤独、母親から虐待、その後入った施設も合わず、町でふらふら女に世話になりながら生きてきた秀和が、親の復讐の手駒として智則に拾われる。
が、この、智則という男もやはり過去に恵まれておらず、父と慕った恩人を殺され、復讐以外を考えられずにきた。常識以上の秀和のプライベートへの立ち入りに、戸惑いながらも、いつの間にかお互い惹かれ合う。
CDをキャスト買いしたので原作読んでみようと買ったのですが、内容がCDの方が色々軽いので、ヤクザとの立ち回りシーンとか、作家さんなりに色々考えて、頑張って書いてあるのにCD結構削られてしまってるなと思った。
あとはわりとさらっと読み終えた。