ヤマシタトモコのレビュー一覧

  • HER

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    ヤマシタトモコ先生=BLのイメージがあったんですが、これはすべて女性のお話し(男性目線もありますが)
    短編だけどそれぞれの話が微妙にリンクしてるのも楽しい。

    女性のヒリヒリした焦燥や嫉妬、不安などなど、とにかくモヤ付いたものを表現するのがすごく上手いなあと驚き。
    私はとても共感する部分が多かった。

    「こんな後ろ向きで性格悪いこと考える私って…」と思ってたようなことをキャラがバンバン言うから、嬉しいような抉られるような(笑)
    どの話でも主人公の悩みが解決したわけじゃないのに、なんとなく前向きな気持ちに。
    ちょこちょこ読み返してるマンガです^^

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    2015年12月26日
  • WHITE NOTE PAD(1)

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    はい好き~ほんと好き~。
    こんな入れ替わり考えたこともなかった!!
    一年も知らない人として過ごすのってほんと怖かったろうな。自分が誰かも分からないなんて正気の沙汰じゃない。こわいよ。
    そして巡り会う二人。「わたし」とはなにか。
    二巻が楽しみです。

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    2015年12月17日
  • 新装版 ジュテーム、カフェ・ノワール

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    装丁もお洒落でカフェで珈琲飲みながら読みたくなる短編集。新装版ながら初読み。ラカンパネラのコミュ障男子の反応がいちいち可愛いくて、BL一歩手前のこれから何かが始まりそうな関係性に萌える。魔法使いの弟子の男見る目のない中年男も好き。女子校生が間に入るのもスパイスとしていい感じ。食べたものが身になる内の3ヶ月は自分を忘れないって話は切なくて胸が痛い。他の作品も続きが読みたくなるものばかりで、さらっとしてるけどそれが短編集の醍醐味なんだろうな。

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    2015年12月12日
  • HER

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     心臓を抉られる。人に見せられないコンプレックスや深層心理を表面化させられたような心地になった。

    CASE1の井出さん。自分の好きな靴を履いて好きな服を着る。もし男性に選ばれたら、その時は選ぶ準備はできているのに、選ばれない。選ばれるのは、いつも自分と違う女の子。

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    2015年11月28日
  • さんかく窓の外側は夜 1

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    1巻と2巻の感想を合わせて。
    何度も何度も読んでしまう。BLとホラーがいい感じに組み合わさってる。ホラーの部分もちゃんと怖い!夜中読むとやっぱり怖い。でも本当に面白いので早く3巻出て欲しいです。

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    2015年11月27日
  • HER

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    この漫画からヤマシタトモコさんのファンになりました。
    女性ならきっと共感できるストーリばかりです。

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    2015年11月26日
  • 花井沢町公民館便り(1)

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    ネタバレ

    設定は超常的だが、村社会、被災地域へのポジティブな差別、ネガティブな差別などが生々しい。
    自警団や裁判機能のうまく機能してない感じもリアル。たまたま有能な指導者が隔離側にいればいい形で組織されるだろうが、そうでなければこういう人間的な、だらけた形になりそう。

    面白かった。
    まだまだ語られていない物語も多そうで楽しみ。

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    2015年11月20日
  • ヤマシタトモコのおまけ本

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    こうやってまとめてもらうと結構ペーパーとか逃してたんだなぁと思う。ありがたい。
    モーサムティングのその後が好き。王大好き

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    2015年11月10日
  • タッチ・ミー・アゲイン

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    初めて読んだ時は息を止めての芥さんが好きだったけど何回か読んで表題作とcandiedLemonPeelも好きになってきた。だいたい好き

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    2015年10月27日
  • BUTTER!!!(5)

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    あー、最高。
    物語が始まった当初から、ぬぼーというか、作中にでてきたことばで「ひょうひょうと」「関係ない」と言われるように、諦め、でもなく、とにかく失敗に怯えて何もしないことを、とは言ってもダ部は作ろうと思ったんだよなー。高岡君なら失敗はしない、提案しても受け入れてくれる、って言う打算と言っては悪いけど、そんな感覚はあったのかも。
    そして、高岡君はただ「拒絶しない」なんてコトじゃなくて、二宮さんを受け入れて、というか「信奉して」wその対象である二宮さん自身も変質させるくらいに、強くて。
    あー、いいなぁ。

    あー、イイナァ。

    そしてその裏で弄られているよねはやかわ。
    イイナァ。

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    2015年09月19日
  • BUTTER!!!(4)

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    問題のよねやん早川コンビの台頭。
    とはいえ山場はやっぱり高岡二宮先輩が持っていくけど。
    「楽しい」がよりどころになると、それはやっぱり個々人で変わるし、個人の中でも時間によって変わるものね。そして一人では完結しない。
    そして、怒濤の5巻へ!!!!

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    2015年09月19日
  • BUTTER!!!(3)

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    二宮先輩には呆れられても、端場君の戦ってる姿が柘さんの背中を押してたり、まあ、通り一辺倒じゃないのが人間で。
    問題は掛井君にうつり、「本音」の話。
    その後の掛井君のキャラが面白いよねー。

    そ、し、て、3巻で一番肝心と思われる、#0だーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!
    信奉者。
    そして、ダ部に高岡君を誘った二宮さんも、まあこの時点で、って事なんだろうな。
    うひょーい。

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    2015年09月19日
  • ひばりの朝 (2)

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    ネタバレ

    平凡な人々の意識にのぼらないようなひとつひとつの些細な悪意あるいは無関心、無神経がひとりの人間を殺すにいたるまで
    直視したくない醜さをまざまざと突きつけられる話だった

    ひばりちゃんの家庭環境がアレでお箸の持ち方や鉛筆の持ち方がおかしいのが妙にリアルで、この先読者が満足するような気持ちの良いハッピーエンドにはならねえぞっていう絶望を感じる

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    2015年11月04日
  • ひばりの朝 (2)

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    およそ、およそ生死とは関係ないような、ごくごくごくごく普通の風景が。
    少しずつ少しずつ少しずつ少しずつ命を削り取っていって、
    決定的な、致命的な、
    そんな一撃は、何気なく、世界に溢れた、ほんの一言、
    一人の行動、
    一つの考え、
    それの積み重ね。
    人生はクロースショットではハッピーエンドだがロングショットではバッドエンドしかないのかぁ。

    あー、この、ヤマシタさんの不安定な、フワフワとした緊張感が、とても刺激的で、面白い。
    怒りか。
    あー、何が出来るんだろう。

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    2015年08月02日
  • ひばりの朝 (1)

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    何故か死蔵していたのを発掘。
    理由みたいな、周囲から語られるひばりという女の子の話、は、ひばり本人の視点を以て反転し、別に反転したわけじゃないけど、
    つむじ風のような、
    たつまきのような、
    真空の中に、
    実体が現れ、

    続く。

    やっぱヤマシタさんの漫画は面白い!!!!

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    2015年08月02日
  • さんかく窓の外側は夜 2

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    ネタバレ

    今回も面白かった!占い師や呪い屋とも深くかかわってきて、どんな展開になるのかわくわくします。呪い屋も怖いけど、霊の描写も毎回怖い。夜寝る前にはちょっと読めません。

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    2015年07月26日
  • さんかく窓の外側は夜 1

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    ネタバレ

    面白い!この設定は新しい。除霊ものですが、BLっぽい仕上がり?になってます。こんな除霊、みたことない。読んでるこちらもドキドキしてきます。続きがとってもきになります!

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    2015年07月26日
  • さんかく窓の外側は夜 2

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    一巻よりエグくなってるなぁ
    以前、感想を書きながらも思ったが、やっぱ、この『さんかく窓の外側は夜』、ホラーとサイコとBL、そんで、ヤマシタイズム、これらにある程度の耐性がないとラストまで一気に読めないわ
    悪霊やら人の悪意が起こす呪いが絡む、オカルト系の漫画の中でも質が良い作品はジワジワと怖さが心を覆うガードを時間をかけて溶かしながら染み込んでくる感覚があるのだが、この作品は人を斬り過ぎて刃毀れしてる長ドスを滅茶苦茶に振り回して、力任せにガードを壊して、隙間から強引に恐怖を捻じ込んでくる、そんなイメージが浮かぶ
    ヤマシタ先生の画・・・っつーより、線一本一本の辛みが効き過ぎているからか
    三角の隙の

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    2015年07月12日
  • 花井沢町公民館便り(1)

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    ネタバレ

    生きているものは誰も入れず出られない、見えない壁で囲まれてしまった小さな町が舞台の話。時系列バラバラのオムニバス。
    善くも悪くもない普通の人々の優しさと悪意が満ちています。ほとんどの人がモブ顔なのが印象的。

    第3号と第6号は特にショック。
    田舎の付き合いは陰険で面倒とかいうけれど、ちょっと手癖が悪い人がいたとしてもわざわざ犯人探しなんかしない。犯人も被害者も出ていくわけにはいかないんだから、曖昧にしておいたほうが賢いわけで、村八分なんてされるのは本当に最悪のケースだけです。江戸の長屋だって同じだ。狭い社会で生きていくための知恵がある。しかし、お隣との付き合いが希薄な、都市のど真ん中だった花井

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    2015年07月02日
  • ひばりの朝 (1)

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    皆死ねって思っても全員殺してまわれないからだからなんか あって思ったんだけど それって たとえば あたしが死んだら全員消しちゃったのとおんなじことになんないかなって

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    2015年06月13日