雲田はるこのレビュー一覧
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みよ吉さん
2巻から続いている八雲と助六の過去のストーリーにカッコいい女性みよ吉さんが登場して、かなり読みごたえありました。みよ吉さんに嫉妬してしまいそうです。
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るな
芸人たちの貧乏な青春。菊さんが大切にしていたものたち。八雲の名前をめぐってこんなことがあったのか~と。1巻の現代の八雲師匠の立派な芸をみると染みる。
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購入済み
落語
八雲師匠にとって人生が終わるときは落語家でいられなくなるときなのかなぁと思う。それだけ1つの事にひたむきに生きてきたことを羨ましいと思う反面、失ったときの喪失感は大きいんだろうなあと。
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購入済み
充実した短編集
雲田先生の作品の引き出しの豊富さに心酔してしまいます。表題作は吸血鬼と一緒に住む少年との話し→かわいさと色っぽさと最後は切ない内容でした。他にヤンキーDKの口喧嘩するけど照れたり…ニヤニヤしたくなるお話し、と、リーマンフェチ少し変態っぽい⁇でもかわいい「うらえりたん」、モンテカルロの雨→日本の冴えない脇役俳優と新進気鋭の外人俳優の映画共演のお話し、この冴えないおっさん俳優が読んでるとかわいいし、素敵に見えてくるから不思議…とても読み応えある一冊です。おすすめです!
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ネタバレ 購入済み
読み入ってしまいます
与太郎を通して、八雲師匠の半生を振り返っていくような内容で、とにかく八雲師匠が背負った罪が美しくもはかなく描かれていて読み入ってしまいます。こんな内容を考えられるなんて脱帽です。
ドラマ化もされておりましたが、八雲師匠と助六との因果関係が恐ろしくも美しくぞくっとしました。 -