安藤祐介のレビュー一覧

  • 被取締役新入社員

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    友人から借りた一冊。
    「面白いよ!」という御触れ付きで借りたものの,プロローグ読んだ時点で,「設定は面白いけど……この文体は好きになれないなぁ」と思いつつ読み進める。でも,その文体も「こういうストーリーには合った文体なんだろうな」と思えるように。
    それが本当に「面白い」と思えるようになったのは,この本が『本当の』サクセスストーリーになっていったあたり。ダメ人間がたまたま採用されただけでも成功かもしれないけど,そうじゃないからね,現実問題は。

    そして最後の一文がかっこいい。
    どんなことがあっても,それが自分の人生。
    それを受け入れられるようになっていきたい。

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    2013年12月15日
  • 被取締役新入社員

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    いやぁ、面白かった。
    最後の方は「うまく行き過ぎでしょ」とツッコミを入れつつも 、読んでるこっちまでなんだか幸せな気分になったり、ホロリときたりしましたよ。

    終わって見れば皆良い人だった、って感じ。
    好きですけどね、こういうの。


    不倫火山、ちょっとカッコいいじゃない、色々と。

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    2013年11月04日
  • 被取締役新入社員

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    所謂模範的な社員に「なってはいけない」というのが役目である
    「被取締役(とりしまられやく)」として中途採用された主人公。

    培われたものか天性のものかは知らないけれど
    主人公のその図太さがなければ
    全うできない役職のように思えた。
    (厳密には全うできなかったのだが。)

    あと、他人から怒られ、蔑まれること自体を
    仕事として割り切れる冷静さと、ある種の卑屈さが
    主人公にはあった。

    たとえ高額の報酬をもらえる
    「被取締役」のような職業が実在しても
    プライドやら何やらが邪魔して
    長続きしない人がほとんどだろう。

    実際はこの話のようにサクセスストーリーに
    なることは難しいと感じる。

    良い意味でも

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    2013年04月14日
  • 本のエンドロール

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    ネタバレ

    本が好きな人は読むべし!
    地方の弱小出版社としては、印刷後に誤字を見つけるとかひぃ〜!ってなるし、締切を伸ばすがいかに無茶かがわかったし、特色とか印刷の話が面白い。
    印刷営業、工場勤務、編集、データ制作、表紙デザイン…と、1冊の本がこんなにもたくさんの人の力でできているのだと感じられる。みんなそれぞれ仕事内容や立場はもちろん仕事観も違って、それでも「良い本を作りたい」という思いだけは共通。

    …ただ野末、お前はダメだ。仕事はできるのかもしれないけれど、家庭内での態度が…。作者は結構年配の人なのかな?今は令和だぞ?

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    2025年11月22日
  • 六畳間のピアノマン

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    ショートストーリーがずっと繋がっていくと言う構成。ただ、ブラック企業の設定が現実味が薄いので感情移入できなかった。

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    2025年09月05日
  • 日ノ出家のやおよろず

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    物を大切にする心は立派だと思うけど、それを人に押し付けるのは違うんじゃないかな…と楽志にモヤモヤするところはあったが、モノに心が宿った結果、日ノ出家のモノたちが心を込めて持ち主を助けるところは良かった。八百万のモノには神様が宿っても全く不思議じゃないね。

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    2025年06月29日
  • 日ノ出家のやおよろず

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    子どもの頃、色々擬人化してたなーっと思いかえして懐かしく思えました。
    そして人もものも大事にすると言う当たり前のことに気付かされました。日の出家のみんな幸せそう。
    ただ物語としてはもうちょい…

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    2025年06月09日
  • 日ノ出家のやおよろず

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    良い話でした。
    震災、コロナ禍と、同じ時代を生きているお話。小学生がからかわれるところは理不尽でむかむかしたけれど。

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    2025年04月30日
  • 日ノ出家のやおよろず

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    物を大切にしていないなぁ。いらないのはすぐ捨ててしまう。物の気持ちがわかったら捨てるのは、そもそも必要かを買う前に検討するけど、安いから買ってしまう。リサイクルには抵抗あるけど祖母宅の遺品整理の時に捨てるのはもったいないからとリサイクルショップに持って行ったけど使って欲しいとの気持ちじゃなかったなぁと読みながら不用品について考えてしまった。
    色々と物の向き合い方を考えさせてもらった一冊。

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    2025年04月23日
  • 本のエンドロール

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    印刷会社の営業マンが主人公のお仕事小説。

    1冊の本が出来上がるまでの流れがよく分かるし、
    何よりも各描写がリアルすぎて、たくさん取材されて書かれたことが痛いほど伝わってくる。

    ただ、少し期待しすぎてしまった感が否めない。

    話の展開が似ていて、同じ話を何回も聞かされている感覚になってしまった。

    ラストのメッセージも、割と使い古された内容でうーん…という印象。

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    2025年03月19日
  • 仕事のためには生きてない

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    何故か頭に入って来ない。
    悪戦苦闘しているとは思うけどリアリティが無いと感じました。
    こんな風になれば良いのかな。
    理想ですね。
    音楽があるというだけで羨ましいです。

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    2025年03月18日
  • 日ノ出家のやおよろず

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    日ノ出楽志は、家事も仕事も上手くこなせなくて不器用であるが、モノを大切にして長く使う人である。
    モノには心が宿っていると言うのは彼が使っているさまざまな電化製品や時計などのモノたちで、楽志からそれぞれに名前までつけられている。
    文中でもそれらのモノたちが会話する。

    楽志が一児の父になり、リストラされてリサイクルショップに勤め始めてからさまざまなことが起こるが、そのたびにモノたちが応援しているのも微笑ましい。
    年代とともにモノに対する考え方も変化していくのも面白い。
    モノの大切さもわかり、本当に必要なものもわかる。
    粗末に扱うのはやめようとなる。


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    2025年03月09日
  • 仕事のためには生きてない

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    普段中々読まない仕事系の小説。
    本屋でよくポップ付きで売り出されていたので、気になって読んでみた。
    最後の怒涛の反撃が痛快で面白かった。

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    2025年02月15日
  • 本のエンドロール

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    24/11/29 ピンとこず。期待値高かったからかもしれないけど、痒いところに手が届かないまま終わってしまった感じ。
    奥付の見方は少し変わるかも。

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    2024年11月29日
  • 仕事のためには生きてない

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    何のために働いているのか。
    どんなふうに生きたいのか。

    会社という組織の歯車として働きながら、
    自分にとって大切にしたいことは何かを
    考えて悩み、探してもがきながら、
    より良い毎日を求めて生きるお仕事小説。

    思い悩んで心が迷子になった先に
    “職場も世の中も捨てたもんじゃない“
    と感じられたらどんなに幸せだろう。

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    2024年10月26日
  • 仕事のためには生きてない

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    用事の前に15分くらい暇だったので本屋に立ち寄り、棚の中でなんとなく気になって手に取り、冒頭だけ読んでみておもしろそうだったので読むことに。

    読み終わって気づいたけど、『崖っぷち芸人、会社を救う』と同じ作者の方か!
    サラリーマン経験してそうだなあ、と思ってWikipedia見たら、結構いろいろなご経験されてそう…。そのご経験があるからこそ、いろんな人にやさしい話を書くのだなあ、と思った。

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    2024年09月16日
  • 仕事のためには生きてない

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    自分の好きなことをするために仕事をする。
    勇吉の好きなことはロックだ。
    バンドを組んで演奏するのが、何よりの楽しみだ。
    けれど、働いていれば好きなことが出来ないこともある。
    くそな仕事をさせられて、くさっている勇吉。
    そんな時にバンド仲間が余命宣告を受ける。

    仕事のためには生きてない。
    けれど、しなければならない仕事なら楽しいほうが良い。

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    2024年07月21日
  • 仕事のためには生きてない

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    ちょっと笑えて今の自分には
    ちょうど良かった
    今の職場にも細かいルールをどんどん
    追加する人がいるので共感しやすかった

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    2024年07月20日
  • 仕事のためには生きてない

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    「どのみち毎日通うなら、楽しい職場がいいですね」
    ほんとそう思う。
    仕事は生きていくためのお金を稼ぐための手段、と割り切るにはあまりにも多くの時間をそれに費やしている。だからこそ楽しくないと続かない。

    仕事とは、働くとは、生きるとはということをテーマに描いた物語。終盤はスカッとするものの、うまく行きすぎな感じでリアリティに欠けるかな〜。

    スマイルコンプライアンス12箇条はいいと思うけど、このプリンシプルを掲げられる会社なら元々うまく行っているんじゃないかと思うなぁ。

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    2024年05月17日
  • 宝くじが当たったら

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    億万長者を
    夢見る人へ!

    その日、
    あなたなら
    どうする?

    たった100万円、それさえあれば、
    ぼくの心の隙間は埋まるはずだった。
    なのに、2億円。
    大きすぎる!重すぎる!
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    わくわく食品気里佳勤務、独身。
    ごく普通のサラリーマン修一が、
    まさかの宝くじ一等2億円の当選。

    家族のお金の使い方がおかしくなり、
    身内が増え、同級生が集まり、
    鳴りやまない寄付の電話。
    ネットで晒され、大炎上。

    私も宝くじを買った日は、
    当たったらどうしようと色々想像したりしますが。笑

    いざ当選したら、

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    2024年04月13日