安藤祐介のレビュー一覧
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内容紹介
32歳、わくわく食品経理課勤務、独身。ごく普通のサラリーマン・修一の趣味は宝くじをバラで10枚買うこと。ところが今年、一等、2億円が降ってきた。あくまで堅実でつつましい生活を続けようとした修一の目の前に、急に現れた親戚、慈善団体に同級生。さらにネットに実名が流出、会社の電話が鳴りやまない! 最高の幸福が招いた大混乱、いったい誰を信じれば? ジャンボなドリーム、宝くじエンタテインメント!
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ラノベのように読みやすい。
宝くじが当たった時のための予行演習として役立つだろうwww
最後、意外とさわやかだった。佳作。 -
Posted by ブクログ
読み終えてからしばらく余韻に浸っていた。
法務課から営業課に異動し真面目に頑張るものの、全く目が出ないまま退職勧告を受け、新設の接待専門の営業零課へ異動しゼロから奮闘する若者の物語。
個性的な営業零課のメンバーの中にいても、真面目だけが取り柄の主人公はずっと契約がとれずお荷物扱いだったが、ふとしたことからできることを見つけ、メンバーみんなで協力しあって売上を上げていく。約7年半付き合っていた彼女と別れ、いつまで経っても慣れない営業職を続け、と完全成功ではなく元に戻らないものもあるけれど、だからいいのかもしれない。真面目に一生懸命に、人と人の絆を信じて。
小心者は自意識過剰であるとのことで -
Posted by ブクログ
上司にうまいこと利用され、リストラ待ちの社史編纂室という部署に左遷させられた45歳の中年男性を主人公とした再生物語。主人公は仕事一筋で家庭を顧みず、妻は独りで家庭を維持する孤独と不満を子供の成長への期待に転嫁し、娘は優秀な成績をとるが実はぼっちであり、息子は悪い先輩に捕まりパー券売り捌きやかつ上げに手を出している。そんな主人公にとってのどん底の状態から、会社以外に目が向いてなかったことに気づき、社会を、家族を見るようになり、趣味のマジックを路上で行うことにより人間性を取り戻していく。
予定調和と思わせない底からの回復が気持ちよかった。端から見れば主人公は負け犬かもしれない。45歳にして慣れた -
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ヒエラルキーの一番下の存在を作ることによって組織の業績を上げようと試みる社長の思惑に乗っかった、これまでの人生ダメ人間のお話し
「ひとりいじめられっこ政策」という発想はいじめっこの発想だなぁとは思うけど、でも作中で取り上げられているイジメのフォローのアプローチはいじめられっこの発想かな
面白いは面白いんだけど、なんだかどこか納得しがたいところがある
まぁ、ストーリーとしては予定調和的な結末だけど、それもまたあざとさを感じてしまう
何なんだろ、この主人公の中途半端に卑屈だけど、それでいて図太さがあるんだよな
こんな話し、奥田英朗あたりが書いたらもっと面白くなりそうな気もする -
Posted by ブクログ
友人から借りた一冊。
「面白いよ!」という御触れ付きで借りたものの,プロローグ読んだ時点で,「設定は面白いけど……この文体は好きになれないなぁ」と思いつつ読み進める。でも,その文体も「こういうストーリーには合った文体なんだろうな」と思えるように。
それが本当に「面白い」と思えるようになったのは,この本が『本当の』サクセスストーリーになっていったあたり。ダメ人間がたまたま採用されただけでも成功かもしれないけど,そうじゃないからね,現実問題は。
そして最後の一文がかっこいい。
どんなことがあっても,それが自分の人生。
それを受け入れられるようになっていきたい。 -
Posted by ブクログ
所謂模範的な社員に「なってはいけない」というのが役目である
「被取締役(とりしまられやく)」として中途採用された主人公。
培われたものか天性のものかは知らないけれど
主人公のその図太さがなければ
全うできない役職のように思えた。
(厳密には全うできなかったのだが。)
あと、他人から怒られ、蔑まれること自体を
仕事として割り切れる冷静さと、ある種の卑屈さが
主人公にはあった。
たとえ高額の報酬をもらえる
「被取締役」のような職業が実在しても
プライドやら何やらが邪魔して
長続きしない人がほとんどだろう。
実際はこの話のようにサクセスストーリーに
なることは難しいと感じる。
良い意味でも -
Posted by ブクログ
この小説の中でこんな文章が出てきます。『営業本部の昔話みたいな形で、どこかで聞いたことがある。昔は「24時間戦えますか」とかいう栄養ドリンクのテレビCMソングが流行り、働いて、飲んで、働いて、深夜や明け方まで仕事する毎日が当たり前だったと。』そんな時代のある思い出がよみがえりました。やっていた仕事が終わらなくて完徹になってしまった朝、夜明けに会社のトイレの手洗カウンターで顔を洗っていたら、朝の掃除に来ていたおばちゃんが「生きるのって大変ね…」と声をかけてくれたのです。よっぽど哀れな存在に映ったのでしょう、きっと。働き方改革の先史時代はハードワーク自慢期みたいな時代があって、この話、自虐ネタであ
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ラグビーを通した人生再生の物語
生きる希望を失って死に場所を探していた丸川。
ひょんなことから、40歳以上限定のラグビーに誘われます。
そのラグビー、その仲間たちを通して、自分自身と向き合っていくことに。
各章ごとに、ラグビーメンバの語り手が変わっていきます。
丸川だけでなく、様々な背景、人生を背負っているメンバ達。
そんな人々とのかかわりが厳しくも温かい。
しかし、試合後の飲み会で40過ぎのおっさんたちがそんな飲み方、騒ぎ方するかなぁ!
周りで見たことないんだけど..
その辺は正直、かなり引いてしまいました。(笑)
いかにも昭和っぽい(笑)
その辺は違和感ありながらも、全体として、大