安藤祐介のレビュー一覧

  • 営業零課接待班
    マジオ始め部署からあぶれた人達が本気の接待課で再起を図る。お酒の力を借りた脱口下手の有能化や、息子を亡くした老人の教室に通っての人目を気にしすぎない思考への奮闘。ブランクのあるピアノ披露は後者の成果?もう少し表紙的なコミカルさと仕事の現実味があると良かった。著者の来歴が重なるのも却ってマイナスかも。
  • Chef実践入門――コードによるインフラ構成の自動化
    chefの入門書。実際に試して確認しながら進められるようになっててよいです。
    7章のテスト駆動インフラ構築と、10章の大規模システムの構築と運用は参考になりました。
  • 不惑のスクラム
    40代に手の届く私が、主人公が10代や20代の作品に食指が伸び難いのは、彼らは躓いてもまだ【やり直せる】年齢だと感じるからだろうか。本作の登場人物は所謂【やり直せない】年齢の大人たち。消せない罪を背負い、死に場所を探す主人公・丸川は【不惑ラグビー】に出会い、改めて人生に向き合い始める。非常にテンポが...続きを読む
  • 営業零課接待班
    苦手な営業に異動となり、ついにリストラ勧告まで受けたマジオこと真島等は、接待専門の「営業零課」で再起を図ることに。落ちこぼれ社会人のマジオと仲間たちは修羅場を乗り越え、年間売上50億という無謀な目標を達成できるのか!?涙も笑いも挫折も成功も、「働くこと」のすべてが詰まった感動の営業小説。
  • 宝くじが当たったら
    わくわく食品経理部に務める新堂修一
    ある出来事があってから友引に宝くじを10枚買うのが習慣となっていた。
    年の瀬ジャンボ宝くじも同じく10枚を買ってはずれを確認すると1等2億円が当たっていた。
    銀行に換金に行き色々な説明を聞き、高額当選者に渡す冊子も目を通し宝くじが当たったことを伝える人間は慎重にと...続きを読む
  • ちょいワル社史編纂室
    安藤祐介さんのシリーズにはまって読んだ本。いつもながら本人が壁にぶつかりながら、周りの人との関係性の中で成長していくストーリーで面白かった。
  • 宝くじが当たったら
    なんとなく買って読んでしまいました。当たったら困るので宝くじは買わない私なので、読んでも「そうだろうなぁ」としか思わなかった(((笑)
  • 宝くじが当たったら
    出るやつ出るやつみんな金に汚くて、読むのが本当にしんどかった。
    主人公が無欲のアホで更にストレスが。しっかりせんかい。
    最後は希望を感じさせてくれるけど、再読は無理かなぁ。
    私は当たったら絶対言わないでおこう。
  • Chef実践入門――コードによるインフラ構成の自動化
    Chefの概要や基本的な使い方を知るにはとてもわかりやすく役に立つ本だと思う。ただし、chef solo を前提の環境としているので、chef enterprise や、server を建てた環境ではリファレンスにあたる必要がある。
  • 宝くじが当たったら
    一般的なサラリーマンが2億円の宝くじを当ててからのお話し

    当選者だけに配られる冊子とかその内容は知っていたし
    多分、こんなことやらかすんだろうなぁ という予想をまったく裏切らない
    展開はよみやすいし意外性はない

    でも「もし自分が当たったら」と考える切っ掛けにはなるんじゃないかな?

    ま、宝くじや...続きを読む
  • おい! 山田 大翔製菓広報宣伝部
    菓子メーカーの広報宣伝部に異動になった山田。
    それと同時に会社の『ゆるキャラ』に任命される。それが社内ですこぶる評判が悪い。
    それでも、人との縁を大事に、他部署の人とも打ち解けようとする山田の姿勢に、普段の自分の仕事や職場を重ねずにはいられない。

    2016.8.7
  • 一〇〇〇ヘクトパスカル
    彩雲、笠雲、吊るし雲、環天頂アーク、幻日、グリーンフラッシュ。とにもかくにも空を見上げたくなる一冊。
    「いいんじゃないですか」が口癖で何事にも自己主張が薄い大学二年生の義元。空に心惹かれてやまない友恵との出会い、そして彼女の言葉が、彼に変化をもたらしていく。
    人生は取捨選択の結果、だから今の自分に言...続きを読む
  • 一〇〇〇ヘクトパスカル
    いいんじゃないですか。
    大学生時代に誰もが思いそうな事ですが、終盤に向けていい感じな話になってます。
    特にばばぁの存在感がよい。
    しかし、気象予報士を受けてみようかと思ってしまったのはヤバかった。ま、受験料が高くて思いとどまったわけだが。
  • 宝くじが当たったら
    羨ましい話ではなく恐ろしい話。主人公の行動が危なっかしくてイライラ。でもまぁ終わりよければ全て良しということで。
  • 宝くじが当たったら
    誰もが夢見る宝くじの大当たり。もし、ちょっと小心者でフツーの独身サラリーマンが二億円を当ててしまったら、人生はどうなるのか。
    お金は人を変えてしまう。まあ、仕事をするのもお金を得るためだし、勉強するのも将来お金を稼ぐためだ。人として生まれた限り、切っても切れないのがお金である。だから、ツネさんが歌っ...続きを読む
  • 営業零課接待班
    小心者で自分の考えを言葉にするのが苦手な真島等。遂にリストラ勧告を受け、新設された接待専門営業部門「営業零課」で再起を図ることに。くせ者揃いのメンバーは年間売上50億の目標達成を目指す。
    率直な印象は午後9時ドラマっぽい。予定調和で物語が進行していくので、次はこうなるだろうなと展開が読めてしまう。で...続きを読む
  • Chef実践入門――コードによるインフラ構成の自動化
    入門という名の通り、これ一冊さえあれば十分というわけではなく、導入方法についての詳細を述べた本。これから始めるという人は、これだけまとまった情報があれば、多くのウェブサイトを巡る必要もないので十分に役立てられるだろうが、この本なしに実際に導入して使っている人にとっては、ほとんど知っているはずの内容で...続きを読む
  • 営業零課接待班
    身の丈をわきまえつつも
    目の前にある物事にベストを尽くす。
    前向きな意味で、いい加減をたいせつにする。
    大切なものは、そのままでいい。
    むしろ、そのままがいい。
  • 被取締役新入社員
    終盤のいじめの広告を作るあたりからほんとうに面白くなって最後まで一気読みしたけど、もやもやする!ってことで面白さは星4つだけどもひとつ減点して星3つ。

    小学校入学時からいじめられっこ人生を歩み、仕事もまともにできず友達も恋人もおらず悲惨な人生を歩んできた主人公が、ふとした社長のきまぐれから、社内で...続きを読む
  • おい! 山田 大翔製菓広報宣伝部
    安藤さんの作品で読んだのは、これで3作目。
    今回は、大翔製菓の広報宣伝部を舞台に、「働くこと」をテーマにした内容。
    前作?前々作?の「営業零課接待班」のような少し現実離れした内容ではないが、弱者が、それでも逆境に向かっていくんだという部分が、今回の作品にはなかったのが残念だった。
    しかし、現実的な内...続きを読む