安藤祐介のレビュー一覧

  • 本のエンドロール

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    いい本だ。
    1冊の本にどれだけの人が携わり、どれだけの手がかかっているか。そのとおりだよ!と、何度もうなずきながら読んだ。それを、巻末のエンドロールが物語っている。いや、エンドロールにあがっている名前だけではなく、本書内で描かれている職種だけではなく、たとえ奥付に名前はなくても、まだまだ本に関わっている人は大勢いる(そこまでカバーしている点で『重版出来!』は名作だと思う)。
    本だけではなく、どんなモノもいろんな人が関わっているんだろうな、と想像させる。
    仕事との向き合い方は、人それぞれ。その人のやり方をいかに尊重するか、それも考えさせられる小説だった。

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    2025年02月24日
  • 六畳間のピアノマン

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    ある日の出来事に関わった6人がその8年後、微妙に関係しながら、それぞれの価値観や過去に対する受け止めを背景に進められる話し。この本を通じ自分自身も生き方や人との関わりについて考えさせられました。

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    2025年02月05日
  • 本のエンドロール

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    良きお仕事小説。
    本を作ると言っても工程がたくさんあり、知らないことも多い。
    面白かったです。

    奥付のエンドロールも良かった。

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    2025年02月02日
  • 六畳間のピアノマン

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    ブラック企業さがリアルでキツくて
    ブラックさを少しでも仕事で感じたことがある人はなかなか重たく感じてしまうかも。

    だけどなぜか背中を押して貰えるような不思議な感覚。

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    2024年10月26日
  • 不惑のスクラム

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    〝やっぱりここは、俺の居場所だ〟


    生きる希望を失い、死に場所を求めて河川敷をさまよっていた丸川は、泥まみれになって楕円のボールを追う男たちと出会う。

    そうして生き続ける道を選んだ。

    「不惑」とは、数え年で40歳のことなんですね。
    そして字の通り、「迷いのないこと」という意味もあるそう。
    論語の「四十にして惑わず」
    からの言葉からきてるらしいが、私はいまだ迷いだらけ(;´∀`)
    きっと死ぬまで迷ってる気がするwww


    この作品は、40歳以上限定の「不惑ラグビー」に打ち込む男たちの熱い物語。

    週末のグラウンドに集まる仲間は、社会的地位や利害関係もなく、ただ楕円のボールに集まったシンプル

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    2024年10月23日
  • 仕事のためには生きてない

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    仕事を自分の生活の全てとする必要はないし、プライベートや心身に支障をきたす程に頑張る必要もない。
    だけど、当たり前に毎日仕事ができるのは幸せなことだし、人生での働いてる時間の長さを考えるとどうせなら気持ちよく働きたい。

    仕事の向き合い方について考えさせられる話だった。
    役員がとにかくわからずやで、とてつもなく嫌な感じだが、職場やバンド、それぞれの仲間達と、良い方向へ向かうように奮闘し、最後はハッピーエンドのスッキリした終わりだったので、とても気持ちの良い作品だった。

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    2024年09月22日
  • 仕事のためには生きてない

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    『どのみち毎日通うなら、楽しい職場がいい』全く同感。共感できるあるあるネタが多くて楽しく読めた。一度できたルールを無くすのって、本当に難しいんだよね。

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    2024年08月31日
  • 仕事のためには生きてない

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    勤め人小説。

    社長の一言から、配下の役職社員たちが大騒ぎし、それに振り回される一介の社員を描いた作品。
    会議のための会議、会議のための会議のための資料作りのための打ち合わせ、根回し地獄、生産性のない資料作り、見もしない資料の印刷(大量)、スタンプラリーなどなど…
    「上の人」たちの気質や、会社の制度上のしがらみなど、社会人あるあるの描写が見事。
    間に入る大人たちが、自己の保身や権威を示すために、1を10にも100にもややこしくしてるんだと、つくづく思わされた。
    まじで発出元と直接話させてくれと思うことしきり。

    してその本質は、「なんのために働くのか?」を考えさせる内容。
    結局のところ、生きる

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    2024年08月08日
  • 崖っぷち芸人、会社を救う

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    ネタバレ

    大成功、だからハッピーエンド!
    という訳じゃないストーリー構成がよい。
    成功したり一番にならなければハッピーになれない訳じゃない。

    少し厚めの本で、
    その分、各キャラクターのいく先に引き込まれて読んだ。

    最後の文、
    お笑い芸人のいない世界よりも、お笑い芸人のいる世界のほうがきっと楽しい。
    というのが結局この話を纏めてるのかなと、終わり方も心地よかった。

    以下、好きな箇所。

    自分は選ばれなかった人間だと思っていた。それは、手からこぼれ落ちていったものば
    かりに目を向けていたからだ。
    学園に出場した、プロ野球選手になった、スーパーの社員になった、お笑い実業団と出会った。与えられた場所のひと

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    2024年07月20日
  • 本のエンドロール

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    「本のエンドロール」というタイトル通りに巻末に出版社だけでなく印刷会社や製本会社の各工程の担当者の名前が記されている。こんな本は今まで見た事がなく、本というのは本当にたくさんの人が関わって生まれるのだなと実感できる。

    ストーリーはトラブルあり、厄介な人物ありのよくあるお仕事小説なのだけど、営業をはじめ製版や工場など、何をする仕事なのだろう?と思っていた印刷会社の仕事ぶりが丁寧に描かれていて勉強になった。あまりに詳細なので作者は元印刷会社の人なのかと思ったら、各所への綿密な取材のおかげらしい。

    浦本は、少し理想主義ながらも共感できる主人公だったけど、野末は普通にモラハラなので嫌だな。

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    2024年07月06日
  • 仕事のためには生きてない

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    2024年 36冊目
    敵対していた役員が「たしかにうちの会社にもこんなやついるなあ」と思って共感できる部分がちらほらあった。資料をあーだこうだとこねくり回して膨大なものにし、結局最初に作ったものに戻ってくるというのもあるあるだと思う。

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    2024年06月22日
  • 本のエンドロール

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    普段何気なく手に取っている本。深く考えたこともなかったが、一冊の本にはたくさんの人の手を経て私の手元にある、と深く理解できる。主人公の浦本は気持ちや思いが先回りして、周りの社員ともハマっていない感じがよく描写されている。その浦本の思いが少しずつ皆の考えや行動を変えていきつつ、本の制作にたくさんの人が関わっていることが丁寧に綴られている。本好きなら読んでもらいたい。

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    2024年06月09日
  • 仕事のためには生きてない

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    ロックな生き方を望みながら、社長が思いつきで言ったスマイルコンプライアンスなる言葉を考える部署のリーダーになった勇吉。バベルの塔のような取締役会。自分にとって働くことは何かを部下と共に突き詰めていく。
    ロック仲間の病気。フェス参加。ロックな生き方が何なのか、仕事をするとは。非常にわかりやすい12箇条にまとめあげた。涙が出てしまうし、最後にはそーうだよね。働いて生きて行かなくちゃね。と思わせられる。ある意味ハッピーエンド。

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    2024年05月28日
  • 仕事のためには生きてない

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    冷凍食品の社長の炎上発言により「スマイルコンプライアンス」などという意味不明の指針を作らされることになった中堅リーマンが上司や他部署に揉みくちゃにされながらも前に進んでいこうと努力していく、安藤祐介節がたっぷり詰まった作品。
    主要人物が辛い過去を持ちつついい味を出しており、クソみたいな業務内容なのに読んでいても辛くならないのがいい。

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    2024年05月21日
  • 六畳間のピアノマン

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    自分にとっては胸に刺さる内容だった。
    前職は月に400時間〜500時間働くことも多く、上司の発言も過激で自分も洗脳されていたんだと思う。
    作品で読むとなんでこんな仕事続けてんだと思えるし、こんな奴本当に現実にいるのか?と思うけど、実際には今でも沢山いるし、客観的に見れない人も沢山いると思う。
    そんな過酷な環境で働いてる人にこそ読んで欲しい気持ちがあるけど、本を読む気力も時間も無いんだろうな〜。

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    2024年05月20日
  • 仕事のためには生きてない

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    勤め人小説
    平凡なサラリーマンだが
    子どものころからロックンロールに
    夢中で 学生からの仲間とバンドを
    やっている勇吉
    社長案件のために新設部署で
    不毛な仕事に携わる
    何回もダメ出しする上司
    適当にやってギリギリでオッケーが
    出るからと教えてくれる上司

    何のための仕事かと悩み
    心療内科に駆け込む
    バンド仲間も同様に悩みながら
    でも だからこそバンドを楽しむ

    仲間の一人が胃がんの宣告を受ける
    残り時間に制限のある彼が
    満員電車に揺られ仕事がしたいと言う

    分かるなこの気持ち
    人生最高の暇つぶしは仕事
    寝て起きて働いて飯を食う

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    2024年05月06日
  • 崖っぷち芸人、会社を救う

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    お笑いの熱さと本質と、夢をあきらめないこと、そして、そう簡単な大団円とせずにリアリティを保ったことで、とても面白かった。
    べしゃり暮らしとも通ずるよさ。

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    2024年05月03日
  • 六畳間のピアノマン

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    ブラック企業に勤める3人の会社員が人の心を持っていると思えないパワハラ上司に人権を無視した罵詈雑言を浴びさせられ、ボロ雑巾のように過酷な日々を送った結果、3人のうちの1人に不幸なことが起きる章から始まる短編集。短編集とは言えども、登場人物がそれぞれ1冊を通じてつながっていたから苦手なthe短編集ではなかったのが良かった。
    印象に残ってるのは上河内とニドウのシーン。あまりにも非人道的な言動が過ぎてて読んでるこっちも怒りが沸々と湧いてきた。
    8年経った村沢が同じ過ちを繰り返さないために、ナガツくんを必死に救おうとしてるところに心を打たれた。
    悪いと思うことに対して目を背けずに立ち向かっていこう。

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    2024年04月20日
  • 被取締役新入社員

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    究極のダメ男があるミッションを言い渡され"被取締役"社員として働く物語。何をやってもうまくいかず仕事でミスしてばかり、しかしそんな冴えない男であっても周りのサポートや運に導かれ少しずつ成長していく。その成長譚が読んでいて感動する。文体も柔らかく面白要素満載で読んでいて何回も笑ってしまった!このダメ男から目が離せないこと間違いなし。

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    2024年04月18日
  • 六畳間のピアノマン

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    過去の過ちを悔やむこと。
    色んなことを考えて落ち込んだり、悲しくなるけど、大切なのはこれから。
    前向きに生きないとなぁ〜って思いました!
    この本を読めて良かった。

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    2024年04月16日