安藤祐介のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
本は昔から好きだけど、作家や編集者以外の本作りに携わる人のことは想像したことがなかったので、どのような流れで本が作られていくかを知るきっかけになった。
主人公の浦本が熱い人間で、周りの人が振り回されながらも最終的にはやれやれ、、笑といった感じで要望を聞いてあげているのは、彼の人望によるものなんだなあ。自分もそんな営業でありたいとおもった。
ただ、自分はお金のために日々仕事している側面が強いので、この物語に出てくる人々の熱さに少し気圧されてしまったかも、、、( ; ; )ちょっと後半読んでいるのが辛かった。何の目標や向上心もなく仕事している自分が悪いような気がして。
また違うタイミングで読んだ -
Posted by ブクログ
ブラック企業がどう人を追いやるのか、現実を織り交ぜながら登場人物が陰で繋がっている短編集に引き込まれました。
洗脳されると洗脳されていることに気づかない、弱者や馴染めない人は自分が悪いから駄目なんだと思い込む。その社会の構図はきっと人が存在する限り終わらないと思います。
でも、そんな中にも助けようとする人がいて、誰かの力になろう、這いあがろうとする人がいる。
ピアノマンが届けていた曲は確かに人を救っていて、救われた人がまた誰かを助けたいと頑張る。
それが当たり前の世の中になればいいなと思いました。
個人的に、ラストで二番目に美味いビール、と言われて泣いた男性店員のシーンがぐっときました。 -
Posted by ブクログ
いい本だ。
1冊の本にどれだけの人が携わり、どれだけの手がかかっているか。そのとおりだよ!と、何度もうなずきながら読んだ。それを、巻末のエンドロールが物語っている。いや、エンドロールにあがっている名前だけではなく、本書内で描かれている職種だけではなく、たとえ奥付に名前はなくても、まだまだ本に関わっている人は大勢いる(そこまでカバーしている点で『重版出来!』は名作だと思う)。
本だけではなく、どんなモノもいろんな人が関わっているんだろうな、と想像させる。
仕事との向き合い方は、人それぞれ。その人のやり方をいかに尊重するか、それも考えさせられる小説だった。
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Posted by ブクログ
〝やっぱりここは、俺の居場所だ〟
生きる希望を失い、死に場所を求めて河川敷をさまよっていた丸川は、泥まみれになって楕円のボールを追う男たちと出会う。
そうして生き続ける道を選んだ。
「不惑」とは、数え年で40歳のことなんですね。
そして字の通り、「迷いのないこと」という意味もあるそう。
論語の「四十にして惑わず」
からの言葉からきてるらしいが、私はいまだ迷いだらけ(;´∀`)
きっと死ぬまで迷ってる気がするwww
この作品は、40歳以上限定の「不惑ラグビー」に打ち込む男たちの熱い物語。
週末のグラウンドに集まる仲間は、社会的地位や利害関係もなく、ただ楕円のボールに集まったシンプル