安藤祐介のレビュー一覧

  • 営業零課接待班
    人事課から退職勧告を受けた真島
    営業本部長から引き留められ新設の営業零課に1年間留意することに
    他のメンバーも同じ境遇だった
    営業零課一致団結し、年商50億を目指し孤軍奮闘する話

    読みやすくておもしろかった
    主人公 真島が成長する過程
    目標に向かって悪戦苦闘するメンバー
    最後は感動でほろりと...
  • 営業零課接待班
    「そのままでいい、そのままがいい」という言葉が非常に印象的だった。

    人の反応を気にしすぎて自分を出せない主人公が営業という仕事を通して人間関係を豊かに広げて行く。
    自分も人と関わることが少なかったが、自分からいろんな人と関わって話をしてみたいと思えるようになった小説だった。
  • 営業零課接待班
    誰にも得意分野はある。営業は人と人の繋がりで確かなものになり、双方にとって価値があるものでありたいです。頑張ろうと思える爽やかな読後感が残ります。
  • 宝くじが当たったら
    宝くじで2億円当たった修一。
    翌日からお金に翻弄され、親戚、友人
    同僚を巻き込みながら、自分だけは変わらない生活を目指す。
    お金と共に居なくなる周囲の人間達。
    最後に残ったのは、本当に信じられる
    志織とツネさん2人だが、本当に幸せ
    そうな修一の姿が思い浮かぶ。
  • おい! 山田 大翔製菓広報宣伝部
    菓子メーカーのゆるキャラとなった山田の奮闘記。
    あっさりとした文章、ベタな展開だが読みやすく、読後は爽快感に包まれる前向きな一冊。
  • 営業零課接待班
    マジオが自分と重なって、とても感情移入が出来た作品だった。
    自分は取るに足らない存在…、うまく話そうとしない…、前向きな意味でいい加減に…、そのままでいい…

    ただのサラリーマン小説ではなく、随所に、読み手に語りかけてくれるような、処方箋のような…GOODでした。
  • おい! 山田 大翔製菓広報宣伝部
    中堅菓子メーカーである大翔製菓に勤める山田が生身のゆるキャラとして活動していく中で、蔓延する企業病(セクショナリズム)、人のつながり、仕事の楽しさを知り、問題を乗り越えていくお仕事小説。
    登場人物に悪い人がほとんどおらず、スッキリした結末です。おすすめ。
  • ちょいワル社史編纂室
    これはおもしろいな。久しぶりの娯楽小説。
    挫折してそこから立ち直る物語って最近多いと思う。
    時代背景が影響しているのか…。
  • ちょいワル社史編纂室
    リストラ部屋の社史編纂室へ送られた玉木俊晴。最初は絶望していた玉木だが、手品を通じて同じ社史編纂室の同僚たちとアフターファイブマジック団を結成する。

    バラバラになった家族がマジックと同僚、そして愛猫のおかげでひとつにまとまっていく様子が良かったです。

    人生の半分はマジックの様に、自分の力でコント...続きを読む
  • 被取締役新入社員
    小中高といじめられ続け、入社した会社もすぐ解雇。
    究極のダメ男・鈴木信男は、なぜか一流広告会社に採用される。

    そこで命じられたのは、エリート社員たちのストレスの捌け口となる
    「被取締役(とりしまられやく)」の極秘任務だった。

    かつてない「下から目線」で仕事の本質を衝いて反響と感動を呼んだ、
    ドラ...続きを読む
  • 被取締役新入社員
    営業零課接待班が面白かったので、これも気になって買いました。
    ドラマ化されてたとは知らなかった。
    究極のダメ男鈴木信男が、被取締役として就職。
    どんな話なんだろう…と想像できませんでしたが…。
    泣きました。
    泣いちゃった。
    究極のダメ男目線だからか、下から目線だからか分からないけど、
    客観的に見るの...続きを読む
  • 被取締役新入社員
    バカでウスノロの駄目社員が皆に認められ困難を乗り越えていく話。エンターテイメントとして非常に面白くスラスラ読めた。
  • 六畳間のピアノマン
    自分にとっては胸に刺さる内容だった。
    前職は月に400時間〜500時間働くことも多く、上司の発言も過激で自分も洗脳されていたんだと思う。
    作品で読むとなんでこんな仕事続けてんだと思えるし、こんな奴本当に現実にいるのか?と思うけど、実際には今でも沢山いるし、客観的に見れない人も沢山いると思う。
    そんな...続きを読む
  • 仕事のためには生きてない
    勤め人小説
    平凡なサラリーマンだが
    子どものころからロックンロールに
    夢中で 学生からの仲間とバンドを
    やっている勇吉
    社長案件のために新設部署で
    不毛な仕事に携わる
    何回もダメ出しする上司
    適当にやってギリギリでオッケーが
    出るからと教えてくれる上司

    何のための仕事かと悩み
    心療内科に駆け込む
    ...続きを読む
  • 崖っぷち芸人、会社を救う
    お笑いの熱さと本質と、夢をあきらめないこと、そして、そう簡単な大団円とせずにリアリティを保ったことで、とても面白かった。
    べしゃり暮らしとも通ずるよさ。
  • 六畳間のピアノマン
    ブラック企業に勤める3人の会社員が人の心を持っていると思えないパワハラ上司に人権を無視した罵詈雑言を浴びさせられ、ボロ雑巾のように過酷な日々を送った結果、3人のうちの1人に不幸なことが起きる章から始まる短編集。短編集とは言えども、登場人物がそれぞれ1冊を通じてつながっていたから苦手なthe短編集では...続きを読む
  • 被取締役新入社員
    究極のダメ男があるミッションを言い渡され"被取締役"社員として働く物語。何をやってもうまくいかず仕事でミスしてばかり、しかしそんな冴えない男であっても周りのサポートや運に導かれ少しずつ成長していく。その成長譚が読んでいて感動する。文体も柔らかく面白要素満載で読んでいて何回も笑ってしまった!このダメ男...続きを読む
  • 六畳間のピアノマン
    過去の過ちを悔やむこと。
    色んなことを考えて落ち込んだり、悲しくなるけど、大切なのはこれから。
    前向きに生きないとなぁ〜って思いました!
    この本を読めて良かった。
  • 仕事のためには生きてない
    安藤さんぽい作品。コンプライアンスを題材にしてて、コンプライアンスを考えるいい機会になった。ルールが出来すぎて締め付けられることによる組織力の低下はよくわかる考え方。
  • 仕事のためには生きてない
    人生の中でも長い時間を費やしている仕事。どうせなら楽しい方がいい。でも仕事に振り回されたくはない。ひと昔前なら武勇伝の寝ないで働いただの、何日家に帰ってないだのをいまだに強要してくる化石部長。今でも現実にいるっぽいのが恐ろしい。コンプライアンスってもっと緩い感じでいいと思うのですが、最近は企業もマス...続きを読む