安藤祐介のレビュー一覧
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菓子メーカーのゆるキャラとなった山田の奮闘記。
あっさりとした文章、ベタな展開だが読みやすく、読後は爽快感に包まれる前向きな一冊。Posted by ブクログ -
中堅菓子メーカーである大翔製菓に勤める山田が生身のゆるキャラとして活動していく中で、蔓延する企業病(セクショナリズム)、人のつながり、仕事の楽しさを知り、問題を乗り越えていくお仕事小説。
登場人物に悪い人がほとんどおらず、スッキリした結末です。おすすめ。Posted by ブクログ -
リストラ部屋の社史編纂室へ送られた玉木俊晴。最初は絶望していた玉木だが、手品を通じて同じ社史編纂室の同僚たちとアフターファイブマジック団を結成する。
バラバラになった家族がマジックと同僚、そして愛猫のおかげでひとつにまとまっていく様子が良かったです。
人生の半分はマジックの様に、自分の力でコント...続きを読むPosted by ブクログ -
勤め人小説
平凡なサラリーマンだが
子どものころからロックンロールに
夢中で 学生からの仲間とバンドを
やっている勇吉
社長案件のために新設部署で
不毛な仕事に携わる
何回もダメ出しする上司
適当にやってギリギリでオッケーが
出るからと教えてくれる上司
何のための仕事かと悩み
心療内科に駆け込む
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お笑いの熱さと本質と、夢をあきらめないこと、そして、そう簡単な大団円とせずにリアリティを保ったことで、とても面白かった。
べしゃり暮らしとも通ずるよさ。Posted by ブクログ -
安藤さんぽい作品。コンプライアンスを題材にしてて、コンプライアンスを考えるいい機会になった。ルールが出来すぎて締め付けられることによる組織力の低下はよくわかる考え方。Posted by ブクログ
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人生の中でも長い時間を費やしている仕事。どうせなら楽しい方がいい。でも仕事に振り回されたくはない。ひと昔前なら武勇伝の寝ないで働いただの、何日家に帰ってないだのをいまだに強要してくる化石部長。今でも現実にいるっぽいのが恐ろしい。コンプライアンスってもっと緩い感じでいいと思うのですが、最近は企業もマス...続きを読むPosted by ブクログ