安藤祐介のレビュー一覧

  • 不惑のスクラム

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    暴行容疑で全てを失った主人公は、40代以上の方が集まる不惑ラグビーチーム”ヤンチャーズ”の最年長プレイヤーと出会い、ラグビーを通して人生のターンオーバーしていく物語。

    登場人物の誰もが40代のおっさんで、おしゃべりでダジャレばかりいう人や、関西弁で大声が自慢の人や、チームをまとめようと必死になる人など、アットホームな方ばかり。

    全部で8章あり、各章では違う人物の視点から物語が進む。

    ラグビーチームに所属してるといっても、家庭を持ち、会社員やサラリーマンという人がほとんど。

    大好きなラグビーでプレイしつつも、会社や家庭のプライベートでは問題を抱えつつも、必死に生きようとする姿が熱い。

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    2018年11月10日
  • 営業零課接待班

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    人事課から退職勧告を受けた真島
    営業本部長から引き留められ新設の営業零課に1年間留意することに
    他のメンバーも同じ境遇だった
    営業零課一致団結し、年商50億を目指し孤軍奮闘する話

    読みやすくておもしろかった
    主人公 真島が成長する過程
    目標に向かって悪戦苦闘するメンバー
    最後は感動でほろりと...

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    2017年04月21日
  • 営業零課接待班

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    ネタバレ

    「そのままでいい、そのままがいい」という言葉が非常に印象的だった。

    人の反応を気にしすぎて自分を出せない主人公が営業という仕事を通して人間関係を豊かに広げて行く。
    自分も人と関わることが少なかったが、自分からいろんな人と関わって話をしてみたいと思えるようになった小説だった。

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    2017年02月07日
  • 営業零課接待班

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    誰にも得意分野はある。営業は人と人の繋がりで確かなものになり、双方にとって価値があるものでありたいです。頑張ろうと思える爽やかな読後感が残ります。

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    2016年05月11日
  • 宝くじが当たったら

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    宝くじで2億円当たった修一。
    翌日からお金に翻弄され、親戚、友人
    同僚を巻き込みながら、自分だけは変わらない生活を目指す。
    お金と共に居なくなる周囲の人間達。
    最後に残ったのは、本当に信じられる
    志織とツネさん2人だが、本当に幸せ
    そうな修一の姿が思い浮かぶ。

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    2016年03月20日
  • おい! 山田 大翔製菓広報宣伝部

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    菓子メーカーのゆるキャラとなった山田の奮闘記。
    あっさりとした文章、ベタな展開だが読みやすく、読後は爽快感に包まれる前向きな一冊。

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    2015年05月10日
  • おい! 山田 大翔製菓広報宣伝部

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    中堅菓子メーカーである大翔製菓に勤める山田が生身のゆるキャラとして活動していく中で、蔓延する企業病(セクショナリズム)、人のつながり、仕事の楽しさを知り、問題を乗り越えていくお仕事小説。
    登場人物に悪い人がほとんどおらず、スッキリした結末です。おすすめ。

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    2015年02月25日
  • ちょいワル社史編纂室

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    ネタバレ

    これはおもしろいな。久しぶりの娯楽小説。
    挫折してそこから立ち直る物語って最近多いと思う。
    時代背景が影響しているのか…。

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    2014年12月14日
  • ちょいワル社史編纂室

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    リストラ部屋の社史編纂室へ送られた玉木俊晴。最初は絶望していた玉木だが、手品を通じて同じ社史編纂室の同僚たちとアフターファイブマジック団を結成する。

    バラバラになった家族がマジックと同僚、そして愛猫のおかげでひとつにまとまっていく様子が良かったです。

    人生の半分はマジックの様に、自分の力でコントロールできるという。腐らなければ誰かが見ていてくれる。青臭い展開ですがそれが何より暖かい。

    終盤に向けて、泣けるエピソードが続きます。猫の虎二も良かったけど、最後の最後で妻の恵との展開はハラハラドキドキでした。

    久しぶりに車内で泣くのを堪えた小説でした。

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    2014年10月23日
  • 被取締役新入社員

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    小中高といじめられ続け、入社した会社もすぐ解雇。
    究極のダメ男・鈴木信男は、なぜか一流広告会社に採用される。

    そこで命じられたのは、エリート社員たちのストレスの捌け口となる
    「被取締役(とりしまられやく)」の極秘任務だった。

    かつてない「下から目線」で仕事の本質を衝いて反響と感動を呼んだ、
    ドラマ原作大賞受賞作。


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    話の流れがすごく入ってきやすくて、
    最初と最後では状況が180度変わってるねんけど、
    それでもすんなり受け入れられるぐらい、読みやすかった。

    大人気ドラマ「半沢直樹」も、銀行の話で銀行員じゃなく

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    2013年09月09日
  • 被取締役新入社員

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    営業零課接待班が面白かったので、これも気になって買いました。
    ドラマ化されてたとは知らなかった。
    究極のダメ男鈴木信男が、被取締役として就職。
    どんな話なんだろう…と想像できませんでしたが…。
    泣きました。
    泣いちゃった。
    究極のダメ男目線だからか、下から目線だからか分からないけど、
    客観的に見るのとはまた違った視線だったので、まず面白かったです。

    「いじめられっこ」って、きっと、掃いて捨てるほどいるんでしょう。
    私もそうだけど、ぶっちゃけそれをわざわざいうほどのことでもないだけ。
    でも、そこに焦点をあてた小説って、いじめそのものに焦点をあててるものの他は読んだことなかったです。
    でも確かに

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    2013年05月08日
  • 被取締役新入社員

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    バカでウスノロの駄目社員が皆に認められ困難を乗り越えていく話。エンターテイメントとして非常に面白くスラスラ読めた。

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    2013年05月02日
  • 仕事のためには生きてない

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    仕事だけでもなく、家庭だけでもなく、サードプレイスがあるといいなあ。うらやましかった。
    バンド仲間の死はドラマチックに過ぎた感あり。
    最後はハッピーエンドでよかったね。

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    2025年09月28日
  • 本のエンドロール

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    ネタバレ

    印刷会社の営業って何してるの?

    お仕事小説、面白かったです。主人公は真面目で情熱のある印刷会社の営業マン。先輩、上司、他部署の人たちとのやり取り、ぶつかり合いも含めて他業種でもあるあるの出来事(主に予算と納期)で右往左往。電子書籍が後ろから迫ってきて追い抜いていきそうな恐怖。

    納期が押しちゃうって装丁変更とかイメージ通りに刷れてなかったとか、色々あるんですね。私は手に取る本は昔からあまり装丁にこだわりはないタイプなので逆に作家や装幀家の方々がこんなにこだわりがあるんだなぁと驚きました。

    良書だけどメディア展開がなさそうな理由もちょっと分かります。トラブルを持ち込む方々、改心しない方もちら

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    2025年09月17日
  • 仕事のためには生きてない

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    タイトルに惹かれて(笑)

    読みやすい。読後感ほっこり。毎日ほどほどに頑張ろうと思えるリーマンにはオススメのお仕事本!

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    2025年09月15日
  • 崖っぷち芸人、会社を救う

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    スーパーが芸人を雇用して店舗でライブをやって店を盛り上げる。なんて面白い企画だろうか?
    どうなるのかそれだけでドキドキ。でも内容の面白さよりそれぞれの人物の成長や人間模様が感動する。
    お笑いの場面文字では臨場感伝わり難いがネタの内容が中心ではない。夢の大切さ、人に必要とされていることの重要性など、心が元気になりたい人に絶対読んで欲しい。
    「全米が泣いた」・・・。

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    2025年09月14日
  • 不惑のスクラム

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    自分が最近ラグビーを始めたので読みたかったが廃盤されていたので中古で購入。
    1章ごとに主人公が代わる形式で、主人公である丸川の視点から始まり、様々な背景を抱えたチームメンバー、最後は丸川に回帰する。丸川の心情の変化や成長が感じられて感動できる内容なので是非人生が辛い方や絶望を感じている方に読んでみてほしい。

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    2025年09月10日
  • 六畳間のピアノマン

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    "ピアノマン”を軸に、それぞれの物語が繋がっていく過程に意外性もあって面白く一気に読み終えた。穏やかでない辛いお話もあるけど、「逃げる」ことは必ずしも負けではないと最後には希望も感じられるラストになっていて良かった。安藤先生の書くお仕事小説ら自分の仕事に誇りを持とうと思わせてくれるものが多くて好き。

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    2025年07月21日
  • 日ノ出家のやおよろず

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    モノに名前を付け家族として大切にする、モノに対する愛情が人一倍強い【日ノ出楽志】
    しかし、楽志は家事も仕事も得意な方ではなく、張り切るといつも裏目に出てしまう性格です。

    楽志には不思議な力があり(本人は気付いていない)、彼が名前を付けたモノには“ココロ”が宿るのです!

    モノたちの心の声で物語が進んでいき、読み終わった時にはつい私もお気に入りのモノの名前を考えてみました☺️


    途中、楽志の不器用さや強引な性格にモヤモヤとしてしまう場面はありましたが、あたたかく優しい物語でした!

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    2025年07月10日
  • 本のエンドロール

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    本は昔から好きだけど、作家や編集者以外の本作りに携わる人のことは想像したことがなかったので、どのような流れで本が作られていくかを知るきっかけになった。
    主人公の浦本が熱い人間で、周りの人が振り回されながらも最終的にはやれやれ、、笑といった感じで要望を聞いてあげているのは、彼の人望によるものなんだなあ。自分もそんな営業でありたいとおもった。
    ただ、自分はお金のために日々仕事している側面が強いので、この物語に出てくる人々の熱さに少し気圧されてしまったかも、、、( ; ; )ちょっと後半読んでいるのが辛かった。何の目標や向上心もなく仕事している自分が悪いような気がして。
    また違うタイミングで読んだ

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    2025年07月06日