安藤祐介のレビュー一覧

  • 六畳間のピアノマン

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    ネタバレ

    タイトルと裏面のあらすじが、どう繋がるのかピンと来なかったのですが、それが序盤で明らかになりました。

    気配りがあって、一番しなやかなに生きていると思えた者の死。非常に衝撃的でした。

    「明るく陽気に前向きに」を地で行くような居酒屋店員が出てきますが、どう頑張ってもそれができる状況にない人もいるとわかりました。

    逃げることも時には大切。そういうこともある。決して人生の落伍者ではないのだと思いました。

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    2023年09月08日
  • 崖っぷち芸人、会社を救う

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    お笑い実業団!?なにそれ?と思いました。読んだら、分かりました、そういうことかと。
    発想が相変わらず、面白いですね。登場人物がそれぞれ個性的でモデルがいるような気がする
    お笑いのネタを活字で読むって、少し新鮮。読んでいるだけで笑えてくる、先生、お笑いのネタ書いて芸人さんに提供してくださいよ(笑)

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    2023年09月02日
  • 六畳間のピアノマン

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    結構過激的なストーリーだけど、
    こことここが繋がってるんだ!と
    考えながら読むのが楽しく、ついつい止まらない。
    同じ営業マンとして、と思って購入したが
    その度を超すブラックさで当初の趣旨とは異なったが、
    最後が最高。あまり得意でないスーパードライをキンキンに冷やして飲みたくなる一冊。

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    2023年07月06日
  • 六畳間のピアノマン

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    ネタバレ

    連作短編6篇
    ブラック企業のパワハラで心優しき6畳間のピアノマン夏野は首吊り自殺する。その死によって周りの人々の人生が変わっていく。パワハラを録音してリベンジした同僚、YouTubeでファンだったピアノガール、遅れた警官などがそれぞれの章で人生を見つめ直し力強く生きていく。出だしは哀しいけれどとても良かった。

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    2023年04月14日
  • 六畳間のピアノマン

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    読んだことある内容なはずなんだけど、自分のレビューを検索しても該当作は出てこない、、、
    なんでだろうと思ったら、最後のページで謎が解けました。
    「逃げ出せなかった君へ」というタイトルから改題して加筆修正されていたんですね。
    軸となる内容は変わっていないと思うのですが、改題前のものよりこちらの方が星の評価が高くなってて面白い。
    どこが変わったかは分からないけど、タイトルにもなったピアノマンの内容が増えているのかな?
    それぞれの人の関わりは、出来すぎな気もするけど、読んでいてスッキリするし、意外にそういう偶然のようなものが人生には起こったりするんだよなぁと、自分の経験からも思います。
    ひとつ言える

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    2022年12月25日
  • 宝くじが当たったら

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    宝くじ。誰もが一度は、「当選したらどうしようか」と考えたことがあるのではないでしょうか。
    ジャンボ宝くじに当選したわくわく食品の経理課勤務の修一をめぐるお話です。

    当たった時に考えていた「仕事はつづけて生活水準を落とさず、温存する」という当初の目的から外れ、ひとつの綻びがまた一つの綻びを生み……と、物語としては飽きさせない展開が待ち受けています。
    実際、ネット炎上なんかしたらもうその辺で刺されるくらいの危険があるんじゃないかと思ったりするのですが、命を取られるほどの大事件が起こらないのが、この本の良いところ。
    海外と違って、富くじ当選者の氏名が公開されないというのが日本の救いだなあ、と感じま

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    2021年12月11日
  • 不惑のスクラム

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    綺麗事ばかりでは無いところが良かった。
    傷つけた者、傷つけられた者、公平であった気がする。
    読んだ後気持ちが良かった。

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    2022年06月19日
  • おい! 山田 大翔製菓広報宣伝部

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     テレビドラマ化にぴったりの作品。

     希望どおりの部署には配属されないのが宮仕え。であっても目の前の仕事に取り組むのは全力で。空振りを恐れず常にフルスイングすることが大切。その攻めの姿勢こそ活路を生み出す原動力だ。

     元気をもらえる安藤節でした。
     (それにしても山田。それでよかったのか!? 里美より理沙子の方が魅力的に思うのだが…)

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    2021年08月26日
  • おい! 山田 大翔製菓広報宣伝部

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    ネタバレ

    新人の頃、琴平部長は私によく言っていた。
    <思いだけで仕事をするな>
    この言葉の真意が今、少し分かったような気がした。
    しょい込み過ぎるな。もっと軽やかにやってみろ。きっとそういうメッセージなのだ。

    「あいつが一貫して捨てていないものが、ひとつだけある」「遊び心だよ。会社中を敵に回すことさえ厭わない、筋金入りの遊び心だ」

    山田さんと話していて、これから心がけるべきことが見えてきた。
    考え込む前に行動すること。
    行動しながら常に考えること。
    そして最後に、足りないものはみんなで補い合うこと。

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    2021年06月11日
  • ちょいワル社史編纂室

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    ネタバレ

    その夜、悟は来来軒で時給九百円の労働に精を出しながら思った。課せられた”ノルマ”を補填するために始めたアルバイト。お金のためだけに始めた生まれて初めての労働に、お金ではない何かを感じるようになったのはいつ頃からだろうか。注文を取り、水を出し、レジを打ち、食器を洗っているうちに時間があっという間に過ぎてゆく。仕事に没頭していると、全てを忘れることができた。レジ打ちを手早くできた時、たまった食器をタイミングよく見計らって洗えた時、入口で逡巡している客さんに声を掛けてうまく店内へ案内できた時。そんなさあいなことひとつひとつに達成感を覚えるようになった。「おつかれさまでした」の挨拶のあとで身体を包む心

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    2021年05月19日
  • 営業零課接待班

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    <今の気持ちのまま他へ行っても、あなたはまた同じ過ちを繰り返す>
    そしてもうひとつ。
    <あなたは変われる>

    学生の頃は毎朝同じようなスーツを着て同じ方向へ歩いてゆく人々の流れを見て、自分もこんな風に普通の勤め人になるのだろうかと味気なく感じたものだ。しかしそれはとんでもない思い上がりだったと気付く。普通に勤めるということは大変なことだ。

    奇妙な縁の力によって集い、同じ崖っぷちの境遇を分かち合う営業零課の人々。僕はこの先もこの営業零課で仕事を続けたい。だからこそ、この仲間のために少しでも役に立ちたい、ベストを尽くして頑張りたいと思える。

    「そうか・・・。その節は非礼なことを言って申し訳なか

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    2021年04月07日
  • 営業零課接待班

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    物語のスピード、登場人物のキャラクターなど、特に気になる点がなく気持ちよく読めた。
    接待営業は今の時代とマッチしてないなーと思いつつも、一理あるかもと思わせる話だった。
    続きがあれば読んでみたい!

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    2021年04月02日
  • 営業零課接待班

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    日経新聞土曜版?仕事を頑張る気持ちの湧く本 10選でしたか?紹介された中では最下位の10位であった事、若者に人気とあった事から拝読しました。励まされましたよ。涙も出ました。

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    2020年12月10日
  • 不惑のスクラム

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    ネタバレ

    ああ、せっかくラグビー人気が高まってきたというのに、コロナの感染拡大は残念。
    物語もあるけれど、同じ草ラグビーをやっているものとして、仕事との両立やチーム運営など、そういった意味での感情移入できる作品でした。

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    2020年03月29日
  • 不惑のスクラム

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    老いてなおやんちゃでありたい、
    と同時に、歳をとっても、何か仕事以外のことに打ち込むっていいなと改めて思わされた。
    登場人物はタイトルのとおり、みな不惑以上のはずなのに、青春モノとして充分通ずる爽やかさだった。

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    2019年12月07日
  • 営業零課接待班

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    退職勧告を受けた者が集められた営業零課。
    営業って大変だよね…という同調のもとに読み進める。
    接客が苦手だとか、プレゼンが上手くいかないとか、退職勧告された者が集う場所なのだから、悪いとこもたくさんある。
    でも、いいところを引き延ばし、一致団結していく様は清々しく温かい。
    マジオと祥子とのその後ななかったのが心残り。

    2019.5.11

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    2019年05月11日
  • 営業零課接待班

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    著者の本は3冊目かな。他の作品同様、文章は軽い割りにドラマもあって楽しめた。気軽に読めるビジネス成長物。

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    2019年02月10日
  • 営業零課接待班

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    リストラ社員を集めて結成された営業零課接待班。接待と聞くと飲んで食べて贅沢な、と思ってたけど、確かに食事を一緒にすると距離がグッと縮まりますよね。よくある奇跡は起こらないけど、明日も頑張ろうと思える。

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    2018年12月22日
  • 営業零課接待班

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    面白かったー。自分を追い詰めすぎない、いい意味で肩の力を抜くって大事。作者の経歴、苦労してんな…って感じ

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    2018年10月16日
  • 営業零課接待班

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    展開や結末はなんとなく想像ができたけど、だからこその安心感。
    みんなでがんばっていく姿を読むのは楽しい。

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    2018年09月22日