エミリー・ブロンテのレビュー一覧

  • 嵐が丘(下)

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    リントンが最低。意気地も無く、卑怯で、泣き言でキャシーをつなぎ止めることばかりしている。
    これにまんまと同情して、もう会いにこないと言ったと思ったら
    すぐにリントンにまたかまうキャシーも
    いい加減にさっさと見捨てればいいのにと何度も思ってじれったかった。

    半ば無理やりリントンと結婚させられていたけど
    この時代、教会に行かず、役所に届けもせず、何を持って結婚した事実ができてしまうのか
    しかも相続まで絡んだ結婚が成立してしまうのか謎。

    キャシーがあんなにもヘアトンの無知を嘲笑っていたのも
    かなり性格が悪いと思う。
    ほんとに、ネリー以外にまともな性格のキャラクターは出ないのかと。

    ヘアトンがキ

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    2026年03月30日
  • 嵐が丘(上)

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    キャサリンとヒースクリフは互いに罵り合い、リスペクトのかけらも感じない関係性。
    しかしお互いがなくてはならない存在で、男女の愛というよりは、魂の双子の愛、生き物として離れがたい愛で結びつけられている。

    ネリー以外は、他社への虐めや軽蔑、憎悪を隠そうともしない登場人物ばかりで、
    もっと人に寛容になろうよという気持ち。

    キャサリンの癇癪持ちっぷりもひどい。
    思い通りにならないも家政婦のネリーをつねりあげるなど
    性格がとにかくよろしくない。

    ヒースクリフを下男同然に扱うヒンドリーといい
    他人にどう思われてもいいトランプ的なキャラクターが実に多くて
    寄宿学校で育ち広い世界を知ったとは言えない

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    2026年03月30日
  • 嵐が丘(上)

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    トワイライトでベラが愛読してて、
    いつか絶対に読みたいと思っていた嵐が丘...♡

    2月の映画公開するから 理解度をあげて、
    楽しみたくて読んだ

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    2026年03月15日
  • 嵐が丘

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    ネタバレ

    ヒースクリフとキャサリンは激情型の性格で、言葉で確かめ合うことはなかったものの、互いに愛し合っていたと思う。ただし、キャサリンはヒースクリフを結婚という形で所有しようとは考えていなかった。一方ヒースクリフは、同じ気持ちであれば結婚に至るはずだと信じていたため、その選択に強い衝撃を受け、逃げ出してしまう。帰ってきた後のヒースクリフの生き方は、残酷な支配者だった。他人を支配し、痛めつけることを復讐と呼び、相手を突き放すような言葉を投げつけ続けた。キャサリン亡き後も、彼は復讐を生き甲斐としていたように見える。喪失を埋めるためには復讐を続けることしかできなかったのだろう。感情のままに言葉を投げつけ、そ

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    2026年02月21日
  • 嵐が丘(下)

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    結末としては救いのある終わり方だったが、物語の大部分はヒースクリフの非道な行動によって占められている。彼は自分の子どもに対しても愛情を示さず、復讐の手段として利用していた。その結果、リントンは全く幸福を得ることなく、物語の中でも特に痛ましい存在だった。

    ヒースクリフの死後、キャサリンとヘアトンの関係は一気に幸せへと向かう。そのシーンがあまりにも突然で驚いたが、幸せそうでキラキラしていた。

    終盤に描かれるヒースクリフとキャサリン(母)が丘のふもとに佇んでいるという描写にはなんだかホッとした。ヒースクリフがようやく心の安定を得てよかったなと思った。

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    2026年02月07日
  • 嵐が丘(下)

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    語り手を通した事実の屈折は文学的に効果的とは言えず、メロドラマ的な展開が物語の強度を弱めているように思われる。しかしながら、ヒースクリフが抱いてきたさまざまな激情には、人間のありようを映す普遍性がある。もしこれを愛というのなら、人間とはなんと悲しい存在であることか。

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    2025年10月15日
  • 嵐が丘(上)

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    語り手を通した事実の屈折は文学的に効果的とは言えず、メロドラマ的な展開が物語の強度を弱めているように思われる。しかしながら、ヒースクリフが抱いてきたさまざまな激情には、人間のありようを映す普遍性がある。もしこれを愛というのなら、人間とはなんと悲しい存在であることか。

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    2025年10月15日
  • 嵐が丘

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    世代に渡る話でとにかく長い。
    恋愛小説なのか、復讐劇なのか、喜劇なのか、なにを見させられているんだろうと思う。ヒースクリフについては徹底的に共感できない。最後までわからない。意外と人が人を想うってそういうものなのかもしれない、という話なのかもしれない。

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    2025年07月10日
  • 嵐が丘(上)

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    ネタバレ

    読書期間 2025/2/5〜2025/2/7

    面白かった!英文学の名作と言われるのがよくわかった

    エドガーかヒースクリフかと言われたら私はヒースクリフ派だな。新しい世界を見せてくれそうだし、何しろ世界を敵に回しても愛してくれそうだし

    主人公のロックウッド、勝手に押しかけたのに送って貰えずにキレるの図々しくて面白い。同級生が卒論で「ロックウッドは人付き合い嫌いと言いながら、ヒースクリフに興味津々で、人嫌いとは言えないのではないか」と言っていたのを思い出し、面白く読んでいた

    正直登場人物はネリーとエドガー以外感情移入できる人はいなかったかなぁ。キャサリンはわがままで自分勝手だし、アーンショ

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    2025年02月07日
  • 嵐が丘(下)

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    ネタバレ

    タイトルだけは知っていた古典作品を読むシリーズ。身分の違いに引き裂かれた恋に対する復讐の裏で生き続ける純粋な愛の話。かもしれないし精神的に不安定な一族とそこに訪れる外部の人間との交わらない生の模様なのかもしれず、荒野に佇む幽霊の話なのかもしれない。多様な側面がある物語。

    舞台となるヨークシャーの寒村にある嵐が丘、スラッシュクロス、アーンショウ家、リントン家と家の外からやってくるヒースクリフ、ネリーをはじめとした使用人達。そして訪問者のロックウッド。一人もまともな奴がいない。あえていうならネリーが常識人に近いと言えるか。そのネリーは単なる善良な平民ではなく、物語世界を解釈して語る物語の進行者で

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    2024年12月07日
  • 嵐が丘(下)

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    ネタバレ

    ヒースクリフの執念、どこから湧いてくるのだろうと理解できないまま読み進めた。
    最後の最後でそれまでにキャサリンの事を愛していたのかと、やっと少し腑に落ちた。
    キャサリンの気持ちはどこにあったのだろうか。ヒースクリフとキャサリンの幸せはどこにあったのだろうか。

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    2024年08月04日
  • 嵐が丘 下

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    リンバスカンパニー:ヒースクリフから購読。

    嵐ヶ丘は、単なる復讐劇ではない。
    ヒースクリフは運命に翻弄され、欲望のまま全てを手にする悪人に見える。
    最後のシーンで、自己の理想をヘアトンに投影するシーンがある。
    本当に望んだのは、キャサリンとただ一緒にいたかった事。
    復讐ではなく自分の想いを認めて死ぬ所が、たまらなく好きだ。

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    2024年06月30日
  • 嵐が丘

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    嵐が丘に住む不思議な住人達。互いにいがみ合いながら暮らしているのだが、その関係性がわからず、鶫の辻の間借人のロックウッドは使用人のネリーに話を聞きます。彼女の話がまぁ、面白い。ロックウッドじゃないですが、「早く続きを話してくださいよ」とせがみたくなります。

    ネリーは自分が常識人みたいな感じで話していますが、彼女も偏見ありまくりの大概な人物で、彼女のせいで揉め事が大きくなっているまであります。そんなところを、突っ込みながら読む楽しみもあるのではないかと思います。

    二人がもめていたら、普通はどちらかの肩を持ちたくなります。ですがこの作品の場合、どっちもどっちですので、高みの見物的な立ち位置でそ

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    2024年01月15日
  • 嵐が丘

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    強烈のひとこと。
    だれも心を寄せられる人物がいない(笑) でも、それでもしばしのあいだ心のなかに人物が住みつくあの感じが残るところが、やはり名作たるゆえんなのだろうな。読書会向きというか。人の感想も聞いてみたい~。
    読みはじめ、二種類の訳をいったりきたりしたのだけど、鴻巣さん版は、語りの枠のあり方(誰が語っていて、その人がこの物語のなかでどんな位置づけなのか)が、台詞回しだけでも明確に描き出されていて、すんなり物語に入れた。
    考えてみれば、いちばん最初に登場するのが、縁もゆかりもない下宿人て、導入としてはかなり難しくないですか? でも、第三者がいないと語る動機がないからこうせざるを得ないのか。

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    2023年11月10日
  • 嵐が丘 上

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    閉鎖的な世界で混ざり合う愛と憎しみ。
    終始暗雲たる雰囲気が立ち込めている。
    アーンショー家はどうしてこうも皆狂っているのか、、、。

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    2023年10月18日
  • 嵐が丘(下)

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    ヒースクリフと二代目キャサリンがどうなったのか
    が気になってサクサク読めた。
    物語を色に例えるならダークグレーかな。
    重苦しくて辛かった。
    なにしろベートーベンが生きてた古い時代に書かれた物語だから読みにくそうなイメージだったが、翻訳がとても自然で読みやすくて有り難かった。
    訳者は真剣にこの作品と向き合った結果、相当疲れたらしく、自分もただ読んだだけで…疲れた。

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    2023年10月11日
  • 嵐が丘(上)

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    登場人物は少ないのだが、少しややこしいため
    巻頭の人物関係図を何度も確かめてしまった。
    ネリーさんがお手伝いという立場にもかかわらず、
    自分の心情や態度を貫き通して勇ましいなぁと
    思った。
    読んでいて気持ちが灰色になったが続きが気になる
    ので下巻も読もう。

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    2023年10月11日
  • 嵐が丘 上

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    18世紀イギリス片田舎のドロドロ愛憎劇。愛は独善的で人間関係は閉鎖的で、カップルとなりうる男女の組み合わせが循環しており純粋に恐いなと思う。そこが面白い。親世代のそれぞれの復讐心混じりの愛が目指していた、または目指せれば生前から安らぎを得られていた価値観が、下巻18章ラストでネリーが指した、19世紀に生きる若者二人の姿だったのかなという印象。主人公ヒースクリフが清々しいほどのヒール振りを発揮してくれていて、あくまで小説だからという前提の下、小気味よく感じられた。彼が心の恋人キャシーへの熱情を語るいくつかの場面は、作中屈指の暗い輝きを放っていて読み応えがある。

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    2023年06月19日
  • 嵐が丘

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    自分の中の海外女流文学ブーム来たる。
    おどろおどろしく、でも生々しさはない恋愛、不思議だった。ヒースクリフの気持ちは推しはかることしかできないのね。

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    2023年05月16日
  • 嵐が丘

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    ネタバレ

    まず構成がすごい。複雑な構成の作品は苦手だが複雑なのに分かりやすくて、さらに息子娘たちが親の世代のコピーのようでよくできてるなと。
    出てくる登場人物がみんなわがままで気が強くて正直前半は読むのに疲れるくらいだった。恋愛小説って書いてあるのに恋愛小説っぽくないし。復讐物は復讐する人に共感できる傾向があると思うがヒースクリフはくせものすぎて全然共感できず衝撃だった。
    ただキャサリンとヘアトンが結ばれていく様子は美しいし、ヒースクリフも最後までずっとキャシーだけを一途に愛し続けていて、終盤は特に良かった。

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    2023年05月11日