殊能将之のレビュー一覧

  • 鏡の中は日曜日

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    ネタバレ

    14年前に解決されたはずの梵貝荘殺人事件を再調査するよう依頼された石動探偵、しかし調査中に…
    そして冒頭のアルツハイマーと思われる青年の回想は誰のものなのか。
    作者の傑作「ハサミ男」の事を忘れて、またすっかり騙されました

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    2025年11月29日
  • ハサミ男

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    ネタバレ

    女性だったとは、、!完全に日高かと思ってたのに。マスコミが美少女殺し=男だろ!って決めつけて報道したせいで警察も引っ張られちゃったのかな。思い込みって怖いね!関係ないけど日頃から気をつけようと思った。しかし、ハサミ男が相当な美人みたいになってるけどでぶなのよね?たまたま登場人物みんながふくよかな女性が好みだったのかしら。あと、なんでターゲットが美少女だったんだろ?妄想人格があったり、精神的にいかれてるから幼少期になんかあって、それが原因で美少女を殺してたのかな。もしかしてどっか読み落としてるか?今まで読んだミステリーで1番長かったけど、飽きずに楽しく読めた!

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    2025年11月24日
  • ハサミ男

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    え、どういうこと?って
    何度もページを戻ってしまいました。

    全部読んでも謎なところがあって不思議な感じ

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    2025年11月19日
  • ハサミ男

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    ネタバレ

    叙述トリック巧妙で面白いんだけど、種明かしまでが長くてページが進まなかった。
    警察が綺麗に騙されてて結局捕まらないのか…ってモヤモヤが残った。一方で、ラスト新しい獲物みーつけたって感じで怖さが残るのはゾクっとして良いなとも思ったり。
    ざっくり2回目も読んで答え合わせも面白かった。

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    2025年11月08日
  • ハサミ男

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    一気読み必至、の複数の紹介サイトで本書がオススメされていたので読んでみました。

    本筋と関係のない話がちょこちょこ挟まれ、無駄が多く決してテンポの良い話ではないのですが、それも含めて面白かったです。
    普段あまりミステリは読まないし、本来ニブいタイプなので騙されやすいのですが、本書は騙されるどころか種明かしをされても、一部誰が誰なの?とか、頭の中のこと?現実の出来事?等がよくわからなくなり混乱してしまいました。遡っていろんなページを読み直して初めて納得した感じ(笑)。それくらいトリックが凝ってます。

    ネタバレが出来ずレビューも書きづらいので、本筋とは関係のない気になったところをひとつだけ挙げて

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    2025年11月02日
  • ハサミ男

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    おそらくミスリードだろうと思いつつも、真相には辿り着けず楽しめました。
    後半に伏線が回収されていくのが気持ちよかったですが、最後が突然終わった感じなのと(オーディブルで聴いたので、エラーで途中で切れたのかと思いました)、謎が残る部分もあり、やや消化不良な面も。。。ハサミ男の犯行動機って何だったのでしょうか。

    オーディブルだと、どうしても集中できず『ながら聴き』になってしまい、聴き漏らしてしまうので、「やはり本は紙が一番!」と紙派の私は思いました。

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    2025年11月02日
  • ハサミ男

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    この手のミステリなので当たり前かもしれませんが、全体的に描写が暗いです。
    叙述トリックどんでん返し系。
    主人公(わたし)の名前が一向に出ない事から何となく予想は出来てしまうかも。もちろん性別のミスリードも予想の中に出て来ていましたので、終盤のハサミ男の正体にも「なるほどね」とはなりましたが驚きとはいかなかったです。わたし=日高のミスリードの種明かしされてからもちょっと腑に落ちない点はあります。
    2度読みすればミスリードさせに来てる箇所など気付けて面白そうですけど、あまり出は進みません。

    あまりミステリとか叙述トリックに触れていない方はどんでん返されて面白さが味わえそうです。

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    2025年11月02日
  • 子どもの王様

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    子供の頃に読んでいたなら犯人はすぐに分からないけれど大人になって読み直すと犯人はすぐにわかる。
    時間差ミステリという解説を読んで確かになと思った。

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    2025年09月16日
  • 黒い仏

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    ネタバレ

    超絶技巧の超問題作ということで、ハサミ男以来の殊能将之さん作品。
    これは…とんでもない展開の作品でした…
    円載というお坊さんが、かつて唐から日本へ持ち帰ろうとした仏にまつわるミステリー。
    名探偵石動戯作が、異常なまでの行動力で行なってきた推理を、実際は妖怪達の仕業だから全然違うよ〜〜〜!!!というトンデモないところに落とし込むラスト…笑
    ある意味かなりすごい作品です。
    これは賛否分かれるのも分かります。
    が、個人的にはこういう作品があってもいいのかなと思いました。

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    2025年09月07日
  • キマイラの新しい城

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    黒い仏が強すぎて霞むけれど充分面白かった
    当たり前のようにトンデモ展開になだれ込むので黒い仏が駄目な人は読まなくていい
    何気に斬新なトリックもあるけれど内容上名作になれなかった(ならなかった)不遇作だと思う
    作者が亡くなり石動探偵の活躍はこれ以降ないと思うと悲しくなる
    愛すべき(迷)探偵だった
    おやすみなさい

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    2025年08月25日
  • 美濃牛

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    長いけど、ひとまとまりが程よい長さで次々続いていくから、あまり長さを感じさせない。
    石動戯作が脳内でメルカトル鮎と混同されて読みながら脳内ごった煮状態。
    凄惨さはないけど、なるほどなるほどの捻りが効いていて面白い。

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    2025年07月23日
  • 美濃牛

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    ネタバレ

    横溝正史好きにはオススメとあったので読んでみました。
    なるほど。
    金田一耕助があの時代じゃなかったらこうなるのです。
    どこにでも顔を出しペラペラお話する探偵役って変人すぎるでしょ?
    村人のほとんどが忘れているわらべうたに則っとって事件を犯すなんてことある?
    村の人達一人一人のクセの強いことよ。
    そして田舎イコール穏やかなサンクチュアリというわけではない、と。
    でもなんだかんだ言って、鬼隠洞歌というわらべうたが洞窟のルートの暗号だったり、その世界観にしっかりはまれたので読み終わって満足感のある一冊でした。
    ただ作者が書きたいことを詰め込んだせいかとっ散らかって収集ついてないかなという印象も持ちま

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    2025年07月19日
  • 黒い仏

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    「ハサミ男」から殊能将之作品を触れた人間としては、求めてた作品とは少し違うので、ガックリ…
    空想無しのもっとロジカル一辺倒の作品が書けるのだから、そうして欲しかったのが本音
    ただ、遊び心を持って読めば、実力ある作家が書いているので、面白い

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    2025年05月15日
  • 美濃牛

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    横溝正史の世界観を持った現代ミステリ。
    病が治る効果があるという泉の取材で、正体不明な案内人石動戯作に導かれ、岐阜県の暮枝村を訪れたフリージャーナリストの天瀬。
    泉のある洞窟の所有者である、羅堂家は、洞窟への立入を禁じている。
    やがて,飛騨牛の飼育をしている羅堂啓介が、神社の境内で首なし死体で発見され…

    文庫で750ページを超える大作だけど、他の方も書いている通り、様々な人の視点で描かれる展開が早く、長さを感じさせません。

    真相は意外な物ですが、ちょっとムリがあるかな、という感じ。
    各節の見出しとなる引用文の使い方はお見事でした。

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    2025年05月10日
  • 鏡の中は日曜日

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    ネタバレ

    流石の叙述トリック作品。
    現代と過去の場面展開が多いが総じて読みやすい作品でした。
    殊能先生の別の有名作も読んでいたのに気づけなかったのが悔しい、、、、、

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    2025年04月05日
  • 鏡の中は日曜日

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    謎が深まってわくわくしながら読み進めたのに、犯行動機がなんかなぁ〜ってなってしまった。
    石動が出てくる話は個人的に読みやすくておもしろかった

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    2024年12月27日
  • 殊能将之 読書日記 2000-2009 The Reading Diary of Mercy Snow

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    『ハサミ男』で殊能将之が好きだなと思い、どんなふうに本を読むのか気になって手に取った。
    最初の一年だけ読んだ。難解なSFのあらすじがずっと続いてて一気に通読するのは難しいなと思って、途中で諦めた。すごい読書の量と知識で、『美濃牛』の章の最初にある様々な本からの引用はこんなに本を読んでたから作れたんだなあ…と納得した。
    家に置いておいて、たまに取り出して眺めたい本。

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    2024年11月24日
  • 殊能将之 未発表短篇集

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    良い。ハサミ男に似てるユーモラスな地の文、好き。きっと殊能将之さんご本人も愉快な方だったんだろうなぁと思った。とんでもないエピソードがゴロゴロ出てくるし。

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    2024年04月22日
  • 鏡の中は日曜日

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    年代が行ったり来たりするので頭がごちゃごちゃになってしまった(それも狙い?)。
    まあまあだったかな。

    続編の樒/むろ(木編に室)の方が面白かった。

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    2024年03月18日
  • 美濃牛

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    古本屋さんでタイトルに惹かれて購入。言葉や地名に馴染みがあって楽しかったです。いろんな人の視点で物語が進んでいくので、面白く読めました。

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    2024年02月08日