殊能将之のレビュー一覧

  • ハサミ男

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    ネタバレ

    最近ミステリーをよく読むようになったので、有名なこの作品も読んでおこうと思い、手に取りました。
    「ハサミ男」が狙っていたターゲットが、別人に殺されてしまい、「ハサミ男」が真犯人を探すという、今まで読んだことのないところから始まり、情景描写などが上手く、先が気になるのでどんどん読み進めました。
    結局まんまとタイトルに騙されたのですが、本物の「ハサミ男」の方にいくつか腑に落ちない点があったまま終わってしまったので、なんとなくモヤモヤしました。(わたしの読解力不足かもしれませんが…)
    叙述トリックでいうなら、私は『殺戮にいたる病』の方が読後のインパクトは上でした。

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    2026年03月22日
  • ハサミ男

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    ネタバレ

    構造で言うと、序盤〜中盤のシーンブレイク(場面転換)が独特だなと思いました。あまり重要じゃない終わり方をしたり、見せ場とのメリハリがある。ミステリはどこか重要な余白を場面転換する前に残したりするからそれが斬新。

    ただ重要な場面以外が少し退屈に思えた。

    でもそれのおかげでいきなり重要なシーンが来るからびっくりする、ハラハラしないシーンとの差が激しいからより一層叙述トリックを楽しめるのもわかる。

    まさかの犯人視点!から始まり、自分では絶対に浮かばないであろう展開に驚かされました。

    ただ数字が違うのが気になってたのと、
    『わたし』と言ってたから女性かなーというのは勘づいてしまった。

    けど最

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    2026年03月22日
  • ハサミ男

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    ネタバレ

    『叙述トリックで有名』『どんでん返し』という前置きありきで読むと、

    ・ハサミ男 = 男性とは限らない
    ・こんなあからさまなタイトル付けるんだから性別ミスリードで女性犯人かな
    ・警察内の人が犯人かな

    あたりまではみんななんなく察する気がする。
    まあ、二重人格じゃなくて多重人格だったりまでは分からなかったし、日高と安永の対面シーンはさすがに脳みそこんがらがりましたwww

    期待してたほどのどんでん返し感は感じなかったけど、自殺未遂の度に医師と面談するシーンやコーヒーやミートパイなどの美味しそうな表現等…読みやすく楽しかったです。


    結局磯部くんは最初から最後まで刑事としてはちょっと抜けてるお

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    2026年03月10日
  • ハサミ男

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    タネ明かしの章から驚きもありつつ、わかりにくい描写も感じて個人的には尻下がりな印象を受けてしまった。2周目読めばまた違って楽しめるとは思う。
    ミステリーとして終わり方はとても良かったと思う。

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    2026年03月09日
  • ハサミ男

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    ネタバレ

    題名に騙される真犯人を明かした後、終盤で話が二転三転し、頭が追いついていかない。しかも、真犯人は最後まで生き残って次の犯行を予感させて話が終わる。
    読み終えた後、なんだかなぁ、と思った作品だった。

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    2026年02月07日
  • ハサミ男

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    ネタバレ

    「ハサミ男」というタイトル
    美少女殺害
    かといって犯人男と決めるのってどうなの?

    と、読み進めていった

    全然語り手の名前が出ないので出せない理由があるのか?と思ってた
    まぁデブ男がバタートースト食べるのわかるけど、わかるけど、なんか、違和感

    殺人犯が模倣犯を探す、か
    それもまぁ面白いよねってあまり深く考えず読みすすめ、誰が模倣犯なのか…

    日高が第一発見者の女(安永)に会いに行ったの描写で
    はぁーやっぱ犯人男じゃなかったなと思ったけど、なんとなくの違和感は、男だと思って読んでいた描写は実は女だったということか
    そこはスッキリ、そして見事にミスリードしてた

    デブ男に女子高生や喫茶店のマス

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    2026年01月31日
  • ハサミ男

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    叙述トリックにまんまと引っかかり、しっかりと騙されてしまった。ただ少しこんがらがってしまう構成で、もう1回読み直した方が納得できるのかなとも感じた。どのシーンがどの人物についての話だったのか、思い返してもよく分からなくなってしまっている...。
    でも登場人物たちの様々な視点から語られる思いや行動の絡みは面白いと思った。

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    2026年01月31日
  • 鏡の中は日曜日

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    ネタバレ

    14年前に解決されたはずの梵貝荘殺人事件を再調査するよう依頼された石動探偵、しかし調査中に…
    そして冒頭のアルツハイマーと思われる青年の回想は誰のものなのか。
    作者の傑作「ハサミ男」の事を忘れて、またすっかり騙されました

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    2025年11月29日
  • 子どもの王様

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    子供の頃に読んでいたなら犯人はすぐに分からないけれど大人になって読み直すと犯人はすぐにわかる。
    時間差ミステリという解説を読んで確かになと思った。

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    2025年09月16日
  • 黒い仏

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    ネタバレ

    超絶技巧の超問題作ということで、ハサミ男以来の殊能将之さん作品。
    これは…とんでもない展開の作品でした…
    円載というお坊さんが、かつて唐から日本へ持ち帰ろうとした仏にまつわるミステリー。
    名探偵石動戯作が、異常なまでの行動力で行なってきた推理を、実際は妖怪達の仕業だから全然違うよ〜〜〜!!!というトンデモないところに落とし込むラスト…笑
    ある意味かなりすごい作品です。
    これは賛否分かれるのも分かります。
    が、個人的にはこういう作品があってもいいのかなと思いました。

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    2025年09月07日
  • キマイラの新しい城

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    黒い仏が強すぎて霞むけれど充分面白かった
    当たり前のようにトンデモ展開になだれ込むので黒い仏が駄目な人は読まなくていい
    何気に斬新なトリックもあるけれど内容上名作になれなかった(ならなかった)不遇作だと思う
    作者が亡くなり石動探偵の活躍はこれ以降ないと思うと悲しくなる
    愛すべき(迷)探偵だった
    おやすみなさい

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    2025年08月25日
  • 美濃牛

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    長いけど、ひとまとまりが程よい長さで次々続いていくから、あまり長さを感じさせない。
    石動戯作が脳内でメルカトル鮎と混同されて読みながら脳内ごった煮状態。
    凄惨さはないけど、なるほどなるほどの捻りが効いていて面白い。

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    2025年07月23日
  • 美濃牛

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    ネタバレ

    横溝正史好きにはオススメとあったので読んでみました。
    なるほど。
    金田一耕助があの時代じゃなかったらこうなるのです。
    どこにでも顔を出しペラペラお話する探偵役って変人すぎるでしょ?
    村人のほとんどが忘れているわらべうたに則っとって事件を犯すなんてことある?
    村の人達一人一人のクセの強いことよ。
    そして田舎イコール穏やかなサンクチュアリというわけではない、と。
    でもなんだかんだ言って、鬼隠洞歌というわらべうたが洞窟のルートの暗号だったり、その世界観にしっかりはまれたので読み終わって満足感のある一冊でした。
    ただ作者が書きたいことを詰め込んだせいかとっ散らかって収集ついてないかなという印象も持ちま

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    2025年07月19日
  • 黒い仏

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    「ハサミ男」から殊能将之作品を触れた人間としては、求めてた作品とは少し違うので、ガックリ…
    空想無しのもっとロジカル一辺倒の作品が書けるのだから、そうして欲しかったのが本音
    ただ、遊び心を持って読めば、実力ある作家が書いているので、面白い

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    2025年05月15日
  • 美濃牛

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    横溝正史の世界観を持った現代ミステリ。
    病が治る効果があるという泉の取材で、正体不明な案内人石動戯作に導かれ、岐阜県の暮枝村を訪れたフリージャーナリストの天瀬。
    泉のある洞窟の所有者である、羅堂家は、洞窟への立入を禁じている。
    やがて,飛騨牛の飼育をしている羅堂啓介が、神社の境内で首なし死体で発見され…

    文庫で750ページを超える大作だけど、他の方も書いている通り、様々な人の視点で描かれる展開が早く、長さを感じさせません。

    真相は意外な物ですが、ちょっとムリがあるかな、という感じ。
    各節の見出しとなる引用文の使い方はお見事でした。

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    2025年05月10日
  • 鏡の中は日曜日

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    ネタバレ

    流石の叙述トリック作品。
    現代と過去の場面展開が多いが総じて読みやすい作品でした。
    殊能先生の別の有名作も読んでいたのに気づけなかったのが悔しい、、、、、

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    2025年04月05日
  • 鏡の中は日曜日

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    謎が深まってわくわくしながら読み進めたのに、犯行動機がなんかなぁ〜ってなってしまった。
    石動が出てくる話は個人的に読みやすくておもしろかった

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    2024年12月27日
  • 殊能将之 読書日記 2000-2009 The Reading Diary of Mercy Snow

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    『ハサミ男』で殊能将之が好きだなと思い、どんなふうに本を読むのか気になって手に取った。
    最初の一年だけ読んだ。難解なSFのあらすじがずっと続いてて一気に通読するのは難しいなと思って、途中で諦めた。すごい読書の量と知識で、『美濃牛』の章の最初にある様々な本からの引用はこんなに本を読んでたから作れたんだなあ…と納得した。
    家に置いておいて、たまに取り出して眺めたい本。

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    2024年11月24日
  • 殊能将之 未発表短篇集

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    良い。ハサミ男に似てるユーモラスな地の文、好き。きっと殊能将之さんご本人も愉快な方だったんだろうなぁと思った。とんでもないエピソードがゴロゴロ出てくるし。

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    2024年04月22日
  • 鏡の中は日曜日

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    年代が行ったり来たりするので頭がごちゃごちゃになってしまった(それも狙い?)。
    まあまあだったかな。

    続編の樒/むろ(木編に室)の方が面白かった。

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    2024年03月18日