殊能将之のレビュー一覧

  • 殊能将之 未発表短篇集

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    最初の短編がとても面白かった。
    なんとなく結末を予想して読みながらだったが突然話が一変する感じが良かった。
    後ろから急に頭を殴られた気分になった。
    構えず読めたことが良かったのかもしれない。

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    2023年01月12日
  • 黒い仏

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    ネタバレ

    「なんか色々な前評判は聞くけれど、講談社から出ている探偵ものなのだから多少設定が特殊でもジャンルはミステリなのだろう」
    そう思っていました、実際に読むまでは……。

    衝撃は受けたけど、ふざけんなって思ったけど、面白かったです。
    石動さんから見える手がかりだけを総合するとちゃんと石動さんと同じ推理にしかなりようがないように作られてるのが何気にすごいなと思う。

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    2022年12月24日
  • 殊能将之 未発表短篇集

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    殊能さんの未発表短編集。

    1つ目の「犬がこわい」が一番良かった。

    「鬼ごっこ」理解できないし、好きではない。

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    2022年11月29日
  • 鏡の中は日曜日

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    「どんでん返し」っていうネタバレは見てたので身構えて読んでたけど、予想の斜め上をいかれて気持ちよく騙された感じ!
    劇中劇のほうは正直アンフェアなマニアック知識見立て殺人だなと思ったけど、本筋のほうは出題パートで提示されたヒントだけで結末へたどり着けるかな……いや自分がたどり着けなかったから断言できないや……

    同シリーズの『黒い仏』が色々ヤバいって噂(良い意味でだよ!)を聞いてたからこれもそうなのかなって思って読んだけど、これはすっきり綺麗にまとまってる印象でした。

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    2022年10月29日
  • 殊能将之 未発表短篇集

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    前から読みたかった短編集。
    手に入れられてよかったです。
    ハサミ男の裏話が一番興味深く読ませていただきました。
    どんな作品でもいいからこれからも読みたかった。生きていてほしかったです。

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    2022年10月10日
  • 鏡の中は日曜日

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    久々にページを捲る手が止まらないような面白い話!第一章から徐々に引き込まれていき、その思い込みのまま読むものだから、気持ちよく騙される。石動が出てきた時点でトンデモをよそうしたものの、全く方向性の違う話でした。殊能将之さんが早逝してしまったのが、本当に惜しい。

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    2022年08月07日
  • 鏡の中は日曜日

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    ネタバレ

    異様な構造を持つ館で起きた、特異な動機の殺人事件を名探偵が解明した。これを14年後、別の「名探偵」が再調査することになる……。コアになる14年前の事件だけで充分楽しい。ただミステリとしては若干アンフェア(予め読者に提示されていない、一般的でない知識に基づく推理)なので、凝った構成の中にはめ込まれたのかも知れない。14年後の物語は冒頭から、如何にも色々仕掛けてますぜ、みたいな展開が全開で、読者はみんな地雷回避に大汗をかくんじゃないか。それでも大方は踏んづけてしまいそうだが(迂生は見事にしてやられました)。

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    2021年12月09日
  • 黒い仏

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    ネタバレ

    まさかの非現実要素の介入!ホラーかと思いきやSFを仕掛けてくるとは。
    名探偵の推理がだまされたのはちょっと残念でしたが、終始楽しく読ませていただきました。
    もっと深く知りたかったけど、あれ以上書くのは蛇足になるのかも。
    アントニオが暗躍していて、石動は何も知らないのがコメディでした。

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    2021年09月11日
  • 黒い仏

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    壁本呼ばわりされているのは納得がいかない。もっと壁本と呼ぶのに相応しい作品はいくらでもある。

    アンチ名探偵に足を踏み入れた本作はミステリとは何か。名探偵とは何か。を問いただす作品として相応しいと思うし、読んでいてとても満足できた。

    ただこの本を読むならこのシリーズを全て最後まで読むことをオススメします。

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    2021年07月14日
  • キマイラの新しい城

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    石動戯作シリーズ第四弾。最初の方はわりとバカミスって感じなんだけれど、段々キャラクターに感情移入していって最後まで読むとエドガー氏の最期の真相にはわりと胸にくるものがあった。このユーモアとシリアスの落差よ。全体的な事件の真相としてはあっさりと解決したのでミステリとしてはちょっと物足りなかったかな。

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    2021年07月03日
  • 黒い仏

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    想像の斜め上を通り越して
    亜空間に飛んでいった感じで
    アンチミステリーだった。

    『美濃牛』を読み終わってすぐこの本を読み始めたから
    普通に読み進めていったらまさかの展開。。

    すごいねこれは。。

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    2021年06月29日
  • 黒い仏

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    たしかに壁本と呼ばれるかもしれないが、これが「殊能将之」なのだと思うと途端に傑作となる。

    著者の物語そのものやその起承転結の編み方に慣れていない人が読むと「なんだこりゃ」となるだろうが…。

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    2021年05月21日
  • 黒い仏

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    色んな意味で今までと違う作品。

    でも他の作家さんでもそういったものも書いてる方もいるし、
    これはこれで楽しめた、嫌いではないです。

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    2021年04月02日
  • 鏡の中は日曜日

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    石動戯作を探偵としたシリーズ第三弾。今作は前作の「黒い仏」のような感じではなく割とまっとうにミステリしている。といってもやっぱり単純なミステリではないのだが…。収録されている「鏡の中は日曜日」では石動戯作は探偵役でありながら狂言回し的な役割でもあり、水城というもう一人の名探偵の方が目立っていたともいえるだろう。物語の根幹となるトリックについては所々に違和感はあったものの気付けず。

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    2021年02月25日
  • 鏡の中は日曜日

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    ハサミ男でずいぶん驚かされたから、本作にも同様の期待をもって臨んだもの。メタフィクション的な構造になっているけど、それも上手く使ってどんでん返される。柱となる物語自体が、いまひとつ面白みに欠けるから、その点がどうしても弱いと思えてしまう。かなりの数のミステリ作品に対し、同様に抱く感慨ではあるんだけれど。

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    2020年10月27日
  • 黒い仏

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    壁本と噂の一冊。非常によくできた壁本(というかアンチミステリというか...)なので、殊能将之の蘊蓄が好きなら読んでも良いのでは。

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    2020年09月22日
  • 美濃牛

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    この作者の作品を読むのは「ハサミ男」以来の二作目。「ハサミ男」があれほどの出来だったのでこちらの小説はどんなもんかなーと期待半分で読み始めたが良い意味で裏切られた。横溝正史ばりの舞台設定に毒と洒落を混ぜ込んだような話だった。探偵役の石動戯作のキャラ設定はちょっと薄味だったけれどそれも気にならないほどの文章力。作中に所々ある違和感を拾っていけば犯人はなんとなくわかりはしたものの細部までは詰めれず。いやー、この小説も「ハサミ男」なみに有名になってもいいんじゃないか?

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    2020年09月07日
  • ハサミ男

    購入済み

    そうきたか

    叙述トリックの傑作として、題名だけはずっと知っていた。何となくファンタジーっぽい題なので後回しにしていたが、ついに手にとった。読み手を惑わすトリックがあることはわかっていたので、意識しながら読んでいたにも関わらず、全く作者の思惑通りにやられてしまった。描写も巧みで、街や室内の空気まで感じ取れるほど、その世界に入り込むことができた。気持ちよく騙されたいミステリー好きの人は、読んでおくことをお勧めする。

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    2020年08月17日
  • 美濃牛

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    石動探偵が胡散臭い(面白いって意味)。
    他の方がレビューで書かれてましたが、
    テレビドラマのトリックっぽいかも。

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    2020年03月13日
  • 美濃牛

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    文庫本で700ページ超の大作だが、文章も読みやすくおもしろかった。

    取材で訪れた自然に囲まれた田舎の村、不思議な力があるという泉と、怪しい住人たち。雰囲気はドラマのTR●CKのような…。この雰囲気だけでわくわくする。さらに村にまつわる歌になぞらえておこる連続殺人事件。
    取材に訪れたフリーライターをはじめ、石動や羅堂一族、村人、コミューンのメンバーなど、キャラクターもとても印象的。

    果たしてこの作品の着地点は、オカルトなのか、ミステリーなのか?と思いながら読んだ。もちろんミステリーとして成立している。しかし、科学でわりきれないオカルト要素もあり、それがこの本の世界観を作り上げていると思う。

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    2019年09月25日