殊能将之のレビュー一覧

  • 美濃牛

    Posted by ブクログ

    言葉遊びに見立て殺人、田舎の屋敷にとミステリ要素盛りまくりの上に、オカルトやら音楽ネタ、果てには俳句まで乗っけてしまう盛りだくさんぶり。それは800ページ弱にもなる。確かに盛りすぎ感もあるが、それでも徹頭徹尾本格ミステリだから殊能さんは信じられるな。面白かった。

    0
    2016年01月17日
  • 美濃牛

    Posted by ブクログ

    長いけれどひきこまれる様に読んだ。ハサミ男とこれは人物に関する描写が読みやすいのが魅力だと思う。また事件に絡む人物たちの狂気が伝わってきてゾッとさせられた。
    解説で食事の描写について触れられていたが、石動達の逗留していたおうちのご飯は本当に美味しそうだった。家庭的な料理なのに工夫が細かい。

    0
    2013年06月08日
  • キマイラの新しい城

    Posted by ブクログ

    世界史かダメなので、若干の拒否反応がありつつも読み切りました。

    ストーリーはおもしろい。他のシリーズも読みたい。

    0
    2012年04月06日
  • キマイラの新しい城

    Posted by ブクログ

    石動探偵のシリーズは、いつもコメディータッチ。
    アントニオ、またしても活躍。
    まあ、面白い。読んでもいいと思う。

    0
    2011年04月26日
  • キマイラの新しい城

    Posted by ブクログ

    ミステリ長編。たぶんミステリ。ミステリに分類していいんですよねこれ( 
    シリーズものだけど単独でも読めます。と言うかシリーズものと知らずに単独で読みました(← 

    現代日本に現れた750年前の騎士の亡霊の「自分の死の謎を解き明かしてくれ」って依頼から始まる物語。
    探偵役は探偵と思えないダメっぷりだし騎士さんはまともに現代に適応できる訳もないしでわりとぐだぐだです。
    しかし。その騎士さん視点の、「中世騎士から見た現代日本」の描写が実に秀逸!
    日常的な風景も視点を変えるとすごく面白いものになるんだ、って再認識できたよ。
    六本木ヒルズに行ったことがあるとたぶんさらに楽しめます。笑

    小説全体としては

    0
    2011年04月23日
  • キマイラの新しい城

    Posted by ブクログ

    「わが死の謎を解ける魔術師を呼べ」
    フランスの古城を移築後、中世の騎士として振る舞い始めた江里。
    750年前の死の真相を探れ、という彼の奇想天外な依頼で古城を訪れた石動戯作は殺人事件に遭遇する。
    嫌疑をかけられた江里が向かった先は・・・。
    (巻末あらすじより)

    ようやく文庫になりました~!今現在の殊能さんの最終作品。
    しかしこんなお話だったとは・・・。
    っていうか、これは殊能作品でなかったら壁にぶつけていたかもしれませんよ!
    ファン以外には薦められない作品ですなぁ。

    もう石動ダメダメじゃん・・・。こんなかったっけ~?
    かなり久しぶりの石動モノだったので忘れていましたが。そういえばアントニオ

    0
    2010年10月02日
  • キマイラの新しい城

    Posted by ブクログ

    2007/8/11ジュンク堂住吉シーア店にて購入。
    2012/6/29~7/3

    名探偵石動戯作シリーズ。フランスの古城を移築したレジャーランド会社社長の江里は,かつて古城で不可思議な死を遂げた騎士の亡霊にとりつかれる。その謎を解くために名探偵イスルギーとして乗り込んだ石動であったが....
    前作からあまりにも間隔が空いてしまっていて,キャラの設定などを忘れてしまっており,イマイチ楽しめなかったが,綿密な文献調査をこんなにもバカげたミステリに仕上げるとは,殊能さん流石である。

    0
    2012年07月03日
  • キマイラの新しい城

    Posted by ブクログ

    石動戯作シリーズ第4弾。
    中世ヨーロッパの古城を日本に移築した社長。
    彼に古城の主の亡霊がとりついたという奇抜な設定。
    亡霊は自分の死の謎を解いてくれと依頼する。
    調査途中,現在の城でも殺人事件が起きる。
    2つの事件を石動はどうまとめるのか。
    亡霊というファンタジー的設定を受け入れてしまえば楽しめる。
    中世ヨーロッパの描写はその設定にリアリティを持たせており,
    現代社会に対する中世ヨーロッパの人間の視点は笑える。

    0
    2009年10月04日
  • 黒い仏

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    「2002年版SFが読みたい」でトップテン入り。だが果たしてSFなんだろうか…。


    いや、SFの定義は人によって違う。
    そして、私のSFの定義はかなり幅広い。
    しかし、これをSFのベストテンに選んでしまってよいものだろうか。


    一応、裏表紙のあらすじや、帯の煽りを見る限りにおいては、推理小説くさい。
    実際、途中まではそうなのだ。
    しかし、それを根底から覆してしまう。

    賛否両論、前代未聞なのもうなずける。
    推理小説としても、SFとしてもなんとなく中途半端な気がしてしまう。


    でも、別にこの小説は嫌いじゃない。
    すらすらと読めるくらいに面白い。
    ただ、ちょっと物足りない。

    「黒い仏」では

    0
    2023年03月08日
  • 黒い仏

    匿名

    ネタバレ 購入済み

    納得できない

    !ネタばらし有りです!












    美濃牛を読んでからこちらを読みました。
    途中からのダークファンタジーへの変化については、
    ああ、特殊設定系かと呑み込めましたが、
    結末(トリック)については、そんなのアリ???
    特殊設定なら特殊設定なりに、もっとしっかりルールを決め、
    ロジックを組ま無いと、
    何でも有りになってしまうし、実際そうだったので、もやもやが残りました。

    あと、仏教がテーマだから、その辺のうんちくをくどくど述べるのは
    まあ分かるとして、音楽のマニアックなうんちくには、
    前作から引き続き、辟易とします。

    0
    2025年03月02日
  • ハサミ男

    購入済み

    結末にびっくり

    テレビ番組の会話に何行もいらない気もするけど、最後はびっくりしました。騙された。

    0
    2018年01月09日
  • ハサミ男

    購入済み

    支離滅裂で面白くない

    最初は普通の推理小説と同じ感じで淡々とストーリーを読むことができたが、三分の一ほど読み続けていたら段々とストリー展開や人物の発言や描写が異様で独特なものになり、理解不能な内容で物語への興味が急送に減退した。そのためそれ以後の興味はなくなった。よってこの作品はお勧めできないと思う。

    1
    2020年07月30日
  • ハサミ男

    購入済み

    期待はずれ

    レビューの評価が高かったため期待し過ぎたのかもしれない。展開が遅く読み手が先を行ってしまう。何回読み始めても引き込まれることがなく飽きて疲れてしまった。私の能力不足かもしれないが時間を忘れて読み入ってしまうという作品ではなかった。

    1
    2020年07月18日