殊能将之のレビュー一覧

  • キマイラの新しい城

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    ネタバレ

    殊能将之の作品は,掛け値なしに面白い。文体も肌に合うが,名探偵役の石動戯作,ワトソン役のアントニオ,鏡の中の日曜日に続いて登場しているもう一人の名探偵,水城優姫。そして,この作品の主人公,エドガー・ランペール。どのキャラクターも個性たっぷりに,生き生きと描かれている。
    本格ミステリとして読むと,完全なるバカミス。750年前の密室と,現代の密室,二つの密室の謎が出てくる。現代の密室トリックは,抜け穴があったという信じられないトリック。一応,心理的なトリックは用意されているが,密室を扱った事件で,「抜け穴があった」というトリックの作品を読むことができたのは,逆にラッキーだったと思える。750年前の

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    2015年10月26日
  • 殊能将之 読書日記 2000-2009 The Reading Diary of Mercy Snow

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    昔、ケルベロス(ウルフ)を読むとき大変お世話になりました。SFとミステリーを対等に読む(面白がる)スタンスは尊敬でき、見識に脱帽です。残念な人をなくしました。

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    2015年10月09日
  • 美濃牛

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    ネタバレ

    石動シリーズ1作目。
    不治の病をも治す"奇跡の泉"、地域開発調査に派遣される石動、泉の洞を封鎖する羅堂家、牛舎と美濃牛の像、俳句を嗜む隠居老人、他所者の古民家に出入りする美青年、閉鎖的な村の中で次々消える赤毛一族の命。
    視点は主に取材にかりだされたフリーライター天瀬のものだし、石動でシリーズになっているとは知らず読み始めたのもあり、序盤から探偵の怪しさが尋常じゃなかった笑
    登場人物が多いけれどそれぞれ個性と価値観がわかりやすく、『ハサミ男』から感じる皮肉屋っぽい洞察も好調でくせになる。
    事件の真相や真犯人については、なんとなく怪しい怪しいと思うところであったから意外性という

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    2015年06月08日
  • キマイラの新しい城

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    ネタバレ

    最後の石動戯作シリーズ
    750年前の密室殺人に主人公が挑む。

    一見やな奴、でも案外いい奴という憎めないキャラが多かった。本作でも主人公はいいとこなしで終わり、結局「美濃牛」以降まともに名探偵としての役目を果たしていないという…
    個人的には中盤の暴力団員達と江里の戦闘が疾走感があって好き。
    このシリーズは本当に好きだったので、もう少し読みたかった。

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    2014年08月18日
  • ハサミ男

    購入済み

    叙述トリック

    ハサミ男
    このタイトル以外ありえないかも。
    叙述トリックはまりそう。

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    2014年06月04日
  • 美濃牛

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    石動戯作シリーズの第一作

    先に「黒い仏」と「鏡の中は日曜日」を読んでしまってから本作に手を出した。
    内容はオーソドックスな本格ミステリーで、前に読んだ2作どちらも最後か途中にどんでん返しがあったので、今回も何か来るだろうと身構えしていたが、特に何も来なかったのが少し残念だった。
    色々な人の視点から物語が進行して行き、登場人物一人一人の内面描写からそれぞれの個性がみれた。
    とにかく文章が読みやすい。

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    2014年02月07日
  • 美濃牛

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    石動シリーズ原点
    正直に言うと読んだ直後の感想は少し薄いと感じたが、不思議と無意識に印象深かった場面が多くあったらしく、忘れた頃にも思い返せる描写や浮かぶ情景が多かった本。

    何がいいのか上手く言えないけれど、何かがツボに来る。

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    2016年05月01日
  • 美濃牛

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    あ、あれ?これで終わり?もう一幕あるかと思った。衝撃的といえば衝撃的な真犯人だったけど……。結末があっけなかったけど、ストーリーは面白かった。視点が章ごとに変わるので苦手な方もいるだろうけど、私は多視点の話は好きです。あの他人行儀な呼び方は伏線だったのか〜。ムツヒゲさんと藍下さんと出羽さんと町田さんがナイスでした。

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    2013年08月08日
  • 美濃牛

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    約10年ぶりの再読。
    こめられたオマージュの濃さに(゜Д゜)
    ミステリとしての雰囲気は超一流ながらも
    どこかユーモラスで、そして感じられる怖さ。
    これぞミステリ。みんなに読んで欲しい作品。

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    2013年04月17日
  • 鏡の中は日曜日

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    第一章、ぼく、ユキ、お父さん、石動戯作のやりとり。
    アルツハイマーのぼく、介護する心優しいユキ、怖いお父さん、14年前の事件を再調査し始めた石動戯作。
    石動戯作は、ぼくに殺された。

    第二章、現在の話と過去の話が交互に進む。
    現在、石動戯作が梵貝荘の登場人物に話を聞いていく。
    過去、梵貝荘で事件が起き、水城優臣が事件を解く。

    第三章、全ての真相。
    ここは完全なネタバレになるのでノーコメントで。

    上手く作られてる!あっさり騙された!!
    第三章は読む手が止められなかった。
    第三章、2ページ目の一行目を読んで、えっ?何?どうして?ってなった。あれ?勘違いしてたかな?と。
    先が気になって仕方なかっ

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    2018年01月30日
  • キマイラの新しい城

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    フランスの古城を移築したあと、
    突如中世の騎士として振る舞い始めた
    テーマパークを経営する会社の社長・江里。
    「七百五十年前のわが死の謎を解いてくれ」
    という社長の頼みに困り果てた常務が呼び寄せたのが
    自称名探偵の石動戯作。
    奇天烈な依頼にほとほと手を焼く石動。
    苦肉の策で、重役連を巻き込んで
    七百五十年前の事件の状況を再現することを提案するが、
    その直後、実際に殺人事件が起こってしまう。
    そしてその嫌疑をかけられたのは江里社長。
    現在と大昔のふたつの事件の謎を、
    石動は果たして解き明かすことができるのか――。

    一作ごとに奇想天外な物語を見せつけてくれる殊能将之。

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    2012年05月07日
  • キマイラの新しい城

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    最初???て感じだけど、途中からはまる。殊能さんの本て王道ミステリーではない、新感覚。推理小説としては…
    時間と空間を上手く使ったトリックとその説明は感心。

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    2011年11月04日
  • 黒い仏

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    本格ミステリだと思っていたからびっくりしたなぁ。。。。
    本格ミステリとしても、伝奇ミステリとしても楽しめるっていうのはすごい。

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    2021年02月20日
  • キマイラの新しい城

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    シチュエーション設定は割と強引だけど、描写が詳細で面白かった。ただストーリー展開はちょっと単調だったかも。
    でも楽しませてもらえた一冊だった。

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    2010年06月22日
  • キマイラの新しい城

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    迷探偵石動戯作シリーズ。
    今回の依頼主は750年前に死んだ中世の騎士。
    自分の死の真相を探ってほしいとのこと。

    中盤までは読み進めるのがちょっとだるかったりします。
    が、しかし、
    依頼主のエドガーが話の語り手になりだしてからはかーなり面白い。
    エドガーカッコイイヨエドガー。

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    2009年10月09日
  • キマイラの新しい城

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    これほんとに「ハサミ男」の人が書いたの〜!?あの陰惨さ、あの残酷さ、全く感じなかったです。大昔の事件を手がける石動探偵とその助手アントニオ、もうどっちが助手なのかさっぱりですよ!おもしろいけど。お城もの。読んで損はなかったです。なるほどなぁ〜〜

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    2009年10月04日
  • キマイラの新しい城

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    (迷)探偵の石動と助手のアントニオくんのシリーズ。
    この作品は4作目……?くらいでしょうか。
    今作は過去と現在、その生活の差からくる面白さとかがありました。
    探偵より助手の方がしっかりしているシリーズの作品ですね。

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    2009年10月04日
  • ハサミ男

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    ネタバレ

    題名に騙される真犯人を明かした後、終盤で話が二転三転し、頭が追いついていかない。しかも、真犯人は最後まで生き残って次の犯行を予感させて話が終わる。
    読み終えた後、なんだかなぁ、と思った作品だった。

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    2026年02月07日
  • ハサミ男

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    ネタバレ

    「ハサミ男」というタイトル
    美少女殺害
    かといって犯人男と決めるのってどうなの?

    と、読み進めていった

    全然語り手の名前が出ないので出せない理由があるのか?と思ってた
    まぁデブ男がバタートースト食べるのわかるけど、わかるけど、なんか、違和感

    殺人犯が模倣犯を探す、か
    それもまぁ面白いよねってあまり深く考えず読みすすめ、誰が模倣犯なのか…

    日高が第一発見者の女(安永)に会いに行ったの描写で
    はぁーやっぱ犯人男じゃなかったなと思ったけど、なんとなくの違和感は、男だと思って読んでいた描写は実は女だったということか
    そこはスッキリ、そして見事にミスリードしてた

    デブ男に女子高生や喫茶店のマス

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    2026年01月31日
  • ハサミ男

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    叙述トリックにまんまと引っかかり、しっかりと騙されてしまった。ただ少しこんがらがってしまう構成で、もう1回読み直した方が納得できるのかなとも感じた。どのシーンがどの人物についての話だったのか、思い返してもよく分からなくなってしまっている...。
    でも登場人物たちの様々な視点から語られる思いや行動の絡みは面白いと思った。

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    2026年01月31日