殊能将之のレビュー一覧

  • ハサミ男

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    ネタバレ

    面白かった。
    一番高評価しているのは、犯人が捕まらずに逃げ切ったパターンのオチだから。という点。視点人物に感情移入してしまうタイプなので。
    実は女でした、はあからさますぎて驚けなかったな。まず第一発見者が二人いるのに、ハサミ男視点でも警察視点でもあまりにも片方にしか触れなさすぎて。ハサミ男視点はまだしも、警察はもっと調べるだろうという不自然さを感じてしまった。あと都合が良すぎる。実はもう一人も通夜に行ってました、堀之内が来たり警察が目つけてるタイミングでたまたま主人公のところに押しかけてきました、は笑っちゃうよ。そして堀之内も最後に全部自分がやったことにする。なぜ?自暴自棄?
    メインの女性どっ

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    2026年09月12日
  • ハサミ男

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    事件解決に臨む警察の捜査チームの動きが想像以上に魅力的で、読みながら「この人たち、職場の空気いいな…」と妙な羨ましさまで覚えました。真犯人の人間像は、犯罪にかかわらない部分――他人から見える範囲の日常生活が思ったより普通で、そのギャップが印象に残りました。

    物語には複数の捜査官が登場しますが、誰かがただの背景になることはなく、それぞれに役割がきちんとあって、チームとして動いている感じが心地よかったです。キャリアの上官とのやり取りや、真犯人・偽ハサミ男との対峙も、個人戦ではなく連携で突破していく雰囲気が魅力的でした。

    事件の核心にはしっかり迫っていくものの、少しだけ勘違いしていたり、わずかに

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    2026年09月10日
  • ハサミ男

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    ネタバレ

    完全に騙された。

    殊能将之『ハサミ男』でいちばん強く残ったのは、「わたし」の異常な行動の裏に見える真犯人としての矜持と、模倣犯への嫌悪だった。自分が標的として念入りに選び、尾行していた由紀子が、自分の手口をまねた方法で殺される。「わたし」は、その模倣犯を追い始める。

    凶器のハサミを毎晩鋭く研ぎ、被害者を慎重に選び、完全犯罪に自信を持つ。もちろん犯行は卑劣であり、感情移入はできない。それでも、自分の完璧な仕事に他人が割り込み、粗雑な模倣と一緒にされることを許せない。その一点だけは共感に値すると思った。

    犯罪心理分析官・堀之内靖治の異常性も際立っている。現場や証拠から犯人を分析する一方、その

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    2026年09月09日
  • ハサミ男

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    ネタバレ

    ハサミ男の正体に騙された。完全に男性だと思っていたが、女性だった。叙述トリックによってまんまと騙された。内容としては、主人公(ハサミ男)の内面描写が多いため、ちょっとイメージしづらく、読みづらかったが、終盤のどんでん返しによってそのストレスは吹き飛んだ。

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    2026年09月05日
  • ハサミ男

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    5年ほど前に人に勧められて読み、面白かった記憶があったので、再読。
    めちゃくちゃ面白かった。
    とりあえずこれからもう1回読み直そう。

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    2026年09月01日
  • ハサミ男

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    全く疑うことなく真犯人を取り違えてました、作者の思う壺、人間の思い込みを知らされました、そして最後の最後まで…

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    2026年08月31日
  • ハサミ男

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    記念すべき100冊目はメフィスト賞受賞作品のハサミ男。
    素晴らしい作品なのでミステリ好きには是非読んで頂きたい。

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    2026年08月25日
  • ハサミ男

    購入済み

    巧妙に隠された真実

    張り巡らされた罠、二度読むと意味の変わる文章
    トリックだけでなく、物語としてのクオリティも素晴らしいです。

    #ドキドキハラハラ #ダーク

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    2026年05月23日
  • 黒い仏

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    ミステリーだと思って読むと怒る人もいると聞いていたがなるほど。ある意味すべてひっくり返るラスト、面白かった。笑
    ていうか読み直した時が1番面白いかも。ああ、これもこれもそういうことか、と。笑

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    2025年12月13日
  • 美濃牛

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    とても面白い。分厚さが気にならない軽快な文体、寄り道のない真っすぐなストーリー、ふんわりと漂う不気味さ!

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    2025年09月25日
  • 黒い仏

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    阿津川辰海がオススメに挙げていたので、ハサミ男を以前読んでから久しぶりにこの作家の本を読みました。
    ハサミ男とは全然違う感じで、、この話はどんな終わり方をするのかと思いながら読んでいましたが、想像を超えるものでした。
    こんなのありかとは思いますが、面白かった。

    0
    2025年09月22日
  • 黒い仏

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    読んだことある人は★5にブチギレ、おいなんだこいつだめだこりゃ
    と思う方もいるでしょう
    全然かまいません、僕は黒い仏はもう大★5です
    (そもそも、僕の評価は自己紹介に書いてる通り面白さだけで表現していません)
    まず、本を読むスタンスの話になります
    ミステリー読みたい!って人がこの本読んだら9割ブチギレでしょう、そういう作品なんです
    ただクイーン問題とか気になって集中できない人とか、ありきたりな小説もういいとか、著者がそもそも物語で遊ぼうとしているとか
    そんな人にはもう抱腹絶倒小説なんですよこれは

    事実は小説より奇なり
    いやいや、小説でしかできないことってあるよ
    ただ誰にも勧められない系なのは

    0
    2025年08月06日
  • ハサミ男

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    続きが気になりすぎて一気に読んじゃったけど、これは再読して伏線とその回収の答え合わせを丁寧にもう一度したくなる結末です。

    頭の中で映像化して読み進めるタイプではないから、思い込みだけではなくて文中の小さな違和感をちゃんと拾えてる気がするんだよな。叙述トリックミステリだいすき。

    く〜〜騙された〜!!!

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    2026年09月15日
  • 殊能将之 未発表短篇集

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    ネタバレ

    2016年。
    「犬がこわい」犬に関わりたくない人いるよ。そんな男が隣家の異変を知るまで。そうくるかぁ。
    「鬼ごっこ」昔から鬼ごっこを続けているようだ。
    「精霊もどし」ホラーっぽい。
    「ハサミ男の秘密の日記」メフィスト賞受賞したあたりの日記。
    本名も明かされた。新作がなかなか出ないから、ツイッターやブログを読んでいたよ。急逝が悔やまれる~ なぜか今買い求めているのだ('_')

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    2024年08月16日
  • 鏡の中は日曜日

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    またしても騙された。
    ひっくり返される連続で混乱しそうだけれど、笑ってしまうほど、ことごとく騙された。
    騙されるって楽しいと、つくづく思わされる。

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    2024年03月31日
  • 黒い仏

    購入済み

    驚いたなんてもんじゃない。

     同じく石動戯作シリーズとしては前作にあたる「美濃牛」を読んだ流れでこの作品を読むと、途中の展開による驚きで腰が抜けそうになります。まさに驚天動地。
     読後の脳内には、顔に薄い笑みを浮かべながら中指を立てている作者さんが想像されて、それはそれで面白かったです。

    #笑える #シュール #ドキドキハラハラ

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    2024年01月25日
  • ハサミ男

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    真相が示された時、少し頭がバグった。とても大胆かつ繊細で、無理矢理感も全くなく見事なミステリだった。

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    2026年09月20日
  • ハサミ男

    購入済み

    小説じゃないと味わえない面白さ

    1998年に書かれた小説との事ですがめちゃくちゃ面白かったです!
    途中まで完全に騙されました。後半の伏線回収を読めば読むほど構想構成の巧みさに驚きました。
    予想外の展開続きで止まりませんでした。
    時々謎が謎のままになる小説とは違いちゃんと謎解きされ、意外な真相に感心しきりでした。
    これは小説ならではの醍醐味ですね!
    ラストは賛否両論ありそうですが他人に勧めるのに迷わない小説でした。

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    2023年06月14日
  • 黒い仏

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    ネタバレ

    前知識なく読むとまさに壁に叩きつけたくなる気持ちはわかります。私は事前に壁本、バカミスとわかっていて読んだので、法術バトルのシーン、そしてクトゥルフにつながる部分はまさに手を叩いて大喜びしましたが。

    個人的に色々想像の余地を残す作品の方が好きなので、あのラストは◎です。


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    2023年06月06日
  • 鏡の中は日曜日

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    ネタバレ

    冒頭に館の図面、登場人物一覧はあるものの、これまた変わった幕開けだな~って思ってたらまさかの出来事!?衝撃を受けつつも読み進めページを行ったり来たりして、真相に辿り着く。こんなに翻弄されるとは。。。でも、悪くない。

    文庫同時収録の短篇「樒/榁」の在り方も面白かった。

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    2023年01月16日