殊能将之のレビュー一覧

  • ハサミ男

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    ネタバレ

    終盤の医師が表に出て話してるシーンがわかりづらかったです。
    ガスライターの存在が盛大な釣りだったのがビックリでしたねぇ。
    けっこう引っ張っておきながら、『たまたま誰かが捨てたものだったんじゃない?』って、そりゃないよー!って思いました。
    わざわざイニシャル『k』とまで描写しておいてねぇ(苦笑)
    ヒダカもホリノウチも可哀想な扱いをされた部類ですよね。
    ヒダカなんて特に。
    何もわからないまま惨殺されてますから。
    どのエピソードも、図らずとも安永知夏がこれからもハサミ男を継続するために都合よく働いた、という事実がこの物語の最大の旨味ではないでしょうか。
    『ハサミ男』は今申し上げたとおり「てことは、あ

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    2026年08月12日
  • ハサミ男

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    ネタバレ

    最初は前情報だけ聞くと重苦しい内容と思ったが、思っていた以上にポップでXTCやイエモン、ジェイソンなどサブカルのキーワードとなるであろう単語が所狭しと並んでいて驚いた

    このポップな一面もあってか当時のシリアルキラーやプロファイリングのメディアでの偏見をシニカルに描いてる描写も多々見受けられた事もある部分もあり、ホラーゲームを好んでプレイしているゲーマーが美少女アニメオタクと混同して報道してる様は当時のメディアの偏向報道を連想させて思わず苦笑いしてしまう部分もあった

    ちなみにハサミ男と言えばクロックタワーのシザーマンが有名だが、作中でも名指しこそないながらもそれらしい特徴のゲームへの言及があ

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    2026年08月12日
  • ハサミ男

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    読み終わって速攻で2週目を読んでいる。2度美味しい。ただ、 「美人のデブ」 がどうしても引っかかる。
    自認がデブでも他者から見たらそうでもないのでは。という意見も散見されたが
    「私なんて全然デブだし…」
    というタイプには思えない事、また磯部が後に印象を語るとき
    「化粧もしていなかったし、ダイエットにも関心がないらしく、ふっくらした健康的な体つきをしていた。」
    と言っていたことからノーメイクのぽっちゃり以上は確定。(私が美醜感の偏っているド偏見野郎な事は認めるとして)誰もが認める美人とは程遠いように思える。

    ※2度目を読み終えて……
    日高目線の話はあったのかなと思いながら読んだが一度も無

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    2026年08月09日
  • ハサミ男

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    ネタバレ

    傑作だとは聞いていたものの、個人的に『美濃牛』がさほど刺さらなかったため今まで手に取ってこなかったのだけれど、これはとんでもない作品だった。「おそらくこういう話」と思いながら読んでいたものを二回くらい見事に裏切られて幸せだった。結末も秀逸。

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    2026年08月06日
  • ハサミ男

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    まず、純粋に読み物として面白かった。

    独特の文体には最初こそ少し読みにくさを覚えたものの、読み進めるうちに自然と慣れ、その癖さえ作品の大きな魅力として感じられるようになった。

    終盤は怒涛の展開が続き、一気に物語へ引き込まれた。ラストの皮肉の効いた締め方も自分の好みだった。

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    2026年08月04日
  • ハサミ男

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    思い返すとヒントは散りばめられてた。
    おもしろかったです。真相が分かるシーンでは、電車で読んでるにも関わらず「そういうことか!」って思わず笑ってしまったほど。
    当たり前だけど戦前とかに書かれたミステリとかより大分読みやすいから、ミステリ好きなら是非一度読んでみるといいと思います。

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    2026年07月21日
  • ハサミ男

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    最後の最後まで騙された
    ほんの小さな違和感が実は大きな伏線だった
    天才すぎるなぁ、殊能さんの本もっと読みたくなった

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    2026年07月19日
  • ハサミ男

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    自分の手口を真似された殺人鬼が、
    真犯人を追う設定からして秀逸。

    終盤、仕掛けられた罠に気づいた瞬間の鳥肌が迫ってきた感触を今でも忘れられない。

    読者を綺麗に騙し切る、鮮やかで洗練された本格ミステリーでした!

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    2026年07月10日
  • ハサミ男

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    ネタバレ

    ずっと気になっていた本で、やっと読めた。
    読み始めたら止まらなくあっという間に読み終えてしまった。

    1999年の初版本。
    文体も刑事の雰囲気も、良い意味で今どきっぽくなくて好みだった。

    ハサミ男の視点と刑事たちの視点と、双方から物語を見ているはずなのになかなか真実が見えてこない。
    何らかの叙述トリックなんだろうなというのと、医者とのやり取りから多重人格というのには早々に気付いたものの…。
    日高の存在にまんまと騙された。
    終盤の畳み掛けるような真実の明かし方は清々しいほどだった。
    あ!あの場面ってそういうことだったのか!という気持ちの良いひっくり返され方。
    ちゃんと伏線が張られているからこそ

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    2026年07月02日
  • ハサミ男

    購入済み

    巧妙に隠された真実

    張り巡らされた罠、二度読むと意味の変わる文章
    トリックだけでなく、物語としてのクオリティも素晴らしいです。

    #ダーク #ドキドキハラハラ

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    2026年05月23日
  • 黒い仏

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    ミステリーだと思って読むと怒る人もいると聞いていたがなるほど。ある意味すべてひっくり返るラスト、面白かった。笑
    ていうか読み直した時が1番面白いかも。ああ、これもこれもそういうことか、と。笑

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    2025年12月13日
  • ハサミ男

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    ネタバレ

    たしか10年前くらいに一度読んでるはずで、
    オチもうっすら覚えていたにもかかわらず、
    また同じようなリアクションになってしまった。
    何度読んでも楽しい。

    主人公が狂気に満ちているのに
    なんだか魅力的なんだよなぁ、、
    最後のシーン、病室の女の子に名前聞いてるじゃん…
    その前に「ハサミ男」を辞めるかって考えてたのに、
    あれは絶対、またやるやつ…

    警察署の村木とかキレものでかっこ良いな、
    と思ってたけど、
    結局はみんなハサミ男の手のひらで転がされてるし、
    美人の女が犯人なわけないって、
    バイアスがかかってそう。

    ハサミ男は若い美人な女として
    自分を見られることが嫌だったんだろうか。
    医師や普段

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    2026年07月17日
  • 美濃牛

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    とても面白い。分厚さが気にならない軽快な文体、寄り道のない真っすぐなストーリー、ふんわりと漂う不気味さ!

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    2025年09月25日
  • 黒い仏

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    阿津川辰海がオススメに挙げていたので、ハサミ男を以前読んでから久しぶりにこの作家の本を読みました。
    ハサミ男とは全然違う感じで、、この話はどんな終わり方をするのかと思いながら読んでいましたが、想像を超えるものでした。
    こんなのありかとは思いますが、面白かった。

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    2025年09月22日
  • 黒い仏

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    読んだことある人は★5にブチギレ、おいなんだこいつだめだこりゃ
    と思う方もいるでしょう
    全然かまいません、僕は黒い仏はもう大★5です
    (そもそも、僕の評価は自己紹介に書いてる通り面白さだけで表現していません)
    まず、本を読むスタンスの話になります
    ミステリー読みたい!って人がこの本読んだら9割ブチギレでしょう、そういう作品なんです
    ただクイーン問題とか気になって集中できない人とか、ありきたりな小説もういいとか、著者がそもそも物語で遊ぼうとしているとか
    そんな人にはもう抱腹絶倒小説なんですよこれは

    事実は小説より奇なり
    いやいや、小説でしかできないことってあるよ
    ただ誰にも勧められない系なのは

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    2025年08月06日
  • 殊能将之 未発表短篇集

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    ネタバレ

    2016年。
    「犬がこわい」犬に関わりたくない人いるよ。そんな男が隣家の異変を知るまで。そうくるかぁ。
    「鬼ごっこ」昔から鬼ごっこを続けているようだ。
    「精霊もどし」ホラーっぽい。
    「ハサミ男の秘密の日記」メフィスト賞受賞したあたりの日記。
    本名も明かされた。新作がなかなか出ないから、ツイッターやブログを読んでいたよ。急逝が悔やまれる~ なぜか今買い求めているのだ('_')

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    2024年08月16日
  • 鏡の中は日曜日

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    またしても騙された。
    ひっくり返される連続で混乱しそうだけれど、笑ってしまうほど、ことごとく騙された。
    騙されるって楽しいと、つくづく思わされる。

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    2024年03月31日
  • 黒い仏

    購入済み

    驚いたなんてもんじゃない。

     同じく石動戯作シリーズとしては前作にあたる「美濃牛」を読んだ流れでこの作品を読むと、途中の展開による驚きで腰が抜けそうになります。まさに驚天動地。
     読後の脳内には、顔に薄い笑みを浮かべながら中指を立てている作者さんが想像されて、それはそれで面白かったです。

    #笑える #シュール #ドキドキハラハラ

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    2024年01月25日
  • ハサミ男

    購入済み

    小説じゃないと味わえない面白さ

    1998年に書かれた小説との事ですがめちゃくちゃ面白かったです!
    途中まで完全に騙されました。後半の伏線回収を読めば読むほど構想構成の巧みさに驚きました。
    予想外の展開続きで止まりませんでした。
    時々謎が謎のままになる小説とは違いちゃんと謎解きされ、意外な真相に感心しきりでした。
    これは小説ならではの醍醐味ですね!
    ラストは賛否両論ありそうですが他人に勧めるのに迷わない小説でした。

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    2023年06月14日
  • 黒い仏

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    ネタバレ

    前知識なく読むとまさに壁に叩きつけたくなる気持ちはわかります。私は事前に壁本、バカミスとわかっていて読んだので、法術バトルのシーン、そしてクトゥルフにつながる部分はまさに手を叩いて大喜びしましたが。

    個人的に色々想像の余地を残す作品の方が好きなので、あのラストは◎です。


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    2023年06月06日