殊能将之のレビュー一覧
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前から読みたかった短編集。
手に入れられてよかったです。
ハサミ男の裏話が一番興味深く読ませていただきました。
どんな作品でもいいからこれからも読みたかった。生きていてほしかったです。
Posted by ブクログ -
久々にページを捲る手が止まらないような面白い話!第一章から徐々に引き込まれていき、その思い込みのまま読むものだから、気持ちよく騙される。石動が出てきた時点でトンデモをよそうしたものの、全く方向性の違う話でした。殊能将之さんが早逝してしまったのが、本当に惜しい。Posted by ブクログ
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まさかの非現実要素の介入!ホラーかと思いきやSFを仕掛けてくるとは。
名探偵の推理がだまされたのはちょっと残念でしたが、終始楽しく読ませていただきました。
もっと深く知りたかったけど、あれ以上書くのは蛇足になるのかも。
アントニオが暗躍していて、石動は何も知らないのがコメディでした。Posted by ブクログ -
石動戯作シリーズ第四弾。最初の方はわりとバカミスって感じなんだけれど、段々キャラクターに感情移入していって最後まで読むとエドガー氏の最期の真相にはわりと胸にくるものがあった。このユーモアとシリアスの落差よ。全体的な事件の真相としてはあっさりと解決したのでミステリとしてはちょっと物足りなかったかな。Posted by ブクログ
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想像の斜め上を通り越して
亜空間に飛んでいった感じで
アンチミステリーだった。
『美濃牛』を読み終わってすぐこの本を読み始めたから
普通に読み進めていったらまさかの展開。。
すごいねこれは。。Posted by ブクログ -
たしかに壁本と呼ばれるかもしれないが、これが「殊能将之」なのだと思うと途端に傑作となる。
著者の物語そのものやその起承転結の編み方に慣れていない人が読むと「なんだこりゃ」となるだろうが…。Posted by ブクログ -
面白かった!
次の『キマイラの新しい城』を先に読んでしまって、本作の重要なネタバレを知った状態で読むことになったけどそれでも楽しめた。
相変わらずエッ?!と思わせる展開。
でももしこれから読む人がいるなら、絶対キマイラの新しい城より先にこちらを読むのをおすすめする。Posted by ブクログ