殊能将之のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ王道叙述トリックの代表作としてタイトルは知っていたものの、正直なところ表紙にあまり惹かれず、ずっと積んでいました。
でも最近読書欲が高まっていたので、勢いで読書開始!
物語は、連続殺人犯“ハサミ男”が次の標的にしようとしていた少女が、何者かによって同じ手口で殺されてしまうところから始まります。
まさかの“模倣犯”出現。犯人であるはずのハサミ男自身が、その模倣犯を探し始めるという構図がまず面白い。
タイトルは『ハサミ男』。
なのに私はなぜか、勝手に最初から主人公を女性だと思い込んで読んでいました。
しかも“綺麗な女性”を想像していたんですよね。
「体重に不自由」といった記述から醜い容姿の示 -
Posted by ブクログ
ネタバレ頭のいい女の子に憧れていて、そういった彼女たちとコミュニケーションがとれているという殺人鬼像から、ああこれはきっと女性なんだろうなと頭から読んでいたのでそこまでどんでん返し感もなく、気づいてしまったのがなんとなく悔しかった。ただ、日高でもない事件の犯人が出てきたこと、警察内部の人間だったことは驚いた。だとしても最後の最後まで真犯人が世の中に暴かれないの、もやもやが残るけど、最後の少女も同じように殺したらまた世の中もパニックになるのかな???というその先の想像も面白い。
ところで彼女はなぜのどにハサミを突き刺したのか、どうして複数人格を持つようになってしまったのか、父のような医師の人格に何を見て -
Posted by ブクログ
ネタバレ何重にもトリックが仕掛けられており、面白い作品だった。読みやすくもありよかった。
叙述トリックであろう、主人公が誰なのかという部分に関しては、頭のいい女性へのコンプレックスや女子高生に話を聞きに行っても不審がられてないこともあり小太りの男ではなく女性なんだろうなと何となく分かってた。
だが、途中から警察が事情聴取したのが小太りの男であったとこからあれ?これはほんとに主人公は男なのでは?と少し疑ったが、やはり別人だった。
だが、そのあとの主人公の女性が日高へ披露する推理が正解だと思っていたがそれもちがくて、なんと別の真犯人がでてくるという結末までは読み切りれず、そういうことだったのかーっとな -
Posted by ブクログ
ネタバレぽっちゃり殺人鬼に対し、当初はラノベの主人公みたいな話し方すんじゃん…って思ってたら!
何も考えず純粋に読んでたため、主人公と日高さんが相対した瞬間、思わず「なん、えぇ…?」みたいな反応しちゃいました。
出版社の先輩の態度も、ご遺族が普通にお家に上げたりと、思えば違和感が多かったです。
本物の『ハサミ男』だって、何らかの精神病を抱えつつも、容姿を極端に卑下する女性であった…ということなんでしょうか…。
ラストが不穏!
純粋で優しそうな女の子であるがゆえに、ターゲットにされた(っぽい)描写が生々しいです。
時間をおいて、もう一度読みたいです!