殊能将之のレビュー一覧

  • 子どもの王様

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    子供の頃に読んでいたなら犯人はすぐに分からないけれど大人になって読み直すと犯人はすぐにわかる。
    時間差ミステリという解説を読んで確かになと思った。

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    2025年09月16日
  • 黒い仏

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    ネタバレ

    超絶技巧の超問題作ということで、ハサミ男以来の殊能将之さん作品。
    これは…とんでもない展開の作品でした…
    円載というお坊さんが、かつて唐から日本へ持ち帰ろうとした仏にまつわるミステリー。
    名探偵石動戯作が、異常なまでの行動力で行なってきた推理を、実際は妖怪達の仕業だから全然違うよ〜〜〜!!!というトンデモないところに落とし込むラスト…笑
    ある意味かなりすごい作品です。
    これは賛否分かれるのも分かります。
    が、個人的にはこういう作品があってもいいのかなと思いました。

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    2025年09月07日
  • キマイラの新しい城

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    黒い仏が強すぎて霞むけれど充分面白かった
    当たり前のようにトンデモ展開になだれ込むので黒い仏が駄目な人は読まなくていい
    何気に斬新なトリックもあるけれど内容上名作になれなかった(ならなかった)不遇作だと思う
    作者が亡くなり石動探偵の活躍はこれ以降ないと思うと悲しくなる
    愛すべき(迷)探偵だった
    おやすみなさい

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    2025年08月25日
  • 美濃牛

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    長いけど、ひとまとまりが程よい長さで次々続いていくから、あまり長さを感じさせない。
    石動戯作が脳内でメルカトル鮎と混同されて読みながら脳内ごった煮状態。
    凄惨さはないけど、なるほどなるほどの捻りが効いていて面白い。

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    2025年07月23日
  • 美濃牛

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    ネタバレ

    横溝正史好きにはオススメとあったので読んでみました。
    なるほど。
    金田一耕助があの時代じゃなかったらこうなるのです。
    どこにでも顔を出しペラペラお話する探偵役って変人すぎるでしょ?
    村人のほとんどが忘れているわらべうたに則っとって事件を犯すなんてことある?
    村の人達一人一人のクセの強いことよ。
    そして田舎イコール穏やかなサンクチュアリというわけではない、と。
    でもなんだかんだ言って、鬼隠洞歌というわらべうたが洞窟のルートの暗号だったり、その世界観にしっかりはまれたので読み終わって満足感のある一冊でした。
    ただ作者が書きたいことを詰め込んだせいかとっ散らかって収集ついてないかなという印象も持ちました。

    石動戯作のことは好きになったので次作も読もうかと思いましたが、私はエラリー・クイーンはエジプト十字架の謎を1回読んだ程度だし、叙述ミステリはあまり好みではないのでやめにしておきます。

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    2025年07月19日
  • 黒い仏

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    「ハサミ男」から殊能将之作品を触れた人間としては、求めてた作品とは少し違うので、ガックリ…
    空想無しのもっとロジカル一辺倒の作品が書けるのだから、そうして欲しかったのが本音
    ただ、遊び心を持って読めば、実力ある作家が書いているので、面白い

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    2025年05月15日
  • 美濃牛

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    横溝正史の世界観を持った現代ミステリ。
    病が治る効果があるという泉の取材で、正体不明な案内人石動戯作に導かれ、岐阜県の暮枝村を訪れたフリージャーナリストの天瀬。
    泉のある洞窟の所有者である、羅堂家は、洞窟への立入を禁じている。
    やがて,飛騨牛の飼育をしている羅堂啓介が、神社の境内で首なし死体で発見され…

    文庫で750ページを超える大作だけど、他の方も書いている通り、様々な人の視点で描かれる展開が早く、長さを感じさせません。

    真相は意外な物ですが、ちょっとムリがあるかな、という感じ。
    各節の見出しとなる引用文の使い方はお見事でした。

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    2025年05月10日
  • 鏡の中は日曜日

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    ネタバレ

    流石の叙述トリック作品。
    現代と過去の場面展開が多いが総じて読みやすい作品でした。
    殊能先生の別の有名作も読んでいたのに気づけなかったのが悔しい、、、、、

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    2025年04月05日
  • 鏡の中は日曜日

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    謎が深まってわくわくしながら読み進めたのに、犯行動機がなんかなぁ〜ってなってしまった。
    石動が出てくる話は個人的に読みやすくておもしろかった

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    2024年12月27日
  • 殊能将之 読書日記 2000-2009 The Reading Diary of Mercy Snow

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    『ハサミ男』で殊能将之が好きだなと思い、どんなふうに本を読むのか気になって手に取った。
    最初の一年だけ読んだ。難解なSFのあらすじがずっと続いてて一気に通読するのは難しいなと思って、途中で諦めた。すごい読書の量と知識で、『美濃牛』の章の最初にある様々な本からの引用はこんなに本を読んでたから作れたんだなあ…と納得した。
    家に置いておいて、たまに取り出して眺めたい本。

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    2024年11月24日
  • 殊能将之 未発表短篇集

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    良い。ハサミ男に似てるユーモラスな地の文、好き。きっと殊能将之さんご本人も愉快な方だったんだろうなぁと思った。とんでもないエピソードがゴロゴロ出てくるし。

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    2024年04月22日
  • 鏡の中は日曜日

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    年代が行ったり来たりするので頭がごちゃごちゃになってしまった(それも狙い?)。
    まあまあだったかな。

    続編の樒/むろ(木編に室)の方が面白かった。

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    2024年03月18日
  • 美濃牛

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    古本屋さんでタイトルに惹かれて購入。言葉や地名に馴染みがあって楽しかったです。いろんな人の視点で物語が進んでいくので、面白く読めました。

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    2024年02月08日
  • ハサミ男

    匿名

    ネタバレ 購入済み

    所謂叙述トリックもの
    ただ、叙述トリックものを何作か読んでると耐性ができてしまうのか
    期待したほどの結末ではなかったなと
    これが1作目だったら騙された!ってなったかもしれない

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    2023年08月27日
  • 美濃牛

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    石動戯作シリーズの1作目。 リゾート開発の計画が持ち上がった岐阜県の辺鄙「暮枝」。 癌をも治す奇跡の泉―――オカルトめいた伝説の取材に来た一同はこの土地の複雑な関係性に触れる。 やがて起きる連続殺人はわらべ歌のなぞりなのか、開発行為の利権によるものなのか、一族への復讐なのか。 技巧、メタ、幻想を兼ねた作者独特の雰囲気の一冊。

     500ページ越えの大作ながら少しずつ事件の一端を明かしてゆく構成、短めに区切った多重視点で飽きずに読むことができました。 

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    2023年08月08日
  • 黒い仏

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    これも積読だった本。本の雑誌・どんでんランキングで、栄えある1位を獲得し、それはさすがに手元にあるなら読むしかないよな、ってことで。ただそうなると、当然、通り一遍のどんでんではないと考えるし、驚きのトリックとかを超えて、多分世界が変わる系何だろうな、ってのは予想がついてしまうというもの。実際そうだった訳だけど、驚きが半減する反面、違和感なく世界観に馴染めたって部分もあり、まあどんでん系と知って読んでも良いのかな、と。なんだかんだ結構楽しめて、ほぼ一気読みしてしまいました。

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    2023年04月13日
  • 殊能将之 未発表短篇集

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    ネタバレ

    ミステリ短編集……でもない未発表短編集
    とても読みやすくあっさりとした印象なんだけど、決して薄いという事ではない独特の読み心地がある
    以下抜粋して雑感

    『鬼ごっこ』
    登場人物が平然と他人の命を奪うシビアな世界観、そしてこのタイトル
    読みながら、世にも奇妙な物語(と、その原作になった某短編)を思い出して、もしやこれ本当にただ鬼ごっこしてるだけだったりして……なんて思ってたら本当にその通りだった作品
    でも、でも!!でもでもとても面白かった
    ただ鬼ごっこしてるだけなんだけど、それが大オチでもなくて、そのあとに設定をさらにいくつか盛り込んで放り出すように終わり
    なのに中途半端な感じはなくてとても面白い
    何より鬼ごっこの道中が読んでいてただただ面白いのよね
    収録作で一番好き

    『精霊もどし』
    最後の一言が書きたかっただけでは?と思った作品(笑
    一応物語にも筋があって、ちゃんと起承転結して終わるのだけど、とてもあっさりさっぱりしている
    でも物足りないわけでもない、不思議な感覚
    というか、この作品に限らず収録作全体に同じ感覚が付きまとう

    『ハサミ男の秘密の日記』
    この日記を読んだ印象、そして解説にある本人評「昔と変わらない態度と毒舌」とあるように、一筋縄ではいかないような人間性が垣間見える
    のだけど、それが嫌味ではなく嫌悪感は抱かない
    むしろスマートで洗練された印象さえある
    作品には人間性が出ると言うけど、まさにこういう事なんだろうなと、作品を読み終えて最後にこの日記を読んでなるほどなと一人腑に落ちてました


    この作者の作品は『ハサミ男』~『黒い仏』の初期三作しか読んでなかったので、隙を見つけて残りも読んでみたいな、と思わされるくらいに好きな文章でした

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    2023年03月11日
  • 殊能将之 未発表短篇集

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    ネタバレ

    作者買い。先に「ハサミ男」などを読んでおくともっと面白く読めると思う。

    ☆面白かった話「鬼ごっこ」
    3編の中でも殊能先生っぽさが1番でてる
    鬼ごっこが本当に遊びの鬼ごっこだったときの衝撃
    鬼ごっこという単語と人間を簡単に殺害できる恐ろしさとのギャップ
    安原は刀

    ☆好きな話「精霊もどし」
    最後の真知子の一言「死後の世界なんてあるわけないでしょう。〜」から無限の考察
    宮崎と広永の本来の関係は一体何だったのか
    真知子は本当は生きているのか

    殊能先生のファンとして読めて本当に嬉しいです。原稿を発見して下った編集部栗城さんや磯達雄さん等々感謝申し上げたいです!!
    先生の小説はとにかく鋭利で緻密でした。トリックが分かってもそれ以上に驚くような仕掛けがあってずっと楽しめました。
    石動シリーズもまだまだ読みたかったです。
    (先生の帯に「著者絶賛!」は笑った。やっぱり天才)

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    2023年01月30日
  • 殊能将之 未発表短篇集

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    ネタバレ

    短篇が3つ(いや、4つ)収録。バラエティに富んでいるが、3作ともどこか似た狂喜をはらんでいる。最初で最後の短篇集をありがとう。
    この調子で『読書日記』の方も文庫にならないかな~

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    2023年01月17日
  • キマイラの新しい城

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    ネタバレ

    今度は中世ヨーロッパの騎士が現代に甦り、750年前の死の真相を石動が解き明かす!?本当に色々と楽しませてくれるなぁ。もう何が起きても驚かない自信はあった(耐性は付いた)が、これが名探偵石動の最後の事件かと思うと物足りない。
    もっと読みたかった。。。

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    2023年01月16日