有間カオルのレビュー一覧

  • 迷える羊の森 ~フィトセラピスト花宮の不思議なカルテ~

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    植物療法のお店のお話
    廃墟だと思っていた家の塀をイライラ解消のために蹴って壊したら、実はお店屋さんが引っ越してきてて、一緒に壊してしまった鉢植えの弁償のためにバイトをすることになった高校生の丈太郎くん
    店長の花宮は、なぜか人の嘘がわかるようで……

    有間さん、今回はファンタジー要素はないのね
    まぁ、雰囲気的には同じ系統なんだけどね


    店長さんの言う植物も五感を感じているというやつ、マジであながち間違いではなかったりするんじゃなかったっけ?
    まぁ、五感と表現すると語弊があるかもしれないけど、光刺激は当然として、音や匂いや痛み刺激に対して屈性があるしね


    作中には3篇のお話+エピローグ

    菫の

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    2020年04月09日
  • 夢みるレシピ ゲストハウスわすれな荘

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    兄夫妻に子供ができて同居するタイミングで家を出された26歳の女性が、東京のゲストハウスで暮らし始めるお話
    ゲストハウスとはいうものの、場所は山谷でドヤ街
    なのにドヤ街感がない ま、ホームレスがいたりしてるのがそれっぽいのか?


    主人公視点だけとしても、親の態度にはちょっとイラッとくるね
    親の考えで子供の進路ややりたい事を制限するのはなんだかなぁと思う

    「絵が上手くたっていいことなどなにもない」とかさ~
    あるわ。いいことなんていくらでもあるわ。
    「いいことない」のはお前にとってだーーー!!

    他にもこんな親が出てくる小説があるけど、なんというか本人は躾とか子供の将来の事を考えてのつもりだろう

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    2020年04月07日
  • 荒木町奇譚

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    カバーの妖しい美しさに惹かれて手に取った本でした。いつも大事な選択肢を誤ってきた自覚のある後悔ばかりの人生をただただ嘆くことしかできずにいたのですが、少しだけ考え方が変わった気がします。できることなら謝りたい人を思い浮かべ羨ましくなりました。

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    2020年04月05日
  • 魔法使いのハーブティー

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    ネタバレ

    ありきたりな内容ではあるけれど、物語の中で色々なハーブを交えて進んでいく内容には、気持ちがほっこりした。
    息抜きやちょっと気持ちを落ち着けたい時に読みたい本。

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    2019年11月27日
  • 招き猫神社のテンテコ舞いな日々2

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    仔猫のグレイシーとグレイヒー、それに虎の妖猫三匹と神社の管理人の和巳の日々が微笑ましい。特に偉そうなシーとヒーが可愛い。二次元キャラとの挙式を申し込む青年に、ひとりで神社に来る寂しげな少年等、エピソードが然り気無くて芯が通っていて引き込まれる。前巻に続き登場した女子中学生グループのG7も懐かしかった。

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    2018年10月09日
  • 気まぐれ食堂 神様がくれた休日(なつやすみ)

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    瀬戸内の美しい風景と猫。なんだかよくできた映画を1本観たような感じがします。主人公の立ち直りの物語でありますし、読み終わったあとなんだかすっきりした感じしました。

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    2018年05月20日
  • スープのささやき ゲストハウスわすれな荘

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    ネタバレ

    夢見るレシピの続編。この巻でも美味しそうな料理がたくさん登場する。
    主人公が自身の夢に向かって大きな一歩を踏み出し、つい応援してしまった。
    ゲストハウスのオーナー代理に会うために海の向こうからやってきた女の子が強烈。

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    2018年03月28日
  • サムシング・フォー ~4人の花嫁、4つの謎~

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    ブライダルの世界が覗ける作品。ウェディングプランナーの仕事描写を通して、結婚式におけるハラハラ感が味わえました。
    表紙も可愛い。

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    2017年06月11日
  • 魔法使いのハーブティー

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    ネタバレ

    久々に本を読むかと重い手に取ったのが本書。通勤時間に読む用にカバンの中に入れていたものの、一週間持ち歩きっぱなしだった。
    冒頭の不穏な空気に読み進める気力が必要かもしれないが、読み始めると先生である伯父さんのふにゃっとした雰囲気とハーブ園の夏の避暑地のような雰囲気、カフェを取り巻くちょっぴり個性的な常連達に、ページがどんどん進むようになる。未婚の母が亡くなり親戚をたらい回しにされ、夏休み中の衣食住の心配と、高校への進学費用のあてもない少女が主人公という点で読む気力を要する。居場所が見つかって良かったねというラストで終わるが、既婚者と不倫し子供を産んだあげく、その子が安心して暮らせる居場所を残さ

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    2017年03月22日
  • 死神と桜ドライブ

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    お人よしすぎる美咲が読んでてイライラした。
    普通彼氏の連帯保証人になんかならないし、自分を売った相手をそこまで無条件で信用しないでしょ。
    結局美咲は絶望から立ち直って生きていくの?
    多分無理だと思う。やめたほうがいい。
    それでも最後の桜の場面は好き。
    黒木と正塚の正体は比喩じゃなくて本当に死神なの?
    最後がなければ読後感スッキリだったのに、最後に最後でモヤモヤした。
    でも、確かに葬式って驚くほど料金がかかるなと気付かされた。

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    2017年02月19日
  • 魔法使いのハーブティー

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    ネタバレ

    いかにもラノベらしい急展開と都合の良い話回りだと思ってしまった。
    だけど、ストーリーは楽しく読ませてもらった。
    人間の薄汚い面を結構辛辣に書いていたので少々驚き。
    なんだかんだ言って、ハッピーエンドに落ち着いて良かった(´`*)

    読んでいると、確かにハーブティーが飲みたくなる。

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    2016年09月08日
  • 魔法使いのハーブティー

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    ハーブの奥深さを知りました。あとがきによると、著者さんはハーブセラピストの資格をお持ちなのだとか。

    悩みや問題を抱えた人達が、ハーブの力をかりて平和に導かれていくのが、読んでてとても心があたたまりました。

    そして、突然訪れる急展開。あまりに急すぎて違和感ありつつ、それまでのスローライフっぷりから一変、どうなってしまうの?とハラハラ。でも、とても平和などんでん返しがあり、安堵から涙がでました。

    みんなが幸せになれる、素敵なお話でした。

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    2024年11月24日
  • 招き猫神社のテンテコ舞いな日々2

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    前巻に引き続き今巻も3匹の化け猫たちや女子中学生に翻弄されて主人公のボヤキは快調(笑)
    いや、なかなか愉しかった。

    今作は主に三つのエピソード。
    2次元結婚式と母子家庭少年と主人公のにっくき元共同経営者。

    猫耳二次元娘との結婚式騒動もいいけれど(笑)、個人的には少年の話が好き。
    主人公の普段面倒なことは嫌だと言いながら、ここ一番で見せる正義感がなんかいいよね。
    ハイライトは少年が助けてくれた主人公に言う言葉。
    「お兄さんは僕を助けてくれたヒーローです。ネコさんともお話できるヒーローです」
    クスッとしながらもぐっとくるものがあった。

    元同僚の話はチョット出すのが早いかなと思った。
    3巻目あ

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    2016年01月14日
  • 太陽のあくび

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    まあ、すごい素直な展開の話だったけど、読後感はよいね。
    いろいろまだ書いて欲しいことは色々ある内容だけど。

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    2015年12月09日
  • 招き猫神社のテンテコ舞いな日々

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    もちろん、書名の猫に誘われて読んだわけだけど(笑)
    こんだけ猫との(いや化け猫だけど)やり取りが描かれていれば、うん、愉しかった。
    化け猫OK、全然問題なしだよ(笑)

    物語的にはいわば主人公の再生話ではあるのだけど、その要素はどっちかというと気薄かな。
    それよりもぼやき体質の主人公のそのボヤキが、だんだんくせになってくる(笑)
    なんだかんだ文句いいながらも、人助けしてしまうとこがお人好しだよなあ。
    なので、ラストではなんだか自然にニコニコしてしまったのは、いいお話だったと言うことだろう。
    いやまあ、ネコばなしだからかもそれないけど。

    ちなみに主人公が化け猫たちと暮らし始める時、最悪だとのた

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    2015年11月14日
  • 夢みるレシピ ゲストハウスわすれな荘

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    ネタバレ

    格安で宿を提供する、ゲストハウス「わすれな荘」
    共同のキッチンも冷蔵庫も付いていて、自炊が出来る。
    秋田から上京してきた、ちょっと人見知りで自分に自信が持てないヒロインが、宿泊客の外国人や、神戸の女子大生などと、一緒に食事をすることによって(それだけではないけれど)交流を深めていく。

    宿泊客の外国人は、観光の人もいれば、アジアからの留学生もいる。
    ヒロインも、ある意味、“異邦人”なのかもしれない。
    そんなみんなに気を配る、世話好きの管理人さんが素敵です。

    レシピ付き。

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    2017年05月19日
  • 招き猫神社のテンテコ舞いな日々

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    ほんわかとした気分になれそうな本を探していて、ジャケ買いしました。
    途中までは主人公の和己のことが好きになれなかったのですが(むしろ、なんて嫌な奴!という印象が…)、途中から案外いい奴かも、という気持ちになりました。
    化け猫の”虎”はかなり時代に乗り遅れていますが気持ちのよい性格で、仔猫のグレイシー・グレイヒーのコンビも生意気だけどかわいい。
    読み終わる頃には、ほんわかとした気分になれました!
    続編もあるようなので、読んでみたいと思います。

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    2015年09月10日
  • 夢みるレシピ ゲストハウスわすれな荘

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    はじめての作家さん。
    秋田から出てきた千花を中心に連続短編という形で話が続いていきます。
    良い意味での東京の下町風景が格安シェアハウスに泊まる人達と共に描かれています。
    登場人物には疑問もある部分はありますが、それをあまり感じさせないストーリーで、読後感は心があったまります。
    毎回ついてくるレシピは作ってみたくなります。
    ただ、描かれる季節が寒い時期がメインなため、ブイヤベースときりたんぽ鍋が出てくるので、秋から春先にかけて読むと良いかも。
    続きの作品が出るということで続きも気になります。

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    2015年09月07日
  • 招き猫神社のテンテコ舞いな日々

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    猫ちゃんがじゃれている感じを想像するとすごく可愛らしかった。招き猫神社という言葉に惹かれて買ったのですが正解でした。主人公はなかなか好きになれなかったけど、次巻があるならきっと好きになれると思う。テンポがいいので続きが読みたくなっちゃう作品でした。

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    2015年02月15日
  • 夢みるレシピ ゲストハウスわすれな荘

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    魔法使いのハーブティーの著者なんですね。読みやすくて良いですが、歌穂さんの変な関西弁は余計だと思いました。今の山谷はほんとにこんな感じなのかもしれませんが、この内容で山谷を舞台にする必然性が分かりませんでした。

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    2015年01月31日