有間カオルのレビュー一覧
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子供の頃から見えない物が見えていた茂鳥直希。田舎から東京の大学へ進学し、学生課でアルバイトを探していたら『Y研究室 雑用係募集』とあり、怪しく思いながらもその指定された研究室へと向かう。そこは超常現象を研究する所だった…
幼少期のトラウマから、見える事を隠してきた直希にとって、氷住は頼れるべき...続きを読むPosted by ブクログ -
どのお話も、これから希望があるような締め方をしていました。最後の主人公の話がものすごくあっさり終わってしまったけど、しっかりと前を向けたようでよかったです。
花宮さんの掴みどころのない感じ、人のことをしっかりと見ていて何もかも見透かしているような感じ、ふわふわとした雰囲気で優しい感じ…いろんな部分...続きを読むPosted by ブクログ -
冴えない大学生の隣室に、自称魔法使い見習いが引っ越してきて、魔法使いの試験にパスするために、困っている人の手助けに使い魔として協力するお話
魔法使いと言ってもファンタジー的なものではなく、ハーブの効能や自身の洞察力、推理力で解決する系の現実的なもの
それっぽい描写もないわけでもないけど、多分ファン...続きを読むPosted by ブクログ -
植物に寄生された病気 ボタニカル病の患者と樹木医のお話
植物の声が聞こえるという樹木医の雨宮芙蓉
心療内科医の朝比奈匡助はボタニカル病の患者を芙蓉に紹介する
病気を治すには本人の治す意思が必要らしい
そもそも、ボタニカル病とは?患者は何故罹患したのか?どんな症状なのか?
希少な奇病を巡る樹木医のお...続きを読むPosted by ブクログ -
表紙に惹かれて買ったのがきっかけでした。
買った当初は小学6年生で、起承転結が大きいものを好んでいたこともあり、長い間読まずに本棚の端にありましたが、久しぶりに読んでみました。
ゆったりと時間が流れていくお話で読んでいてすごく心が落ち着きました。また、人を含め周りの環境ってすごく大切なんだなと言うこ...続きを読むPosted by ブクログ -
アニメっぽい表紙にラノベかなと思いながら手にとったのだが、東京に出てきた失意の女の子が山谷のゲストハウスで、管理人や宿泊者と交流しながら自信を取り戻していく、穏やかなお話。なかなかよいと言ってよい。レシピも掲載されているけど、そんな料理料理しているわけでもなくちょっと余計かな。Posted by ブクログ
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遠出ついでに一日で一気読み。
かなり好みの話でした。ミステリという枠なのだけれど、サスペンスや探偵の話ではなくて、癒しの物語。
最後はかなりぐっときました。
ボタニカルものって、今まで読む機会が無かったけどこの本を読んで他のボタニカル小説も読みたくなったし、作者さんの他の本にもすごく興味がわきまし...続きを読むPosted by ブクログ -
花を吐き出す者。
その花の特性を引き継いだ者。
そして植物に寄生された者、いや共生している者というべきか。
ボタニカル病と一口に言っても、関わる花の種類も症状の出方も様々だ。
中には日常生活に支障の出るものもあるが、共通してどれも美しく、そして植物たちは総じて優しい。
宿主に優しい。
それはきっと、...続きを読むPosted by ブクログ -
こういう温かくて丁寧な暮らしをしてみたい。
ハーブに興味がわいた。
話も好みなのだが、登場人物が出てくるとき性格が悪すぎるw、そこが少しもやもやする。Posted by ブクログ -
「夢みるレシピ」の続編。短編連作なのは同じだが主人公が編毎に変わる。ドラマが優しさと懐かしさに溢れて語られて惹き付けられるように読み進めて仕舞いました‼️
有馬さんの文章は柔らかで無駄がなくそれでいて情感が豊かで共感を持ちながら楽しめました。
「わすれな荘」の物語は完結していないので続編が待ち遠しい...続きを読むPosted by ブクログ -
ハーブ(やたまに果実)を題材に、関わる人間とのドラマが繰り広げられる。
最初はおどおどとしていた主人公が最終的に自分の意思を伝えられるようになるのは素敵だった。
マスターがとにかく良い人すぎる。
また、主人公を取り巻く人々も基本的には善人が多い。
ハーブティーを飲んだり、ハーブを育てたくなる物語...続きを読むPosted by ブクログ -
親を亡くした孤独な少女が、カフェを営むマスターとの出合いによって成長していく心温まるお話。
偏見のないマスターの言葉には、はっとさせられるばかりでした。
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マスターがいい人でよかった!
15年の内のほとんどを苦しい思いで生きてきた主人公が、偶然とはいえマスターに出会って、さらにつながりからいい人たちにも囲まれて、これからの人生は幸せに過ごせそうですね。Posted by ブクログ -
シリーズ3作目
これが最終巻だと思ってたけど、まだ続くのね
2016年刊行なので4年も新刊が出てないけど、本当に続編が出るのか?
今回のエピソード
・三毛の迷い猫
・神社の相続について
・コンサルの弟子希望者
・篠原の会社の案件
英会話教室のフランチャイズのおばさん
町工場のふわっとした...続きを読むPosted by ブクログ -
怪我、失業、失恋で傷心の女性が瀬戸内海の島でリハビリがてらのんびりすごすお話
恋人に逃げられて田舎に行く料理人の女性という設定は「食堂かたつむり」みたいだな
島は猫がたくさんいる観光地だけど、ほとんどの観光客は数時間の滞在で宿泊はしない
そんな中、田舎のおばあちゃん家に帰省したかのような民宿に1ヶ...続きを読むPosted by ブクログ -
わすれな荘シリーズ(?)の2作目
続編あるの知らなかった まぁちゃんと調べればわかるのにね
ってか、千花ちゃんの存在感が薄れてる?というか今回は他の人にスポットが当たってる
翔太に片思いのバネッサ、スディールの郷愁、橋島オーナーの少年期
片思いってどうしようもないよね
千花ちゃんも絵描きという職業...続きを読むPosted by ブクログ -
植物療法のお店のお話
廃墟だと思っていた家の塀をイライラ解消のために蹴って壊したら、実はお店屋さんが引っ越してきてて、一緒に壊してしまった鉢植えの弁償のためにバイトをすることになった高校生の丈太郎くん
店長の花宮は、なぜか人の嘘がわかるようで……
有間さん、今回はファンタジー要素はないのね
まぁ、...続きを読むPosted by ブクログ -
兄夫妻に子供ができて同居するタイミングで家を出された26歳の女性が、東京のゲストハウスで暮らし始めるお話
ゲストハウスとはいうものの、場所は山谷でドヤ街
なのにドヤ街感がない ま、ホームレスがいたりしてるのがそれっぽいのか?
主人公視点だけとしても、親の態度にはちょっとイラッとくるね
親の考えで...続きを読むPosted by ブクログ