有間カオルのレビュー一覧

  • 太陽のあくび

    Posted by ブクログ

    暑くなるこれからの季節にピッタリな一冊!
    爽やかな青春小説。

    レモミカンというミカンを売り出すために農業に関わる少年少女、大人達が奮闘します。

    食材一つ一つが誰かの苦労から生まれているんだよなぁ。
    改めて当たり前に食べている全てに感謝しなければなと。

    読み終わった後、何だか無性に喉が渇いて
    フルーツを食べたくなりました。

    0
    2014年07月11日
  • 太陽のあくび

    Posted by ブクログ

    『太陽のあくび』
    一言で言うなれば、柑橘系の味わいがありました。
    分厚いページ数の割に、すいすい読み進めます。

    酸いも甘いも教訓が入ってます。
    もれなく、爽やか青春風味も5g入。

    表紙のデザインをご覧ください。
    本棚ではなく、ついつい段ボールに入れたくなります。
    (END)

    0
    2013年02月14日
  • 太陽のあくび

    Posted by ブクログ

    面白い( ̄^ ̄)ゞ
    感動したw 泣いた(T ^ T)

    でも、ストーリーとか
    平凡?イマイチな感じがする(T ^ T)

    作者の次作に期待です(。-_-。)

    0
    2012年07月09日
  • サムシング・フォー ~4人の花嫁、4つの謎~

    Posted by ブクログ

    ブライダルプランナーの主人公と、花嫁たちにまつわる話。
    結婚式やその業界について興味が湧いてくる。
    黒い話をよく聞く業界だけど、素敵な仕事だよなぁ……。

    主人公の過去については、曖昧なままに終わってしまったので、もうちょっと掘り下げてあったほうがよかった。

    最後に女の子の話があったのは感動した。あのラストはよかったなぁ。
    というか、迷うことなくあの終わり方が一番いいんじゃないかと思う……けど、そうすると本編のまとめが反故になるから野暮ですね。
    本編の終わり方も好き。

    0
    2012年02月19日
  • サムシング・フォー ~4人の花嫁、4つの謎~

    Posted by ブクログ

    本書の題名に使われている「サムシング・フォー」とは、wikipediaによれば欧米の結婚式で花嫁がげん担ぎに身につける4つの物の事。

    本書はこの事から想像が付くように結婚に関する小説で、主人公のブライダルプランナーの女性が、自身が携わった結婚式を通して自分の過去とむき合っていくという連作短編集です。

    章を進めるにつれ徐々に明らかになっていく主人公の過去とは一体どの様な物なのかと、読者に感じさせながら章を進ませて行く本でした。

    題名の一部の「フォー」の通り、全4章からなり、それぞれ

    ・男性の方が積極的だけど女性があまり乗り気には見えないカップル
    ・女性が男性に内緒で何度も式場の下見を重ね

    0
    2011年12月05日
  • サムシング・フォー ~4人の花嫁、4つの謎~

    Posted by ブクログ

    結婚式は人生の中でも大きな転機。
    その舞台である結婚式場ではいつも何か事件が起こる。

    花嫁が身につけるといいとされる
    「サムシング・フォー」になぞらえて
    お話は4つの大きな章に区切られています。

    ウエディングプランナーって、
    普段はあまり内部を見れない仕事なので、
    その視点なのが楽しいですよ。

    表紙の上條衿さんのイラストも目を引きますよね!

    0
    2011年07月04日
  • 太陽のあくび

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    新種のミカンで村おこしを狙う高校生たちの青春物語。

    とても読みやすくて面白かった!まさしく作中のミカンと同じでとてもさわやかでした。

    ただしあっさりしすぎる感があったかも。実際に食べた人の感想とか、主人公の恋模様とかもっと深く掘り下げてほしかったです。

    0
    2011年07月03日
  • 太陽のあくび

    Posted by ブクログ

    愛媛で生まれた夏みかん。それを売り出すためにTVショッピングに紹介されるが。。村の少年たちが奮闘する青春もの。

    ストーリーは単純で読みやすい。特別な驚きはないけれども、最後まで爽やかな気分で読める。

    0
    2010年07月12日
  • 忘れものは絵本の中に

    Posted by ブクログ

    人生の岐路に立ち思い悩む4人。
    そんな彼らの前に現れる「絵本Bar クレヨン」
    そこに置かれている絵本を懐かしく感じたら
    一ヶ月貸出が可能だとマスターに言われ
    なぜか1冊を家に持って帰ってきている。

    それぞれに悩みが解決した後
    くだんの本は手元から消えてしまい
    代わりに購入した本を返しに再訪してみると
    もうそこには店がなくなっているのだった。

    という、連作短編です。
    ふわっとハッピーエンドでいいわ。
    読んだことのある絵本の回は
    自分も思い出しながら味わいました。

    0
    2025年05月29日
  • 魔法使いのハーブティー

    Posted by ブクログ

    中々辛い境遇な勇希ちゃん。叔父さんだと思ってた人は血の繋がりがない他人だったけど、「一緒に居るのに慣れてそれを伝えるのを忘れた」って言うのは、中々嬉しい言葉だったろうな。
    血の繋がりじゃない、やはり。
    後半遺産をめぐる争いというか長兄が中々怖かった。

    0
    2025年05月24日
  • 死神と桜ドライブ

    Posted by ブクログ

    可もなく不可もなし。

    印象に残ることもないだろう。

    でも、読んでいる間はそこそこ楽しかった。
    時間潰しには良いのではないだろうか。

    それ以上、特に感想はない。

    0
    2025年04月06日
  • 太陽のあくび

    Posted by ブクログ

    星3.7といったところか。惜しい。

    悪くない。読ませる、と思う。

    ただ、ちょっとトラブルの山が小さい気がする。
    あんまりハラハラしない。

    途中から展開が読める。読め過ぎる。
    単調な印象を受けた。

    物語なので、もっと展開に起伏があっても良かったような気がする。

    しかし、後半の感じは嫌いではないし、読んでいて心地よい。

    0
    2025年04月06日
  • 忘れものは絵本の中に

    Posted by ブクログ

    短編集ですが、繋がる話しもあり、興味深く読めました。
    読みやすい文章です。

    疲れた大人の人生に、絵本で心の休息を求めるものいいなと思わせてくれました。中盤から少し重い内容になります。でも、人生で避けては通れない運命みたいなのって誰でもありますよね。
    「どうして?」と、誰でもなく問いただしたくなる時があるけど、それを乗り越えて行く生活も無駄ではないと思います。

    次に与えられたセカンドステージの為に、絵本を抱きしめて泣く事も大切。

    0
    2025年02月01日
  • 夢みるレシピ ゲストハウスわすれな荘

    Posted by ブクログ

    東京の下町、山谷のゲストハウスに集う個性豊かな住人たち。主人公が自分を抑え込みすぎていて最初は見ていて辛かったけれど住人たちとの賑やかな日常で心がほぐれていく様子に安心した。優しく温かい、でもベタベタしすぎない、そんな住人達の距離感が素敵だった。

    0
    2024年12月24日
  • 忘れものは絵本の中に

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    タイトルの絵本から受ける柔らかい印象と違い、内容は結構ヘビーで良い意味で裏切られました。

    物語の始まりは祖父が遺した絵本を読むために「絵本bar クレヨン」に通うことになる女性の話から。

    そこから絵本にまつわる別々の人のエピソード3篇が収録されています。

    2つ目の独身女性のエピソードは、私ならブチギレてさっさと縁切ってるな、と思う。
    親も妹も、家族だからと許せる範囲ではないし、親の発言は完全に言葉による暴力。
    よく主人公が真面目に育ったもんだ…。

    0
    2024年11月26日
  • 忘れものは絵本の中に

    Posted by ブクログ

    心温まる大人のファンタジー小説ですね。
    四話の短編集です。
     心にわだかまりがある主人公が、ゴールデン街を歩いていると、知らずに『絵本Bar クレヨン』の前にたたずんで、惹かれるように店の中に入っていく。
    店内には絵本がずらりと並んでいる。絵本には興味はないのだが、いつの間にか自分にぴったりの絵本を選び出している。絵本を棚に返して店を出たハズなのに、なぜか家に帰ると、その絵本が手もとにある。
    絵本が織り成す、自分探しが始まる。
    絵本を返そうとゴールデン街の『絵本Bar クレヨン』をさがすと、そこには別の店があった。店の看板は『文庫バー 月に吠える』になっている?いつの間にか店が変わったのかと、

    0
    2024年09月23日
  • 忘れものは絵本の中に

    Posted by ブクログ

    100万回生きたねこが出てくる話が切なくて少し泣いた。

    星3.4といった感じだけど、四捨五入。

    はらぺこあおむしが出てくる話は、なぜはらぺこあおむしなのかがよく分からなかった。

    0
    2024年08月21日
  • 忘れものは絵本の中に

    Posted by ブクログ

    繁華街の片隅にある絵本のBar。
    そこで絵本を借り、懐かしさとともに絵本を読み返す。

    すると、絵本の内容にまつわるファンタジーな出来事が、登場人物に訪れる。
    絵本の内容と、ファンタジーな現象と、それによって過去から一歩踏み出す登場人物の絡み合いが秀逸で、4つの短編と1つの物語を瞬く間に読み終えてしまった。

    0
    2024年08月16日
  • 忘れものは絵本の中に

    Posted by ブクログ

    感想
    楽しかった思い出。世界が新鮮でキラキラしていた。いつのまにか灰色が増えていった。だけど物語の中だけは。あの日のドキドキが残っている。

    0
    2024年08月07日
  • 招き猫神社のテンテコ舞いな日々2

    Posted by ブクログ

    一巻を読んだのはだいぶ前…ですが覚えてました!いやぁ相変わらず出てくるにゃんこ達が可愛いったらない!主人公は、都会で共同経営者に裏切られ、部下ごとごっそり会社を持っていかれ、しかたなく神社で管理人をやっている和己。
    でもめげないで、いつか都会でまた働くことを目指している。その神社には妖猫が3匹いる。
    参拝者もまばらなのに、なんだかんだと人が来て周りは騒がしい。今回は結婚式☆
    この作者さんの書く文章は本当に優しくて笑えて泣ける。
    結果は大団円なのはわかってるのに、読む手が止まりませんでした☆

    0
    2023年10月06日