感情タグBEST3
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和みと、切なさと、立ち向かう勇気と。
笑顔の裏に隠されたそれぞれの悩みや葛藤があり。
それを分かち合える家族のような住人達。
料理と人の心の温かさに触れた、いい作品でした。
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家も仕事も恋人も失ってしまった主人公がゲストハウス・わすれな荘でいろんな国籍のゲストと触れ合って前向きになっていく。
作中に登場する多国籍料理が読んでいるだけでも美味しそう。
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【あらすじ】
ここは東京の下町、山谷と呼ばれるかつてのドヤ街。日雇い労働者が姿を消し、いま安宿を求めて訪れるのは、外国人旅行客と留学生たち。家族とはうまくいかないし恋も不調、自分を抑えて生きてきた、そんな千花が故郷を飛びだし辿り着いたのは、マイペースなオーナーと、しっかり者の翔太が経営するゲストハウス「わすれな荘」。個性豊かな住人たちとの賑やかな日常に、千花の心もほぐれていく。でもみんな、それぞれに事情を抱えているようで……。とびきり温かで美味しい、ひと冬の物語。オリジナルレシピ付き。
【感想】
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東京・山谷にあるゲストハウス「忘れな荘」。
観光目的の短期滞在者もいれば長期滞在の留学生もいる国際的なゲストハウスが舞台。
主人公の過剰に遠慮するところとか自分のことより他人のこと考えたり。
そのことを自分のうちでぐるぐる考えたりするところがびっくりするくらい一緒で驚きました。
「泣いてもわめいてもいい自分の生きたいように生きればいい」と言われているような気がする本でした。
住人や他の登場人物も優しくてかといっておせっかいってほどじゃなくって。
本当に優しさに包まれるようなお話でした。
料理も美味しそうだったし続きを読んでみたいです。
それにゲストハウスに泊まってみたいなぁ。
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アニメっぽい表紙にラノベかなと思いながら手にとったのだが、東京に出てきた失意の女の子が山谷のゲストハウスで、管理人や宿泊者と交流しながら自信を取り戻していく、穏やかなお話。なかなかよいと言ってよい。レシピも掲載されているけど、そんな料理料理しているわけでもなくちょっと余計かな。
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兄夫妻に子供ができて同居するタイミングで家を出された26歳の女性が、東京のゲストハウスで暮らし始めるお話
ゲストハウスとはいうものの、場所は山谷でドヤ街
なのにドヤ街感がない ま、ホームレスがいたりしてるのがそれっぽいのか?
主人公視点だけとしても、親の態度にはちょっとイラッとくるね
親の考えで子供の進路ややりたい事を制限するのはなんだかなぁと思う
「絵が上手くたっていいことなどなにもない」とかさ~
あるわ。いいことなんていくらでもあるわ。
「いいことない」のはお前にとってだーーー!!
他にもこんな親が出てくる小説があるけど、なんというか本人は躾とか子供の将来の事を考えてのつもりだろうけど、子供にとっては呪いとして重しになってるパターン
最後には誤解が解けて大団円というわけでもなかったし、そこだけがちょっと残念なところかな
ゲストハウスについて、ちょいと美化されすぎてるきらいがあるけど、まぁ物語だしね
人と関わりたい人とかにとってはいい場所なのかもね
ところで、留学生とはの倦怠期ってのは、ある意味でホームシックってやつじゃないのかね?
他の小説を読んでても自分で気をつけなければいけないところと思うけど
「そこに悪気はなくとも、正論は時に人の心を抉る凶器になる」という台詞はやはり僕には刺さる
タイトルが料理推しなだけあって、出てくる料理がおいしそう
ブイヤベースにルイユソースというのは他の小説でも読んだ事あるね
「スープ屋しずく」あたりな気がする
要は、マヨネーズにニンニクと唐辛子とトマトを加えたやつでいいのかな?
今度てがるにルイユもどきを作ってパンに塗ってみよ~っと
じゃがいもが優秀な作物というのは世のじゃがいも警察が目を光らせるように、人口を支えるには必要な穀物なんだよなぁ
異世界ものによくジャガイモで農政改革してるのは、田中芳樹が言い出したのに端を発するんだっけか?
あと、トマトベースのクラムチャウダーって食べたことない
インスタントでもそうだけど、日本でのイメージって白いやつだよな~
家族との関係についてちょっと心残りはあるものの、まぁ良い終わり方なのではなかろうか?
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格安で宿を提供する、ゲストハウス「わすれな荘」
共同のキッチンも冷蔵庫も付いていて、自炊が出来る。
秋田から上京してきた、ちょっと人見知りで自分に自信が持てないヒロインが、宿泊客の外国人や、神戸の女子大生などと、一緒に食事をすることによって(それだけではないけれど)交流を深めていく。
宿泊客の外国人は、観光の人もいれば、アジアからの留学生もいる。
ヒロインも、ある意味、“異邦人”なのかもしれない。
そんなみんなに気を配る、世話好きの管理人さんが素敵です。
レシピ付き。
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はじめての作家さん。
秋田から出てきた千花を中心に連続短編という形で話が続いていきます。
良い意味での東京の下町風景が格安シェアハウスに泊まる人達と共に描かれています。
登場人物には疑問もある部分はありますが、それをあまり感じさせないストーリーで、読後感は心があったまります。
毎回ついてくるレシピは作ってみたくなります。
ただ、描かれる季節が寒い時期がメインなため、ブイヤベースときりたんぽ鍋が出てくるので、秋から春先にかけて読むと良いかも。
続きの作品が出るということで続きも気になります。
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魔法使いのハーブティーの著者なんですね。読みやすくて良いですが、歌穂さんの変な関西弁は余計だと思いました。今の山谷はほんとにこんな感じなのかもしれませんが、この内容で山谷を舞台にする必然性が分かりませんでした。
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当てが外れて止まる場所がない主人公に声をかけたのは
人が好さそうな青年だった。
そこから恋が生まれるわけではなくw
たどり着いた先がシェアハウスというか
ゲストハウスというべきか。
社交的な人や人の気配が欲しい人にはもってこいですが
人見知りな人にはきついかも?
一ヶ月計算したら、結構安いですけど。
色々な人種と性格の人達に囲まれて
ちょっと考えが変わっていく主人公ですが
その両親は放置しておいてもいいと思います。
自分の都合しか、考えてなさそうですし。
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東京 山谷のゲストハウスか舞台のハートフルストーリー。
近所ながらまだ行ったことがないエリアですが、魅力ある町なのかな?
作品自体は気軽に楽しく読める内容でした。
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登場人物が外人さんがちらほら出てきてちょっとイメージしづらかったので時々表紙の絵を見てああこの人かと確認。ヤンさんが見切れている(笑)全体的に可愛らしくて憧れのゲストハウス住まい。いいなあ、料理できないけど1週間ぐらい滞在したいなあと思った。各国の料理が出てきておいしそうだった。
Posted by ブクログ
たまにテレビ番組でこういったゲストハウスの話を見ることがありますが、あまり詳しくなかったので、中での生活というか、利用するか方々の日常を垣間見ることができました。留学生って、私も主人公の千花と同じように大半は裕福な家の子と思っていましたが、本当に大変な思いをして留学生活を送っているということがわかりました。いろんな人、果ては国の期待まで背負って異国に来るのはなんとプレッシャーになることか。ゲストハウスや下町の、優しい、あったかい気持ちになるお話でした。