有間カオルのレビュー一覧

  • 太陽のあくび
    愛媛の小さな村で作られる、新品種のミカン(夏蜜柑?)が通販番組で売られる話です。
    そのミカンを作る農家の男子高校生と通販番組を作るお姉さんが奮闘します。

    ざっくり言うと、ドラマにしてほしい!って感じです。
    読んだあとのスッキリした感じとか、田舎ののどかな感じとか、高校生のフレッシュな感じとか、映像...続きを読む
  • 死神と桜ドライブ
    読みやすかった。
    桜の季節の今、この時に読んでよかった。

    情景が浮かびやすくて、手軽に読めて、読後もいい。
  • 太陽のあくび
    愛媛が舞台の小説ということで読んでみた。

    青春小説、みたいな感じ。
    学生ながら、自分の生まれた街のために頑張る姿が
    描かれてる。

    方言が同じだから、読みやすかった。

    さらっと読めるし、中高生におススメの1冊です。
  • 太陽のあくび
    新種のみかんのお話。全体的にのんびりしていて、先も想像できるなぁ、という雰囲気。
    2011/9/17
  • サムシング・フォー ~4人の花嫁、4つの謎~
    悲しい過去を持つウェディングプランナーという視点が面白く、個人的には2つ目・3つ目のお話と、水色の服の女の子の物語はけっこう楽しめたと思う。

    けれども大局的にみると、1つの長編小説としては、「うーん……」といった感じの作品だったようにも感じます。
    せっかく優しくて切ないお話なのになんとなくいまいち...続きを読む
  • めげないくんとスパイシー女上司 -女神たちのいる職場-
    やる気はあるのに空回りする新人君が、TV通販会社で奮闘する話。

    タイトルがアンマッチ。「スパイシー女上司」は登場するけど、色んな先輩の中の一人だから目立たない。タイトルになるほどの活躍はしていない。
    新人君の片想い相手は「スパイシー女上司」ではなく派遣社員。見た目で一目惚れする。性格もいいことはあ...続きを読む
  • 太陽のあくび
    面白かったです。
    けどいろいろ消化しきれていない感がありました。

    タイトルの由来になるみかんの命名シーンにはどうも違和感というか無理あるような気がして。

    ただ、嫌いじゃないです。
    それなりにすっきりとしたハッピーエンドなんで。
  • 太陽のあくび
    柑橘系の香りがする爽やかな青春小説。通信販売TVの売れないバイヤーと、愛媛の新種の蜜柑をつくった少年達がタッグしたら、非常に気持ちいい小説になった。
    失敗から始まる物語なので気分がちょっと凹むけど、サクセスストーリーになっているので読後感は良し。村の少年部の友人関係や恋愛関係も飽きずに楽しめた。
  • 死神と桜ドライブ
    兎にも角にも主人公が馬鹿過ぎるのだが、実際こういう女はいそうだ。そう考えるとリアル。何せ、男を見目がない女はとことん無くて、何度も付き合わなければ良かった風な男と付き合い続けて何度も後悔する。そんな定石を上手く踏み、そこから生まれる悲喜劇を描いている気がする。
    また、主人公の元彼の男も、またコイツが...続きを読む
  • 太陽のあくび
    愛媛の片田舎の村の少年部の奮闘の物語。
    みかん農家の息子、陽介は高校3年生で少年部のリーダー。

    祖父の代から苦労して開発を進めた新種のみかんは
    甘さを追求する時流に逆らい、酸みもバランスよくあり
    果汁もたっぷりで自信を持って世の中に出せるものに。

    そんなみかんを通販TV番組で取り扱って貰えること...続きを読む
  • 死神と桜ドライブ
    謎めいた部分は解き明かされずに、不思議は不思議のまま終了。全てが夢であったような不安定な感覚は好きです。しかし主人公、アホかお前は!中盤部分までそんな風にしか考えられませんでした。どうにも好感が持てるキャラクターが少なすぎる気がします。感情移入は出来ません。終盤の主人公に明るい兆しが見える展開は好き...続きを読む
  • めげないくんとスパイシー女上司 -女神たちのいる職場-
    数馬の失敗してもポジティブなところは見習わなくては?ドタバタして楽しくTV通販の仕組みも知り得たので良かったです。
  • 太陽のあくび
    これからどうするんだろう、どうなるんだろう。常にそんな気持ちを抱えながら読んでいた気がします。とにかく先が気になるのでノンストップで読んでしまう勢いがあり、あっという間に読み終えてしまいます。全体的に爽やかな雰囲気の印象を受けるのはミカンの描写が多いからかもしれませんね。個人的には陽介と幸彦が和解す...続きを読む
  • 死神と桜ドライブ
    死に対するスタンス。遺族側とそうでない側とで
    もの凄くその意識は変わってきますよね。その中に
    介在する葬儀屋...凄く不思議な職業です。正直人生を
    やり直す事が出来たなら、なりたかった職業の一つです。
    ここに書かれているような葬儀の暗部的は部分は、この
    作品の参考文献などですでに知られているので、あ...続きを読む
  • 死神と桜ドライブ
    彼氏に借金の連帯保証人にさせられ、しかも自分の体までも風俗に売られてもなお、彼氏に思いをよせてるってどんだけこのひとお人よしなのよ
    なんか読んでて嘆かわしくなったな
    現実みろよ
  • 太陽のあくび
    登場人物たちの心情の変化を全体的に細かく描きすぎていて少し疲れる印象。また、主観的にも客観的にも読みづらいかなと感じた。

    話そのものはご都合主義ではあるものの、スッキリとおさまる感じは嫌いではない。どちらかと言えばお芝居的なアプローチかな?

    できればもう少し尺は短い方がよかったかも。少し読むのに...続きを読む
  • 太陽のあくび
    第16回電撃小説大賞<メディアワークス文庫賞>受賞作。
    ラストが気持ち良かったけど…どうも物足りないなあ。
    メディアワークス文庫は2冊目ですが、肌に合わんかも。
    合うのもあるかも?ちょいちょい読んでみます。
  • 太陽のあくび
    清々しくて、懐かしくて、優しくて、そしてお腹が減る。そんな小説。
    漫画を読むように、良いテンポで話が進んで行くので、読んでいて気持ちが良い。
    こういう小説はやっぱりめでたしめでたしで終わるのが良いよね。読後感が爽やか。
    それだけに、中途半端にキャラが立ってないのが残念。
    せめて東堂や頼子、直弥あたり...続きを読む
  • 死神と桜ドライブ
    世界や話は面白いのだが、いまいち入り込めない
    所々わかり辛い展開があったけど、文章解読能力のなさかな
  • 死神と桜ドライブ
    どこかで読んだことがあるような感じだったかな
    でもそれは悪い意味じゃなくて、読みやすくていい感じ
    ほんとうに葬儀屋がこんな話なのかは、わからないけど
    小説として見た場合にはなかなか面白いなぁって

    ただ少し残念だったのが、敏士があまりにも当て馬だったこと
    そこがいいのかもしれないけど、もうすこし波乱...続きを読む