有間カオルのレビュー一覧

  • 夢みるレシピ ゲストハウスわすれな荘

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    和みと、切なさと、立ち向かう勇気と。
    笑顔の裏に隠されたそれぞれの悩みや葛藤があり。
    それを分かち合える家族のような住人達。
    料理と人の心の温かさに触れた、いい作品でした。

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    2020年07月22日
  • サムシング・フォー ~4人の花嫁、4つの謎~

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    2年のブランクを経て結婚式場に復職するお話
    何故か自分にだけ見えて聞こえる水色のドレスを着た女の子
    その正体のあれやこれやの話は泣ける
    やはり、有間カオルは僕に合うようだ

    最後に載ってる童話も含めて、とても良い
    一応、皆にとってのハッピーエンドなのか?


    ちなみに、サムシングフォーとは
    「何か新しいもの」「何か古いもの」「何か借りたもの」「何か青いもの」
    4つのアイテムを、結婚式の日に身に着けた花嫁は幸せになれる、という言い伝え

    マザーグースが始まりという説があるものの、そのルーツは謎

    何か新しいもの:ふたりの新しい生活の象徴
    何か古いもの:伝統や祖先の象徴
    何か借りたもの:友人や隣人

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    2020年04月22日
  • アルケミストの不思議な家

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    自殺を図った中卒の女の子が、自称錬金術師の男の人に拾われて救われるお話
    そこにはホムンクルスと紹介された色素の薄い月読という男の人も住んでいる

    なんだこの僕の好きな設定満載の話は
    タイトルと冒頭はファンタジーっぽいのに、内容はリアル路線
    「魔法使いのハーブティー」と同じように、錬金術といっても現実でできるもの
    錬金術師のファウストは物質の錬金の先のステージ、魂の錬金という表現をしている
    魂の錬金って、エドとアルが聞いたらどう思うんだろうな(笑)

    やってることは詐欺師の手口なんだけど、それでも人が救われるからいいよな
    まぁ、お守りや占いと同じように、対象者が事象の要因をそれに帰結するのであれ

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    2020年04月08日
  • 魔法使いのハーブティー

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    ハーブティー専門店のお話
    唯一の肉親である母を亡くした後は親戚をたらい回しにされて肩身の狭い思いをしてきた少女、勇希
    夏休みの間だけ、横浜に住む会ったこともない伯父の家へと追い出されて行った先は、タレ目のへんにょりとした笑顔のおじさんの住む喫茶店
    そこに住む条件は「偉大なる魔女が遺した館の後継者候補として、真摯に魔法の修行に励むこと」

    何だこのいい話は
    「西の魔女が死んだ」のおばあちゃんと「真夜中のパン屋さん」の暮林さんのいいとこ取りじゃないか
    そして、魔法と言いつつファンタジーではなくリアルにハーブの効能を生かしているのがよい
    ま、物語のエッセンスとしてそれっぽい描写はあるけど、占術や予感

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    2020年04月04日
  • 招き猫神社のテンテコ舞いな日々3

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    ネタバレ

    シーとヒーがほんとカワイイ!!w

    いつも涙なくして読めないけど、今回も泣けたな。
    前作ほどの号泣ではなく、ホロリって感じだけど。

    ずっとずっと続いてほしい!!

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    2019年10月15日
  • 夢みるレシピ ゲストハウスわすれな荘

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    ネタバレ

    家も仕事も恋人も失ってしまった主人公がゲストハウス・わすれな荘でいろんな国籍のゲストと触れ合って前向きになっていく。
    作中に登場する多国籍料理が読んでいるだけでも美味しそう。

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    2018年03月28日
  • 魔法使いのハーブティー

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    ネタバレ

    女の子が『魔法使い』のマスターとひと夏を過ごして成長するお話。
    作中でさまざまなハーブティーが出てきて効能や性質を知ることができる。色が変わるお茶に主人公と同じくびっくりした。
    読み終わった後、とても心がぽかぽかした。

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    2018年03月28日
  • 魔法使いのハーブティー

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    ネタバレ

    【あらすじ】
    親を亡くし、親戚中をたらいまわしにされる不幸な少女、勇希。夏休みの間だけ身を寄せることになったのは、横浜に住む、会ったこともない伯父の家。勇希が恐る恐る訪ねると、意外なことに、その伯父は可愛いカフェのオーナーをつとめていた。 彼は変わり者のようで、同居するにあたって勇希が約束させられたのは、あまりにも奇妙なことだった――。 「魔女の後継者として、真摯に魔法の修行に励むこと」 不思議なカフェを舞台に紡がれるのは、色とりどりの美しいハーブティーをめぐる、心癒やされる物語。

    【感想】

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    2017年07月27日
  • 夢みるレシピ ゲストハウスわすれな荘

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    ネタバレ

    【あらすじ】
    ここは東京の下町、山谷と呼ばれるかつてのドヤ街。日雇い労働者が姿を消し、いま安宿を求めて訪れるのは、外国人旅行客と留学生たち。家族とはうまくいかないし恋も不調、自分を抑えて生きてきた、そんな千花が故郷を飛びだし辿り着いたのは、マイペースなオーナーと、しっかり者の翔太が経営するゲストハウス「わすれな荘」。個性豊かな住人たちとの賑やかな日常に、千花の心もほぐれていく。でもみんな、それぞれに事情を抱えているようで……。とびきり温かで美味しい、ひと冬の物語。オリジナルレシピ付き。

    【感想】

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    2017年07月19日
  • 魔法使いのハーブティー

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    夏休みの間だけ身を寄せることになった会ったこともない伯父の家を尋ねてみると、そこでは魔法使いのハーブカフェというお店を営んでいた。カフェには何かと問題が持ち込まれるが、伯父こと先生が解決へと導いてくれる。先生に魔法の修行と言われて、始めは勇希と同じように動揺したけれど、読み終えてみると魔法という言葉がストンと胸に落ちる。ラストはどんでん返しとまではいかないが、驚きの展開が繰り広げられる。親が亡くなり、親戚にも厄介がられて鬱々とした気持ちの多かった勇希が、先生と出会い、成長できて本当に良かったと思います。

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    2017年02月04日
  • 招き猫神社のテンテコ舞いな日々3

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    うん、面白かった。

    シリーズ3冊目。
    相変わらず、主人公和己のボヤキ突っ込みがとても愉しい。
    そして妖猫達も相変わらずのマイペースで、いや良いなあ、この感じ。

    物語的には神社がなくなってしまうというピンチを和己がどうにかしようと(いや具体的には金工面なのだけど)、あくせくする展開。
    美味しい話や誘惑もあるのだけど、そこはさすが主人公、実に真っ当な選択をする。
    誠実さとある種の男気は和己の良さだよな。
    そんな和己のこれまでの行いへのご褒美か、次々と神社や和己を助けようと今までの登場人物達がやってくる展開は、なんというか実に良い。
    こういうのがシリーズの醍醐味だよなあ。

    ラストはもちろんハッ

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    2017年01月31日
  • 招き猫神社のテンテコ舞いな日々

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    起業に失敗した主人公が、神社で化け猫と暮らす話。
    最初は打算で動く主人公が、周囲の人々や妖猫とのふれあいで徐々に人とのつながりを大事にしていく様が王道だが、ほっこりする内容になっていた。
    お祭りのシーンはなかなか泣かせてくれた。

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    2016年08月18日
  • 夢みるレシピ ゲストハウスわすれな荘

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    東京・山谷にあるゲストハウス「忘れな荘」。
    観光目的の短期滞在者もいれば長期滞在の留学生もいる国際的なゲストハウスが舞台。

    主人公の過剰に遠慮するところとか自分のことより他人のこと考えたり。
    そのことを自分のうちでぐるぐる考えたりするところがびっくりするくらい一緒で驚きました。
    「泣いてもわめいてもいい自分の生きたいように生きればいい」と言われているような気がする本でした。

    住人や他の登場人物も優しくてかといっておせっかいってほどじゃなくって。
    本当に優しさに包まれるようなお話でした。
    料理も美味しそうだったし続きを読んでみたいです。
    それにゲストハウスに泊まってみたいなぁ。

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    2016年08月01日
  • 魔法使いのハーブティー

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    ネタバレ

    魔法使いは基本的に好きだから買ってしまった。でもどかーんとかきらきらな魔法はなくて気持ちの切り替え方をそっと示してくれる魔法って感じ。ちょっと気持ちが疲れたら読み返したくなる。
    あと月が神秘的なよい雰囲気ででてくるからよりよい。
    言葉使いがとても好きで素敵。

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    2016年05月21日
  • 魔法使いのハーブティー

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    (内容)
    親を亡くし、親戚中をたらいまわしにされる不幸な少女、勇希。夏休みの間だけ身を寄せることになったのは、横浜に住む、会ったこともない伯父の家。勇希が恐る恐る訪ねると、意外なことに、その伯父は可愛いカフェのオーナーをつとめていた。同居するにあたって、勇希が約束させられたのは―「魔女の後継者として、真摯に魔法の修行に励むこと」不思議なカフェを舞台に紡がれるのは、ハーブティーをめぐる、心癒される物語。


    (感想)
    夏にオススメの作品です。
    親戚をたらい回しにされてた勇希。夏休みの間だけ身を寄せることになった伯父の家。そこからだんだんと変わっていく勇希に注目して読んでいってほしいです。

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    2017年03月02日
  • 招き猫神社のテンテコ舞いな日々2

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    なけたーーーーー!!
    今回はちょっと猫成分が少なくて残念だったけど。
    虎の回想部分。お風呂で読んでいて号泣。

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    2016年01月29日
  • 招き猫神社のテンテコ舞いな日々

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    グレイシーとグレイヒーがハンパなくかわいい!!!
    展開はまあまあだけど、とにかくネコがかわいい!!
    ほろっときてココロがあったかくなる作品。
    奇跡は人が作る、かぁ☆彡

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    2015年11月14日
  • 招き猫神社のテンテコ舞いな日々2

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    ネタバレ

    読み終わりました!
    虎の想いが切ないです。:゚(。ノω\。)゚・。


    切ないけど、最後はあたたかくなるような。。
    私も『奇跡』というものを信じてみたくなっちゃう



    そんなお話でした・・・
    何だかこの一冊で、色々なことが起こりすぎてるから
    もうこの巻で終わりなのかなと思ったら
    寂しくなりました。。

    次の巻も出たらいいな





    この表紙いいですね!
    秋らしくて。。それにちょうど10月なんて・・・

    びっくりしました(〃^^〃)

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    2015年10月13日
  • 死神と桜ドライブ

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    ネタバレ

    読み終えた後なんだか続きが読みたいと思わせてくれる作品でした。
    黒木と正塚が他の人と関わっている物語が読みたいなと感じました。

    最初は絶望しきっていた美咲が最後に自分と向き合おうとするところはだれでもありえる事なのではないでしょうか。
    ものがたりも読みやすくて、グロイ表現も怖さもあって私の好きな作品の一つになりました。

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    2013年09月20日
  • 死神と桜ドライブ

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    かなり読みやすくはあったけれど、謎な部分が多かった。
    結局黒木は美咲をどうしたかったんだろう?
    でも、いい話でした。
    私自身、なんの取り柄もない人間なので、ちょっと元気づけられました。
    死神と桜ドライブ、いいタイトルです。

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    2013年05月02日