有間カオルのレビュー一覧

  • スープのささやき ゲストハウスわすれな荘

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    今回は各話スープがメイン。最後の話はとてもせつなくてよかった。全体を通しては1巻のスピンオフみたいな感じ。

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    2015年12月07日
  • 魔法使いのハーブティー

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    ネタバレ

    表紙から期待してたらまあまあ面白かった

    母親が死んじゃって依頼親戚の家を転々とする14歳の女の子
    夏休みだけ伯父さんにお世話になることになったらそのおじさんは魔法使いで。。って話

    ハーブがいっぱい出てきてお茶とかクッキーとか
    ハーブティーのみたくなるなる

    出てくる人がみんな(じゃないけど)いい人(最終的に)でなごむ
    おじさん超なごむ
    包容力~!!

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    2015年10月19日
  • 招き猫神社のテンテコ舞いな日々

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    タイトルを見て、「立川の猫返し神社が舞台かな」と思って読んでみた一冊。おそらくそうだろうと思いながらネコも好きなので楽しく読めました。都心を少し離れた土地で、人間じゃない変なやつらと人間とが一緒に暮らしていくのってとても自然な感じがするのは日本だけなんですかね。招き猫の右手と左手どちらの手をあげているのかって、意味があったんですね。両方揃えたいかなぁ、とか思いました。

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    2015年09月25日
  • 魔法使いのハーブティー

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    自分勝手で理不尽な親戚たちに振り回されたヒロインが、物語の終盤にかけて段々と強くなっていく姿が読んでいて素敵でした。反面、人間みんな自分が一番可愛いから、親戚たちの気持ちもわからなくはないなぁと思ってしまった。最後のヒロインの言葉、『みんな、幸せになれるといいな』に全てが凝縮されていると感じた。自分以外の人間に対して、不平・不満を言動で表す時間があるならば、幸せになれますようにと心から思える人間になりたい。何故なら人間皆、何かしら厄介な事柄を抱えて生きているのだろうから。

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    2015年08月29日
  • 夢みるレシピ ゲストハウスわすれな荘

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    大阪で言う西成の釜ヶ崎のような街かしら?山谷。釜ヶ崎より治安良さそうだけど。わりとなんでもものごとはとんとん拍子に進む。美味しいご飯と素敵な仲間。

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    2015年04月27日
  • 夢みるレシピ ゲストハウスわすれな荘

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    【収録作品】Step 1 ブイヤベースの包容力 -レシピ ブイヤベース/Step 2 ジャガイモは飢饉の他になにを救うか? -レシピ パインミー/Step 3 紅白クラムチャウダー対決 -レシピ マンハッタン・クラムチャウダー/Step 4 激辛料理は涙を隠して活を入れる -レシピ エマダツィ/Step 5 夢見るソウルフード -レシピ きりたんぽ鍋

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    2015年03月14日
  • サムシング・フォー ~4人の花嫁、4つの謎~

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    結婚式にまつわる4つの物語。ウェディングプランナーの菫子のストーリーってやつですね。謎ってほどではないけど、最後の童話?がなんかよかったです。

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    2014年08月29日
  • サムシング・フォー ~4人の花嫁、4つの謎~

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    ブライダルプランナーとして再び就職した主人公。
    新しい職場の道順を下見に…と出向いてみたら
    閉まっている職場にいた、ドレス姿の女の子。

    誰しも幸せいっぱいで来るはず! とはいいませんが
    ここまで色々な客はこない…はず。
    あり得そうなのは、双方の意見が食い違って、とかでしょうか?
    しかし指輪のサイズをひっそりと変えるというのは
    簡単にできるものなのでしょうか?
    折り返し電話、とかしないんでしょうか??
    引き出物を止められた、という話なら聞いた事がありますが
    似たようなもの?

    傍から見たら大きな独り言、で終わってしまいそうな主人公。
    それもこれも…と小出しに出てくる、多分過去の事。
    最後には、

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    2013年11月04日
  • サムシング・フォー ~4人の花嫁、4つの謎~

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    ネタバレ

    時期的なもので、ここ三、四日集中力がなく、休憩して読みました。

    副題に、四つの謎とありますが、別に謎というほどではなく、普通の新郎新婦が抱える挙式前の心の闇。という感じでした。

    主人公の菫子自身、結婚していたけれど、死別していて、それを乗り切れてないながら、2年のブランクを抱え、仕事に復帰。
    そこで出てくる、青いドレスの女の子。

    サムシングニューでは、新婦が整形していることを、新郎に伝えてないかつ、新郎からのプロポーズの言葉がなかったために自信が持てずに挙式を辞めるという話

    サムシングオールドでは、新婦の親が、小さい頃離婚していて、血の繋がった父親に、花嫁姿をみせたいが…というお話

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    2013年09月24日
  • サムシング・フォー ~4人の花嫁、4つの謎~

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    ウエディングプランナーの菫子が、仕事を通して自分自身を見直していく。
    最初からネガティブオーラが彼女を包み込んでます。

    物語を通して、実際もこんな修羅場や揉め事が起こるのかしらん?
    だからこそ、一緒になる人との絆や度量、性格が浮き彫りになる、というのはすごく納得。

    菫子の事情部分が最後にちょろっとで、物足りなさを覚えました。

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    2013年08月27日
  • 太陽のあくび

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    読後感のいいさわやかな物語。
    文章はさらりと。

    とりあえずみかん食べたいっ!と高まる。

    「どうせ受け入れられないし」「どうせ将来都会に出るし」とかひねくれずに、田舎で自分の場所を作ろうと頑張る東堂くんは偉い。

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    2013年07月24日
  • サムシング・フォー ~4人の花嫁、4つの謎~

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    ネタバレ

    伏線があるにはあるが、そこまで難解なものではなかった。そのため、4つの謎というタイトルは少し誇張表現であると感じた。
    物語的にはどこか影を感じさせる主人公の生い立ちが徐々に明かされていきながら花嫁たちの悩みを取り除いていく展開が続いていき、最終的には主人公自身の過去の問題が解決へ向かっていく。
    絵本の物語を最後に持ってきたのは良い演出であったと思う。読後感が良かった。
    主人公は伊月と幸せになってほしい。

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    2013年05月28日
  • 死神と桜ドライブ

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    太陽のあくびに続いて二作品目

    共通項は主役級が青すぎて読むのが辛いところ
    でも、読みにくいとは思わないのが魅力か

    幽体離脱の描写が少々理解不能だが、葬儀屋には死を保留にする能力がある、と想像するといいのかな
    その保留にした死は本人でなくとも誰かに背負わせなければならないとか?今回は婦長がその役目を負っているのだろう
    助手がその痛みを受け入れる箱の役割、死に相当するダメージを受け止め、自由に他人に背負わせることができる、その能力は葬儀屋が持っていて助手はただの箱の可能性もある、むしろそう考えた方がつじつまが会う

    葬儀の暗部は以前バラエティー番組のネタにされていたので驚きはしなかったが、彼ら

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    2013年02月03日
  • 死神と桜ドライブ

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    不思議で謎がいっぱいで真っ黒なお話。
    かすかに桜色があるような、ないような感じ。

    にしても、主人公がお馬鹿すぎる。

    不思議な感じや謎は本を閉じても続きます。
    お馬鹿な主人公の最後の選択はとても良かったと思います。
    それなりに幸せになってほしいです。

    黒木葬儀社の2人も謎が残りますが、魅力的な人物です。

    面白かったです。

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    2012年12月19日
  • 太陽のあくび

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    愛媛の小さな村で作られる、新品種のミカン(夏蜜柑?)が通販番組で売られる話です。
    そのミカンを作る農家の男子高校生と通販番組を作るお姉さんが奮闘します。

    ざっくり言うと、ドラマにしてほしい!って感じです。
    読んだあとのスッキリした感じとか、田舎ののどかな感じとか、高校生のフレッシュな感じとか、映像にしたらキラキラするんだろうなと。
    読んでてハラハラするんですよ。
    でも、キラキラしてるんです。
    今の若手の女優さんって、超絶美少女じゃなくて、何て言うかアレじゃないですか(゚ω゚)←
    そういう女優さんがぴたりとはまるし、男の子も某イケメン事務所を使っても良いし。
    登場人物の中に美人もいるし。
    青春

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    2012年11月17日
  • 死神と桜ドライブ

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    読みやすかった。
    桜の季節の今、この時に読んでよかった。

    情景が浮かびやすくて、手軽に読めて、読後もいい。

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    2012年04月16日
  • 太陽のあくび

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    愛媛が舞台の小説ということで読んでみた。

    青春小説、みたいな感じ。
    学生ながら、自分の生まれた街のために頑張る姿が
    描かれてる。

    方言が同じだから、読みやすかった。

    さらっと読めるし、中高生におススメの1冊です。

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    2012年02月29日
  • 太陽のあくび

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    新種のみかんのお話。全体的にのんびりしていて、先も想像できるなぁ、という雰囲気。
    2011/9/17

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    2011年09月19日
  • サムシング・フォー ~4人の花嫁、4つの謎~

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    悲しい過去を持つウェディングプランナーという視点が面白く、個人的には2つ目・3つ目のお話と、水色の服の女の子の物語はけっこう楽しめたと思う。

    けれども大局的にみると、1つの長編小説としては、「うーん……」といった感じの作品だったようにも感じます。
    せっかく優しくて切ないお話なのになんとなくいまいち感動が薄いような気がするなぁと、私は評価します。

    その要因はおそらく、終盤まで主人公に関する過去を伏せたまま、それをところどころで思わせぶりな感じであおっていったにもかかわらず、4つ目のお話でこれといったインパクトもなくあれよあれよというまに物語が進んでいき、そしてあっさりとその過去を明かしてしま

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    2011年07月11日
  • めげないくんとスパイシー女上司 -女神たちのいる職場-

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    ネタバレ

    やる気はあるのに空回りする新人君が、TV通販会社で奮闘する話。

    タイトルがアンマッチ。「スパイシー女上司」は登場するけど、色んな先輩の中の一人だから目立たない。タイトルになるほどの活躍はしていない。
    新人君の片想い相手は「スパイシー女上司」ではなく派遣社員。見た目で一目惚れする。性格もいいことはあとから分かるので、取って付けた感じがする。というか、所詮顔かよ。

    始めから新人君のどじっぷり全開なので、一番の見せ所がわからない。
    愛媛の蜜柑農家の少年達とテレビ通販のバイヤーという対比があった前作「太陽のあくび」の方が良かったなぁ。

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    2011年03月21日