無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで200万冊以上配信中!
切ない夜は、ここへおいで――。
疲れた大人を癒す、不思議な「絵本バー」へ。
懐かしい絵本の中に隠された
《真実と愛》を探す旅に出る。
落涙必至、珠玉の物語!
繁華街の片隅に、「絵本Bar クレヨン」はある。
亡くなった祖父が託したという本を求め、青柳由良は店へ通うことに。
バーの客は過去に大切なものを置き忘れた大人ばかり。
飼い猫との思い出に浸る男、実母と確執のあるOL、息子に過干渉な母親、妻の介護に追われた夫……。
切ない別れも伝えられなかった言葉も、そして明日を目指す勇気も、
すべては、あの「絵本」の中にある。
名作絵本を手に、彼らは今日も、自らの心の迷宮に足を踏み入れる――。
これは「本当の自分」を取り戻す、「迷える大人」のための物語。
最高に心温まる、奇跡の感動作!!
ラスト、あなたはきっと涙する!!
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
✾忘れ物は絵本の中に
✾有間カオル
✾実業之日本社文庫
ーーーーーー
貴方を作ってきた、
大切な絵本。
それはどんな1冊ですか??
ーーーーーー
私は『腹ぺこあおむし』かもしれません。
母がいつも保育園の時の私の話をするときに、
“ちょうちょになりましたって変身したのよ”と懐かしそうに話します。
私は覚えてないんですけどね(笑)
でもきっと私にとっては大切な絵本なんだと思います。
そんな、腹ぺこあおむしも本作に登場します☆
ーーーーーー
“これは子どもの美しい成長を願って描かれた絵本なのでしょうか”
“からっぽだった私の中が埋められていく。私は大丈夫。多分大丈夫。卵の殻だとしても。”
ーーーーーー
絵本1冊に込められた、
一人の人生。
人の思い。
どうぞページを開いて、
覗いてみてください。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
家族っていうのはチームなの。お互いをフォローすべきなの。
母は恥をかいたと、一週間口をきいてくれなかった。深海に沈んだような一週間は、今でもはっきり覚えている。暗くて、冷たくて、重くて、誰もいない闇。
言うことを聞かないと、迷惑をかける。みんな不幸になる。
ただ心配しているだけよ。あなたのことを想っているから、心配しているのよ。
何度も言われ続けているうちに、自信がどんどん削られていった。
これは子どもの美しい成長を願って描かれた絵本なのでしょうか
作者の意図など、深く考えたことがなかった。アオムシがいろんなものをどんどん食べていく姿を見るのが楽しかった。
からっぽだった私の中が埋められていく。私は大丈夫。多分大丈夫。卵の殻だとしても。
ただ記憶を忘れるとか、覚えられないというだけでない。これは脳の病気。本来なら抑えられる怒りや悲しみなどのストッパーも壊れるのだと。
本心じゃない。ずっと抑えていたイラつきが爆発しただけだ。言葉のアヤだった。
おじいちゃんはよく絵本を読んでくれたよね。絵本を読んでもらっていた時の、幸せな気持ちは覚えている。
絵本そのものが、子ども時代に忘れてきたものを取り戻すための場所なのかもしれない
Posted by ブクログ
装丁とタイトルが気になって取った一冊でした。
登場人物が絵本により、ある人は忘れていた幼少期の無邪気さや勇気を取り戻し、ある人は子供の頃の夢を取り戻していた。
絵本とは、幼少期に読むことで情操教育につながる。だが、それだけではない。これからの人生を時に彩り、導き、そして救ってくれる。そういう力もあると思った。
自分も幼少期に読んだ『バムとケロ』シリーズを久しぶりに読んでみたら、思い悩んで進めなくなっている自分が馬鹿らしくなってきた。
子供の頃の純粋な好奇心や感情によって動いていたこともオトナになって失いつつあったが、どうやら絵本から取り戻せそうだ。
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
小説・文芸
小説・文芸
小説・文芸
小説・文芸
小説・文芸