小林由香のレビュー一覧

  • 魔者

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    ネタバレ

    なんとなく展開が読めたけど、面白かった
    なんか雑味が多かった気もするけど…
    小説内小説のところが1番引き込まれた

    0
    2025年02月15日
  • 魔者

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    魔者
    小林由香さん

    加害者の家族
    被害者の家族

    おもしろかった。

    だれが?犯人?
    こわい。

    生きる。
    皆それぞれ、強く生きる。

    味方は必ず居る。
    負けないで。



    0
    2025年02月12日
  • 魔者

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    ネタバレ

    とても難しいテーマ
    救いも光もあった

    事件の当事者はあまり見えてこないのは仕方ないけど、少し物足りないかも

    出版社の紹介文は意味不明だなと感じた

    0
    2025年01月29日
  • 魔者

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    オカルト?って思ったけど、違った

    とても楽しめた。加害者被害者交錯する混沌が、かなり複雑な各登場人物の家庭環境に乗っかってるんだけど、違和感なくそれらを受け入れて読み進めることができた。

    いろんな真実が、後半一気に明らかになっていく様は壮観なんだけど、最後の静かな真実が少し心安らぐエンディングかなぁ。

    本とは関係ないかもしれないけど、グレーを認める事。これなんとなく心に残った。シロクロつけず、真実を明らかにせず。なんとなく心に響いた。なぜかな?

    0
    2025年01月13日
  • チグリジアの雨

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    おじいちゃんのキャラクターや家族の微妙なバランスがおもしろかった。
    伏線回収がちょっと説明っぽすぎたかな…?
    でも最後まで楽しんで読めました。

    0
    2024年12月16日
  • 魔者

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    週刊誌記者の今井柊志は幼少期、兄が殺人容疑で逮捕、父と母は失踪し、姉は事故死という壮絶な過去を持つ。
    その27年後、自身と姉をモチーフにしたかのような小説を発見。雨宮世夜という覆面作家の正体は?この小説を書いた目的は?
    柊志は胸の内に秘めていた事件の再調査を開始するが、何者かに調査を妨害され…

    謎の不可解性が高く、調査の過程で次々と新たな謎が発生するプロットでリーダビリティは高い。
    一方、終盤の展開は色々な要素をぶっ込み過ぎて大味になってしまい感動には至らず。

    親友同士が被害者遺族と加害者家族の関係になってしまうのは読んでいて胸が痛む。
    毒親の元に生まれ、犯罪者の家族となってしまう柊志。普

    0
    2024年12月08日
  • 魔者

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    『美麗村少年リンチ殺人事件』の被害者遺族と
    加害者家族が辿った悲劇の連鎖。

    悲しみ、憎しみ、怒り、憤り、恐怖や不安など
    様々な負の感情に侵蝕され、信じあっていた
    人間関係が跡形もなく瓦解していく。

    真相を追い求めた末に明らかになったのは、
    言葉にし難いやるせなさでした。

    事件は関係する多くの人々の人生を大きく
    変えてしまうのだと痛切に感じさせられました。

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    2024年12月04日
  • この限りある世界で

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    小林由香さん初めて読みました。非常に読みやすかったです。ページ数も多くなくてサラッと読み切れます。ですが、様々な要素が凝縮された作品だと思います。人ってほんと色んな想い、目線、価値観、考え、状況で生きてますよね。

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    2024年12月05日
  • ジャッジメント

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    設定が斬新でした。
    こういう復讐系の話は好きです。
    正しい選択とはなんなのか、色々と考えさせられる作品でした。

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    2024年11月27日
  • 魔者

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    少々事件を複雑にし過ぎ、人を綺麗に描きすぎな印象を受けつつも、答えの出ない問題について正面から取り組んだ作品だと思えた。
    自分の過去、拭えない罪や罪悪感。
    誰にでも義憤というものがあるが、現代はその発動が容易になったのではないだろうか。何かをやらかした人に対する炎上が持て囃され、私刑のようにあちこちで起きているのは我々が心の中に一方的な正義を持て余しているから、ではないか。
    魔物、ではなく魔者というタイトルが実にいい。個人的にはあまり響かない作品だったが、それでも本作の問いかけは重たい。

    0
    2024年11月25日
  • ジャッジメント

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    これは凄い作品だわ!

    ある意味問題作だわ!

    あなたは究極の選択を選べますか!?


    もし、、、
    もしですよ、、、
    あなたの大切な人が殺されたら、、、

    あなたは「犯罪者に復讐してやりたい!」と思いますか?
    「被害者と同じ目にあわせてやりたい!」と思いますか?

    つまり、殺してやりたいと思いますか?

    私は、、、
    きっと思うでしょう、殺してやりたいと!


    そして、実際にそれができる法律が作られたらどうします?
    犯罪者を殺すことができる法律、『復讐法』が作られたら、、、

    復讐法は、犯罪者から受けた被害内容と同じことを合法的に刑罰として執行できるものである
    ただし、復讐法を選んだ場合、選択し

    0
    2024年11月19日
  • 魔者

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    読んだ後に重い気持ちが残った。
    犯罪被害者と加害者の家族のその後が過去を遡りながら描かれている。ミステリーと言うより切なさが先行した。

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    2024年11月13日
  • 魔者

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    週刊誌記者の今井柊志は、ある小説を読んで寒気がした。
    それは覆面作家 雨宮世夜の書いた『ゴールドフィッシュ』という小説だった。
    その小説の内容が、偶然だと片付けられないほど、柊志の幼少期の出来事と酷似している。

    この思い出を共有できるのは姉の小夜子だけだ。けれど姉は27年前に事故でこの世を去っている。

    著者は、なぜ姉弟しか知らない出来事を知っているのか?
    そして、小説の発行日は7月7日…姉の命日だ。これも偶然なのか?

    封印したい過去を持つ柊志にとって、人生を脅かす小説-。「【あの事件】を知る人物は脅威となりうる」

    「週刊誌記者の自分は秘密を暴く側の人間だと安心しきっていたが、暴かれる側

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    2024年10月31日
  • ジャッジメント

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    重たい。
    事件が起きた真相。
    登場人物の葛藤。
    自分ならどうするだろう?
    誰もが復讐では解決出来ないとは分かっていても、同じ目に遇わせてやりたいと言う思いはあるのではないか?

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    2024年10月14日
  • イノセンス

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    ネタバレ

    事情はわかるけど、とにかく主人公が暗くて読んでいてこっちまで引きずられる感じ。
    なんとなく展開は読めたけど、最後に救いがあってよかった。

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    2024年08月26日
  • まだ人を殺していません

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    主人公の翔子は、ニュースで亡くなった姉の夫の家から、行方不明になっていた少女の遺体が発見されたと知る。
    姉は息子を産んですぐに亡くなっており、息子の良世に会うことは叶わずにいた。
    翔子は事故で娘を亡くしており、兄と相談して良世を引き取ることにしたが、初めて会う良世は言葉を発さず、何を考えているかわからない。
    どうしても背景にある容疑者とされる父親の影響を受けて、良世を怖いと思ってしまう瞬間がある。
    ネットでは「悪魔の子」と噂され、これからどうなるのか不安を抱える翔子。
    なんとか彼の本心を知りたいとする翔子の苦悩が綴られる。

    2024.8.14

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    2024年08月14日
  • まだ人を殺していません

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    殺人犯の子供もまた、親の咎を引き受けなければならないのだろうか?

    翔子はある日、亡くなった実の姉の配偶者が殺人で逮捕されたというニュースを耳にする。
    姉の息子、甥である良世を引き取り共に暮らし始めるが、彼は心を開かない。
    寡黙で、暗闇と共に生きている。
    翔子もまた、暗闇の中で生きている。
    彼女は、娘を亡くしている。

    良世は悪魔の子なのだろうか。
    やさしかった姉は翔子を疎んじていたのだろうか。
    疑心暗鬼、猜疑心、恐怖、無関係、誰の心も読めない。

    読者も翔子と共に、ざわつく心を体験する。
    どうかどうか、おかしな方向にいかないで。
    こんな時代だから、誰もが簡単に他人を攻撃してしまうから。
    純粋

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    2024年07月19日
  • 救いの森

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    面白い設定だった。
    子供の悲しい事件や事故を未然に防ぐ目的で、ライフバンド着用義務施行。
    児童親権選択法により子供が親を捨てることも可能になった世界。

    実際施行されたら、今より救われる命は増えるのだろうか?色々考えながら読んだ。

    声をあげれずに苦しんでいる人たちが
    救われる世の中になりますように。

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    2024年07月06日
  • 罪人が祈るとき

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    少年犯罪、いじめ。
    読むのが辛いけど、目を逸らしちゃいけないし、自分に関係が無いと思ってしまってもダメなんだ。
    ところどころで目頭が熱くなりました・・

    何故この本がミステリーのカテゴリーなのか?ちょっと無理矢理では?笑 と思う展開もありましたが、没頭して一気読みしました。
    誰かのために生きたいと思える本でした。

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    2024年06月19日
  • イノセンス

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    新鮮かつほぼみんなのハッピーエンドが良かった

    恩人を捨てて逃げ出したとか、世間的無関心に陥ったとか、そんなことよりも登場人物それぞれが抱えていた苦悩がスッキリすらエンディングが素晴らしいと感じた。

    ちょっとした掛け違いは、いつどこででも起こり得る。それらと向き合い、折り合いをつけながら前に進んでいく様がきれいに見えたってこと。

    約30ページという少し長めのエピローグのような後半の謎解き部分はもう少し整理できそうな気がするし、唯一救われないある意味の真犯人だけが取り残されているの、気の毒に感じたけれど、短めの物語を楽しむことができた。

    他を読んで良かったから本作を手に取ったはず。さらに他

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    2024年02月07日