小林由香のレビュー一覧

  • ジャッジメント

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    ネタバレ

    大切な人を殺した犯人に、合法的に復讐できる社会が描かれてました。その方法は、犯人が行った罪と同じ方法で。

    とても重いテーマと、丁寧な描写で話にすぐに入り込みました。

    復讐できても、その後、「犯人と同じになってしまった」という感想をいう人が多いと話の中で書かれていて、そりゃそうだと納得しました。自分でも、どれだけ犯人を恨んでいても、復讐は無理だなと感じました。
    復讐する人の苦悩も描かれていて、とてもよかったのですが、もう一歩その先が見たかったなと正直思いました。

    0
    2026年02月23日
  • ぼくたちの報復

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    「死」について考えさせられる本。
    自殺したい少年の話。内容は重いように見えるが、読むとそこまで暗く感じない。
    人生に絶望を感じた時、人はどうするのか、どうされたいのか。
    人は皆、自分が1番可愛くて仕方ないと思わせられた。

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    2026年01月04日
  • ジャッジメント

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    復讐の連鎖は止まらない。

    殺すのは簡単、難しいのは赦すこと。

    どんなことがあっても人を殺すのは良くないと言うのは簡単であるが、机上の空論に過ぎず、実際に自分の大切な人が殺された時果たして自分は赦すことができるのであろうか。
    色々と考えさせられる小説であった。

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    2025年11月09日
  • イノセンス

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    余りに痛すぎて読み進められず
    そんなに感じなくても・・・
    そんなふうに思わなくても・・・
    とは言え、思ってしまうんだよね
    辛いなあ〜〜
    終わりの激しい巻き方?
    ちょっとホッとした

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    2025年10月17日
  • ぼくたちの報復

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    小林由香『ぼくたちの報復』ハルキ文庫。

    単行本『チグリジアの雨』を改題、文庫化。

    昔と違って、学校の虐めは陰湿で執拗になっている。1人をターゲットに大勢で虐めるなんぞ当たり前で、SNSまで使ってターゲットの噂や恥ずかしい写真をバラまくというのだから、驚くばかりだ。昔は気に喰わない奴が居れば、腕力で決着をつけたものだ。決着がつけば当人同士はサバサバしたもので後々まで引き摺るようなことは無かった。

    さらに今の世の中は学校で虐めや暴力事件があっても、学校側が隠蔽しようとするから始末に負えない。

    今年の夏、全国高校野球大会に出場し、1回戦を勝ち上がりながら、2回戦以降の出場を取り止めた広陵高校の野球部などは酷いものである。1人の下級生に対して上級生が集団で暴力を振るい、その下級生が監督に相談するも逆に口止めされ、やむ無く他校に転校したというのだ。学校側はその事実を把握していながら、高野連には過少申告し、出場停止には至らなかったというのだから開いた口が塞がらない。さらには広陵高校の校長がSNSでの誹謗中傷から生徒を守るために出場辞退を決めたとバカな発言をした。

    さて本作。主人公の高校生の成瀬航基を始めに同年代の登場人物が余りにも幼すぎる。今の時代の高校生とはこの程度なのだろうか。

    ストーリーは至って単純であるはずなのに、やけに小難しく捏ねくり回した感が強い。田舎町の高校に通う主人公の成瀬航基が虐めに遭い、同級生の月島咲真に誘われ、虐めの相手への報復を行うというものである。


    母親の再婚を切っ掛けに東京から母親の実家のある田舎町に引っ越して来た高校1年生の成瀬航基は、突然、クラスメイトから虐めの標的にされてしまう。

    航基に対する虐めは次第にエスカレートし、航基の心はどんどん傷付き、ついに航基は地元の河で自殺を図ろうとする。

    しかし、航基がその河へ行くと、殆ど学校に登校していないクラスメイトの月島咲真がいた。咲真は死のうとする航基に報復ゲームへの参加を誘う。

    それを切っ掛けに自らの行動で虐めから逃れようとする航基だったが……

    本体価格880円
    ★★★

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    2025年08月18日
  • 魔者

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    初めての小林由香さんの作品。
    地方から引っ越してきた貧しい家庭の姉弟と、その姉と同級生の地域の盟主の家庭に生まれた女の子を中心に描かれるお話。
    貧しい家庭の弟は成人して雑誌記者に、姉は17歳の時に交通事故で死亡、ある日姉弟しか知らないはずの子供時代のエピソードが小説として出版されたところから、物語が動き出す。
    姉の死の真相に近づきつつ、その背景にあったリンチ殺人事件がいろいろと影響を与えていた事がわかり…という展開で、クライマックスに近づいてドキドキが増してきます。
    ただ、結末が何となく途中で予想できてしまうのがもったいない感じです。

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    2025年07月04日
  • 魔者

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    よく似たお話を読んだわ〜
    同じような文章もあったし
    なんだか、納得し兼ねている
    良かったかどうかも・・・

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    2025年06月22日
  • 魔者

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    エスポワールが、なんだかよく分からなかった。
    些細な出来事で、人殺しまでしてしまうのが怖い。そして、その出来事のせいでたくさんの人達の運命が変わってしまう。
    若くても、自分の行動がどんな結果をもたらすのか、きちんと考えて欲しい。

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    2025年06月09日
  • 魔者

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    ネタバレ

    いい感じに惹き込まれて読み進めているところに、突然の不倫俳優に週刊誌アベンジャーズで興醒め!!!! 挫けそうになった。

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    2025年05月01日
  • 魔者

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    他人事だから噂話で盛り上がれるんだろうが、当事者となるとね。真実ならば納得もできそうだけど、大体は憶測で面白おかしくなるように計算されているんだろうな。

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    2025年04月29日
  • 魔者

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    読みごたえがあったが、自分には
    少し長く感じた
    でも、心理状態や背景など丁寧に書くには 
    このくらいのボリュームが必要なのかな?と
    思いました

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    2025年03月19日
  • ジャッジメント

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    昨日は飲み会でした♪
    珍しい人からお誘いを受け、メンバーの中にはお初にお目にかかる関係会社の社長さんもいらしたのですが、その方が九州出身ということで、博多弁だったんです。
    博多弁めっちゃいいですね!
    その方がめっちゃ上品な方だったからなのか?何だか聞き惚れてしまいました(*´꒳`*)
    方言っていいな。
    私も遠州弁極めるにぃ〜!!


    最近、ウルトラマンさんやおびのりさんが小林さんを読んでおられたので、私も読んでいなかったこの作品を購入してみました。

    やってしまった。゚(゚´ω`゚)゚。
    また短編だ。
    だから当時買わなかったんだ!
    最近こればっかり言ってる(-。-;

    短編苦痛だわぁ。。。
    物語が面白いとか、面白くないとかが分からなくなるくらい苦痛だわぁ。゚(゚´ω`゚)゚。


    被害者に復讐してやりたい、被害者と同じ目に遭わせてやりたい。
    そんなことが可能になる、復讐法という法律が生まれた。
    応報監察官の鳥谷文乃は、被害者遺族の復讐を見届ける。


    重たくてキツいお話でした。。。
    私みたいなハッピー野郎にはしんどいお話たちでした。
    特に子供が不幸に遭うのは、本当に辛いです。
    最近読んだ本でも親の虐待やネグレクトの話があったけれど、目を逸らしたくなってしまう自分がいます。
    読んでいる間、この物語を何処に着地させるのだろう???と思ったりもしましたが、よくこの物語を書ききったなぁ、、、と感心しました。

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    2025年03月08日
  • 罪人が祈るとき

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    その少年が住む町では、三年連続で同じ日に自殺者が出ている

    学校でのいじめを発端とした自殺
    そしてそこから発生する殺人
    いわゆる復讐

    陰湿ないじめの描写が凄惨になれば
    復讐は許されるのではと思ってしまう
    いじめ加害者に制裁を与えた被害者の父親は
    「私を裁ける人間がいるとしたらそれはいじめによって子供を亡くした遺族だけです」
    と 自らの罪を認め刑に服す

    いじめ加害者の家庭環境等も考慮させて
    いじめの連鎖、友達の裏切りと
    充分読ませて考えさせられる要素も多い小説です
    しっかりしたストーリーでしたから
    殺人犯となった男性のキャラクター作りが多過ぎたかなと思うのでした

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    2025年02月27日
  • 魔者

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    ネタバレ

    なんとなく展開が読めたけど、面白かった
    なんか雑味が多かった気もするけど…
    小説内小説のところが1番引き込まれた

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    2025年02月15日
  • 魔者

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    魔者
    小林由香さん

    加害者の家族
    被害者の家族

    おもしろかった。

    だれが?犯人?
    こわい。

    生きる。
    皆それぞれ、強く生きる。

    味方は必ず居る。
    負けないで。



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    2025年02月12日
  • 魔者

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    ネタバレ

    とても難しいテーマ
    救いも光もあった

    事件の当事者はあまり見えてこないのは仕方ないけど、少し物足りないかも

    出版社の紹介文は意味不明だなと感じた

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    2025年01月29日
  • 魔者

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    オカルト?って思ったけど、違った

    とても楽しめた。加害者被害者交錯する混沌が、かなり複雑な各登場人物の家庭環境に乗っかってるんだけど、違和感なくそれらを受け入れて読み進めることができた。

    いろんな真実が、後半一気に明らかになっていく様は壮観なんだけど、最後の静かな真実が少し心安らぐエンディングかなぁ。

    本とは関係ないかもしれないけど、グレーを認める事。これなんとなく心に残った。シロクロつけず、真実を明らかにせず。なんとなく心に響いた。なぜかな?

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    2025年01月13日
  • チグリジアの雨

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    おじいちゃんのキャラクターや家族の微妙なバランスがおもしろかった。
    伏線回収がちょっと説明っぽすぎたかな…?
    でも最後まで楽しんで読めました。

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    2024年12月16日
  • 魔者

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    週刊誌記者の今井柊志は幼少期、兄が殺人容疑で逮捕、父と母は失踪し、姉は事故死という壮絶な過去を持つ。
    その27年後、自身と姉をモチーフにしたかのような小説を発見。雨宮世夜という覆面作家の正体は?この小説を書いた目的は?
    柊志は胸の内に秘めていた事件の再調査を開始するが、何者かに調査を妨害され…

    謎の不可解性が高く、調査の過程で次々と新たな謎が発生するプロットでリーダビリティは高い。
    一方、終盤の展開は色々な要素をぶっ込み過ぎて大味になってしまい感動には至らず。

    親友同士が被害者遺族と加害者家族の関係になってしまうのは読んでいて胸が痛む。
    毒親の元に生まれ、犯罪者の家族となってしまう柊志。普通ならやさぐれてしまうだろうに、愛情溢れる伯母に育てられ優しい心の持ち主に育ったのは救い。

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    2024年12月08日
  • 魔者

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    ※
    『美麗村少年リンチ殺人事件』の被害者遺族と
    加害者家族が辿った悲劇の連鎖。

    悲しみ、憎しみ、怒り、憤り、恐怖や不安など
    様々な負の感情に侵蝕され、信じあっていた
    人間関係が跡形もなく瓦解していく。

    真相を追い求めた末に明らかになったのは、
    言葉にし難いやるせなさでした。

    事件は関係する多くの人々の人生を大きく
    変えてしまうのだと痛切に感じさせられました。

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    2024年12月04日