小林由香のレビュー一覧
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小林由香『救いの森』ハルキ文庫。
子供たちを救おうとする新米児童救命士の奮闘を描いた連作形式の作品。推理小説のような一面もあり、面白い話もあるのだが、余りにもぶちこみ過ぎた最終話が全てを壊している。
最近、親が子供を虐待したり、育児放棄したり、虐めによる子供の自殺など悲しい報道をよく目にする。少子化が加速し、かつて国の宝と呼ばれた子供たちは減少の一途である。
児童保護救済法が施行され、虐めや虐待、誘拐など児童が命の危険を感じた時に腕に巻いた『ライフバンド』を起動すると児童救命士が駆け付け、児童の命を救うという架空の日本が物語の舞台である。
『第一章 語らない少年』。自分の窮状をなかなか -
Posted by ブクログ
ネタバレ学生はこれを読んで「いじめ」のダサさを再認識したらいい。
学校は「みんな仲良く」だけじゃなく「合わない相手には無関心可」と「いじめは犯罪行為で処罰の対象となること」を教えなければならないと思う。
主人公、よく生き残ってくれた。
悲惨な状況下でも心の拠り所があれば生き抜けること、そして最大の武器は信頼できる大人とやはり法の知識だった。
主人公が名刺でせまるところ、感動したしふるえた。
私は「それだけで許すん?優しっ」って思ったけど、作家さんは加害者にもやり直しのチャンスを与えたかったのかな、と。いや私は同等の痛みを味わってからの話でしょ派ですが。
加害者が、自分がいじめられた経験から先にい -
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母が再婚し、故郷である地に住むことになった航基。最初は穏やかな高校生活を送っていたが、継父が高校教師で、女子生徒に手を出したことをきっかけにイジメの対象にされる。次第にエスカレートしていき、航基は死のうと決意する。地元では「ゴーストリバー」と呼ばれるかつて自殺事件が起きた所で、死のうと現地に行ったが、そこで不登校で同級生の咲真と出会う。
小林さんというと、理不尽な状況に置かれた人が、どのように悩み、どのように正解を出していくのかが描かれている作品が印象深いのですが、今回はいじめ。
何もしていないのにいじめによって狂わされる人生。
何故こんなに苦しまければならないのか?女子生徒に手を出した -
購入済み
題材はいいのに、各ストーリーがイマイチ。。。
同じ方法で完全に遂行するストーリーがない。
悩める題材に、悩むストーリー、悩む人たちだらけでちょっとつまらなかったかな。