小林由香のレビュー一覧

  • 罪人が祈るとき

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    いじめられてた少年とピエロが出会っていじめた少年たちを復讐していく。そして、ピエロの過去もわかってきて、、、最後の刑務所に風船を飛ばすのには結構泣かされました。

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    2021年08月14日
  • 罪人が祈るとき

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    内容は重いけれどスピード感があり、ほとんど一気読みでした。面白かった!
    自分だったら…本当に同じ立場になったら「殺人は絶対にいけないことです。」って言えるだろうか???…考えさせられる内容でした。イジメで未だかつて警察が動くことはほとんど無に等しく…そんな中で追い詰められたら。
    どうだろう?絶対にペニーを責められない、って思った。

    小林由香さんの本は、これが初めてでしたが「イノセント」も購入したくなりました。

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    2021年05月10日
  • 罪人が祈るとき

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    スラっと読めた。復讐劇なのか、同情も感じる1冊。愛が感じられるけど、何が良くて何が悪いのかとにかく感動!

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    2021年04月09日
  • イノセンス

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    ネタバレ

    読後、タイトルと装丁が哀しく痛い。
    星吾は加害者なんだろうか…とずっと思いつつ読みました。当事者としてみればそう考えるのは致し方ないと思うものの、全然関わりのない立場から見たら彼だってやはり被害者だよな、と私には思えます。
    たぶんこれはきっと登場人物みんな絡んでくるんだろうなと思いはしたけれどそういう展開ですかと予想の斜め上でした。結末は予想通りでしたが。
    「ジャッジメント」以来注目している作家さんの一人です。

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    2021年02月25日
  • イノセンス

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    自分にとって、大切な人がトラブルに巻き込まれ、理不尽な形で亡くなってしまったとき、きっと、多くの人がその命を奪った相手に対して"憎しみ"を抱くと思う。

    だが、もし、憎みに憎んできた相手が、自分と同じくらい"苦しみ"を背負って生きているとしたら、果たして、それまで抱え込んできた"憎しみ"はどうなるのだろう・・・。

    誰かを殺すということは、相手の命を奪うだけではなく、その人を大切に想っている、周りの人の心を殺してしまうことでもあるのかもしれない。

    そして、心を殺されてしまった人は、強い。守りたいと思う者がいなくなって、空っぽになって

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    2021年01月18日
  • ジャッジメント

    購入済み

    復讐は有りか?

    表題作で小説推理新人賞を受賞。この短編集がデビュー作となる。
    被害者遺族が同じ殺害方法で加害者に対して合法的に復讐ができるという「復讐法」が施行されている仮想世界の話。
    山田悠介さんの『復讐したい』が同様のテーマであるが、こちらの作品の方がリアリティーがあり、心情描写の深みがある。
    自分は死刑廃止論者だが、自分の家族が惨殺されてもなお極刑を望まずに信念を貫けるだろうか?
    ましてや、同じ手口で復讐するなんてことになったら、自分の心が壊れてしまいそうで、とてもできそうもない。
    正義とは何か?を考えさせられる小説。

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    2020年12月14日
  • イノセンス

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    デビュー作『ジャッジメント』で度肝を抜かれた小林由香氏の最新作『イノセンス』。

    本作も非常に考えさせられるものがあった。

    あらすじであるが、

    不良3人からカツアゲされていた中学生がある若者に助けられた。しかし、その若者は不良にナイフで刺されてしまった。その場でその中学生が助けを呼べばその若者の命は助かった可能性が高かったが、中学生は何もせずにその場から逃げ出してしまう。このことが後で世間から問題となった。この逃げた中学生は、犯人以上に社会からバッシングを受け、住所、名前を特定され、ネットで炎上した。この中学生は社会から逃げるように日々を生き、現在身をひそめるようにこっそりと大学生となって

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    2020年11月07日
  • イノセンス

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    14歳の時3人の男に恐喝され、助けようとして刺された青年を見捨てて逃げた星吾。過去の罪に怯え、SNSでの誹謗中傷に耐えながら孤独に生き、大学生となった星吾の人生に絡み合う人々。誰も皆、幸せになってほしい。

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    2020年10月31日
  • イノセンス

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    登場人物が皆、やるせないほど痛々しい。だがグイグイ読んでしまう。星吾が14歳の時に、カツアゲから守ってくれた大学生が目の前で刺殺された。すぐに救急車を呼べば助かったのに星吾は逃げた。そのことが報道され、嫌がらせや誹謗中傷を受け人間不信になってしまう。大学生になり友人や好きな人ができても心は翳る。薄い本だが結構考えさせられた。生きていれば皆心に何かしらの罪悪感や傷を抱えているもの。どう反省しどう折り合いをつけていくか。物語としては後半残り僅かのページから怒涛の畳み掛け。目まぐるしかったが面白かった。

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    2020年10月27日
  • イノセンス

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    少年が犯した過ち。救急車を呼べば助かったかも…というところが肝なのはわかるけど、それで無関係な人間が寄ってたかって14歳の少年を叩きまくれるって、人間はほんとに怖いなと思った。あなたがたに裁く権利などありませんよ。自分が正しいことを証明して気持ちよくなりたいだけの癖して。

    被害者家族の苦しみを思うとやりきれないけど、それでもやっぱり、臆病だっただけの少年の悲劇にも同じように胸が痛む。被害者を思うと許せない、と思う気持ちは理解できる。でもそれは、わたしたちが決めることじゃない。

    物語は、希望が見えるラストでほんとうによかった。最後の絵の描写と、名前を呼んで手を振るシーンには、じんと来てしま

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    2020年10月27日
  • 罪人が祈るとき

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    ある少年の自殺から波及する自殺や殺人事件。本当の罪人とは?悪とは何か?色々考えさせられたミステリー小説でした。
    学校でいじめにあっている時田の視点と自殺した少年の父親の視点が交互になって物語は進行します。最初は関わりのない2人だったのですが、段々と2つの物語がリンクしていきます。どちらもテーマはいじめなのですが、とにかくいじめの酷さといったら、度を超えていて、憤りを感じるばかりでした。描写が生々しく、リアルさが際立っていました。

    また、この作品では、様々な悪が登場します。自己保身のためや自己満足のため、復讐のために悪になるなど誰にでもなりうる悪が登場するので、「悪」としての疑問が色々と頭に思

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    2020年09月17日
  • 罪人が祈るとき

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    小林由香『罪人が祈るとき』双葉文庫。

    陰惨ないじめによる自殺をテーマにしたミステリー。ちょっとストーリーをいじり過ぎて、無理矢理感動の結末で幕を閉じようとした感じ。それなりには面白いし、考えさせられる内容なのだが、もっと違う結末でも良かったのではなかろうか。

    高校でいじめを受ける主人公は公園でペニーという名の不気味なピエロと出会う。ペニーは主人公をいじめる奴等の殺害を手伝うと言うが……

    いじめの陰惨さ、いじめの被害者といじめを苦に自殺した被害者の遺族の悲しみを描きながら、本当の正義とは何かを読者に問い掛けているようだ。

    昔に比べて、今のいじめはかなり陰湿だと聞く。今の学校は運動会で順位

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    2020年09月14日
  • ジャッジメント

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    事件の被害者が犯人に対して合法的な復讐が認められた世界。設定自体はマンガなどでみたことがあり、新鮮さはありませんでしたが、執行されるまでの過程や執行官の規定がきっちり描かれているのが他にはないポイント。

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    2026年03月13日
  • ジャッジメント

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    ネタバレ

    大切な人を殺した犯人に、合法的に復讐できる社会が描かれてました。その方法は、犯人が行った罪と同じ方法で。

    とても重いテーマと、丁寧な描写で話にすぐに入り込みました。

    復讐できても、その後、「犯人と同じになってしまった」という感想をいう人が多いと話の中で書かれていて、そりゃそうだと納得しました。自分でも、どれだけ犯人を恨んでいても、復讐は無理だなと感じました。
    復讐する人の苦悩も描かれていて、とてもよかったのですが、もう一歩その先が見たかったなと正直思いました。

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    2026年02月23日
  • この限りある世界で

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    ネットの誹謗中傷に心が削られていく描写で大ダメージを負い読むの止めようかと思った(豆腐メンタル)
    ありきたりな表現だけど、これぞまさにあっと驚く仕掛け。傷は癒えないけど。

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    2026年01月17日
  • ぼくたちの報復

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    「死」について考えさせられる本。
    自殺したい少年の話。内容は重いように見えるが、読むとそこまで暗く感じない。
    人生に絶望を感じた時、人はどうするのか、どうされたいのか。
    人は皆、自分が1番可愛くて仕方ないと思わせられた。

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    2026年01月04日
  • ジャッジメント

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    復讐の連鎖は止まらない。

    殺すのは簡単、難しいのは赦すこと。

    どんなことがあっても人を殺すのは良くないと言うのは簡単であるが、机上の空論に過ぎず、実際に自分の大切な人が殺された時果たして自分は赦すことができるのであろうか。
    色々と考えさせられる小説であった。

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    2025年11月09日
  • イノセンス

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    余りに痛すぎて読み進められず
    そんなに感じなくても・・・
    そんなふうに思わなくても・・・
    とは言え、思ってしまうんだよね
    辛いなあ〜〜
    終わりの激しい巻き方?
    ちょっとホッとした

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    2025年10月17日
  • ぼくたちの報復

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    小林由香『ぼくたちの報復』ハルキ文庫。

    単行本『チグリジアの雨』を改題、文庫化。

    昔と違って、学校の虐めは陰湿で執拗になっている。1人をターゲットに大勢で虐めるなんぞ当たり前で、SNSまで使ってターゲットの噂や恥ずかしい写真をバラまくというのだから、驚くばかりだ。昔は気に喰わない奴が居れば、腕力で決着をつけたものだ。決着がつけば当人同士はサバサバしたもので後々まで引き摺るようなことは無かった。

    さらに今の世の中は学校で虐めや暴力事件があっても、学校側が隠蔽しようとするから始末に負えない。

    今年の夏、全国高校野球大会に出場し、1回戦を勝ち上がりながら、2回戦以降の出場を取り止めた広陵高校

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    2025年08月18日
  • 魔者

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    初めての小林由香さんの作品。
    地方から引っ越してきた貧しい家庭の姉弟と、その姉と同級生の地域の盟主の家庭に生まれた女の子を中心に描かれるお話。
    貧しい家庭の弟は成人して雑誌記者に、姉は17歳の時に交通事故で死亡、ある日姉弟しか知らないはずの子供時代のエピソードが小説として出版されたところから、物語が動き出す。
    姉の死の真相に近づきつつ、その背景にあったリンチ殺人事件がいろいろと影響を与えていた事がわかり…という展開で、クライマックスに近づいてドキドキが増してきます。
    ただ、結末が何となく途中で予想できてしまうのがもったいない感じです。

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    2025年07月04日